世の中は またも豪雪 止む気なし
(よのなかは またもごうせつ やむきなし)
19225 【季語】 豪雪 【季節】 晩冬
自然の理 従う他なく 春を待つ
(しぜんのり したがうほかなく はるをまつ)
19226 【季語】 春を待つ 【季節】 晩冬
昨日今日 何するでなく 春を待つ
(きのうきょう なにするでなく はるをまつ)
19227 【季語】 春を待つ 【季節】 晩冬
我が影の 背筋伸ばして 春を待つ
(わがかげの せすじのばして はるをまつ)
19228 【季語】 春を待つ 【季節】 晩冬
眠れずに 創句に走るや 春を待つ
(ねむれずに そうくにはしるや はるをまつ)
19229 【季語】 春を待つ 【季節】 晩冬
春眠に 効く一杯の ミルクティ
(しゅんみんに きくいっぱいの みるくてぃ)
19230 【季語】 春眠 【季節】 三春
春浅し 公園の河馬 生欠伸
(はるあさし こうえんのかば なまあくび)
19231 【季語】 春浅し 【季節】 初春
春浅し 寝転び遊ぶ 子等楽し
(はるあさし ねころびあそぶ こらたのし)
19232 【季語】 春浅し 【季節】 初春
川下り 瀬の音逸る 猫柳
(かわくだり せのおとはやる ねこやなぎ)
19233 【季語】 猫柳 【季節】 初春
窓写る 光優しき 猫柳
(まどうつる ひかりやさしき ねこやなぎ)
19234 【季語】 猫柳 【季節】 初春
春の星 何億光年 煌めけり
(はるのほし なんおくこうねん きらめけり)
19235 【季語】 春 【季節】 三春
朝散歩 四阿慣れず 探梅行
(あささんぽ あずまやなれず たんばいこう)
19236 【季語】 探梅行 【季節】 晩冬
四阿(あずまや)=屋根を四方にふきおろし、
壁がなく柱だけの小屋。
庭園などに休憩所として設ける。
壁がなく柱だけの小屋。
庭園などに休憩所として設ける。
吊橋と トンネル抜けて 探梅行
(つりばしと とんねるぬけて たんばいこう)
19237 【季語】 探梅行 【季節】 晩冬
探梅行 観音の御手 指し示し
(たんばいこう かんのんのみて さししめし)
19238 【季語】 探梅行 【季節】 晩冬
探梅行 お湿りの中 一巡す
(たんばいこう おしめりのなか いちじゅんす)
19239 【季語】 探梅行 【季節】 晩冬
師と歩く 探梅行や 風連れて
(しとあるく たんばいこうや かぜつれて)
19240 【季語】 探梅行 【季節】 晩冬
溶けかかる 綿雲一つ 梅二月
(とけかかる わたぐもひとつ うめにがつ)
19241 【季語】 梅二月 【季節】 初春
何の日か 抹茶と海苔から 初午へ
(なんのひか まっちゃとのりから はつうまへ)
19242 【季語】 初午 【季節】 初春
2月6日は、抹茶の日、海苔の日。
7日は初午。
7日は初午。
恋猫や 星空の下 雄叫びを
(こいねこや ほしぞらのした おたけびを)
19243 【季語】 恋猫 【季節】 初春
雪催い 二日経ったら 豪雪に
(ゆきもよい ふつかたったら ごうせつに)
19244 【季語】 雪催い 【季節】 晩冬