俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

山口百恵

2012年09月26日 | 俳句
すすき穂の 顔の向きこそ 風の向き
(すすきほの かおのむきこそ かぜのむき)
14802 【季語】 薄の穂 【季節】 晩秋


すすき穂の 体の揺れは 風の息
(すすきほの からだのゆれは かぜのいき)
14803 【季語】 薄の穂 【季節】 晩秋


秋暁や 空風を見て 深呼吸
(しゅうぎょうや そらかぜをみて しんこきゅう)
14804 【季語】 秋暁 【季節】 三秋


長き夜を 目覚めの遅き 言い訳に
(ながきよを めざめのおそき いいわけに)
14805 【季語】 長き夜 【季節】 三秋


松茸も 待つだけ無駄と 知りながら
(まつたけも まつだけむだと しりながら)
14806 【季語】 松茸 【季節】 晩秋


松茸は 松竹梅と 無縁なり
(まつたけは しょうちくばいと むえんなり)
14807 【季語】 松茸 【季節】 晩秋


赤蜻蛉 護美車来る テーマ曲
(あかとんぼ ごみぐるまくる てーまきょく)
14808 【季語】 赤蜻蛉 【季節】 三秋


吾亦紅 何年待てば 雁来紅
(われもこう なんねんまてば がんらいこう)
14809 【季語】 吾亦紅 【季節】 晩秋
雁来紅=葉鶏頭


秋扇 用は済んでも 手離せず
(あきおうぎ ようはすんでも てばなせず)
14810 【季語】 秋扇 【季節】 初秋


罪作り 山口百恵の 曼珠沙華
(つみつくり やまぐちももえの まんじゅしゃか)
14811 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋
曼珠沙華=サンスクリット語でマンジュシャカ。


まだ見えぬ 秋刀魚の顔の なつかしさ
(まだみえぬ さんまのかおの なつかしさ)
14812 【季語】 秋刀魚 【季節】 晩秋



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