俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

秋の虹

2012年09月07日 | 俳句

夢の夢 我には我の 花野あり
(ゆめのゆめ われにはわれの はなのあり)
14623 【季語】 花野 【季節】 三秋


花野には 転がり遊ぶ 妹の顔
(はなのには ころがりあそぶ いものかお)
14624 【季語】 花野 【季節】 三秋


ふるさとと 想い重なる 花野かな
(ふるさとと おもいかさなる はなのかな)
14625 【季語】 花野 【季節】 三秋


曖昧と 言い得て不思議 秋の空
(あいまいと いいえてふしぎ あきのそら)
14626 【季語】 秋の空 【季節】 三秋


忙しと 心亡くせし 秋の空
(いそがしと こころなくせし あきのそら)
14627 【季語】 秋の空 【季節】 三秋


人品は 世の礎と 天高し
(じんぴんは よのいしずえと てんたかし)
14628 【季語】 天高し 【季節】 三秋


ふらここは 二人で漕ぐもの 天高し
(ふらここは ふたりでこぐもの てんたかし)
14629 【季語】 天高し 【季節】 三秋
ふらここ=ぶらんこ


五重塔 池に映りて 天高し
(ごじゅうのとう いけにうつりて てんたかし)
14630 【季語】 天高し 【季節】 三秋


噴水に 見え隠れする 秋の虹
(ふんすいに みえかくれする あきのにじ)
14631 【季語】 秋の虹 【季節】 三秋


いつまでも 心に残る 秋の虹
(いつまでも こころにのこる あきのにじ)
14632 【季語】 秋の虹 【季節】 三秋


手に取りて 掴まれそうな 秋の虹
(てにとりて つかまれそうな あきのにじ)
14633 【季語】 秋の虹 【季節】 三秋


長き夜や 瞑想めぐり エンドレス
(ながきよや めいそうめぐり えんどれす)
14634 【季語】 長き夜 【季節】 三秋


踏み入れば 草露白き 社跡
(ふみいれば くさつゆしろき やしろあと)
14635 【季語】 草の露白し 【季節】 仲秋


コメント
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