俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

星月夜

2012年09月13日 | 俳句

格子窓 喜び薄る 秋の空
(こうしまど よろこびうする あきのそら)
14687 【季語】 秋の空 【季節】 三秋


耳残る 秋風の音 清々し
(みみのこる あきかぜのおと すがすがし)
14688 【季語】 秋風 【季節】 三秋


雲隠れ 心でも見えぬ 後の月
(くもがくれ こころでもみえぬ のちのつき)
14689 【季語】 後の月 【季節】 晩秋


曇り空 痩せ細り行く 見えぬ月
(くもりぞら やせほそりゆく みえぬつき)
14690 【季語】 月 【季節】 三秋


曇り空 目を瞑り見る 星月夜
(くもりぞら めをつむりみる ほしづきよ)
14691 【季語】 星月夜 【季節】 三秋


バスを待ち ひとり眺める 星月夜
(ばすをまち ひとりながめる ほしづきよ)
14692 【季語】 星月夜 【季節】 三秋


塩枯れの 松の手入れに 賛否あり
(しおかれの まつのていれに さんぴあり)
14693 【季語】 松手入れ 【季節】 晩秋


おのが名に 振り仮名が要る 暮の秋
(おのがなに ふりがながいる くれのあき)
14694 【季語】 暮の秋 【季節】 晩秋


客来れば 出る里芋の 煮ころがし
(きゃくくれば でるさといもの にころがし)
14695 【季語】 里芋 【季節】 三秋


談笑が 旨さ増す酒 秋の宵
(だんしょうが うまさますさけ あきのよい)
14696 【季語】 秋の宵 【季節】 三秋


コメント
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