俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

御礼 掲句九千句

2009年02月19日 | ごあいさつ
今日で、掲句九千句を達成しました。
これも、皆様のご支援の賜物と思っております。
今後とも、創句活動を続けていきます。
ますますのご支援よろしくお願い申し上げます。
                    千秀

春の風

2009年02月19日 | 俳句

『マスク越し 目許かわいや 顔見たし』
(ますくごし めもとかわいや かおみたし)

『マスクせば 鬼やら福の 面多し』
(ますくせば おにやらふくの つらおおし)

『トンネルを 抜けるとそこは 梅の園』
(とんねるを ぬけるとそこは うめのその)

『佐保姫や 吹く風楽し 空青し』
(さほひめや ふくかぜたのし そらあおし)
                   佐保姫=春の女神

『春の酔い 春宵千金 今昔』
(はるのよい しゅんしょうせんきん いまむかし)

『春の日を 背に感じて 眠り入る』
(はるのひを せなにかんじて ねむりいる)

『春霞 メモ一枚の 作句かな』
(はるがすみ めもいちまいの さくくかな)

『春朧 健康の証 作句数』
(はるおぼろ けんこうのあかし さくくすう)

『竹の秋 嵯峨野に吹く風 瑞々し』
(たけのあき さがのにふくかぜ みずみずし)

『春雨や 一粒一粒 口に受く』
(はるさめや ひとつぶひとつぶ くちにうく)

『地下に吹く 風の強さよ 春疾風』
(ちかにふく かぜのつよさよ はるはやて)

『春風の 二番も吹くぞ 南風』
(はるかぜの にばんもふくぞ みなみかぜ)

『春霞 贔屓している 山もあり』
(はるがすみ ひいきしている やまもあり)
                  =9000