俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

吉永小百合?

2007年07月20日 | 俳句

『夏の夕 花鳥諷詠 黄泉の国』
(なつのゆう かちょうふうえい よみのくに)

『按摩器で 極楽までの 昼寝する』
(あんまきで ごくらくまでの ひるねする)

『夏怒濤 飛沫の割れて 青き空』
(なつどとう しぶきのわれて あおきそら)

『梅雨明けの 宣言待たず 明けている』
(つゆあけの せんげんまたず あけている)

『茄子の花 花を愛せば 実も美味く』
(なすのはな はなをあいせば みもうまく)

『無駄の無き 薄紫の 茄子の花』
(むだのなき うすむらさきの なすのはな)

『扇子女 風にそよぐや ほつれ髪』
(せんすびと かぜにそよぐや ほつれがみ)

『涼しげな 女優の写真 壁紙に』
(すずしげな じょゆうのしゃしん かべがみに)

『涼しさは 鼻にかかりし その声に』
(すずしさは はなにかかりし そのこえに)

『その顔に 惹かれ見惚れて ああ小百合』
(そのかおに ひかれみとれて ああさゆり)

『七つの子 泣く時は好し 草苺』
(ななつのこ なくときはよし くさいちご)

『凛然と 豁然として 桔梗咲く』
(りんぜんと かつぜんとして ききょうさく)
コメント
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