俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

博多山笠

2007年07月14日 | 俳句

『手を上げて 黄色いパラソル 梅雨の路』
(てをあげて きいろいぱらそる つゆのみち)

『汗と雨 何とかしてよ お天道』
(あせとあめ なんとかしてよ おてんとう)

『若き程 座り眠れる 夏電車』
(わかきほど すわりねむれる なつでんしゃ)

『携帯を 始終離さず 夏の女』
(けいたいを しじゅうはなさず なつのひと)

『時間前 女性専用 薔薇の棘』
(じかんまえ じょせいせんよう ばらのとげ)

『撫子は 大和でなくて 北の国』
(なでしこは やまとでなくて きたのくに)

『大潮を 知らぬ予報士 夏旱』
(おおしおを しらぬよほうし なつひでり)

『薔薇の花 露一雫 落ちにけり』
(ばらのはな つゆいちしずく おちにけり)

『雨音の 台風接近 強まりぬ』
(あまおとの たいふうせっきん つよまりぬ)

『飾り山 台風避難 追い山は』
(かざりやま たいふうひなん おいやまは)
コメント
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