駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ドラムセットにひと工夫

2011年02月10日 | ドラム&パーカッション
ライブに関してドラマーとして思い浮かぶのは、まずは常設のドラムセットのこと。
その店のドラムセットに自分の演奏を合わせるか、或いは自分にドラムセットを合わせるか。
どこのハコでもそうなんですが、そこにあるセットをいかに使い切ってストレスなくいい演奏をするか、それはある意味ドラマーの腕次第ということにもなりますね。
できれば、自分にドラムセットを合わせたいよね。
所詮ドラムは“道具”ですし。
しかし、何ともならんセットしかない場合、その「ドラム様」に自分が合わせて普段通りのベストな演奏をするっていうのも、プロっぽくてかっちょいい。
ズージャのベテランドラマーも、スティックしか持ち歩かないって人、多いですからね。
まあ、ピアノ弾きのピアノもそうだし、ギター弾きのギーアンもそうです。
初めて行く店は、何が置いてあるか、そこが分からないのでかなり不安ですよね。
ですから、ドラム持ち込みができる場合はできるだけ持ち込んでいますが、ワンマンライブじゃなくてドラム使い回しの場合には、後者の“スティックしか持って行かないプロ”的なスタイルを目指すのであります。
入れ替え時に、スタンドやらシンバルやらいちいち取り替えていたら、演奏時間が削られるだけで、気は焦るし、大荷物でしんどいし、あんまりいい結果にならないもんです。

さて、先週の静ケンライブでのドラムセットのお話です。
もちろんピンのライブですから、ドラムセットはいじくり放題、ひと工夫したいものです。
前回の12月のライブで、タムホルダーが一つ壊れていたのを思い出し、ワンタムでやるか、ガムテで養生して乗り切るか、いや別に悩まなくても、壊れていないタムホルダーを持って行きゃあいいことじゃん。
てなわけで、自分のドラムセットのタムホルダー並びにショートタイプのシンバルスタンドを持参しました。

ヤマハのタムホルダーのスタンド部分というのは、三つ口になっているので、タムが二つとスプラッシュシンバルをセットするのに最適なんです。

さて、肝心のタムホルダーなんですが、このホルダーが時代によってタイプが二つあって、どちらを持っていくかで悩みました。

昔のタイプが右側。
タムに穴があいて、差し込むタイプなのでアームが長いんですね。
こちらは、ヤマハの名器、9000Rなどでも古いセットはこのタイプなんです。
始めは、自分は静ケンのドラムセットは古いこのタイプだと勝手に思いこんでいたので、このタイプを持って行こうと思っていたのですが、「いや待てよ、万が一・・・」と嫌な予感がしたので、急きょ新しいタイプも持って行くことにしたんです。
荷物が増えちゃって、駐車場からの道のりが重たくなるんだけどねえ。
それが結果大正解で、セットしながら驚いた。
タムに穴が開いていないタイプだったんです。
そこで「静ケンのドラムは、実はそんなに古くないんだ!」と気付いたというわけでした。
このタイプは、せいぜい10~15年ぐらい前からだと思うので、それほど古くはないということです。
つか、15年って充分古いって?
いやあ、オレからすりゃあ15年なんて最近っすよ。へへへ。。。

まあ、そんなわけでセッティングも無事に終わり、ストレスもなく演奏することができました。

今回のスネアは、ニューアイテムのTAMA-PSS146。
もうちょっと時間があれば、スネアのチューニングをあれこれ試したかったんだけど、リハの時間が足りずにできませんでしたが、まあ、問題はなかったのでよしとする。
あんまり欲張るといいことはないのでね。
他に、チャイナシンバルも持参して、普段通りのセッテイングとなったというわけです。
めでたしめでたしっと。
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