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駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

悩みどころ

2012年06月13日 | スネア
6月13日(水)
まあ~、しんどい。。。
週の半ばなので通勤と仕事でくたびれるのは当然なんだけど、バイオリズムが下り坂なんだろうか、ひどく疲れますです。
じじいって言うな。(涙)
ここ数日アレルギーの痒みもハンパなくて、昨夜寝る前に薬を飲んだら、今朝は頭がボ~ッとしてふらふらの通勤でした。。。
痒くてイライラと、薬でフラフラとどっちが楽なんだか。。。
悩みどころですハイ。
いや、こんなことじゃなくて、本来の一番の悩みどころを書こうと思ったんだって。

スネアのチョイス。
数十年(あちゃ~!)いろんなスネアを叩いては来ましたが、こればっかりは悩みどころです。
なんつったってその時その時で、一番の好みのサウンドって変わってきますもんね。
流行りもあるしね。
メタルの「カンカンキンキン」も「スコ~ン」も、ウッドの「スパン」も「ズドン」も、CD聴いたらその年代が分かるってぐらいに流行りって大きい。
でも、今じゃもう一回りしちゃったから何でもありなんですけどね。
だから余計に、スネアを変えるたびに「あ、いいじゃん」みたいな再会の喜びみたいなものが出ちゃうじゃんね。
悩みは尽きんだよ。
画像は、先週の「サイモン」さんで使ったパールのワンピースメイプル「あかねさん」。相変わらずニックネームはテキトーだけど。
この子も、ずっと寝かしてて、何か月前かに引っ張りだしたら、「いいじゃん」みたいになって再登場でした。
ちなみにセットもね。

俯瞰で。

ま、見飽きた構図だわね。
一番悩むのが、今回の「ザ・スターキー」でのスネア。
リンゴ様(偉人ですから)は、ラディックのウッド「ジャズフェスティバル」というスネアを使っていましたので、やっぱウッドだろ?って思うんだけどさ、でもね。

あの、録音回転を変えた「HELP!」なんかをまともに騙されて聴いてると、どうしてもメタルの音にしか聞こえなかったりするわけですよ。
深さの浅い5インチ程度のスチールスネアをカンカンに張って叩いてみたくも思うんですよね。
そこが、ビートルズマニアとの違いなんですけど。
邪道なんでしょうねえ。
でもね、悩んじゃうんですよ。
それに、あのスネア、今じゃとても高くて買えませんもん。
ゴメンナサイ。。。
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スネアは寝かせろ?

2012年01月17日 | スネア
先週のサイモンさんでのライブで使用したスネアは、これ。
赤いパールのワンピースメイプルで14×5.5インチ。
もう数年間、倉庫にしまったまんまで久々の出動でした。
このスネア、20~25年程前に買ったものですが(覚えてましぇ~ん)、当時はなかなか鳴ってくれなくて苦労した思い出があります。
お金のない時でしたから(今もだけど。。。)ものすごく期待していたんだけどね。
表裏チューニングしたりミュートしたりヘッドを変えたりして試したんだけど、想像した音じゃなくて、ひどく落胆したんですね。
それでも、当時のハコバンだったオールディーズバンドでは暫らくの間、メインとして使っていました。
しかし、店長から「そのスネアの音、今風過ぎない?」との一声で断念。
自分ではそれほど感じてなかったんだけど、ステージから離れて聴いていると、流行りの音というか、当時の最新のレコーディングなどに使われる音だったみたいです。
「そ、そうだったのか~。。。」ってな感じで、お蔵入り決定でした。
その後、何度か使ったことはあったんだけど、やっぱりピンと来るものがなくて、また倉庫行きでした。
で、今年の正月にふと思い出して、この可愛らしい赤いスネアちゃんと久々のご対面。
なんか、今回はいけそうな予感がしていましたが、案の定ノープレブレムでした。
ヘッドも新品の物を持って行ったんだけど、叩いてみて何ら全然違和感のないサウンドだったので、昔のまんまのヘッドで演奏しました。
かつて読んだドラムマガジンのコーナーで、あるプロドラマーが
「スネアは寝かせる期間があって、暫らく寝かせるといい音になる」
みたいなことが書いてあって、当時は
「う~む。。。」
みたいな感じで読んでいましたが、何だか信じられないけど本当にそんな気がします。
かといって、来月もこれで行くと、
「ええ~?こんなんだった?」
みたいなことになったりして。。。

スネアって、不思議です。
生き物ですね。
ウッドか、メタルか。
13インチか14インチか。
深胴か浅胴か。
オレ、いつまで経ってもそこのところで揺れ動いています。
憎いやつだぜ。へへへ。。。
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13インチスネアの魅力

2011年10月27日 | スネア
10月27日(木)
今月のドラム&リズムマガジン11月号の特集が、「美味しすぎる13インチスネア」ってお題目で、13インチシグネチャー・スネアを出している、近年話題の世界的売れっ子ドラマーのインタビューやら、各社ドラムメーカーの13インチスネアを試打しての叩き比べコメントなどが大々的に掲載されています。
うむうむ、なかなか見応えのある特集でしたし、その比較っぷりも面白かったですね。
オレ的に言わせてもらうと、13インチスネアってもうかなり前からマイブームでして、まあ、今さらって感じでもありまして。
でもこういう特集は嬉しいし、興味深い。
自分が興味を持ってから数年ですが、あれこれと自分の出来る範囲でお試ししました。
13インチスネアに関する評価としては、一言で言えば素晴らしい。
国産のスネアのいくつかは、自分でいじくって確認済みですから、きっぱりと自信を持って言えるんです。
だけど、手に入れるには自費で購入するしかないですから、やっぱり10万円以上する輸入楽器については、手に取って触れることはできませんし何とも言えない。
そりゃ、お金持ちならさっさと購入してそうしてますが、いかんせん普通のビンボー人ですからねえ。
まあ、想像の世界でしかありませんが、相対的に言えば、13インチスネアの世界はかなり門戸が広いということです。
セッテイングも楽だし、各スネアのサウンドが個性的で、ドラマーの考え一つで音色を変えられるという点、しかも音量的にも遜色はないという、こう言ったらスーパー・スネアじゃないかっていうぐらいの利用価値が高いのであります。
ですが、ここで問題提起。
オレ、長いこと13インチスネアと取り組んできましたから、だからこそあえて問題提起。
つか、あえて落ち着いて振り返るのですよ。
往年の14インチスネアの、落ち着き払った深い音を。
そう、あの14インチスネアが何故長い間、「定番」としての地位を確立してきたのか。
それは、長い歴史がやはりあるんですよね。
ロック、ジャズ、クラシック、マーチングと、あらゆる場での不動の地位を確立してきました。
その理由があると。
クラシックの世界についてはウンチク垂れるような知識も経験もありましぇんから、とりあえず五平ってことで。
ひとまず。
ハードロックの世界では、メタル製ならではの衝撃的なズバンズバン抜けるサウンド。
ウッド製のスネアでは、ロックもそうですが、一般的なポップスでも聞くことができる柔らかで暖かいサウンド。
またジャンル的には、ズージャにおける14インチならではの間口の広いが故の渋いブラシサウンドですとかね。
往年のドラマーでは、やはりオレにとって神の、名ドラマーリンゴさん、メルさん、ボンゾさん、ペイスさん、アピスさん、ガッドさんなどが与えてくれた、驚愕のサウンド。
そうなんだな、やっぱり往年の14インチの響きがあっての上での、13インチスネアの個性的サウンドなんだと言えるんじゃないでしょうか。
やはり、スネアはドラマーの言葉であり、意思、魂でもあります。
そう、SOULなんであります。
スネア一発に命をかける、これがドラマーなんですよ。
バンドが生きるも死ぬも、ドラマーのスネアサウンドにかかっているわけですよ。
頑張ろうね。つか、オレこそだった。。。へへへ。
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スネアサウンドについて考える

2008年08月13日 | スネア
ドラマーである以上、スネアの音ってとても気になる音だ。
CDを聞いてもライブを見ても、まず飛び込んでくるスネアの音がどうなのか、気になるところだ。
いや、そんなこと改めて考えてはいないんだけど、耳の神経が自然とそこに集中するって感じかな。
なぜなら、耳に飛び込んできたスネアサウンドの第一印象が、その演奏者の個性を表すともいえるからだ。

音楽のジャンルによってもスネアサウンドは変わってくるね。
例えばマーチング・バンドのスネアはそれ自体がドラムセットのスネアとは違うし、レゲエバンドでは深胴のスネアを緩いチューニングでは叩かないだろう。
演歌やバラードの伴奏では演奏自体がソフトになるし、スネアサウンドはさほど重要視されないね。
でも、それはその演奏曲の場合であって、ドラマー個人が求める音があるわけだから、やはり各個人で違ってくる。すなわちドラマーの個性である。
聞くほうは、その個性をまず楽しみにしているともいえる。

カンカンキンキン鳴らせるか、ズドズド言わせるかで第一印象が違ってくる。
好き嫌いの違いも大きい。
あえて細かく表現すると、ハイ・チューニングかロー・チューニングか。
アタッキーなサウンドか抑えた音作りか。
スネアの材質はメタル系かウッド系か。
ミュートをするかしないか。
ミュートは音作りの一番手っ取り早い武器だね。
オレの場合、ミュートはガムテを小さく丸めたものを演奏の都度貼り付けている。
ガムテで最も原始的な形でスネアの倍音をイコライジングするわけだ。
いや、イコライジングって言っても減衰させるだけで増幅はできないけどね。
そして気になるいやな倍音だけをカットする。

スネアの倍音は、オイシサのミナモトだ。
リムショットでパキンと叩くと、ヘッドとスナッピーとスネアの胴、リムや舟型などの付属品が一緒に鳴るわけで、いろいろな倍音が鳴っている。
多分、人間の耳には聞こえない周波数なんかもガンガン鳴っているだろうね。
で、聞こえる音の中の気持ち悪い部分を消して、オイシイ音だけ残したらスネアサウンドの完成だ。
キンキンと耳をつく高音なんかはミュートで消して、ドシンという痺れるような低音とトゥ~ンと伸びる甘い中音をうまく残すことができると、それは自分の望むスネアサウンドだ。

この好みの音というのが厄介でね。いつでも作れるものでもなかったり、自分の好みがつねに揺れ動くし、曖昧でもある。
だからドラマーって、スネアをいくつも買っちゃうんだよね。
多分ギタリストもそうだと思う。
こだわりの世界だよね。アニメにもあるじゃんね「音を求めて何千里」ってね。へへへ。

だけど、ただ「たくさん揃えたいだけ」なんていうやつらはドラマーでもギタリストなんかじゃなくて、コレクター(収集家)だからね。
べつにまあいいけど。
更に「それを転売して儲けるだけ」なんてやつらはコレクターですらないので、大いに軽蔑するべし。
まあそれを商売で生業にしてる人もいるから仕方ないか。
とりあえず、スネアサウンドはオレ達ドラマーにとっては永遠に真面目にこだわりたい部分だ。
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ニューカマー“ジョイ君”

2007年05月31日 | スネア
ついこの間ウチに来た“ジョイ君”です。
実はこれ、内緒です。
でも嬉しいので、ちょっとだけ見せちゃいますね。
「金がない金がない」と言いながら「買いました」とはなかなか言えず、まだ内緒のままです。

PEARLのスネア、Joey Jordisonモデル、スティール13×6.5です。
本当なら“ジョイ君”じゃなくて“ジョーイ君”なんだろうけど、ジョイ君のほうが可愛いかな?なんてさ。「アブラよごれにジョイ♪」なんてね。へへ。
漢字にしたら「女医」だったりして。へへへ。
何だか、高慢ちきなお笑い系タレント医師を思い出しちゃった。がく。

サテ、オレはこのところ13インチスネアにはまってまして、いろいろと試しています。
今でこそ、各メーカーから13インチスネアは売られていますが、かつては14インチ以外は「キワモノ」的なところがあったスネア界です。
自分としては、ずうっと前から14インチの音色に、何か“甘み”成分を含むことができたらいいのにな~って思っていました。
“甘み”成分とはすなわち、カンカンキンキンという耳障りな高音ではない、倍音の中に含まれる美味しそうな高音なんだな。
それを、口径を1インチ小さくすることで実現できるというわけなんだけど、なかなかそれが売っていなかったんだ。

そしたら、ここ数年で、各メーカーのお抱えすご腕プロ・ドラマーが、次々と13インチのシグネイチャーモデルを発表しました。
やっぱり考えることは同じかなー、って。ちょっと言い過ぎました。
で、その中でメチャクチャ気になっていたのが、ヤマハのスティーブ・ジョーダンモデルだったわけで、買うまでには相当時間がかかったけれど、前回やっと購入できて大正解だったというわけです。
何と言いますか、オレの勘ちゅうか狙いがピッタリと当たりまして、ウッドは“冗談君”が自分の好み通りの素晴らしいスネアだったというわけです。

そこで、今度はメタルの13インチが必然的に欲しくなっちゃうわけです。
ま、ドラマーの「佐賀」じゃない「性」であります。
ウッド→メタル→ウッド→メタル→ウッド・・・・エンドレス~ラブ♪ちゅうわけで。
今回、メタルにもいろいろとありますが、ここは一つ男らしく「スティール」をチョイスしたのでありますが、その理由は
1.音がでかい
2.値段が安い
3.男らしい(気のせい)
でありますが、貧乏人ドラマーに最もありがたいのは2番ですね。へへ・・がく
しかし、音がでかいのは確認いたしました。
本日、POWDERの公開リハに「女医君」じゃねえや「ジョイ君」を連れて行きました。


POWDERスタジオのドラムセットにピッタリマッチしています。かっちょいいねえ。
すると、ドラムにうるさいジュンジ(ボーカル&パーカス)がすぐに気付いて、いろいろと感想をくれましたが、音がでかいことは確かでした。
あと、チューニングについては、かなりレンジが広いと思われますので、ローピッチも試してみたいと思います。
これからのライブには、ウッドの“冗談君”とスティールの“ジョイ君”と、2台持って行きたいぐらいに思っちゃいます。

「こまったこまったブロッコリー」・・・違うか。
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「冗談君」のご紹介

2007年01月13日 | スネア
画像は、突然命名されて戸惑いつつ、堂々として写真写りのよい我が子我が友「冗談君」であります。
思いつきで勝手に命名しましたが、なお且つ勝手な印象を書こうと思うのであります。
冗談君は、1月6日のことだから先週の土曜日の夜、我が家にやってきました。
そしていきなり翌日の7日には静岡ケントスでデビューし、1週間に満たない12日に浜松メリーユーで2度目のステージに立ったのであります。

試し打ちというものをやらずに購入したので、殆んど勘だけが頼りの状態で一発勝負、静ケンさんのステージで探りながらのデビューだった。
しかし、ヌケのよいサウンドは概ね好評で、使用したオレもほっとした。
録音した静ケンライブでのスネアサウンドは、個性あるスネアサウンドが心地よく聞こえて、聞きなおしても気持ちよかった。
そして、昨日の金曜日に使用したメリーユーでのライブ音源を聴くと、若干の違いがあった。
それは、まず音量の違いである。
静ケンもメリーユーも、個別にスネア及びドラムセットをマイキングしていないのだけど、自分は歌うのでボーカルマイクを立てており、そのマイクでスネアサウンドもかなり拾われる。
だから録音した音源を聞くと、2拍4拍のアタック音は勿論、細かいロールまで結構クリアに聞こえるはずだった。
しかし、今回比較すると、静ケンでのスネアサウンドに比べ、メリーユーでのスネアサウンドは音量が弱かったのだ。
スネアの径が標準サイズの14インチより一回り小さい13インチのため、音量が低下するのは当然だけれど、静ケンの時には違和感がなく、むしろぴったりマッチした感があった。
一方、メリーユーではドラムセットの中ではスネアが後ろに引っ込んだ感じがした。
その違いは、環境の違いだと思う。
まず、ドラムセット。
静ケンのセットは、YAMAHA9000-Rの比較的小ぶりなキットで材質はバーチ、BD22インチ、フロア14インチ、タム10および12インチで、メリーユーが同じYAMAHAだけどメイプルの深胴タム、サイズは一回り大きいロック仕様のキットである。
だから、メリーユーではドラムセット自体の音量に負けてしまった気がする。

また、静ケンではドラム台がステージ中央に一段高くセットされているために、ドラムセットの音が客席の隅々まで広がるので、録音してもスネアがクリアに聞こえる。しかも、ステージ中央ということで、メンバーのボーカルのマイクにもドラムの音が入り、直接マイキングしていないにもかかわらず、スネアのアタックは拡声されているということだろうと思う。
メリーユーでは、ドラムは床にベタ置きでステージの向かって右隅だ。下手をすると演奏していて消音カーテンが腕に当たりそうな位置である。で、録音するのは全く逆の位置のPAスピーカーの後ろ辺りなので、ドラムが遠く感じるのはやむをえない。だから、今まで頻繁に使用していたメタルのスネアや、メイプルの標準サイズのスネアのほうが、メリーユー向きと言える気がする。

音色に関しては、スティーブ・ジョーダンの音楽指向そのもので、いかにもファンキーである。特にハイピッチに締め上げなくても「スコーン!♪」と抜けてくれる。オレはドラマーやっててよかった、という気持ちになった。一発で「カイカ~ン」と思うこと請け合いだ。ただ、倍音が少なくて音程感がクリアに出るので、飽きるのも早い気がするのが早くも残念。
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スネアチューニング

2006年11月22日 | スネア
現在、オレのメインで使用しているスネアサウンドを紹介するかな。
今、もっとも使用しているのは、ラディックのLM400だ。
世界的スネアの定番モデルである。一家に1台このスネア、っていうぐらいどの家にも置いてありそうな普通のスネアだ。
スティール製でサイズは14×5インチだ。ヘッドにはレモのCSコーテッドを装着して、明るいアタック音を強調している。
ウチのバンドは、ジャンル的にオールドミュージックがメインで、ロッキンロールでバンド全体の音量が上がる場合には、やはりスネアのスコーンとヌケる音色と音量は絶対必要になってくる。
そんな必要をいとも簡単に満たしてくれるのが、このスネアである。
チューニングのコツは、ややキツめに張ること。特にスネアサイドをキツく張るのがポイントだ。
すると、リムショットの音が「ペタ」という音から厚みが加わり「スコン」という音になる。また、CSヘッドを打面に使う事により、明るい甘さ成分が加わるのである。
ライブ音源を聴くと、リムショットのヌケが抜群で我ながら気持ちいいサウンドだ。

もう1台、よく使うのがパールのチャドスミスモデル。
これもスティールの14×5インチで、ヘッドはレモのスエードエボニーを使用している。何故このヘッドをチョイスしたかといえば、単にスネアのシェルの色が黒いからヘッドも黒い色にしたということと、ヘッドの裏面にドットが張ってあり、CSのようにサウンドに明るさが加わる気がしたからだ。
このスネアもけっこう張り気味にチューニングしているが、スネアのシェルにもともと甘み成分があるようで、カンカンに張りすぎると「キンキン」という耳障りな倍音が気になるので、丁度いいところを探すのは楽しいのだけど、面倒というか、ちょっと暴れん坊なスネアという感じである。サウンド的にも音量にも問題なく、とてもいいスネアだ。
今のところ、この2台があればロッキンロールバンドには何も問題はない。
いずれも中古で購入したものだが、このスティール製の2台がメインになっていて、ウッドは最近ずっと使用していない。
だが人間、飽きが来るという困った性癖があり、オレは次のスネアが欲しくてたまらない。欲しい機種は3つほどある。でもお金がない。宝くじ当たらない。ひ~。
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スネアドラム

2005年11月23日 | スネア
(PEARLチャド・スミスモデル)
ドラマーのこだわる一品と言えば、まずはスネアドラムでしょう。
違うよパンツだよ、とか靴下だよ、なんて言う奴は世の中のドラマーの中にいてもいいけどほかっておく。
オレは今まで何台かのスネアを所有して、何台かのスネアを手放してきた。
気に入ったスネアはそのうち数台あり、その時その時のマイブームによりお気に入りの1台が入れ替わってきた。

写真のパール製チャド・スミス・シグネイチャー・モデルもその1台だ。
チャドとは、ニワトリの一種じゃなく、ご存知レッド・ホット・チリペッパーのドラマーだ。
だからケンタッキーフライドチキンじゃないってば~
荒々しいサウンドのイメージがあるチャドだが、実は繊細な技術も素晴らしいドラマーである。そんな彼が考えた優れたシグネイチャースネアである。

スチール製らしい荒々しいアタックと、明るすぎないトーンが楽しめる逸品だ。
しかもお値打ちなのだ。お試しあれ、の1品でっせ。
オレのこの相棒は、ある人からめちゃ安く譲り受けた物である。
暴れん坊なスネアなんだけど、ヘッドの選択とミュートでほんの少し倍音をカットしてやれば、思いどうりのロックサウンドが作り出せてお気に入りだった。
ヘッドはブラックヘッドに替えてみたら大正解。メーカーは、、、何だっけ・・。
そうそうAQUARIAN、ジャックデジョネットモデルだった。
ミュートは軽くリングミュートを15cmぐらい切って貼り付けている。

お気に入りだった、って何故過去形かと言うと、少し音に飽きたことと、オールディーズの昔のサウンドにスチールよりも木の温かみが恋しくなったことが要因である。
ま、そうは言ってもすぐに木胴に飽きてスチールに戻るんだけど。
しばらく離れてみてその良さが思い出されて恋しくなるんだよねー。
って、浮気性なのね、ドラマーって。つーかオレ・・・
女とスネアって一緒!?ヤバ・・
何つっても今は既にラディックのスチール5.5インチがメインだもんね。
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