大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

日経ビジネスオンラインにサンゲツの安田社長が。

2016年06月21日 | いい言葉
今日6月21日の日経ビジネスオンラインに、サンゲツの日比祐市相談役と、
安田正介社長へのインタビュー記事が載り、たいへん興味深く読ませていただいた。



2年前、三菱商事出身の安田社長が就任されたというニュースにはとても驚いた。
次の社長は当然、創業家の日比家から出るものとばかり思っていたからだ。

昔のサンゲツを知る人間、この業界で仕事をしている40歳代半ば以上の人間の多くは
やはり驚いたのではないだろうか。
創業社長の故日比賢昭氏を知る人は特に。だと思う。

サンゲツは変わる。

多くの人間がそう思ったはずだ。私も思った。
そして実際、サンゲツは大きく変わりつつある。今もなお。

それは業界にとっても、社員にとっても、良いことだ。

顧客側の私たちにとっては、その変化にともない、今まで当たり前に享受してきたサービスが
いくつか受けられなくなるマイナスな側面もあったが、いやそれは仕方のないこと。
むしろ今までが過剰なサービスを受けていて、それに馴れてしまった私たちが増長していたのだ。

末端の「業者」である私などが、日比相談役や安田社長とお話できる機会はまず滅多にない。
「新作エクセレクト発表会」で当時の日比社長に偶然ご挨拶できたのはもう数年前のことだ。。

だから今回、日経ビジネス・・で日比・安田両氏の言葉に、インタビューの書き起こし記事で
接することができたということは非常に貴重だった。
理解を深めることができた。とてもよかった。

とりわけ、経営権の委譲については、

『創業者は欲を抑える。社長は組織的経営を進める。
 この二つの要素が機能して、創業家からの上手なバトンタッチが成立する』

という一文に集約される。

サンゲツの益々の発展、在籍する同期入社のみんな・当時の先輩・後輩の益々の飛躍を
期待・お祈りしたい。

材料仕入れ額は少なくても、サンゲツを愛し信頼している、うちみたいな弱小業者の社長(親方)が、
全国には幾千といるということを、巨大一流企業になっても忘れてほしくないなあ、と思う。

まあそこらへんは、かつての「イズム」を刷り込まれた生え抜きの猛者である在籍のベテラン諸氏が
上手く若い世代へ引き継いでいってくれると信じてるし。

建設業界の中の「内装仕上げ」の地位、業者自体のいろんな意味でのレベルの低さ、未来を担う若い職人の育成・・・
これらはサンゲツが変化することよりも、長期的で難しい問題かもしれない。

それらも含めて業界のリーディングカンパニーとしてサンゲツには頑張ってほしい。
頼むよ!森田!井上!井澤!牧!斉藤!浜田!
コメント (2)
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