源氏襖でワンランク上の満足を

大垣市内の住宅のふすまの張り替えを受注しました。

２階の祭壇が鎮座する部屋の出入口は片開きの普通のふすまでした。
開閉頻度が多いためか、吊り元の蝶番ビスが外れ、ふすまも半分脱落しそうな状態でした。

開き戸は使い勝手が悪く、閉めると廊下も暗くなる、という奥様の悩みをお聞きし、
それならば、こんなふすまもあります、と源氏襖の一本引きをご提案しました。

造作工事もともなうため割高ではありましたが、お見積額を了承していただき、実施しました。

廊下側は一本溝の鴨居を新設、敷居はアルミフラッターＶレールを直付けしました。
ふすま下部には樹脂製の三角のスベリを取り付け、Ｖレールに沿って走らせます。



中抜きの紙張り小障子越しの光が暗い廊下を明るくします。



部屋側から見ると、たった一本ですが「他とちょっと違う凝ったふすま」が映えます。
（道具箱が邪魔！）



奥様の悩みをみな解決しただけでなく「これはいいわねえ！」と大変よろこんでいただけました。

今回もいい仕事しました。


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