病院広報(はとはあと)評価支援情報

「はとはあと」は、市民の暮らしに必要な、誠実で適切な医療情報を評価し、支援することで参加施設の透明性と“信頼を高めます。

なぜ、広報の評価に理念が問われるのか

2011-05-18 13:53:25 | はとはあと最新情報

 広報は、ただコトを伝えるだけでなく、その奥にある「姿勢」や「意志」を社会に示す活動といえます。その姿勢や行動をとることによって意味や思いが発信される、いいかえれば広報によって理念が示され、さまざまな営みに発展するわけです。
もっと言えば、広報が伝えるべき究極の概念は「理念」そのものです。手段を選び、相手の目線に限りなく近く、かみ砕いてわかりやすく、時間をかけて浸透をつづけます。その結果、組織のあらゆる営みは理念を源泉として生まれていなければなりません。

 理念があっても、広報がなければ、ただのお題目です。反対に、広報が活発でも、理念が貧弱であれば、その社会的役割は果たすことができません。理念や情報という肌で実感しにくい価値観(空気)は、沈殿することのないよう広報により絶えざる覚醒が必要ですが、その広報は、理念の実現によって、切れ味を増すということもできます。
こうした経営理論から、病院広報の評価基準「はとはあと」の第1ステージでは、理念対応についての評価項目を配置しているのです。

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