病院広報(はとはあと)評価支援情報

「はとはあと」は、市民の暮らしに必要な、誠実で適切な医療情報を評価し、支援することで参加施設の透明性と“信頼を高めます。

利用者が知りたい病院利用情報とは

2011-04-28 15:53:10 | はとはあと最新情報


①医療選択(意思決定)に必要な情報
治療法や医療機能・医療実績・専門医療体制・理念方針・第三者評価など

②診断・治療により抽出される情報
診断・治療の経過にともなう個別情報・インフォームド・コンセントなど

③医療制度や保健制度に関する情報
医療・保健の仕組みや公的サービス利用案内

④地域医療や関連サービスに関する情報
リソースセンター(図書など)・各種イベント講座・見学会・送迎バス

⑤健康生活の維持・促進のための情報
保健・予防・患者教育・ヘルスプロモーション&コミュニケーション

NPO法人日本HIS研究センター作成


病院広報の成果を上げるに必要な条件

2011-04-23 09:57:25 | はとはあと最新情報
①病院広報についての基本的理解
広報は、情報を「伝える」ことだけではなく、「聞く」ことを含む双方向のコミュニケーションであり、よりよい関係づくりを意識し、常に自己修正「変える」を伴う倫理感を維持する社会的活動であることを理解する。

②自院なりの広報定義と効果検証
何のために広報をやるのか、どこまでを担うべきかといった知識のほかに、理念や自院なり定義、統一見解が明確でないと、それぞれが想い想いの広報となり、組織活動(コミュニケーション)に支障をきたしてしまう。

③職員スタッフ参加による広報展開
広報誌やホームページなどメディアを使う広報もあるが、医療では援助者の会話・口頭による“口報”や“好報”の精度が重要になる。情報開示、説明責任など専門家としてのあるべき情報提供のあり方が求められる。




はとはあと評価審査会について意見交換

2011-04-21 17:19:44 | はとはあと最新情報

現在、開発参加施設による試行評価が進んでいます。
そこで来る23日、日本HIS研究センターの理事会のあと、
事務局において「はとはあと」審査組織のあるべき形をめざして
話し合う初会合を同じ場所で行います。

23日の参加者は、今後の審査員の委嘱候補でもある次の方々です。
医療ジャーナリスト 冨井淑夫氏
業態開発研究所 モナト久美子氏
京都大学大学院経済学研究科 菅麻希子
わくわくコーポレーション代表 四元重実氏
Rマガジン社 吉本祐一氏

このほか、当NPO法人の理事らが加わることになっています。

この経緯や結果なども、このブログでお知らせしていきます。

関西学院大学を訪問

2011-04-20 12:11:37 | はとはあと最新情報
19日、奥野教授に協力要請/font>

はとはあと評価の審査をどうするか、
さまざまな意見を聞きながら、適切な評価の仕組みをくみ上げていきたい。
その相談先のひとつとして、以前からもお世話になってきた
関西学院大学の社会学の教授・奥野卓司さんを教授室に訪ね、
再会、ひさしぶりの話しに花が咲きました。
大学も第三者評価の時代に入ったそうです。
奥野先生も大学の評価をされる立場でもあり、
「はとはあと」について担当の協力が得られることになりました。

(石田)


事業の愛称「「はとはあと」とマークの由来

2011-04-15 14:06:39 | はとはあと最新情報
医療市民が“病院情報“を健康診断する
病院広報・情報公開レベル評価事業「はとはあと」

 ハトは、この地球上に320種類もいるといわれます。世界平和の象徴であるとともに、ノアの箱船にも登場する情報のシンボルです。利用者にとって欠かせない「健康情報を運ぶハト」としてそこに生まれる思いやりと温かいハートを期待してこの事業のキーイメージとしました。

 このマークを医療機関のさまざまなメッセージに表示することによって、利用者や市民が「情報提供に熱心な医療機関である」ことを一目でわかってもらうと同時に、地域医療のために黙々と頑張る広報担当者の励みにもすることで、医療施設の情報サービスをいっそう心豊かなものにしたいと考えました。

プロジェクトシンボル用とレベル表示用(5連)の2種を使いわけします。
また、統一カラーはDIC137のスカイブルー1色とし、はとはあと認定施設には、規定に同意いただいた範囲で使用が許可されます。