病院広報(はとはあと)評価支援情報

「はとはあと」は、市民の暮らしに必要な、誠実で適切な医療情報を評価し、支援することで参加施設の透明性と“信頼を高めます。

病院の安心感と信頼感の向上

2016-01-26 14:39:34 | はとはあと最新情報
ここ10年くらいで日本の病院や診療所は、大きく変化しました。
とくに「見た目」にはすっきりと、それなりお高級感があります。
サービスにおいても、いろいろと工夫のようなものを感じます。
それらには「見た目」と行動の一致、
ちょっと難しいのですが、
「すっきりしたデザインで患者さんを迎えたい」
「自分たちの医療の質への心意気を知ってほしい」
といった思いや経営理念を表現し、
院内の職員の対応や説明が矛盾しないよう設える
一体感に心がけることで、創造的なメッセージを発信することで、
独自のホスピタリティやアイデンティティを醸成しています。
つまり私たちは、言葉だけで表し切れない
独自のメッセージを伝えようとする計画に集約、
会員とともに研究しHIS思考にまとめています。

いよいよ「はとはあと」は第2ステージへ始動!

2016-01-07 10:50:45 | はとはあと最新情報

あっという間のお正月も、今日、七草粥をいただく日。
こう書いてふと思いついたのは、「朝食、あ、そうだったのか」で反省しきりです。
それほど「お正月」という印象が変わってしまっているのですね。
門松があり、街に羽子板の音ありという子どもの頃の風景はもうありません。

羽の代わりに「はとはあと」というのはどうでしょう。
ちょっと話に無理がありますが、実はこちらも青い鳥、よきこと、幸福を表すシンボルです。
また、よく見ると「はとはあと」のハトは、ハートから生まれてきています。
そしてその青いハートは、完全ではなく、ふたつに別れて表現されています。
さて、このふたつの羽は、何を表しているのでしょう?

それは、医療などヘルスケアサービスの提供施設と、地域社会、
あるいは利用者さんとドクターや専門職のパートナーシップを表しているのです。
つまり、今はハートとして一体ではないかもしれないけれど、目指すものはひとつ、
そうしたプロセスを動的に表し、
このマークを表示する施設の共有マインドの象徴として「ひとつの方向に向う」、
いわば人間的なナラティブな世界を志向しているのです。

その「はとはあと」というNPOの活動がスタートしてそろそろ4年、
3階層になったステージは、いよいよ第2ステージが検討される時期になりました。
広報活動などの情報説明に積極的であるかどうかという第1ステージで、
レベル5の評価を受けた施設がさらなる挑戦をするための第2ステージとは、
ズバリそれは「情報の質」ということになります。

第1ステージβ版の開発にご参加いただいた全国認定51施設様には心から感謝いたします。
引き続き正規版への切換えをおこない第2ステージへとお進みください。
地域医療は、いま完全に「情報」と「コミュニケーション」による
自らの「説明力」が求められています。

(次回は各ステージの説明をアップします)




HIS創発を振り返る

2016-01-04 09:56:38 | はとはあと最新情報
HIS創発30年記念講演の詳細
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。昨年もご案内いたしましたが、その後次第に詳細が固まってきましたので、改めてご案内いたします。これから...

つながりの力を信じて歩みましょう

2016-01-03 11:36:05 | はとはあと最新情報
 新年、明けまして御芽出度うございます。本年も相変わりませずよろしくお願いします。
昨年は、日本HIS研究センターの創発から数えて、丁度30年に当たることから、有志のみなさんを中心に、記念パーティを開催することができ、そのつながりを後々まで大事にしていきたいとの思いから、病院広報認定指導員(SD)養成ができる環境づくりを進めつつ、より多面的な病院広報についての情報交流に務めてきました。
 しかしながら、現実には厳しいものがあり、“絵に描いた餅“にしないための努力はまだまだ続けねばならなりませんが、気が付いてみれば、少しずつではありますが、新しいお話もいただき、新年を迎えることができました。
 
 ここでは、その幾つかをご報告して、新年のメッセージとさせていただきます。
添付の年賀状は、会員はじめご支援をいただいている方々への150部ほど送付したものです。読んでいただければ、お分かりいただけるのですが、いよいよ「はとはあと」評価は、第2ステージを構想する時期を迎えているということ。年初は、ここの京都大学への動員に力を集中しなくてはならないこと。また、熊本や岡山の病院団体の要請に応え、講師や共同開催に向かっていること。
さらには、新横浜や北九州、高知の法人会員から、PL講座開講の会場提供の申し出もあり、現在、交渉が進んでいることなどもあります。
 
 そうこうしている内に、次年度の方向を意思決定する総会、BHIデザイン賞、そして愛媛での第20回となるHISフォーラムと続いていきます。このあたりは、追って詳しく報告いたしますが、可能なかぎり「対話」でコミュニケーションをしたいと考えています。
 ここで大事な尺度は、他がどうあれこれらを通じて自分たちのオリジナルにこだわること、他ができない独自のメッセージを発信できることです。学会や病院団体など他がどうあれ、気にぜず自分たちの時間、自分たちの場を楽しむことで存在が確かなものとなると思うのです。

 会員の皆様はじめ、指導員を中心とした活動・支援メンバーの皆様に心から感謝申しあげます。今年もブツブツといいながらも、つながりの力を信じて歩みましょう。

日本HIS研究センター(NPO)石田章一