広報文章の基本テクニック:初級編(10)
自分を鍛え周りを明るくする文章道をゆく
良い文章をつくることは、暮らしにおいても、仕事の上からも、人と人の繋がりに関わるため、大切にしなければならない教養であることに違いありません。今回で10回にわたり文章の作り方のポイントを書いてきましたが、考えてみれば、常々自分が知っている、つまり気をつけている知識で、もっと他にも、色々と大切なことはあるのだろうと思います。ですから、それは自分に向けて書いたのであって、人様に伝えようというのは、とんでもない。こんなブログという便利な場があるからできたことだと思うのです。
それにしても、顔の見えない方々に向けて文を書くというのは、楽しい反面、どこかで怖い気もします。読み手が誰か、どんな人達かが分かっていれば、そんなに心配はないのかもしれませんが、その点ブログというのは、それなりに難しいことがわかりました。しかし、文章力を高めるということは、読み手が誰であろうが、自分の書いた文章に対して、どう受け取ったか、よかったのか悪かったのかが分からなければ、次なる表現がでてきませんから、そう考えると、ブログは「いい文章の道場」ということができるように思います。
突き詰めていくと、文章の修行というのは「自分との対話」ということができそうです。対話とは、他者に向き合うことですが、自分との対話となると、自分も他者? 自分のなかにもう一人の自分が存在するということになります。確かソーシャルワーカーの教育を受けていた時に、「人間は多くの存在とコミュニケーションをとる」ということを講師の先生から聞いて、その本を買って読んだこともあります。また、人間だけではなく、植物なども含めて命あるものはすべてがコミュニケーションをしているようです。
とするならば、文章の修行は生きることが勉強であり、自らの健康やQOLにも通じるのではないか、それはすべて自分が生きている役割に通じるし、自分のあり様は「表現」で決まる。しかし、それは絵描や踊り子のように人前で表現するのではなくても、文章の中に自分の経験や思いを表しそれを伝達して誰かに伝える。いや伝わらなくても表現し、なぜかを問う。つまり自分を問うことになるから、贅肉落としにいいかもしれません。少しマニヤックになり過ぎましたが、一旦、まことに身勝手なテーマを終わらせていただきます。
今日は午後から、病院広報の基本講座となる文章テクニックの講座を行います。
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第190回 HIS広報プランナー(PL)認定講座(基本講座)のご案内
内容:病院広報の基本知識の要点(講義とワークショップ)
日時:6月24日(金)午後1時~5時
会場:京都市山科区・京都市生涯教育総合センター(アスニー山科)・2階会議室
(JR京都から1駅5分・山科駅下車徒歩3分・外環三条角・ラクト山科C棟)
講師:石田章一(日本HIS研究センター・基本講座講師)
HIS会員は受講無料 (会員外お一人12,960 円税込)
※ 詳しくは http://www.j-his.jp/ トップの<information>で
※ 基本講座は“通信“もあります
※ 病院広報についての各種のご相談に応じています (無料・要予約)
自分を鍛え周りを明るくする文章道をゆく
良い文章をつくることは、暮らしにおいても、仕事の上からも、人と人の繋がりに関わるため、大切にしなければならない教養であることに違いありません。今回で10回にわたり文章の作り方のポイントを書いてきましたが、考えてみれば、常々自分が知っている、つまり気をつけている知識で、もっと他にも、色々と大切なことはあるのだろうと思います。ですから、それは自分に向けて書いたのであって、人様に伝えようというのは、とんでもない。こんなブログという便利な場があるからできたことだと思うのです。
それにしても、顔の見えない方々に向けて文を書くというのは、楽しい反面、どこかで怖い気もします。読み手が誰か、どんな人達かが分かっていれば、そんなに心配はないのかもしれませんが、その点ブログというのは、それなりに難しいことがわかりました。しかし、文章力を高めるということは、読み手が誰であろうが、自分の書いた文章に対して、どう受け取ったか、よかったのか悪かったのかが分からなければ、次なる表現がでてきませんから、そう考えると、ブログは「いい文章の道場」ということができるように思います。
突き詰めていくと、文章の修行というのは「自分との対話」ということができそうです。対話とは、他者に向き合うことですが、自分との対話となると、自分も他者? 自分のなかにもう一人の自分が存在するということになります。確かソーシャルワーカーの教育を受けていた時に、「人間は多くの存在とコミュニケーションをとる」ということを講師の先生から聞いて、その本を買って読んだこともあります。また、人間だけではなく、植物なども含めて命あるものはすべてがコミュニケーションをしているようです。
とするならば、文章の修行は生きることが勉強であり、自らの健康やQOLにも通じるのではないか、それはすべて自分が生きている役割に通じるし、自分のあり様は「表現」で決まる。しかし、それは絵描や踊り子のように人前で表現するのではなくても、文章の中に自分の経験や思いを表しそれを伝達して誰かに伝える。いや伝わらなくても表現し、なぜかを問う。つまり自分を問うことになるから、贅肉落としにいいかもしれません。少しマニヤックになり過ぎましたが、一旦、まことに身勝手なテーマを終わらせていただきます。
今日は午後から、病院広報の基本講座となる文章テクニックの講座を行います。
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第190回 HIS広報プランナー(PL)認定講座(基本講座)のご案内
内容:病院広報の基本知識の要点(講義とワークショップ)
日時:6月24日(金)午後1時~5時
会場:京都市山科区・京都市生涯教育総合センター(アスニー山科)・2階会議室
(JR京都から1駅5分・山科駅下車徒歩3分・外環三条角・ラクト山科C棟)
講師:石田章一(日本HIS研究センター・基本講座講師)
HIS会員は受講無料 (会員外お一人12,960 円税込)
※ 詳しくは http://www.j-his.jp/ トップの<information>で
※ 基本講座は“通信“もあります
※ 病院広報についての各種のご相談に応じています (無料・要予約)