以前にアップしました「言語・非言語という変な奴」は、
少し抽象的で分かりにくかったでしょう。
今回は、もう少し実際的なお話しを、言語と非言語で行います。
私たちの使う言葉や文章は、一定の約束のもとに交わされているのが普通です。
文法やさまざまな表現法が、うるさいほどあるのは、本来互いのコミュニケーションを
有効にするためで、多くは長い歴史の中で培われてきた
私たちの文化的資産であるといえます。
しかし、人が伝えたいことは、言語のルールの範囲では全く間に合いません。
言葉以外の表情やしぐさに意味を見つけ、また交感するということが同時にあるのは、
少しでも伝えたいことを伝えようとする人間の根源的な願いであり、
それが非言語コミュニケーションという変な奴です。
まず、そのことを理解しておくことが重要だとい言いたいのが今回の図です。
このコマが、どんなことを言っているか、文章に変換つまり非言語で描かれた世界を、
言語で表現してみることに挑戦してみるのも理解のひとつではないでしょうか。
ま、そこら中にあるし、四六時中ご厄介にもなっている話しなので、
目くじら立てるほどのことではありませんがね。