誠実さの伝え方 2011-05-14 15:58:29 | はとはあと最新情報 人は、他人の誠実さにふれて安心感をいだきます。いつも頑張る施設には「何か協力したい」という気持ちにもなるものです。広報では「社会に対して誠実である」という安心感をもってもらうことが、もっとも重要なポイントです。 でも「私たちは誠実に頑張っていますから安心です」などと手前味噌に広報しても、それは逆効果を免れないでしょう。信頼を得るためのコミュニケーションは、ただ言葉だけで何かを伝えればいいというものではなく、相互に向き合う心理的な技術が難しいようです。 誠実さは理屈でなく、その人や組織に「感じる経験」から生まれます。説明ではなく一瞬の対応に垣間見える印象が、「くりかえしの中で一貫して感じられた全体性」に、人は「誠実だなあ」と感じることができます。 「はとはあと」では、ウソがなく真実が感じられる医療の印象を大切にします。誠実で一貫した印象を持続させるために、視覚シグナルとしてのシンボルデザインを活用します。「くり返し体験することで好意を育むという視覚の原則」を重視です。 写真は、秋田県潟上市の南秋薬局の「なんちゃん・しゅうちゃん」という統一キャラクタです。「いつもように目に止まること」が安心に繋がるのです。たとえ立地や建物が変わっても、このシンボルが変わらないことが信頼にとって重要なのです。
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