「病院ブランディングの開発手順とPDCA」
医療組織は、組織や施設が社会からどのように「見られたい」か、
その哲学や存在にどのような評価を受けたいかを明確にしていくことなしに、
今後求められる自律的な経営は難しくなりつつあります。
その基本は、常なる「自問自答」とともに、常なる他者との「対話」にあります。
双方向コミュニケーションを目指す病院広報によって、
信頼環境を整備する中で、自らの立ち位置と構えを明確に定義することが、
戦略ということになります。
図は、その訓練のためのシートです。組織全体がこれを認識することが、
ブランディングの始まりといえます。
熊本市植木町にある精神科・横田会向陽台病院の
広報誌「こもれび」Vol.32で、「はとはあと」評価情報公開レベル優良施設として
日本医療機能評価Ver.6.0とともに紹介されました。
利用者に誠実で積極的な情報を提供しようとする「はとはあと」認定施設は、
徐々にですが、各地に広がっています。
１月１５日現在、第一ステージにおいて認定施設が出ていない県は、
「 青森、岩手、福島、山形、新潟、栃木、茨城、千葉、山梨、長野、
愛知、岐阜、石川、福井、三重、奈良、兵庫、広島、香川、徳島、
愛媛、鳥取、島根、佐賀、長崎、大分、宮崎、沖縄 」
の２８県となっています。
すでに申込により審査が進んでいる県もありますが、
ぜひ、各県でのいちばん認定により先進性訴求の機会として生かしませんか。
評価のための各種ツールも少しづつ充実してきています。
ご一報いただければ、事情に応じた対応をいたします。
日本HIS研究センター事務局
info-his@j-his.jp
075-353-1801
かねてから「はとはあと」評価第１ステージの審査を実施してきましたところ、
このたび次の２病院が平成24年１月１日付認定施設のレベル認定することになりました。
医療法人清和会長田病院（福岡県柳川市）
医療法人竹村医学研究会 小阪産病院（大阪府東大阪市）
また、次の病院がレベルアップ認定に成功しました。
富山市立富山市民病院（富山県富山市）
認定期間は、いずれも認定の日から２年間です。
病院広報 ・ 情報公開評価審査会
