病院広報(はとはあと)評価支援情報

「はとはあと」は、市民の暮らしに必要な、誠実で適切な医療情報を評価し、支援することで参加施設の透明性と“信頼を高めます。

(認定情報)7月1日付はとはあと評価認定施設

2011-06-29 18:27:18 | はとはあと最新情報
第1ステージβ版試行評価結果の一部です。
評価レベル
4/Stage-1 医療法人社団古川中央眼科(宮城県大崎市)
3/Stage-1 富山市立富山市民病院(富山県富山市)
4/Stage-1 社会医療法人近森会近森病院(高知県高知市)
3/Stage-1 社会医療法人博愛会相良病院(鹿児島県鹿児島市)
5/Stage-1 社会福祉法人恩賜財団済生会岡山済生会総合病院(岡山県岡山市)
4/Stage-1 医療法人社団磯部レディースクリニック(山口県宇部市)
順不同

近日中に、認定書および認定運用のためのデータ、マニュアル類を送付いたします。
また、NPO法人日本HIS研究センターのサイトでは、さらに詳しい情報を掲載します。

(認定速報)一番のりに、古川中央眼科

2011-06-27 13:06:30 | はとはあと最新情報

はとはあと評価(第一ステージ)の認定、
一番手となったのは、宮城県大崎市にある古川中央眼科(医療法人社団)です。
震災の痛手を受けた東北の医療施設と利用者の元気に、
少しでも役立てばという審査員のひとこと決まりました。
当然、宮城県内でも一番となります。
総得点は126点(165点満点)で、評価レベルは、4/Stage-1に。
認定日は2011年07月01日です。


「はとはあと」評価・五つハト認定マーク

2011-06-26 11:26:27 | はとはあと最新情報


以前にもご紹介しましたが、
これは五つ星ならぬ、五つハトで、数により認定レベルを表すマークです。
受審施設には、第1ステージの評価により3~5ハトの表示が認められます。
現在、いくつかのStage1・β版試行の施設の認定作業が進んでいますが、
決定後、順次このブログにより速報したあと、
HISホームページでの正式な公表に入る予定です。ご期待ください。


HatoHeart ≪広報ひとこと講座≫

2011-06-16 16:19:46 | はとはあと最新情報

広報の語源は、英語のPublic Relations、あるいはPublic Informationからきているといわれます。戦後の米国の占領政策により。我が国も自由主義社会の仲間入りし、公衆の意志・意向をくみ取る民主的経営とともに、Public Relationsは定着していきました。Public Relationsを略してPR(ピーアール)という場合もありますが、「ただ残念なことに多くの人が、宣伝とか広告と同意語と認識してしまい、その志と似て非なる概念(プロパガンダ)として浸透してしまった」と池田喜作著「広報の基本(1983)」は紹介しています。当初は「弘報」と書かれましたが、ほどなく当用漢字制限を受け、「広報」となったようです。

広報の定義については、加固三郎「PR戦略入門1969)」によれば、広報(Public Relations)とは、「公衆の理解と支持を得るために、企業など組織体が、自己の目指す方向と誠意を、あらゆる表現手段を通じて伝え、説得し、また、同時に自己修正を図る、継続的な対話関係者である。自己の目指す方向は、公衆の利益に奉仕する精神の上に立っていなければならず、また現実にそれを実行する活動をともなわなければならない」とされています。

また、思想や役割についてもさまざまな紹介がありますが、以下のものが平易で分かりやすいと思います。このような「定義」を参考に、それぞれの定義をさだめることが必要だろうと思います。

●広報4つの理念
1.事実に基いた正しい情報の提供
2.ツーウェイコミュニケーション
3.人間的アプローチを基本に
4.公共の利益との一致

●広報4つの役割
1.時代のセンサー機能
2.企業市民としての良心
3.内外コミュニケーター
4.社会のモニター機能

●経営倫理の実践
さらに経営倫理のまなざしから、水谷雅一氏(経営倫理学のすすめ・丸善)が、従来、企業経営で培われてきた効率性と競争性だけでなく、これからの社会では、以下の原理に基づくことが強く指摘されています。
・人間性の原理 (人権尊重、差別廃止、公正処遇、自主創造)
・社会性の原理 (情報公開、公正対応、迷惑防止、社会貢献)

しかし、これらはむしろ、今後、病院という中立組織が手本として企業や社会に示していくべき原理ではないかと思われます。石田