病院広報(はとはあと)評価支援情報

「はとはあと」は、市民の暮らしに必要な、誠実で適切な医療情報を評価し、支援することで参加施設の透明性と“信頼を高めます。

病院広報常識問題:その4

2017-02-23 14:01:23 | はとはあと最新情報
病院広報の常識ー20問中の、最後の問題群(5問)です。
頑張っていきましょう。

問題
16.ブランド病院になるには、病院名を商標登録しなければならない
17.雑誌記事で自院が紹介された。この場合は、広告規制の対象にならない
18.印刷所の見積書は、発注(注文)してからとるのが正確でよい
19.医業広告・看板の色数、回数、レイアウトに法的な規制はない
20.病院主催の「健康講座」は、患者教育の一環であり広報とはいえない

解説
16.「ブランド病院」という言い方に特に制約や決まりはないと思います。
また、何がブランド病院であるのか、強いていうなれば、
特許庁に「登録商標」としていれば、優先的にブランド所有の病院として
社会的に大括りに特定はできます。

17. 広告規制は広告に使う文言が決められていますので、実際の記事が見えないと
なんとも言えないのが現状です。院名や診療科、診療時間など、
それがないと広告機能を果たせない事項は可能ですが、
通常の広告のように魅惑で「誘引する」文言はご法度、注意が必要です。
当たり前にいえば、こうなりますが、そこにさまざまな解釈や概念、
広告媒体の絡みで大変なのが医療の広告規制で、
企業のような大規模の広告展開ができないようになっています。

18. これがスーッとわかる人は企業経験のある人でしょう。
見積もりは何のために要求するのか、いかがですか?

19. 医療広告規制は、デザインや形状、媒体について煩くありません。
目立つデザインを考えて、ド〜ンとやれば、他にないだけに効果があると思いますがね。
問題はなぜそんなことをするのか、そのための「戦略」がシッカリしていることが重要です。

20. 病院主催の講座は、それを通じてSomethingを伝え、教会を得る目的でじっしすれば、
立派な病院広報といなります。問題があるとすれば、「広報」という自らの思考や理念が足りない。
つまり心ばがく参加者に響かないことです。
今後は、他施設共同で、運営は地元のNPO、病院はそのエッセンスと運営だけを管理し、
省力でリスクを回避することをお勧めします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿