佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



宿泊した室蘭でも地域のロータリークラブによる花壇がとても綺麗でした。

しかしながら、街の事情は厳しく,シャッター通りとなっているところが、

あちらこちらに~正面の茶色い建物がホテルです。

鉄の町として栄えた頃から地域を見守ってきた室蘭神社。

右肩上がりの時代では無いからこそ、常に5年先、10年先を見据えて、

民間も行政も手を打つ必要があるかと。

 

昨日の伊達市のウエルシーランド構想について書き加えますと、

イチゴ農家の復興支援や、新規就農者に対する考え方と同じで、

移住後、家と土地は、3年ごとに査定をし、10年後希望すれば、

民間業者が買い取りをする特約付き~入退場しやすいシステムになっています。

ブログを読んで、移住したい…!と、メールを頂きましたので、念のために・・・

今日は佐倉市と人口17万人余りと、ほぼ同じの苫小牧市を視察しました。

現在までに企業誘致した数は、792社。

素晴らしいのは、撤退した企業が一つもないことです。

詳細は後ほど~札幌から成田行きで帰ります。

 



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伊達市は、有珠山の噴火で出来た噴火湾をのぞみ

四季を通じて温暖な気候から、北の湘南と呼ばれる人口3万7千人の市です。

昨年の大震災では、津波で被災した宮城県亘理町のイチゴ農家を

国の緊急雇用創出推進事業を活用し就農の場を提供し、生活支援をした。

現在5戸のイチゴ農家が就農し、伊達市に対してイチゴの栽培技術を指導するという

一方通行でない復興支援の形は、ウイン ウインの関係を築いた。

ビニルハウスは市で建て,農家にリースする形は、就農しやすく辞めやすい・・

いずれ宮城に帰りやすくしてあるのは、市内の新規就農者に対しても同じスタンス。

菊谷市長は、理論よりも経験からくる直感を大切し、どこの自治体も取り組む

企業、大学、自衛隊の三大誘致には無理があるので、人の誘致を思いついたそうです。

伊達ウエルシーランド構想は、官民協働でビジネスとして展開。

高齢者賃貸マンションは伊達市版安心ハウス。

移住者を増やすための、伊達版優良田園住宅は53区画のうち残りは2区画のみ。

市有地の農業センター跡地を民間が開発。

1坪37000円で1区画120坪~250坪。

注文住宅なので、おしゃれな家々が立ち並ぶ。

道外から3割、道内から3割、市内から3割の移住者で、60代50代30代の

人口移入が増加。

まさに人の誘致です。

今後は、基幹産業の振興が課題と市長は、おしゃっていましたが、

トップマネジメントについて本音の部分も伺うことができた。

伊達市役所に向かう通りの建物は、統一感があり、整然としていた。

伊達市木質ペレットプラント施設を黒字化するなど、

10年後30年後を見据えている政策の根底に

人がそこに住むには、必ず理由がある~

無理から始めるのではなく、どうしたら出来るかからスタートする

市長の強い思いを感じました。

 

 



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