中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間、情報に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

ストレスチェック12月1日より義務化

2015年11月30日 | 情報

第186回国会で成立し、平成26年6月25日に公布された(平成26年法律第82号)
「労働安全衛生法の一部を改正する法律」のうち、メンタルヘルス対策の充実・強化等を目的として、
従業員数50人以上の全ての事業場を対象にした、ストレスチェックの実施(ストレスチェック義務化)が、
いよいよ明日12月1日に施行されます。

施行を前にして、「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」が公開されました。
使い勝手までは、まだ確認していませんが、以下、厚労省公開資料からの転載します。
http://stresscheck.mhlw.go.jp/

「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」
・この実施プログラムは、事業場で実施するものです。事業場の担当者の方がダウンロードしてください。
個人でストレスチェックを体験したい場合は、「こころの耳」に掲載している
「5分でできる職場のストレスセルフチェック」をご利用ください。
・ダウンロードには通常約1~5分間の時間を要します。11月~12月はアクセス数が非常に多いため、
時間がかかることが予想されます。時間がかかる場合は、比較的利用者の少ない、
平日早朝・夜間帯、ならびに土日祝日のダウンロードをお勧め致します。
・このサイトは、以下のブラウザ環境での閲覧、ダウンロードを推奨しています。
Microsoft Internet Explorer 8以降、Mozilla FireFox 最新版、Google Chrome 最新版
・上記ブラウザでも、閲覧、ダウンロードができない場合、社内のセキュリティ対策
(ネットワーク、パソコン、サーバなど)が原因の可能性もあります。
自社のパソコン担当者にご確認の上、他のパソコンや環境で実施してみてください。

実施プログラムは、以下の機能を持っています。
1.労働者が画面でストレスチェックを受けることができる機能
※職業性ストレス簡易調査票の57項目によるものと、より簡易な23項目によるものの2パターンを利用可能
※紙の調査票で実施しCSV等へ入力したデータをインポートすることも可能
2.労働者の受検状況を管理する機能
3.労働者が入力した情報に基づき、あらかじめ設定した判定基準に基づき、自動的に高ストレス者を判定する機能
4.個人のストレスチェック結果を出力する機能
5.あらかじめ設定した集団ごとに、ストレスチェック結果を集計・分析(仕事のストレス判定図の作成)する機能
6.集団ごとの集計・分析結果を出力する機能
7.労働基準監督署へ報告する情報を表示する機能

 

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