
ツグミ(ヒタキ科)
分布:中国・台湾・日本・ミャンマー・ロシア
全長:24cm / 冬鳥
ツグミは夏にシベリアで繁殖し、冬になると大群で日本へ渡ってきます。飛来した当初は森林で群れを作っていますが、次第に平地へと移動して分散。草地や農耕地、市街地でも普通に見られる冬鳥。

雑食性で、地面をホッピングで移動しては地面にいる虫を探している姿をよく見かけます。木の枝にとまって木の実を食べていることもあります。
ちょっと胸を張っているように見えるので、わたしは「いばりんぼ」なんて呼んでいるのですが、「ツグミ」の語源は、日本ではさえずらないために「口をつぐんでいる」という風に考えられていたという説があります。地鳴きはするんですけどね。

3月半ばを過ぎると、再びシベリアへ向けて渡りを始めるツグミ。
写真の個体は3/20に撮影。人が近づいても全然飛ばなかったので、人馴れしすぎているのか、はたまた怪我をして飛べないのか…。心配です。
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