
ゲンノショウコの別名です。

このくるくると巻いた姿をお神輿の屋根にたとえた名前です。

右側が、くるくるする前の状態です。カタバミの実のようにすっと立ち上がった形をしています。しかしカタバミと違うのは、立ち上がった部分の中ではなく、根元に種があるのです。やがて上にすっと立ち上がった部分がくるくると巻くと、種もいっしょに巻き上がりその勢いで種は遠くへ飛んでいきます。それで、左のような形になるわけです。一見、左側のものにも種がついているように見えますが、種に見えるのは、種を包んでいた皮で、種は皮が破裂して外にとびだしていったというわけです。小指の先ほどの小さな実ですが、なんとも美しい形をしています。