「ぐうたら ・フォト日記」

「ぐうたら」を生活信条とする、ぐうたらなフォト日記です。時々『写真の無い・フォト日記』にもなります。

ベルサイユの悪夢(その2)

2008年06月25日 | フォト日記
ベルサイユ駅について改札口を出たのですが、終点にもかかわらずまた改札機から切符が出てきます。後の人が出られなくなると思い、それを取ってくるのですが
Tちゃんが「私持ってこなかった!」といいます。
後ろを振り返ると、白いYシャツに黒いズボンの浅黒いガッチリした男が改札機から出ずに待っていました。

Tちゃんに僕が「取ってきなよ!」といったのでTちゃんがあわてて取りに行きました。

しかし、切符を取ったにもかかわらず、男は改札機からは出ず、脱兎のごとく横の従業員出口から出て、駅のロビーを通り越し出口の扉を開けて待っていたそうです。(目撃者O氏の話)

そこをTちゃんが通り過ぎました。どうもその時抜き取られたようです。改札口でバックを覗いていたのです。あるいはその前から目をつけていたのかも知れません。
電車に乗る前、売店で切手を買って、パスポートケースに入れたそうです。ベルサイユで男が逃げ去ったとき、ギャルが2人一緒に逃げたと言っていました。(これも目撃者O氏の話)
オルセーのホームでごたごたしているところにタイミングよく現れた嘘つき外人!、全て繋がっているような気もします。

パリも4日目なので女性3人も慣れて来たし、僕も最初は「危ないから注意して!」と危なそうなところでは言っていたのですが、慣れと言う油断が出てきたのでしょう。

旅行社に電話して、対処方法を聞き、領事館に電話して、地元の警察に行き・・・、と書くと、スムースに行ったように思えるかもしれませんが、警察が来るからと言って1時間近く待たされ、写真の後姿の女性にもう一度確認してもらうと今度は警察に来るように言われました。

そこでまた1時間以上待ち、盗難証明書をもらい、お金だけ取って、ごみ箱や道路に捨ててあるかもしれないと言う警察のアドバイスで、遺失物係(?)の電話番号を聞いて帰ると、旅行社から部屋に「電車の中で拾われた!」と言う知らせが届いていました。(よかったね!)

それからまたタクシーに乗ってそれをもらいに行き、結局全て終わったのは午後11時になろうとしていました。

その間僕の幼稚園レベルの英語は大活躍!(でもTちゃんも結構話していたな!)
見つからなければ、再発行の手続きに日本大使館へ正装で行く準備をしていたのですが・・・、(そうすればポーランド大使館に続き2回目の大使館訪問になる予定でした。)

ともあれ拾ってくれたイギリスの人に感謝!
コメント
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