Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

犬、無事保護しました

2008年01月31日 23時19分06秒 | Weblog
「犬の足」無事保護しました。おさがわせしました。ありがとうございました。
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うせ物「犬の足」さがしています

2008年01月31日 21時53分21秒 | Weblog
一昨年のリサイタルの時にはいた「犬の足」ズボン。その後バレエの時に一度はいて、てっきり今度も「ピアニストさんに持ってきてもらう衣裳」の中に入っていると思っていたら、「ないよ」と返事。思い当たる人数名に連絡したけど、いずれも該当なし。私は誰に預けたんでしょうか?それともどこかで迷っているのでしょうか?迷子になったのは子ねこで、犬のおまわりさんではなかったはずなのに!

すみませんが、「私、その犬の足持ってます。」という方、コメントください。至急手配します。こっちのコンサートでも履くって言っちゃったんです。ないと困ります。または、バレエ以降「いついつに見た。」という記憶がある方ぜひご連絡ください。よろしくお願いします。

また預け箱がある方は、念のために箱の中身を確認してください。最後の最後にほいっと箱の隙間に入れた可能性も(ないと思うけど)あるかもしれないので。すみませんがよろしくおねがいます。
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「これはありえない」と笑われた

2008年01月31日 03時11分56秒 | Weblog
今日は一日家にいましたが、夕方急きょお客さんがきました。そう例のワインのおじさん。先日「もう1本もないからワイン買っといて」とお願いしておいたので、それを持ってきてくれることになりました。

3時過ぎに行くといいながら、来たのは5時。もう暗いし、家にあげるのいやかなぁと思ってましたが、まあせっかく来てくれたんだから、コーヒーくらい出さないと、と思って家まで来てもらいました。

そこで、今日も昼に焼いたお菓子を出したのですが、見た目は悪いが、味はめっちゃ美味しいお菓子になりました。



材料(全部適当)粉・黄身・砂糖・バター・ラム80%(後日紹介します)・レーズン・クルミ・ベーキングパウダー・白身はメレンゲで。

これを混ぜて焼いただけなんですが、さくさくとふわふわのあいだくらいになって、ラムの香りもよくって、今日は美味しい。85点。

おじさんに疑い深い目で「これは何だ?」と聞かれて、材料がこの前Doさんが来た時とほぼ同じなので、たしかDOさん「ブッサル」ってこのお菓子のこといってたなと思い、「ブッサルだよ。」と返したら、「こんなブッサルは絶対ない。お前はブッサルの意味がわかっているのか?」と笑われました。

たしかDoさんに出した時に「わぁ、ブッサルね、おいしそう」って言ってもらったと思ったので、同じように「ブッサル」といったのですが、何が間違ってるんだ?発音か?それとも名前の覚え間違いか?

理由を聞いてわかりました。「ブッサル」は「プッシー」と同じで、そうフランス語の「ブッセ」のお菓子と同じ「ちっちゃいキス」という意味なんです。だからこんな口より大きいキスはありえないと笑われていたんですね。

そのくせ「見た目はどうもおかしいが、味はおいしい。コーヒーに合うなぁ。」と2~3枚食べていたワインおじさん。

本当は今日もタンデムでドイツ語を教えてもらう予定だったのですが、風邪でキャンセルされて困っていたので、おじさんにウィーン歌曲の歌詞の意味を手伝ってもらいました。今日の曲はキョーレツな訛りが多く、「こりゃちょっと無理やで」とまた笑われて、それでも今日訳さないと金曜のレッスンに持っていけないので、おだてておだてて教えてもらいました。このワインおじさんインパクトは強いのですが、意外と親切なのが特徴。(写真撮るの忘れた)とりあえず最後まで丁寧に教えてくれました。

おまけに「ヘルナルスのひばり」っていう曲と同じ名前のレストランがあるということも教えてくれました。もしまだあれば今度ちゃんとした住所調べておくからと言って帰って行きました。本当にあれば行かなきゃね。
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チラシできました

2008年01月30日 07時20分38秒 | Weblog
今日は、朝8時に起きて(遅いって?)まずごはん・シャワー、ぬれた髪の毛でそのまま練習。教会の12時の鐘が鳴ったら練習終わりの合図なので、その後髪を乾かしながら化粧、洗濯干して、出かけました。行き先はコンサート会場。チラシは、タイトル「さくらさくら」に合わせて桜色にしてもらいましたが、かなりいい感じで出来ていました。
そして大学の掲示板に貼らせてもらい、その足でよしこちゃんち。お子さんの国語の宿題を少し手伝って、そのままご飯をご馳走になりました。我が家ではしない「鳥の唐揚げ」でした。よしこちゃんに、正月帰国の時に注文していた「酒かす」をもらい、はに~ご満悦です。

そして!じゃじゃ~ん、子供さんの今使っていない携帯電話を借りて帰ってきました。これで私も普通の人間?でもプリペイドなので、かけません!絶対かけませんからね!受けるの専用です。でもまだ誰も電話番号知りません。なので今晩はまだ安心して寝られます。全部ドイツ後なので、どこを押したらマナーになるのかわかりません。なのでまだオペラには持っていけません。60過ぎたおばさま方が、最初に携帯をもって「どこを押すんですか?」と慌てふためいていたのが、よく理解できます。今、私も同じ気持ちです。


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今日はクッキーを焼きました

2008年01月29日 02時57分37秒 | Weblog
昨日テレビで見たのが、カタリーナ・ビット(元オリンピック選手)がでている番組で、「芸能人フィギュアスケート」みたいな番組。「芸能人社交ダンス」よりずっと危険度が伴うので、大変だと思うんですが、みなさん真剣そのもので見ていて泣きそうになりました。すでに骨折して出れなくなった人、こけて恐怖感と戦って復帰した人などなどいろいろあり、見所満載でした。なのに途中でユリゲラーがゲストで出てきてよけいなことをするので、その部分だけ他の見てました。

さて、今日は最年長Doさんとタンデム。昨日のお花もきれいだし、家の昨日掃除したので、今日は特別なにもしなくていいいし、お昼はゆったりとホットケーキなど焼いてしまいました。残りの種にもう少しバターや粉、レーズンにくるみをまぜてクッキーを焼いて出したら「レシピなし、その上量らないでなんでこんなのできるの?」と感動されてしまいました。私としては60点くらいの出来だったのですが、こうも感動されるとびっくりです。

今日もDoさんには日本語をドイツ語にするのを手伝ってもらったんですが、最近私にも「すっきりとしたドイツ語」「なんだかすっきり落ち着かないドイツ語」の差がわかってきました。「これはいい感じでドイツ語になったなぁ」と思っているものは、やはりDoさんも「これいいじゃない」と言ってくれます。(と自分のことのように書いていますが、もちろん他の学生さんのおかげ)

私がDoさんに見せる前に、学生さんの前でしているのは、まず自分の訳したドイツ語を見せて、その上でしゃべりながら、まるでゼスチャーゲームのようにその状況を説明しているだけ。この前なんか「キェーキェー」とカモメの鳴きまねしてましたし、「おててひきひき」では手をつなぐかっこうして家の中スキップしてましたもん。「めだかのかあさん小石の影で」は石の影にこっそりかくれているめだかのお母さんを演じてしまいました。やってる自分を見たら笑うしかないんですが、これはこれでたいへんなんです。恥掻き捨ててその詩の言葉だけでなく、情景や感情を伝えないといけない。

それでも今日は大笑いされました。山田耕筰の「かえろかえろ」で「なんでカエルが鳴くと家に帰らないといけないの?」そんなの誰もわかんないよ、と。「かえろがなくからかえろ」なんですよね。日本人はすぐわかる。「かえる」と「かえろ」をかけているところ、カエルは真昼は鳴かないから、夕方になってきたこと、お手つないで帰って来るのは小学低学年だからそろそろ家に帰る時間であることなどなど、即座に思いつく。でもそれを詳細にドイツ語にしていると、長くなりすぎて、歌に追いつかない。う~ん難しいです。(でも最近ちょっと楽しい)

さて、明日コンサートのチラシができあがります。その足で大学の日本語学科に貼りに行ったりしようと思います。ホールが親切で作ってくれるチラシなので、簡単な形式ですが、自分で作ることを考えると(日本語と違いいくつも手間がかかるので)本当に助かっています。こっちのホールにしてよかったです。

それから最近よく「ちゃんとしたドイツ語をもう少し習いたい」「読めるようにしたいなぁ」と思います。これはかなり時間と忍耐と、そして習わないといけないので、お金もいります。もう少し先になりそうですが、なにか方法を考えようと思います。でないといつまでたっても友達とはしゃべれるけど、公では使えないドイツ語だけで終わってしまいそうで、嫌になってます。普通の敬語は話せますが、長文は苦手だし、伝聞や、仮定法など使える文法に限りがあって、不便はしないものの、かなりいい加減かもと反省してます。(日本の忙しさにまぎれてもこれを忘れないでいれたらいいんだけど、歌い手にとって発音は一番だけど、読み書きは二の次になってしまいがちなんですよね。)
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お客様

2008年01月28日 03時57分46秒 | Weblog
今日はお昼から来週の試験に備えて、コニーちゃんが来ていました。もっとたくさん質問があるのかなと思っていたのに、長文の訂正で終わっちゃいました。でも「小さい」と「小さな」の違いが答えられなかったので、私の宿題になりました。

さて、その後夕方5時にシメック夫妻がやってきました。奥さんのカティアさん、ご主人のシュテファンさんのお二人です。(今日はじめて名前を知った)ご主人はハンガリー人で、オーストリアのカティアさんと結婚して、6年前からウィーンに住んでいるそうです。これからこういう国際結婚すごく増えるんでしょうね。
本来なら6時からフォルクスで魔笛を見るはずだったのですが、夫婦そろってすでに4回は見ているとのことで、キャンセルされたそうです。(それならご飯も作って待ってたのに!)

で、日本好きなご主人。きっかけは昔、「将軍」という本を読んでからだとか、その後ハンガリーで合気道、ここウィーンで居合い道(漢字はこれでいいのかな)を習っているそう。



お二人にお茶を出しましたが、お菓子もなかなか好評で、ご主人は2つ食べてくれました。奥さんのほうは、お茶は「苦いのが苦手なの」と途中でリタイア。でもジャガイモの味のするお饅頭にも「オーストリア人って、ジャガイモイコール塩味なんで、頭が変な感じがするけど、味は美味しい。」といって食べてくれました。


写真はお二人からもらったお花。昨日花屋の前で「ウィーンに来てから花買ってないなぁ…このまま行くと一度も買わないかも。」とさみしい思いをしていたのですが、まさか今日お花をいただくとは思いませんでした。うれしかったです。(花瓶がなくて、今ワインのデキャンタの中に入っています)


3月のコンサートは残念ながらチロルにいるのでこれないけど、その後ホイリゲにワインでもどうですか?と誘ってもらいました。私がにたっと笑って「たいていのホイリゲは知ってますよ。」と返すと、「いや、マイナーだから知らないと思います。僕たちはスタマースドルフに住んでいるんですが、その外側のニーダーエーステライヒ州の…」「ハーゲンブルンですか?」そんな村まで知っている私にびっくりされてしまいました。

しかし、昔7年いた時は、ハーゲンブルンなんて一度も、ハーゲンのハもでてこなかったのに、なんで今回は何度も何度もハーゲンブルンなんでしょうね?先生の演奏会(ワインの洗礼)・ワインのおじさんの行きつけ・そして今回。それだけハーゲンブルンのワインが最近いいのかもしれませんね。








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明日で半分終了!

2008年01月27日 01時57分41秒 | Weblog
ウィーンはここんところ不思議なくらい暖かいです。今日も5度くらいはあった。風がきついので、寒く感じるけど、いったん太陽にあたるとぬくぬくします。なので久しぶりに近所のリヒテンシュタインの公園を歩いてきました。(といっても10分だけですが)木は裸で寒々していますが、太陽の光は12月の冬至の頃に比べて強く感じますし、少しずつこの寒さの後には春が来るんだな、というのがわかるような気がしました。

さて、明日のメニュー決定。じゃがいもで「茶巾しぼり」をします!
まだ試作品はこれからなんですが、バターと砂糖であんこにして、茶巾でしぼり、上から抹茶をまぜた緑のアンを茶こしでポロポロにしてふりかけてアクセントにしようと、頭の中では決まりました。あとは明日の朝の実行のみ。うまくいけば、1時からのタンデム学生さんに犠牲になってもらい二人で味見。だめならあきらめます。それよりも本当に来るのかなぁ…そっちのほうが心配だ。

タイトルにあるように、明日で半分終了です。明日はたぶんお客さんの話になると思うので、今日書きますね。

日本を出発した8月31日が1日目だとすると、今日が149日で、明日が150日目。予定では300日なので、(もしかしたら302~3日になると思いますが)とにかく予定の半分を終了しました。やっと半分、もう半分、まだ半分どれもあてはまります。

本人評はまあまあいい線いってるんじゃないかと思っています。オペラも観ているし、レッスンも順調だし、大きな病気や怪我もしていないし、かなりいい毎日です。あとは、3月のコンサートが無事に終わってくれることを祈って、それまでにインフルエンザにかからないようにもっと祈って、慎重にすごそうと思います。

ウィーンに行ったらしたいこと、というのが表向きに「レッスン」とか「旅行」とかあるんですが、実は裏希望というのもあったんです。でもそれはやっぱり今年も実現できそうになく、半ばあきらめつつあります。何かって?「ダンス習って舞踏会に行きたい!」でした。ワルツはウィーンナーワルツの右回りができるものの、いまだに左に方向転換できないでいるし、それ以外のものも踊れないと面白くない。そして舞踏会には相手がいる!それ~となく歌の先生や、お友達にも声をかけてみたけど、「僕は舞踏会はあんまり好きじゃないんだ」と断られました。

まあ、来ていくドレスも今はないですし、なんとかダンスだけでも…と思ったのですが、ちょっと無理そうです。この31日にはオペラ座舞踏会があります。←こんなのは絶対いく勇気がない。でもそれ以外にも、いろいろな舞踏会があるので、春までになんとか!と思ったけど、やっぱり裏希望をかなえるのには、相当の努力とチャンスがいるようです。ちなみに、「結婚してこっちに残る」というかくれた裏希望はありませんので、ご安心を。

ということで、残り半分、今やっていること以外に、あと絶対したいことは「オペレッタアリアのレッスンを受ける」「シュタイラーエック(レストラン)に行く」「リヒテンシュタインの美術館へ行く」くらいで、歌の練習がちゃんと出来ていれば残りはこれくらいなんです。なので、できれば歌を中心にしっかり練習して、(最近練習が楽しい)身についたら落ちないように上からセロテープはって帰りたいと思っている今日この頃です。
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じゃがいもで和菓子って?

2008年01月26日 03時48分30秒 | Weblog
今日はタンデムを3時間半くらいしたかな。学生のみなさんは今週から試験なので、質問がいっぱいです。「たくさんあります。」と「多いです。」の違いも、「それで、最近は解決できない難しい問題が多いんです。」に関しては、なんで「解決できないで難しい問題」ではないのか答えられませんでした。例えば「赤い小さいトマト」って言うけど正しくないですよね。「赤くて小さいトマト」ってちゃんと「て」が入る。じゃあなんで「解決できなくって」「解決できないで」とならないのか、使い分けはできるけど、なんではわからん。こういう細かい質問が多い。

反対に私のほうは、訳以外に、ちょっとした語句の質問が多いです。それがなくても意味は通じるけど、あると表情がでる言葉。でも大抵の場合は汚い言葉なんで、「使わないほうがいいよ」と言われてしまった。ハハハ…

さて、今日はもう一つ課題が…実は今度の日曜日に来るお客さん用の和菓子がない。干菓子はあるんだけど、お茶にご招待したのに、しっとり和菓子っぽいものが何もないのは、ちょっと寂しいし、話を聞く所によると、まだ日本のことをよく知らない日本ファンだと思うので、たぶんお干菓子は口の中でポソポソしてダメだと思うので、「すばらしい国日本」(←阿部さんは美しい国でしたっけ?)だと幻想を見ている人だとしたら、余計気を使います。だって日本食レストランには行った事があっても、家に住んでいる普通の日本人は私が始めてかもしれないでしょ?

で、どこで知り合ったか?それは、たしか12月だったと思いますが、フォルクスオパーで立ち見をしている時に、隣のお姉さんと話をしたんですが、その人のご主人が、なににつけても「日本好き」で、日本語学科でも、日本企業でもないのに、なんとなく、でもとっても日本にあこがれていて、テレビでちょっとでも日本っぽい話題になると、かぶりついているとか。「この出会いは運命かも」なんて言ってましたが、さてはて。で、私は全く初めて会ったにも関わらず、「どうぞうちへきてください。お茶しましょう。」と言ってしまった。

まさか悪い人ではないと思うけど、とにかく日曜に夫婦で来るという。で、まだお抹茶があるので、お茶をしようと思っています。ご夫婦は7時からフォルクスでオペラをみるそうで、それまでのお約束なんですが、実は6時開演なんですよね~。(どうしよう!なのに電話番号知らないので、向こうが気がつかない限り変更できない。)なので、5時に来ても5時40分には出てもらわないといけない。しかしそういう時に限って遅れてきたりする。とにかくお茶だけ出して、オペラ行ってもらおう!

で、私はさっきから、ジャガイモゆでて、砂糖やバターをまぜて、まんじゅうっぽいものや、スイートポテトっぽいものを試作しているところです。もちろん味見も自分。口の中が甘い!辛いもの食べたいです。

こっちにある材料でなんか日本っぽいものできませんかねぇ?(もちろん私でも作れる簡単レシピで!)昔は小豆(トルコショップなどで手に入った)買ってきて、自分で餡子炊いて、2匹焼けるたい焼きの型借りてきて作ったりしましたけど、そんな気力はもうないです。(あの2匹タイ焼き、今誰の手元にあるんだろう…当時はふわふわサクサクにするために、胃腸薬のサクロン入れて、ブクブクと泡を立てるワザを皆さん使ってました!)


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バーデンに行ってきました

2008年01月24日 23時46分18秒 | Weblog
今日はウィーン歌曲の作曲家、シュトレッカーの奥さん、エリカ・シュトレッカー夫人に会いに行って来ました。バーデンは今までに何度か行ったことがありますが、夫人が住んでいるあたりは初めて歩く街並みでした。まずはその豪華な家にびっくり。こちらでヴィラと呼ばれる庭付きの家なんですが、ステンドグラスの窓が雰囲気を作っている、すてきな家でした。(すごい豪邸!)インターネットなどで調べると、楽譜屋をしていると書いてあったので、てっきり普通のお店だと思っていたので、ちょっと入るのもこわごわでした。

まずは、楽譜などがおいてある部屋へ案内していただき、ソプラノの声で歌える曲の楽譜(すべてピース楽譜)を見せてもらいました。その間にシュトレッカー氏に関する質問をいくつかさせてもらったり、また彼の仕事部屋(ピアノがある部屋)なども見せてもらいました。実は、シュトレッカー氏の作品を扱う出版社を当時から持っていて、その出版権からなにから全部管理してるのだということが話から想像できました。

いろいろな話の中で、一番ためになりそうなのが、シュトレッカー氏はオペレッタ「メリーウィドー」の作曲家レハールなどとも親しかった(レハールのほうがかなり年上だということですが)らしく、そのレハールから馬車の中で受けた忠告?教え?を一つ教えてもらいました。「もし、他の人が君のことをねたんだら、相手にしないで、さっさと仕事をしてもう1曲作りなさい。そうすれば、君はその人たちをもっと怒らすことが出来るだろう。」という内容。ちょっと訳がへんですが、つまりへんな野次中傷には相手にせず、自分の仕事をすれば、差もつくし、自分の為にもなるってことでしょうか。きっと、若くして有名になりつつある頃に言われたんでしょうね。

もう一つは、「預言者はお国で育たず。」(直訳するとこうなった)格言。なぜかウィーン歌曲は外国の歌手には良く歌われているんだけど、ウィーンでは、はやっていない。これは、例えばゲーテ研究が日本人が一番だといわれたり、反対に日本の研究を海外の人のほうがよくやっていたりするようなことと似ていますね。なので「日本人がウィーン歌曲を歌うことについてどう思いますか?」という質問にも「日本人はまじめにきちんとされる国民なので、正しく伝えてくれると思って、よろこんでいます。」とのこと。ご自分もそう若くないので、自分がいなくなった後もご主人であるシュトレッカー氏の音楽を後世に伝えていく為に団体を作り、コンクール開催を初め、活動をしていくように整えているところだそうです。

シュトレッカー氏の作品の中で私はまだ一番有名な「ロバウにて」という曲しか知らないのですが、「ロバウにてが一番有名ですが、でも一番本人が好きだったの何ですか?」という質問には、「答えるのが難しいわね。全部大事な子どもだから。でも作品番号は1番ではないけれど、最初のウィーン歌曲というのがあるので、それは彼にとってとても大切な曲だったと思う。」と。もちろんその曲も楽譜買いました。

もちろん楽譜屋さんなので、ピースは1部4.5ユーロ。17部買って、ちょっとまけてもらって75ユーロ。それにお勧めCD1枚だけ買って、しめてまた90ユーロ。今日は覚悟していたので青くはなりませんでしたが、帰りにワインは2本しか買えないなぁと思いながら、ヴィラを後にしました。

その後、街の中に出て、ツーリストインフォメーションで「お昼の食べれるホイリゲ教えて!」と言って教えてもらった店、全滅。(全部誤情報で15時~開店だった)仕方がないので、魚マークのノルトゼーで昼の定食を食べ、気も新たに「ヴィノテーク(街のワインの博物館・ご飯はないけど、試飲ができる)」へ行ってみた。が~んここも昼休みか!15時半まで休憩。時計は12時半。3時間も待てないとあきらめてウィーンに帰ってきました。

朝のテレビの星占いは、「ふたご座最低」だったので、いったい何があるんだろうと笑顔のやけくそ状態で待っていたのですが、「ワイン飲めねぇ」ということだったんですね。
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フォルクスオパー「アンナカレーニナ」23.1.2008

2008年01月24日 05時53分16秒 | Weblog
立ち見の券を買っているのに夕方まで忘れていました。あわてて行ってきました。
ウィーンに来てはじめてみるバレエです。フォルクスのバレエは「よく転ぶ」という記憶しか昔はなかったのですが、最近はレベルも上がったし、この前の「マックス&モーリッツ」はめっちゃおもしろかったし、それで今日も行ってみました。

内容はアンナカレーニナがよくわからないので、なんですが、(トルストイの小説ですか、帰国したら読みます。)緊張感は絶えず失わず、最後まで保っていた感じがします。休憩後は見入っていました。主人公のアンナを演じた人に拍手が多くて人気でした。とても美しいと感じさせるダンサーで、節々の折り曲げ方がとてもきれいでした。フィギュアスケートがこれくらいきれいだったら満点だろうなぁなんて思いながら見てましたから、所詮素人です。

そして、一昨年のバレエ経験からか?「あっ、こんなリフトもある」「あんなリフトも」「こんなことまでできるのかぁ!」と持ち上げるたびに感動してしまいました。どのポーズも今のこの身体の硬さからは不可能なポーズばかりでございました。

振り付け・演出Boris Eifman
舞台Sinowi Margolin
衣裳Slawa Okunew
照明Gleb Filschtinski

指揮 David Levi
アンナDagmar Kronberger
カレーニンEno Peci
ウロンスキIvan Popov 他
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明日の予習してます

2008年01月24日 00時10分09秒 | Weblog
今日は昨日のレッスンが終わってちょっと気が抜けたのか、歌は歌う気がせず、かわりに家でだらだらと、明日の予習をしています。

明日は郊外に行ってウィーン歌曲の作曲家の奥様に会うのですが、その作曲家の作品はまだ超有名な1曲しか歌ったことがないので、ウェブで人となりを調べたり、今持っている楽譜の中から、同じ作曲家の他の作品がないかどうか見たりしています。

あとは、私の自己紹介や「なぜ日本人がウィーン歌曲なのか?」についてはすでにたくさんの人に話したので、たぶん大丈夫なんですが、せっかく行ったのに、こちらのインタビューが悪くて面白い話しが聞けないのは残念なので、話が詰まった時に何を聞くかをこれから考えます。もちろん相手が話し上手な人で、こっちが黙っていても大丈夫な人ならOKなんですが。

先ほど、そういえば私の電話番号知らせてなかったと思い、確認の電話をしました。向こうは最初なぜ私が電話してきたかわからなかったようで、ちょっとへんな(疑っているような、うさんくさいような)声で対応されたのですが、何度か違う言い方で説明してやっと意味が通じて、「大丈夫ですよ、明日の予定はそのままですから、きてください。」となりました。

最初のご挨拶と、それではそろそろおいとましますね、という言い方、もう一度練習しておこう。←気が小さいので、または血液型0型なので、とにかく初めてに弱い私です。
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ルッツ先生の初レッスン

2008年01月23日 02時09分49秒 | Weblog
今日は午前中暖かかったのに、午後から急に冷たい雨が降ってきました。そんな中、ルッツ先生の(普段はルッツとか、デービッドと呼び捨てですが…)レッスンに今回初めて行ってきました。

性格もこんなにお互い年取ったのに変わらない。相変わらずあまのじゃくっぽいけど、根は善人というところが昔のままです。そして私も大事な所だけドイツ語がわからなくて、そういうイヤミやジョークだけわかってしまうというところも昔のままでした。この先生は本当に相性がいいのか悪いのか、いつまでたってもわかりません。

それでも今日は「去年背中が切れたから、まだ本調子じゃないから。」と予防線張って行ってみたら、「そんな感じしないよ。それよか昔よりいいかも。」とかなり前向きのお言葉。ちょっとほっとしました。

実はルッツ先生アメリカ人なんですが、ウィーン国立音大の先生ですし、もちろんドイツ語もパーフェクト。なのでたくさん本を読んでいるし、楽譜の収集もすごい。今日レッスンの中で面白かったのは、「モーツァルトのクローエって、本当はシリアスな詩だったのに、その詩の2番以降を全部とっぱらって、1番の歌詞だけをモーツァルトが歪曲して作曲したの知ってる?モーツァルトは君もよく知ってるようにブタだから(嫌なやつだから)、この歌をセックスのかたまりみたいな歌にしてしまったけど、本当は死を目前にするシリアスな詩なんだよ~。」

でも曲がついてしまっていますから、シリアスには歌えず、いやらし~い歌になってます。このいやらし~い曲は、どこから見ても男側のいやらし~さなんですが、実は日本人に限り、女性歌手もよく歌ってます。私もすでに高校生の時に歌ってました。(意味わかっとんのかい?)

ということで、そのまま歌っても面白くないので、女が歌う男のいやらし~い歌を、この清楚な私がどう料理するのか、そこが問題です。

さて、レッスンの後は、楽譜をあさりにドブリンガーの古本に行ってきました。いろいろ新しい古本が入ってきていたので、「あっこれも」「あっそれも」と言っている間にたくさんになってしまい、気がついたら90ユーロ。それもここだけの話、たくさん買ったので、ちょっとまけてもらって90ユーロだったので、その後で「やっぱりやめとく」って言う勇気もなく、買っちゃいました。90ユーロですよ。90ユーロ!1ヶ月ご飯が食べれる!!!あまりのショックに重たい楽譜を担いでオペラに行く気もなく、ちょっと青ざめた顔で帰宅した私です。

今シーズン最後のドンジョバンニを逃しました。その代わりにまだ見たことのないジャッキーチェンの映画が見れるはずです。ではまた。

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今日も暖かいです

2008年01月22日 01時18分22秒 | Weblog
今日も天気予報の言葉を借りれば「異常に暖かい」です。12度ありました。夜でもそれほど下がらないので、夏用ムームー1枚で大丈夫なくらいです。ありがたい。明日も暖かいですが、あさっていきなり2度くらいまで下がる予報。風邪引かないようにしないと!

さて、日本はそろそろインフルエンザが流行しだしましたね。毎年「インフルエンザマップ」インフルエンザ流行レベルマップ(国立感染症研究所)をみながら注意しているのですが、今年はなぜか大阪が全国どこよりもはやく警報・注意報に入っています。ネットの情報にしては、掲載日が遅いのですが、慣れるとそろそろ来るなと、予想がつきます。ぜひ活用してください。都道府県だけではなく、各保健所などの詳細がついていますので、「うちの近所で流行っている」というのがすぐにわかります。

さて、こちらはマスクをすると「結核」なので(今もそう思われるのかどうかわかりませんが)誰もマスクをしません。なので、咳し放題の所があります。いったん流行りだしたら、空気も乾燥しているし、危ないです。うがいを気をつけてしていますが、2月の終わりになったら、コンサート前なので外出しないようにしようと思っています。(なのでそれまでに見たいオペラは観ておこうと計画中です)

オペラといえば、今日ネットニュースを見ていたら、テレビでのスピリチュアル発言が問題になっているという記事を見ました。で、ついでにそのスピリチュアルご本人のホームページを覗いてみたら、なんと関西某オペラ団体のオペラに出演決定とか。「セビリアの理髪師」で端役ですが出演されるそうです。これは驚きました。なんと開演前にはトークショー付き(たぶんスピリチュアルではなく、オペラについてなんでしょうけど)ということで、関西のオペラ好きだけではなく、スピリチュアル好きな方もたくさん観にいかれると思われます。確か数年前にこの団体の公演を観にいったときは、7割程度の観客の入りで、なおかつそのうちかなりの人が実際声楽をやっている会員さんたちだったような印象があります。つまり売れていない。いいですねぇ、こうやってオペラ知らない人をなんとかして引っ張ってくるのはとってもいいと思います。でもまさかあのスピリチュアルな人を起用するとは思いませんでした。思いつきもしませんでした。すごいです。

さて、今日はさばくさんが急に「おばあちゃんがまた子守してくれるって」と遊びに来てくれました。昨日のカレーの残りを食べて、二人でバカな話を2~3時間していました。さばくさん、本当は買い物に行きたかったらしいのですが、私が明日始めてのルッツ先生(昔コンセルで習っていた先生で、日本でも1回演奏会で弾いてもらった)のレッスンなので、外出はやめにしました。

ということで、今日はこのくらいで。そうそうユーロがだいぶまた下がり始めました。現在153円。今後ヨーロッパ旅行を計画している方は、要観察または思い切って両替です。
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今日はカレー

2008年01月21日 00時00分02秒 | Weblog
今日は、コニーが来てくれて、一緒にタンデムをしましたが、彼女は日本語がとても上手いので(理解している単語も、教科書以外の範囲に及んで多い)ほとんど日本語ですんでしまいます。なので、歌の詩の訳もかなりよくわかってもらって訳してくれるので、こっちとしては助かります。来週は彼女のほうが試験があるので、私がいろいろ助けることになりそうですが、今日はそのほとんどを日本語の歌を訳すことに使ってくれました。

さて今日は久しぶりにカレーの材料(じゃがまたにんと牛肉)がそろっています。今から作ろうと思います。日本にいるときは毎週のように作っていたカレーも、こっちではそういうわけにも行かないので、今だいたい月1回になってます。

私にとってカレー=なんだかうれしい時、楽しい時、落ち着きたい時、作っている時間を楽しみたい時、パワー出したい時、などなど、味以外にいろいろ理由があります。もしかしたら他の人にとっては、煮物だったり、いやいや刺繍だったり、散歩だったり、読書だったりするんでしょうけど、私はカレーです。

今日は日曜日なので、きっとどこかのテレビでおもしろいのをしているはず。今まではテレビの前のソファにどっかり座ってテレビを見ていたのですが、最近リビングの大きなテーブルで勉強するようになってからは、ここに座って「ながら勉強」をするようになりました。そのほうが耳から他のドイツ語聞こえてきてちょっといい感じです。テレビをちゃんと見る暇がないので、なんとか見えるところで勉強しようと思った結果なんですが。

ではカレー作って、勉強して、日曜の夜を楽しみたいと思います。






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フォルクスオパー「天国と地獄」19.1.2008

2008年01月20日 06時36分55秒 | Weblog
今日はウィーンのほうが日本より暖かいです。12度もありました。フェーン現象なのか、気持ち悪いくらい暖かいです。そして台風のような風が吹いています。こちらでは、風はちょっと強いと風速80とか100とか言ってるんですが、これって単位が日本と違うのかな?でもKMHなので、キロメーター/時間だと思うんですよね。いったいどんな測り方をしているのか?よくわかりません。

さて、今日はコレペティさんのところに言って、前回よりはましですが、やはりへこんで帰宅しましたが、その後フォルクスの「天国と地獄」を見て、あのカンカンの音楽を聞いて持ち直しました。帰りはタラ~ララララ~と歌いながらの帰宅になりました。

今日、オルフェウスを歌った人は、前回と同じ人なんですが、とても自然な発音で、「そうかこんな風に子音と母音をつなぐといいのか~」なんて、気になるところが耳に入ってきました。前回は全然気がつきませんでした。舞台は相変わらず刺激的で、セリフもところどころ笑えて面白かったです。こんなの日本公演でやったらいいのに…と思いましたが、もし日本でこれやったら、たぶん「正統派クラシック好きなオペラファン」は、あまりにセクシーすぎて引いてしまうと思います。

ところで、最近やれどもやれども仕事が追いつかないので、計画好きの私は、本格的「することリスト」を作りました。1月末までにしておくことを、「シューマンの○○を練習する」とか「ウィーン歌曲の○○をノートに書いて意味調べする」から「セーター洗う」まで、すべて紙に書き出しました。全部で項目124個。ちゃっちゃとこなします!

指揮Elisabeth Attl
エウリディーチェBarbara Payha
ディアーナJohanna Arrouas
世論Isabel Weicken
ヴィーナスRegula Rosin
ジュノーHelga Papouschek
ミネルヴァUlrike Pichler-Steffen
バイオリニストCaroline Löffler
プルート (Aristeus)Christian Baumgärtel
ジュピターKurt Schreibmayer
オルフェウスSebastian Reinthaller
スティクスRobert Meyer
メルキュールWolfgang Gratschmaier
マースStefan Tanzer
キューピットGerald Pichowetz
コメント (5)
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