Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

ほんとうにのんびりとした一日

2007年09月30日 04時07分57秒 | Weblog
昨日は細いベッドにも慣れたのか、まあまあ眠れました。

午前中はぼ~っとしておりました。朝からくしゃみ連発で、暖房をいれてもらい、スーパーが午前で終わるので、買い物も師匠に行ってもらいました。

午後からは、師匠のパソコン教師と化し、エクセルの使い方指導をしておりました。(言っておきますが私はいままで一度も解説本を読んだことがない。まして取り扱い説明書を読んだこともないのです。そんなレベルの私でも教えられるくらい師匠は初歩の段階で苦しんでおります。パソコンと言えずにワープロと言っています。)中高年が通っているパソコン教室の先生のご苦労がわかりました。

それ以外は、「煙突掃除屋さんに見せる場所」「電球の変え方(やっぱり脚立だった」「暖房器具の水の入れ方」「暖房器具の空気の抜き方」「地下倉庫の場所」「ゴミ捨て場の場所」「ヒューズの大元の場所」などなど教えてもらいました。


そして夜はカレーを作ってカレーの残りの赤ワインを飲んで、今は静かにお互いの部屋にこもってパソコンの前に座っています。(師匠は隣の部屋で教わったことの復習をしているようです。)

明日は日曜。プラシド・ドミンゴが「かつて私が見た中で最高のミュージカル企画だ」と講評しているミュージカル「レベッカ」というのを見に行く予定です。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

師匠です

2007年09月29日 15時49分17秒 | Weblog
知っている人はなつかしい、知らない人はどうぞこの機会にご紹介いたします。師匠です。


部屋はメインの居間です。左側の写っていないところに、ソファがあり、日本からのお客さんは、このソファをベッドに変えて寝てもらいます。カメラマンの私の立ち位置が、ちょうどドアのところで、私の背中側に元師匠の仕事部屋、今私の部屋があります。

結局、昨日も「今日は2杯だけ飲みに行こう」で飲んでしまいました。しかし昨日はどうしても焼きそば食べたかったので、2杯で帰ってきましたよ。焼きそばは、スパゲッティのゆですぎ麺に、こちらの赤いソーセージ、キャベツ、もやし(今は普通に買えます。でも日本と雰囲気違います)そして玉ねぎを入れて作りました。今回ソースは持ってこれなかったのですが、ラッキーにも、前の留学生さんが残り物を置いていてくださったので、それを使いました。

いろいろ話をしている間に、(二人とも酔ってるので)おもしろい夢とか、企画とか、計画とか、陰謀とかでてきて、笑えます。どこまで本気で、どこまでうそんきかわかりませんが、実現できたらおもろいなぁという話がいっぱい出てきて、楽しいです。さすがウィーン。夢多き街です。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静かな雨の朝

2007年09月28日 18時14分28秒 | Weblog
昨日は、パソコンに2時間も時間をとられたので、かなり疲れましたが、引越しも終わり、家の普通の説明は終わりました。今日は師匠が忙しくて家にいないのですが、明日からは普通でない説明がたくさんあるそうです。例えば、年末に煙突そうじ屋さんが来たら家のどこを見せるかとか、電球が切れたときにどうやってとりかえるか(天井は4~5M上空です)とか、ヒューズが落ちたらどこを代えるかとかだそうです。

昨日は「焼きそば」を作ってくれるはずだったのですが、「1杯だけ飲みにいこう」と近くのワイン屋へ行きました。1杯で終わるわけないですよね。7時ごろ行ったのに「もう帰りましょう」と叫んだのは12時でした。で、ワインでカロリー取ってるからといわれて、焼きそばはなし。白ワインでちゃぽちゃぽのおなかで寝ました。寝る間際に「今日は久しぶりにウィーンで楽しかった」と酔っ払いの師匠が言っておりました。数時間の話はいつもの人生論とお説教だったのですが、最近ストレスでもたまってたんでしょうか?それとも日本語しゃべてなかったのか?いやいや、かわいい弟子が尋ねてきたのでうれしかったことにしておこう。

私のベッドはソファを利用したものなのですが、横幅が狭いので寝返りにテクニックがいるので、昨日はうつらうつらでしたが、それでも9時に間に合うようにチケットを買いに雨の中でかけました。

土砂ぶりの雨の中、徒歩でいけるフォルクスオパーに行ったら、以外にすいていたのでほっとしたのですが、おばさんに「あなたプレミエのチケットほしいなら8時に来ないと!」といわれて玉砕しました。そうです。時間を1時間間違えていました。ということで、小澤征爾「ピクダム」のプレミエは逃しました。まあ、何回か公演があるようなので、また買いに行きます。

ワインでひっくり返りそうなお腹を、ご飯と味噌汁でなだめ、しずかなウィーンの午前中を味わっています。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

引越し終了

2007年09月28日 01時03分50秒 | Weblog
引越しも終了し、2回ネット会社に電話しましたが、ファイヤーウォールがなんとかとか言われても、ネットつながらず、あきらめて明日にしようと思っていましたが、自分でいろいろ試しているうちに、モデムにランプがついていないことを発見。ネット会社で働いていてよかったと、これほど思ったことはありません。

で、今やっとつながって「はにゅうす」更新しています。
師匠も元気そうです。明日写真撮ってもいいと許可をもらいましたので、ご期待ください。

さて、師匠の家は相変わらずの雰囲気で、とても落ち着く感じです。さっそく荷物を広げ、自分用のたんすに物をつめました。(少ないのであっという間に終わった)今晩は焼きそばを作ってくれるそうで(スパゲッティが麺代わりですけど)久しぶりにいろいろ話せそうです。

ということで、また明日ゆっくり更新します。
そうそう、明日早起きできたら、小澤征爾指揮「ピクダム」のプレミエのチケット買いに行ってきます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日引っ越します

2007年09月26日 21時13分35秒 | Weblog
明日27日に今のペンションから、師匠の家に引っ越します。ネット環境がどうなっているのかわからないので、引越し後すぐにインターネットができるとは限りません。なので、もしかすると数日、更新できない可能性があります。あしからず。

今日は朝からどんよりとした曇り。急に温度が下がったわけではないが、なんとなく冷える。上に2枚、下にパッチとズボンでちょうどいいくらい。

雨が降るとさらに寒くなるのですが、すでにザルツブルグでは降り始めており、朝は7度とか。天気予報でも(全部は理解できない)「冬が~」という単語が聞こえ出した。

話はかわって、最近はウィーンと日本が入り混じった夢をみる。今日も、U-Bahn(地下鉄)にのっていて、そこではドイツ語で話しているのに、降りたら上本町だった。

この前(すみません、わかる人だけわかってください)元派遣バイト先のやっさんにそっくりなドイツ人を見た。一瞬目を疑ったが、世の中には3人似た人がいるというが、本当だ。しかし金髪・うす~い色の瞳で、こうも似ているとは!写真がないのが残念。

こちらに来て化粧をしていないのは、この前書きましたが、ノーメークな上に、メガネを出発前に変えたのでふちが太く、茶色なので、最近よく中国人と間違われる。昔はモンゴル人だったのに。いつの時代も日本人に見られることはあまりない。私は日本人のサイズではないと判断される。

ということで、明日の朝もう一度だけチェックはしますが、アップはできないと思います。次回までしばらくお待ちください。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追記・ザルツブルグ

2007年09月25日 22時48分36秒 | Weblog
写真は山の上から街とザルツァッハ川をながめる。

ザルツブルグには、おそらく11月に来る、うまちゃんとまた行くことになりそうですが、その時にはぜひ「きよしこのよる」を最初に作って演奏したという教会なんかに足を伸ばしたいものです。

さて、もう10日以上も前になりますが、ザルツブルグも寄りましたので、その辺の写真をアップします。ペンションでの朝の散歩にカメラを忘れたのは失敗でした。山に朝日があたる様子を撮りたかったです。


さて、久しぶりに行ったザルツブルグ。直訳すると「塩の山」。日本でも売っている岩塩はこの近くが名産です。昔は海だったとか?もちろんこの街には他にも有名なものがたくさんあります。モーツァルトにモーツァルトチョコレート。サウンドオブミュージックの舞台になった修道院やミラベル宮殿(写真は宮殿からお城を見る)。ザルツブルグ音楽祭にモーツァルテウム(音楽学校)。庭中いたるところに噴水しかけの宮殿なんていうのも郊外にあるんですよ(一度行ったけど集中攻撃されてびしょぬれになった)


今回は市内を中心にまわりました。ちえさんと一緒だったのですが、モーツァルトの生家は彼女だけ一人で行ってもらって、(だって何回も行ったもん)その間私は隣のカフェでアイスクリームを食べておりました。

そしてザルツブルグには名物料理が二つあります。一つは写真の「ザルツブルガーノッケルン」というお菓子。メレンゲを使ってふわふわにして焼いてあります。こでは取り分けてもらった後の写真なので、この山が3つになって持ってこられました。あまりの大きさに周りの観光客もみんなびっくりしてみていました。


そしてもう一つの名物は、ガイドブックにはまず載っていないのですが、「ボスナ」というホットドック。これはパンにソーセージを2本と玉ねぎのみじん切りをはさみ、カレーパウダーをかけているもの。歩いているとにおって来るんです。で、細い路地に入ると屋台で売っている。知っている人は知っているので、屋台の客が切れることはありません。それくらいの名物。私はザルツに行ったら必ず食べます。(すぐかぶりついたので写真ありません。次回にご期待)

ということで、やはりおいしいザルツブルグでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブルンネンマルクトと物価

2007年09月25日 20時15分01秒 | Weblog
天気は晴れ。かなり暖かいです。で、そういう時は明日から雨。

今日はブルンネンマルクトに行ってきました。これはナッシュマルクと同じように路上に市場が数百件並ぶ所です。だいたいのお店はトルコ人系のお店なので、道のあちこちでたぶんトルコ語?が聞こえます。買うものは別にないんですが、見て歩くのはなかなか楽しいものです。

オーストリアの物価はドイツのスーパーなどに比べると若干安いようですが、それでも贅沢品はまだまだ高い。例えば柄物タイツが1足5千円したりする。いくら流行のデザインだったりしてもありえない値段です。

反面、シチュー用のお肉は100g90円で手に入ります。じゃが・たまも1キロ1ユーロ(160円)で帰るので、すでにグーラッシュ(ハンガリー風パプリカのシチュー)は2回も作ってしまいました。(一番高いのはグーラッシュ用のクノールシチューの元だと思うので、そのうち自分で作れるようにしたい)

いつも頭の中で1ユーロ160円で計算するのですが、そうすると、本当にマクドやスタバにはいけないし、(マックセットが800円とかするし、フラペチーノが600円だったり)生活の中でこっちの人とのバランスが悪い。「スタバいく?」って言われて「だめ、600円のフラペチーノなんか飲めない」と言わないといけなくなる。

なので、なんとなく頭の中は1ユーロ100円で計算しつつあります。というよりかは、円は関係なく、1ヶ月100ユーロでなんとかしよう・・・みたいな。

で、この前友達に「1ヶ月何ユーロで食費いける?」って聞いたら300~400という返事。もちろんそこは2人だし、子どももいるしだけど。でも一ヶ月100ユーロはちょっときついかも?とドキドキしているところです。芸能人1ヶ月1万円生活が可能なら、はに~1ヶ月100ユーロも可能だと信じております。ケーキも食べに行かないで自分で焼きます!(日本じゃ焼かないけど、こっちでは焼いていたんですよ!)

その分レッスンとか、コンサートに使おうと気合を入れて家計簿表を作っている所です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

階段

2007年09月24日 17時29分47秒 | Weblog
怪談ではありません。階段です。

ウィーンにいると(いやいやヨーロッパでは)身体障害者のためにエレベーターや、段差がないようにの工夫は日本の比ではないほど整備されています。例えば市電やバスも最新型は降りるときに、降りる側の車体が(空気が抜けるみたいに)傾いて道路と段差がなくなります。そして出発する時に車体が起きます。もちろんオペラも車椅子席もあり、付添い人席もありますし、どの階もエレベーターであがれます。

しかし!今住んでいるような昔の住宅には階段しかなく、またオペラの立ち見にならぶには階段を上らねばなりません。

考えてみると、今まで星田村の駅階段は上りましたが、それ以外は全部エスカレーターかエレベーターですんでいた生活でございました。長距離歩くけど、この身体を持ち上げるのはとってもしんどいので、階段はご遠慮いただいていた生活でした。

それが、いきなり毎日階段を上り下りする生活に変わったのです。例えばある一日をとって見ると、朝買い物の帰りにペンションを3階(日本式の3階)登る。友達の家に行くのに4階。オペラの立ち見に6階。席取りして、休憩中など7階へ上るので1階分×3回。帰ってきて3階。

おかげさまで、今まで使っていなかった筋肉が動くようになり、背中の背筋周りの肉が取れました。(おなかは減ってません)

入らないブーツも、日本にいるときよりはファスナーがあがっています。もう少しで履けるようになるかも?もちろん歩く距離も日本の2倍は歩いています。

他にウィーンに来て、日本と違うことは、化粧しなくなったこと。これはもうヨーロッパについた瞬間からしなくなりました。すっぴんに口紅と眉毛だけ。座る席にオペラを見に行くときだけ化粧してました(2回だけ)おかげさまで肌は焼けて黒くなりましたが、調子がいいいです。

あとは衛生観念がいいかげんになります。ハエがのってようが、お金触った手でパンをつかまれようが、そんなの気にしてたらこっちでは何も食べられません。2000Mの山に水洗トイレがある話はしましたが、衛生観念が日本とは少し違う。モスト(ワインになる前のジュース)だって蓋開いたままハエ飛んで売ってる。果物も洗わないで皮ごと食べてるし(リンゴはまだしも洋ナシまで!)レストランで米は洗わず水を入れて炊いている。だから頭をこちらのスイッチに切り替えないとやっていけない。

一番ここにいてうれしいのは、自分の大きさが目立たないこと。最近本人も気にしなくなってきました。日本にいるとどうしても自分の大きさが他の人と違うので、電車のガラスにうつった時とか気になりましたが、まったく気にならなくなりました。(だからといって気にせず食べるというわけではありませんので)

今日はこれから部屋の中でちょっと声でも出そうか?と思っています。夜はあまりいい出し物がないし、(ロックバンド・クイーンの曲にあわせてバレエがダンスを踊るのを見に行くべきかどうか悩んでいます)洗濯もないし、退屈な一日になりそうです。



コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フォルクスオパー「地獄のオルフェウス」23.9.2007

2007年09月24日 04時56分37秒 | Weblog
オルフェでなくって、オルフェウスでした。

さて、この9月に久しぶりに舞台に登場し、しかも新演出、新舞台。初回の新聞の批評もおおむね好評で、批判は一つもなかったと、開演前にとなりのおばちゃんに教えてもらって、期待は膨らむばかり。しかしその昔「蝶々夫人」のプレミエを観て怒り狂った経験もあるので、ちょっと抑え気味で入りました。

舞台は見事に期待を裏切るくらいよかったです。まず全部現代風にアレンジされているものの、かえってギリシャ時代の台詞とうまくミスマッチしていて笑いを誘います。例えば「私はあなたの羊飼い」と告白されても、昔はそのまま受け取るけど、今は卑屈に聞こえるのでかえって笑えたりしました。

舞台中央にエレベーターがあり(ほんまモンで、地下鉄などにあるやつ。ドアが開く前にピンポンと音がする)奈落からあがってくる。つまり地上から天上へと。天上はクア(温泉?)になっていて、マッサージを受けている人もいる。そしていたるところで火薬が爆発し(神様が怒ると怖いのだ)、キューピットにいたっては黄色い野球の人みたいなジャンバーを来て、そして神様に反抗する若い世代を見事に演じていました。2000年もたって、いろいろな進歩が地上ではあり(試験管ベビーとか?代理母とかか?)失業寸前だと嘆く。

そして一番の驚きは、そのエレベーターに乗って神様ご一行様は地獄へ降りるわけだけど、奈落に落ちるわけには行かないし、どうするのだろうと思っていたら、エレベーターの箱はそのままで、今度はエレベーターの回りがあがりだした。なんと3階分くらい。これで、舞台はそのままなのに、全員が地獄までさがってことになる。これには驚きました。こんな大仕掛けを持ってきたのにも驚いたけど、エレベーターの周りの枠を上へ上へ上げられるくらい天井が高いということでしょ?すご~いと思わずうなってしまいました。

このオペラは「カンカン」(踊り)で有名ですが、ダンサーもエウリデケもブラジャーにパンツ、ガーターベルトにストキングというようないでたち。日本の市民会館では上演中止かもというぎりぎりの線をやってます。でも意外といやらしく感じなかった。

さて、話は変わって、マナーが悪いのは日本の若者だけではなかった。今日は開演直前に日本のおじさんおばさんが5人ほど。それも立ち見(しか取れなかったのでしょう)。まずどこに立っていいかわからないので、他の人がとっている場所にたってしまう。そこで「前列はもう他の人が取ってますから2列目に並んでください」と声をかけたにも関わらず、5人のうち3人までが立ち見の1列目に割り込み、そのうち一人は上演中にフラッシュたいて写真まで撮っている。いつものとおり私はカチンと来たので、休憩中に注意しようと思ったら、休憩後はいなくなった。きっと裸は目に毒だし、ドイツ語わからないし、立ってるのしんどいし、帰ったのでしょう。それにしても、割り込んでおいてすみませんねぇという雰囲気も出さず、最後まで黙って知らん顔攻撃をするのはいかに?

ほんまに、若いモンも年よりも・・・

その上、アイスクリーム食べたいけど一人で行くのはいやなので、一人で来ていた若い日本人旅行者に休憩中声をかけた。終演後にもう一度話をして「アイスでも?」という計画だったのに、終演後そそくさと帰られてさらに気分が悪い。

演出Helmut Baumann
舞台美術Mathias Fischer-Dieskau
衣裳Uta Loher
指揮Florian Ludwig
エウリディケJennifer Bird
ディアナMartina Dorak
世論Erni Mangold
ビーナスRegula Rosin
ジュノーHelga Papouschek
ミネルヴァUlrike Pichler-Steffen
バイオリニストCaroline Löffler
プルートChristian Baumgärtel
ジュピターCarlo Hartmann
オルフェウスSebastian Reinthaller
スティクスPeter Matic
メルキュアーWolfgang Gratschmaier
マースHeinz Fitzka
キューピットGerald Pichowetz
(配役の訳し方も間違ってたらごめんなさい)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のんびりしています

2007年09月23日 21時24分00秒 | Weblog
昨日はペンションの無線Lanの調子が悪くて、更新できませんでした。
とってもいいお天気です。青空が広がっていますが、最高気温20度。朝は寒いくらいです。風呂場は暖房が要ります。

さて、昨日はオペラも行かず、ずっと寝ていました。午前中に週末の買い物をして(だって土曜の午後から日曜はスーパーも全部休みになるので)午後から昼寝のつもりが気がついたら夜だった。それからずっとテレビをみて、ぼ~っとして、何時に寝たかもわからないけど、起きたら朝でした。

日曜の今日は、あさから大好きなイタリアの俳優さんの映画をテレビでやっていたのでぼ~っとみて、洗濯を10枚して、今グーラッシュを作っています。

昔に比べてテレビがケーブルになり、ドイツやフランスの番組も見られるようになりましたが、オーストリアには全部で国営が2、民放が2つくらいしかありません。国営放送は9時にしか始まりませんし、日曜の朝から教会のミサをテレビで生中継しているような国です。気が遠くなるくらいのんびりしてます。

お昼のニュースで、首相が福田さんになったとトップで放送していました。短くまとめられた映像の最後に、万歳三唱が写っていましたが、ここで見るその図は、ちょっと異様でした。

最近、ブログを見てくださる人が増えたような感じですが、(誰だかはわかりませんけど、何人見たかと、それらの人が何回見たかがわかります)私の更新時間がまちまちなので、何度も何度も訪れている方が多いのでしょうか?何人は100人なのに、何回が1000を超えています。つまり一人10回見に来ていることになります。おそらく見に来たけどまだ更新されていなくて、またあとでという人が多いのですね。すみません。

今晩はフォルクスへ「地獄のオルフェ」を観にいってきます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フォルクスオパー「伯爵令嬢マリッツァ」21.9.2007

2007年09月22日 06時22分41秒 | Weblog
このカールマン作曲のオペレッタ、まあまあ有名な方なんですが、実は見たことがなかったんです。なんだかいつもほったらかしになっていた。で、今回は絶対見たいと思っていたので、早速行ってきました。

最後に台詞が長く、音楽がいまいち盛り上がらない感じがするのですが、それでも、音楽はジプシー音楽満載で、歌・踊り・笑いとちゃんと押さえどころは押さえています。中にいくつか歌いたい曲があったので、楽譜探してみようかなと。

それにしても、今の時代は歌手もでんぐり返りどころか、側転、ハンガリーチャルダッシュダンス、ワルツ、ステップ、そしてバレエまでできないと舞台には上がれないようです。今日の人も昨年の私が飛んだ形のリフト以外にも、ありとあらゆるリフトをしてもらいながら(男性の歌手はしながら)歌っていました。

演出 KERO ®
指揮Henrik Nánási
マリッツァUrsula Pfitzner
リサJohanna Arrouas
ボツェナMirjana Irosch
マンヤAdrineh Simonian
ポプレスクSándor Németh
リーベンベルクMarko Kathol
タシロMehrzad Montazeri
ペニツェクRudolf Wasserlof
チェコWalter Jenewein
ベルコHarald Huemer




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧友との再会

2007年09月22日 05時49分01秒 | Weblog
今日は古いウィーンの友達に会いました。実は今回、住所や電話番号を持ってくるのを忘れてしまったので、一人は空港にある仕事場にメモを残し、もう一人の(今日会った)人は、3年前は彼女の恋人であった人の職場に押しかけました。

そこで尋ねると、ひげを生やした恋人がまだ同じ職場にいてくれたので、ほっとしました。彼女の詳細を尋ねると、「家にいるはずだから電話しよう」と電話をかけてくれたのですが、留守。彼女は元気?どうしてるの?仕事は?と聞いても教えてくれません。「元気だけど、内緒にしておくね。自分で確かめて。」と。

そうなんです。家族が一人増えておりました。もう7ヶ月の女の子で、名前書いてもいいかどうか聞くの忘れたので、次回にしますが、とってもかわいい女の子でした。

お昼前に家を訪ねて、そこから昼ごはんに帰ってきたご主人と3人でお昼を取り、その後、夕方までどっぷりひとしきりの話をして帰宅しました。(マンガの本まで借りちゃった)

いろいろな話をする中で、ウィーンの物価や、どこのスーパーが安いかとか、生活費にどれくらいかかるかとか、いろいろな情報をもらいましたし、久しぶりに会った時のお決まりである、「あの人どうしてる?」も終了。すごくなつかしい人の名前まで出たのでびっくりです。みんな思い思いのスタイルでヨーロッパに留まっているようです。

住居に階段しかなく、日本の4階に住んでいるので、子どもを連れての買い物などはたいへんそうです。何かあったら気兼ねなくと申し出ました。ちょうどたいちくんの1歳年下なので、写真を見せて、「将来どう?」とも声をかけましたが、ご本人にそっぽむかれました。とほほ・・・

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立歌劇場「ウェルテル」20.9.2007

2007年09月21日 06時31分37秒 | Weblog
立ち見のお客さんが少なかったので、やはりフランス語はしんどいか?と思ったのですが、実際は思った以上にいい作品でした。

原作はゲーテの「若きウェルテルの悩み」です。ゲーテの作品そのものがいいから、こういうドラマになるのか、主役のウェルテルの(高音がもう少ししっかりしたら最高)表現力のよさか、いやいや、シャルロッテのメゾソプラノの歌と演技力のよさか、どれかわからないけど、拍手をしたくないほど、先が見たい。どうなるのか、次にどういう風にからんでいくのか見たいと思わせる舞台になりました。

また、季節の移り変わりを、舞台中央の大きな木で表現したのですが、夏の葉っぱは、動いていないのですが、そこへ葉っぱの影と光を当てて揺らすのです。するとずっとそよ風が舞台の上に吹いているように思われました。とってもステキでした。

でもそのステキな木の下に、3幕になって急にテレビやベッドが出てきたときは、ちょっと興ざめしましたけど、それでもドラマがおもしろかったです。

ウェルテルを亡くし、そばにいた夫に再び慈悲を乞うシャルロッテを、夫がのけ倒した瞬間終幕しました。拍手より先に「う~ん、すごい」とうなってしまいました。オペラって感じがしませんでした。

実は原作読んだことがありません。(この夏借りたけど読めなかった)帰ったらすぐに読みたい本の候補になりました。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちえさんご帰国

2007年09月20日 17時48分31秒 | Weblog
先ほどちえさんを送りにウィーンの空港まで行ってきました。無事にご帰国の後には、ブログにコメントが入る予定です。毎日必ず昼は二人で昼寝をするか、ごろごろする日程でしたが、さすがに毎日立ち見なので、それもしかたないか?というところです。

キッチンつきのアパートだったので、よく部屋で飲みましたし、私は毎日クノールのスープ、ちえさんは種入り黒パンがお気に入りの10日間でした。帰国したその日からレッスンとか。日本でお疲れ出ませんように!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウィーン国立歌劇場・グルベローヴァの「清教徒」19.9.2007

2007年09月20日 17時44分47秒 | Weblog
今日の日記はタイトルにグルベローヴァがつきます。これはもちろん私が勝手につけました。国立歌劇場がつけたものではありません。

なぜ「グルベローヴァ」か?この人をよく知らない人は、こう想像してください。オペラ界の森光子だと。もちろん森光子さんよりはずっと若い。まだ60歳を過ぎたばかりくらいだと思います。でも、声の世界はその寿命がずっと早いので、オペラ界の森光子はちょうどよく理解してもらえると思います。

昨日の出し物はベッリーニ作曲「清教徒」話はよくわからんし、舞台は暗いし、舞台セットもよくわからんオペラでした。でもグルベローヴァを見るために集まったお客さんで超満員です。(他の目的の人もいたとは思うけど)私もその中の一人で、このオペラ界の怪物(失礼!)を見るために興味深々で国立歌劇場へと向かいました。

彼女の役どころは、嫁入り前のお嬢さんの役。しかし、婚約したのに、その人が政治的な理由から他の女性(カール1世のおきさきだったか?)と逃げる。彼女は狂乱し、悲しみにくれる。しかしその後、彼と再開し、誤解がとけ、また国が崩壊し、彼も恩赦の元、結婚か!という時に昨日は刺されて死んだ。そしてまた狂乱。
こんな感じの役。

最初、少し高音に不安定感がありましたし、声の圧力は昔に比べて落ちているような気がします。(昔はもっとキ~ンと声が飛んできた)しかし、60過ぎても、どっからみても娘役だし、娘さんの声だし、そして3点Esまで出している。3点Esってわかります?私は出ますが、人前では怖くて出せないですよこんな音。真ん中のドの上の、そのまた上のドの上の、そのまた上のドレミのフラットです。それをいとも簡単に出している。この人はいったい何者?喉にCD入っているのか?

他の役どころの人たちとのアンサンブルは、そんなに良くなかった気がしますし、もう一度この出し物があるので行く?って聞かれたら行かないと思います。(たとえそれが彼女の引退公演であっても)個人的にも、私はグルベローヴァはそんなに好きでないです。でも、昨日の公演は、尊敬するし、すごい人である以外のなにものでもありません。ずっと「森光子のでんぐりがえりと、この人の3点Esと、どっちがすごいか?」考えていたくらいです。

中にとても有名なアリアがあります。生徒さんが一人練習中の曲です。テンポや曲想はそれほどはずれていないようでしたが、ここに来てオペラやコンサートを見て思うことは、声やフレーズに思いの出る人と、声を出しているだけの人では、その差が大きいということ。その辺自分も要再点検です。

今は、まだまだ音楽のシャワーを浴びるのが精一杯で、歌う所までいってません。

ジョルジョVitalij Kowaljow
アルトゥーロJos・Bros
リッカルドGabriele Viviani
エルヴィーラEdita Gruberova
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする