Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

今日はオフになりました

2010年10月31日 20時29分28秒 | Weblog
お昼から仕事を入れていたのですが「ダブルブッキングで先生が二人います。」と電話があり、私の方が休むことにしました。なので、今日は二度寝。昨日から一日たっても、まだ第九の興奮が残っていて、なんか嬉しくなってしまう今日一日でした。二度寝している布団の中でニヤニヤしてしまいました。

その後、夕方に雨の中(寒いけど舞鶴の比ではない)宇治まで、この前行ったエステに行ってきました。エステと言ってもそこらのマッサージ屋さんよりよっぽどよく効きます。今日も全身が軽くなりました。

明日から普通の仕事にしばらく戻ります。朝から合唱の練習、午後からドイツ語と、またバタバタした一日が待っています。水曜日には次のクリスマスコンサートの初練習も入っているし、ヨーロッパの準備も始めないといけません。また忙しくなりそうです。



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素晴らしい時間でした

2010年10月30日 22時59分10秒 | Weblog
舞鶴から帰ってきました。ものすごく疲れていますが、反面、とても充実して、やりきった満足感いっぱいです。いろいろ書きますが、順番がめちゃくちゃです。

28日から舞鶴に入ったのですが、最初気付かなかったのです。生徒が全員楽譜を持たずに、暗譜していることを!先生に言われて初めてそれに気づき、びっくりしました。もちろん女子なんかは早くから暗譜していましたが、その気のない男子もいたわけです。なのに、全員が暗譜している。みんなで盛り上げて、第九を成功したいという気持ちになっているのが本当によくわかりました。

子供たち、たいへんなんですよ!この第九だけでなく、次の日が文化祭なので、もう一度違うバージョンで第九、そしてクラス対抗の合唱を2曲、他にも演劇などなど、よくそんなにたくさんあるのに、やっていけるなぁと思うくらい抱えています。なのに、とても集中してくれていました。

あんなに頼んでも、お願いしても、何をやっても声を出してくれなかった男子も、すごく大きな声で歌っているんです。女子に頑張れと言いたくなったくらいです。

本番は、二人の先生にきれいなドレスを着て、ソリストとして舞台にでてもらいました。最初「ドレスで出るのは、先生がやりすぎで浮いているみたいにならないか?」と心配の声もありましたが、いつもは体育会系の先生が、まぁきれいになっているので、女子は素直に「先生きれい~」。男子たちは、ビックリして二度見する子、下向いてニヤニヤする子、ほぉ~と声を出す子など、反応は様々でしたが、どれも好評で、自分たちが自分たちの先生と一緒に、この曲を歌うんだというのが実感してきたようでした。

本番前に、最後の挨拶をさせてもらいました。私は前から記憶喪失なので、今回もほとんどの生徒の名前は覚えられなかったし、顔もいつまでおぼえているかわかりません。でも、今日この第九をやったことは絶対忘れないと思うので、みなさんも覚えていられるように、一緒に精いっぱいやりましょうって。もうそこで泣いている子、約1名。

さて、本番。とにかくエネルギーがすごいんです。生徒全員が私の次の指示を待っている。100人の子供たちです。すごいエネルギーを感じました。そして、いままで全くできなかった、指揮を感じてのクレッシェンドや、ピアノができるんです。本番で初めて!

途中の長い間奏の間、私は生徒一人一人の顔を見る約束をしました。一人一人が私の顔が自分の方を向くのを待っていてくれました。とても強い視線で、自信にあふれた顔で、私とコンタクトを取ろうとしてくれました。一人ずつ、今日のこの舞台を、この時間を確認するかのような、そんな時間でした。この時間は、本当に至福の時間でした。

そして、あの有名な部分がやってきました。もうたぶん誰も何にも怖くなかったと思います。1000席はありそうなホールが、子供たちの歌声で包まれていました。

あんなに難しかった、途中の静かな部分も、ちゃんとメリハリできてるし、フーガも素晴らしかったです。そしてクライマックス。

終わった後、泣いている子、ぼーぜんとしている子、満足げな子、いろいろいました。彼らも、あと数年たったら、指揮者がおばさんだったことくらいしか覚えていないでしょうけど、でも、この演奏会のことは絶対忘れないだろうなと確信しました。

毎回毎回、舞鶴まで行くのは本当にたいへんで、帰ってきてから、必ず次の日、マッサージに行かないと身体が動かないくらいのハードな内容でしたが、やってよかったです。演奏会の後、市の偉い方などもほめてくださり、知らない先生や、観客の方からも声をかけていただきました。子供たちも今日はきっと興奮して眠れないことでしょう。(校長先生、終わって1時間以上たっているのに、まだ目が赤かったですもん)

由良川中学の音楽の先生が、教え子のみやちゃんだったということから、始まった今回の演奏会。本当に最初は「ちょっと教えてほしい」だったんです。それが、あれよあれよという間に、第九になり、二つの中学校の合同演奏になり、体育館がホールになっていきました。
両校のたくさんの先生に協力していただきましたし、それ以外にもいろいろな人に助けてもらいました。一人では絶対できないことです。その中の一人に自分がいたということが、不思議ですし、いられたことがとてもうれしいです。

そして、もうひとつ大発見!今までいろいろやってきてるので、もちろんコーラスの指揮もやりましたが、もし、本当の指揮者が、いつもこのエネルギーを感じているのだったとしたら、歌い手が一度舞台に出たらやめられない以上に、やめられないと思います。もし今日の演奏がピアノでなくオーケストラだったら?次に生まれてきたら、まだ歌手がいいなぁと思っていましたが、指揮者の方がいいなぁと思ったくらいです。

素人です。中学生です。でも一生懸命って、すごいエネルギーを生むし、感動も生むということを、再確認しました。いつもこんな演奏会でありたい。そう思いました。

この年齢でまだこんな楽しいことをさせてもらえた。もしかしたらもうちょっと生きていたら、またおもしろいことに当たるかもしれないと思いました。感謝です!
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なんとか無事に終了

2010年10月27日 20時19分28秒 | Weblog
終わりました。夕方、フジタでクリスマスコンサートの打ち合わせをしてから帰宅しました。今すでに明日の準備に入っています。気持ちを切り替えないと!

楽しんでもらえたんでしょうか?お客さんが少なかったので、拍手も途切れがちで、客席の盛り上がりも、上がらないままで終わってしまったような…。それでも、みなさんになんとかいいところを見つけてもらえたので、ありがたかったです。

欲を言えば、もっと音楽的にいろいろやりたいことがあったんですが、そこはそれほど思うようにはいかなかったです。そこはとっても悔しいです。最近、音楽を作ることが楽しくなっていたところなので、何かもっと面白いことができるかなと思っていたのですが、まだあきませんね。

でも、こういうテーマを決めて、演奏会をするのは好きなので、できれば大好きな花のコンサート、まだどこかでできればいいなと思っています。それに花の出てくる曲は、どの曲もとてもかわいくて素敵な曲が多いので、何度歌っても(聞いても?)いいと思いませんか?

そして、何度歌っても難しい曲も多いので、これからもすごくいいハードルになってくれそうです。

明日とあさっての夜は、舞鶴にいますので、「はにゅうす」お休みします。
次は、30日の夜中かな?第九の本番を終えて、いい感想が書けるといいなぁ。

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ミルテの花

2010年10月25日 17時00分48秒 | Weblog
最後の調整に一時間ほど練習してきました。寒かった以外はそんなに調子が悪いわけでもなく、昨日はいったいなんだったんでしょうねぇ。でも肩はコリコリです。

それにしても寒い。急に暖かい飲み物がほしくなって、ハーブティーが家のどこかにあったはず!と探し出しました。いまやっと、ほっとタイムです。

さてコンサートはいよいよ明日ですが、もちろんアンコールも少しですが、ご用意しております。

その中でアンコールの1曲目は、シューマンの「ミルテ」という歌の曲集の第1曲目です。タイトルは「献呈」。シューマンがクララと結婚する際にプレゼントした曲集だと言われています。その「ミルテ」が花なので、今回取り上げました。

この「ミルテ」の花、これも私は大好きな花で、ビーダーマイヤー時代の象徴のような花です。ちいさな白い花で、当時の結婚式などは「ユリ」や「バラ」ではなく、このような地味な花がベールに飾られました。何枚か当時の結婚式の写真を見たことがありますが、素敵でした。ネットで「銀梅花(ギンバイカ)」で検索してみてください。写真をみることができますよ。

今もウィーンのカフェなどで、壁紙が細かい花柄になっていたりしますよね。この花ではありませんが、当時の小さくてかわいいもの、派手でないものが好まれる様子が見えます。

その他にも、明日はいろいろな花が出てきます。何の花かわからないものは、どうぞ想像して聞いてください。和やかな、かわいいコンサートになればいいなぁと思っています。では、明日!





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菩提樹

2010年10月25日 16時45分19秒 | Weblog
今日はよしこちゃんと最後の合わせでした。お天気のせいか、どうにも集中がうまくいかなくて、身体がおもた~い感じがして、声のコントロールがいまいち。お互い確認することだけ確認して終わりました。

さて「菩提樹」。めっちゃ有名ですが、シューベルトの「冬の旅」の中の1曲です。
失恋したところからスタートする「冬の旅」はほんまに暗い。明るい曲は中に数曲しかありませんので、途中で知っているメロディーがでてきただけでも嬉しくなってしまいますが、この曲ももちろん失恋の旅の途中。

みなさんが日本語で歌う、「泉にそいて繁る菩提樹~」は曲の最初。昔、そこには美しい記憶があり、恋をしていた自分がいます。でもその後、失恋し、夜中に村を出て、その上強い風が吹いて帽子が飛んでしまいますが、振り返ることもなく、今は遠くのどこかにいる自分がいます。そんな自分に、菩提樹が「ここへ戻っておいて」呼ぶ声がまだ聞こえているというもの。

すでにあちらこちらで書いていますが、
どうして帽子が飛ぶということをわざわざ入れるんだろう…って思っていたら、それは、当時帽子が「どこの村の何べえ」であるかを示すものだったからです。帽子の形や、飾りの羽根のつき方などで村がわかったそうです。日本でもそうですよね。着物の紋だとか、似たようなものはいろいろあります。

なので、帽子がない=どこの者かわからない=浮浪者となってしまい、もうどこにも戻れないということを意味しているのです。

どの曲にも、もうどうなってもいい、という彼の気持ちがちらほらと出ている曲です。とても日本語でよく歌われる美しいイメージだけでは終われない曲ですね。



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「はすの花」と「ゆきの花」

2010年10月24日 18時27分55秒 | Weblog
もちろん今日も練習。でもそのうち一時間くらいは、きねちゃんに昔のおもしろ話をしていましたが…。

さて、どちらもシューマン作曲の「はすの花」「ゆきの花」。

はすはご存じのとおりです。その昔、アジアからヨーロッパにやってきた「はす」は、お釈迦様の花でもありますし、明け方にひっそり咲くというイメージがあるんでしょうね。ヨーロッパの人にとっては、とっても奥ゆかしい花のイメージの様です。もちろん詩もその通りで、「太陽の光をやりすごし、夜が来るのをまつはす、恋人の月の光でその花を開く。」とっても素敵な曲です。

「ゆきの花」も大好きな曲ですが、この「ゆきの花」日本ではスノードロップと言うそうです。昔はなかったんだけどなぁ…。最近たまに見ますね。

写真を昔の日記に掲載しています。2008.2.23日の日記

自分でとった写真なので、どうぞ見てください。かわいいでしょ!
この花は、2月に咲くんです。他のどの花より先に、春が本当に来る前に咲きます。
なので、「昨日雪だったのに、今日は茎の上でつぼみになっている」とか「はやくおいで、ぐずぐずしないで」と、まだ寒さが残る時期に、この花が咲くことで、春を実感したい人たちの気持ちがわかります。みんな春が来ることを夢見て待っているんです。

伴奏はずっと同じ形なのですが、最初は雪がちらほら降っている音→だんだん同じ音なのにゆきの花が林で鳴っている音に変わっている感じがします。かわいいです。

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青い花

2010年10月23日 18時58分59秒 | Weblog
「青い花」と言われて、どんな花を思い浮かべますか?青い花は、ロマン派の象徴ともいえる色だそうです。愛やあこがれの象徴。かわいい女の子や、若い女性が青い花で例えられることが多いんです。

そんな中で、今回シューベルトの「美しき水車小屋の娘」から一曲だけ歌います。これは普通テノール(高い声の)男性が歌いますが、まあ、今回だけは許してもらいましょう。

「水車小屋の花」という曲の中で出てくる青い花。最初は何の花かわからないのです。「小さな青い花が小川のほとりに咲いている。」「彼女の瞳も青い」って言ったりします。でも、「彼女が眠ったら、花よささやいて」と。そのセリフが「Vergiss mein nicht!」英語で書くと、Forget-me-not、日本語で書くと、「私を忘れないで!」つまり「勿忘草」です。本当に青くて小さなかわいい花です。もともとこの名前がついたのも、中世ドイツの悲しい恋のお話が元になっているといいます。

しかし、この主人公、自分で思いを告げることができずに、最終的には狩人に彼女を取られてしまいます。

もうひとつの青い花は「すみれ」
モーツァルト作曲、ゲーテの詩の有名な曲ですが、「すみれが野原に一つ、頭をもたげて咲いている」という言葉から始まります。でも、すみれは群生するので、ひとつだけ野原に咲いたすみれは、何か変なんです。きっと鳥が加えて連れてったか、アリが運んだか…。なので、いや、だから、こんな何百年も歌われるような詩ができたんでしょうね。

そのすみれ、羊飼いの女の子に恋したものの、思いを告げることさえできず、ひそかに彼女に摘んでもらい、胸元にでも飾ってもらうことを想像しています。でも、結局、踏まれて死んでしまう。なのに、彼女に踏まれて喜んで死んでいきます。


どちらの花も青い花です。そして、そこに例えられている男性は、まるで草食男子のような印象も受けます。もし私が友達なら、後ろから「がんばりーやっ!」って、背中叩いて、そのまま倒してしまいそうですが、歌の世界だけは、そうならないように、努力したいと思います。
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いぬさふらんと万霊節

2010年10月22日 18時15分01秒 | Weblog
今日もよしこちゃんと合わせでした。かなりいい感じになっています。苦手だった曲も、どうにか手の内に入りそうです。反対に、大好きな曲も数曲入っているので、二人の合言葉は「気合い入れすぎると帰って緊張するので、好きな曲は気楽に行こう」でした。

その中でも、シュトラウスの「万霊節」は、亡くなった恋人をヨーロッパのお盆である11月1~3日に迎える用意をするところから始まるのですが、そこに出てくる花が、匂いのいいレゼーダと言う花と、赤いアスターの花なので、今回この「花いっぱいコンサート」に選曲したのですが、そんな花を飾って、かつての5月のように…と。この人には、亡くなった恋人が天国から降りてくるのも見えているし、もう一度幸せを追体験しているのが、その和音からよくよくわかるんです。なので、大好きなので、絶対いい感じで歌いたいって思えば思うほど、プレッシャーが!

当日のプログラムが簡易なので、曲の解説ができません。なので、今日からこのブログでもいくつか曲紹介をさせてもらいますね。(だって、この先毎日「今日も練習しました」しか書けないので)

同じリヒァルト・シュトラウスの「いぬさふらん」

いぬさふらんという花です。みためピンクのクロッカスみたいな。
秋に刈り取られた後の畑の横に咲いていたりします。さながら彼岸花のヨーロッパ版。
でももっとかわいい素朴な感じ。歌の中でも、「その姿はユリの様、色はバラの様」というくらいですので。(バラと言ってもピンクのほう)

ところがそれこそ彼岸花と同じように毒があります。その球根も茎も葉も、そして花までも本当に猛毒で、食べると死んでしまうこともあるそうです。

(季節の最後に咲く)「最後の花も、最後の恋も、どちらも美しいが…死に至る。」

怖い曲です。たった1ページの曲ですが、その中には語りきれないくらいたくさんのお話が詰まっている感じがします。

昔一度書きましたが、ウィーン郊外の花の博物館で集まっていたおばさま方の前でこの詩を朗読したんです。すると、「最後の花も、最後の恋も、どちらも美しいが…」と言った後、全員が声をそろえて「死に至る」と声に出した。みなさん、かなりのご高齢でしたが、死にいたるような激しい恋を経験してこられたんでしょうか。とっても素敵な時間でした。

どちらもリヒャルト・シュトラウスが、わずか20歳になるかならないかで作曲しています。どうぞ会場で聞いてみてください。とても20歳とは思えない完成された内容です。

音楽がお得意でない「はにゅうす」ファンのみなさんに、念のために書いておきます。
りヒァルト・シュトラウスは、あのワルツのヨハン・シュトラウスとは、赤の他人、まったくの別人。そして親戚でもありません。

もちろん私はどっちのシュトラウスも大好きです!
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ゆっくり練習してました

2010年10月21日 20時44分03秒 | Weblog
今日は午後から唱歌教室をお借りして練習。ここは広いし、一番歌いやすい。響きが自分でよくわかるので、ポジションを確認しながら練習するのにはとってもいいです。ついついたくさん歌ってしまいました。でも喉はそんなに疲れてないです。

その後はイオンで少しだけぶらぶらして(本当は映画みたいんだけど、疲れるからできない。)晩御飯のおかず買って帰ってきました。

演奏会前は、もちろん遊べない。だから映画も行けない。お酒も飲めない。もちろん羽目も外せないし、長時間のおしゃべりもできない、など制約が多い。このまま自分の予定を照らし合わせると、映画もワイン解禁日も11月の半ば頃になるかな?それが過ぎればまた次の季節までお預け…。



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最近のマイブーム

2010年10月20日 18時05分51秒 | Weblog
今日もよしこちゃんと合わせ。朝から身体も重いし、頭も痛いし、ゆっくりゆっくり準備して、遅めの時間からお出かけしました。ところが合わせそのものは、いい感じで進みました。こんなこともあるんです。

帰り、ちょうど日が暮れるかどうかくらいの時間帯。木津川の鉄橋からみる上流の景色が、墨絵のように見えました。こういう川や山のある場所は、毎日違う風景に出合えるので、そういうところはすごくいいですね。

こんな秋の夕暮れ、肌寒くなる寸前の、生温かい、もやっとした感じ好きです。そこにサンマの匂いでもしようもんなら、もう感動モノです。その感覚に、なんとなく昔のどこかを思い出します。何を思い出すのかわからないけど、昔のどこかなんです。

そんな年齢にもなってきたので、最近のマイブームが「俳句」。
俳句のはの字もわかりません。何が季語で、それがどの季節でもわかりません。
人生で俳句作ったことも、習ったこともありません。
でも、電車の中とか、暇な時に、なにか考えるのが楽しいです。

最初の頃は、一句の中を全部季語で埋めてしまったというなさけない出発でしたが、この前、俳句をやっているSー3さんに、少しましになったとほめていただいた句があるので、ちょうど季節もいいし、書いちゃいます。

今日の一句

立ち止まり 稲穂を揺らす 風を待つ

どんなもんでしょう?
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家にいました

2010年10月19日 18時03分22秒 | Weblog
今朝は頭が痛くて二度寝。その後は回復しましたが、今日は家でコンサート前の最後の意味確認を一日だ~らだ~らとしていました。

さて、昨日のドイツ語もなかなかおもしろかったので、それについて書こうと思いますが、お食事中の方はごめんなさい。(たいしたことないですけど)

話題はトイレ。昨日は「リビングには何がありますか?」「そこで何をしますか?」など部屋にまつわる話題をやっていました。で、「トイレ」何がありますか?紙・便器・タオル・そして本棚などなど。

問題は「そこで何をしますか?」です。私としてはユーモアあふれるおじさまなので、「じっくり座って人生について熟考します。」くらいがくるかなぁと思っていたんですが、まじめに「○○します。」と帰ってきました。そう、小さいほうと大きいほう。もちろんドイツ語です。

でも、どちらも聞いたことがない単語なので、最初何を言っているのかよくわかりませんでした。少なくとも私の8年間では聞いたことがない。

こういう内容のことって、普段は言わなかったり、他の言い方に変えたり、子供っぽく言ったりするのがほとんどで、正確に言うことってあまりないんです。なので昨日は反対に教えてもらって勉強になりました。もしかしたら医療用語かもしれませんが、ドイツ語を教える方としては知っていて損はない。

で、ふとある人が気付きました。小さい方の単語、Harnenって言うんですが、「ハルネン」と読みます。最初の「ハルン」の部分、最近よく聞く薬の名前ってここからかぁ!!!
「夜によく目が覚める」「何度もトイレに行く」そんな人には「ハルン~~」ですよね。
こんなところから命名されているとは!

ちなみに大きい方は、「取って空にする」みたいな単語エントレーレンでございました。こちらもそのうち薬になって出てくるかもしれませんね。「お腹の薬エントレーラー」みたいな…。





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朝晩が涼しいです

2010年10月18日 22時20分50秒 | Weblog
朝晩が涼しいですね。ついこの間まで、「暑い暑い」って言っていたのがウソみたいです。
なのに、まだ衣替えができていない。大した衣もないんだけど、とりあえずあったかいものを出さないといけないのですが、ひっくり返す気力ないです。なんとか今月末までもたせて、来月入ったらひと月遅れでやる予定。

今日はよしこちゃんと合わせ。かなりいい感じになってきました。でも、1曲だけめちゃくちゃ歌いにくい曲があるのです。(他も全部難しいんですが)それをなんとかしたいと悪戦苦闘でした。譜はそんなに難しくないんですが、もともと男性の曲だし、なんとなく全部高い。この全部高いが私はダメ。高いのや低いのが混ざると、かなり高い音があってもOKなんですが、適度に高い所でずっとホバーリングされると、もう苦しくって苦しくって。この曲だけやめたい気分です。

今回は「花」の歌ばかりを集めたので、曲が制限されていて、男性の曲や、好きだけど、以前に手を出したときに上手く歌えなかった曲とかが、ちらっほらっとあります。その辺を、どうやっていくかが、カギになりそうです。



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おみこしができていました

2010年10月17日 18時56分15秒 | Weblog
今日は公民館に午後から練習に行ったのですが、その前にパン屋でパンをいくつか買ったら、「試供品です。」といってもらったのが、食パン1枚。それなら他のパンがよかったなぁ。

さて、練習の間に、他の部屋ではミュージカル団体の子供たちが、保護者の皆さんと一緒に、おみこしを作っていました。花紙というものでできた(昔ティッシュで作った)花がたくさん飾られて、かわいいかったですよ。なんでもデザインと案は子供たちだとか。いいですねぇ。私は冷やかしに行っただけなので、何にも手伝ってません。その上、「みこしの上に、鯱鉾とか、鳳凰とか、なんかおもしろい飾りつけようよ~」っていちゃもんだけつけて自分の練習に戻りました。このおみこしで秋の公民館祭り(11月14日)に「祭り」をテーマに歌とダンスと群読します!お楽しみに。

昨日は夜中2時くらいまでクリスマスのチラシやチケットを作っていたので、とっても眠い。明日もピアニストさんと練習なので、早めに布団に入りたいです。

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はせいちに8時間

2010年10月16日 21時58分51秒 | Weblog
今日は手伝ってもらいながら、朝から140枚のコピー。1時間ちょっとでなんとかクリア。

その後、12時に「はせいち」に入り、まずはお昼ご飯。そこから、今年のクリスマスコンサートの曲をちゃんと決めて、コピーを整えて、練習日程決めて、ハモリも決めて、つなぎも決めてと、ずっとテーブルにしがみついてじゅんなさんと相談。途中Michakoさんが来たり、ピアノのなっちゃんが来たりして進行。

なっちゃんが帰った後も、チラシの構想決めて、各自の練習日も決めてと、ありとあらゆる相談をすませました。これで、あとは練習するだけなので楽になります。楽になったと言っても、新しい曲が、またクリアファイルの中に20曲増えた。アア…。

ずっと頭をフル回転して、いろいろ考えていたので、よけいな話は何にもしていないんです。なのに、8時間って!でも満席じゃなかったし、お昼の後、コーヒーに、夕飯に、またコーヒー頼んだので、許してもらおう。

それにしても夜は寒くなりました。帰りは持っている上着や首巻を全部身体に巻きつけて帰ってきました。風邪引かないようにしなきゃ!
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初鍋

2010年10月15日 22時38分20秒 | Weblog
今日は午後から練習。いい感じで練習できました。この秋はずっとコンサートずいているので、体調管理が大変な半面、喉はいいポジションで保てるので、新しい曲に変わっても、とっかかりが早いです。

さて、寒くなってきて、初めて鍋が食べたいと思いました。で、大根と豚肉の鍋。これって、昔教えてもらったんですが、うす~~~~く(向こうが透けて見えるくらい)大根を切って、それと豚肉と重ねて鍋に入れる。本当はその間にニンニクのおろしたのも入れるんだけど、明日人に合うので今日は×。で、水をいれて、昆布も一枚入れて、それだけ。ポン酢で食べます。一度試してみてください。ほんっとおいしいです!今日は野菜食べなきゃって思ったので、小松菜とえのきも入れました。おなかいっぱいです。

さて、今年のクリスマスコンサート。明日完全に曲が決まって、順番とか、パートとか決めるんですが、その参考にと思って、「クリスマスコンサート・歌・プログラム」とかで検索にかけて、他の歌い手のみなさんがどんなプログラムでやっているのか見てみました。みんな予想通りおんなじような内容。ケーキセットがついていたり、トナカイのかぶり物かぶったり。クリスマスという季節がら歌える曲も決まってくるので、そのへんの内容も似ている。

そこで考えた。需要があるから同じような内容のコンサートが多いのか?それとも私たちが考えることはどこも似たり寄ったりなのか?需要が多いんだったら、クラシックがもっと流行っていてもいいと思うんだけど、どうなんだろう?もしかしたら需要はあるんだけど、内容が良くないから、ファンが増えない?どの辺が原因なんでしょう?必死でやってんだけどなぁ。2年目のジンクスにならないように、明日のプログラミング、それこそ必死でやらねば!今年のクリスマスとホイリゲは12月5日(日)です。よかったらどうぞ。

そのクリスマスコンサートで「アヴェベルムコルプス」というモーツァルトの曲をリクエストにもらっているんですが、この曲クリスマスに歌っていいものか?ちょい悩んでます。歌詞が..。

今日は、27日に着る衣装も届きました。気合いも自然と入ります!
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