今年もあと1日ですか?信じられない。日本で正月迎えて、今ウィーンにいるので、今年は365日と8時間なんです。来年その分短いので、別に得したわけでもないです。それより、日本が「おめでとう~」って言っている頃、私はまだフォルクスオパーで「こうもり」昼の部を見ているはずです。不思議です。明日は昼「こうもり」をフォルクスでみて、その後国立歌劇場に行こうと思いますが、立ち見は朝からならばないと取れないという噂なので、たぶん入れません。その時は、さばくさんご夫婦と一緒に、お友達の家の年越しパーティーに混ぜてもらうことにしました。なので、明日は夜通しになる可能性もあるので、新年のご挨拶は時差も含めて少し遅れると思いますので、ご了承ください。
今年来てから2回目かな、メリーウィドー行ってきました。柱席だけど今日もよく見えました。お客さんも満席で盛り上がっていましたが、後ろで子どもがしゃべるのと、隣のおじさんおばさん、みんなでメリーウィドーワルツ「ふ~ふふ~ん」って歌うんだもん。これには参った。
さて、今日は始まる直前に、また支配人が出てきて、(私はここで「えー」って叫んでしまった)「ここで支配人が出てくるというのは、たいてい何か悪いことが起きた時でございます。」「実は主演のダニロ役が病気で歌えません。」(ここでどよめき)「しかしフォルクスオパー、こういう時にダブルキャストでございますので(ここで安心させておいて)、もう一人に電話しましたが、この方も病気でダメでした。」(またどよめきが起きる)「しかしラッキーなことに、この出し物は人気ですので、トリプルキャストでございました。そちらにも連絡をしましたが、その方も病気で」「ということで、なんとか説得して、最初の方に歌っていただくことになりましたので、みなさん病気を押して出ておりますので、なにとぞよろしくお願いします。」みたいな説明で始まりました。
この支配人さん、新しく支配人になったらしく、役者関係の人らしいので、マイクなしでお客さんに話しても全然OKでした。この人になってからいろいろ改革をしているらしく、料金体系も変わり、割引もできているようで、いろいろ試しているのはいいことだと思います。
ということで、上げたり下げたりしながら、客席の気持ちを「病気だけどがんばっているダニロを暖かく見守る雰囲気」をつくっておいてくれました。さすがです。
内容はいつものとおり、2幕最初のバレエで照明がついてなくって、薄暗い中、バレエが踊ってました。途中でいきなりつきましたが。それ以外は、ダニロ役も声は薄くなってましたが、最後まで乗り切りましたし、ハンナ役も、バレンシエンヌのカンカン(この役は、バレエダンサー並にバレエやカンカンを踊ります)もとてもよかったです。
では、来年こそは、テロとか戦争のない、いい年でありますように。(こっちにいると、ワイドショーがなくって、ニュースをちゃんとやるので、そういうニュースにどうしても関心が行ってしまいますし、身近に理解できます。なので。)
そしてみなさんも私も健康にすごせる一年でありますように!
指揮Rudolf Bibl
バレンシエンヌMartina Dorak
ハンナUrsula Pfitzner
シルヴィアンヌSelma Fasching
オルガManuela Culka
プラシコビアMirjana Irosch
ツェータSándor Németh
ダニロFrank Larsen
ニェグスGerhard Ernst
カミーユPavel Cernoch
カスカーダDaniel Strasser
ブリオッシュThomas Tischler
ボクダノビッチHeinz Fitzka
クロモフGerhard Rak
プリチッチAlfred Werner
今年来てから2回目かな、メリーウィドー行ってきました。柱席だけど今日もよく見えました。お客さんも満席で盛り上がっていましたが、後ろで子どもがしゃべるのと、隣のおじさんおばさん、みんなでメリーウィドーワルツ「ふ~ふふ~ん」って歌うんだもん。これには参った。
さて、今日は始まる直前に、また支配人が出てきて、(私はここで「えー」って叫んでしまった)「ここで支配人が出てくるというのは、たいてい何か悪いことが起きた時でございます。」「実は主演のダニロ役が病気で歌えません。」(ここでどよめき)「しかしフォルクスオパー、こういう時にダブルキャストでございますので(ここで安心させておいて)、もう一人に電話しましたが、この方も病気でダメでした。」(またどよめきが起きる)「しかしラッキーなことに、この出し物は人気ですので、トリプルキャストでございました。そちらにも連絡をしましたが、その方も病気で」「ということで、なんとか説得して、最初の方に歌っていただくことになりましたので、みなさん病気を押して出ておりますので、なにとぞよろしくお願いします。」みたいな説明で始まりました。
この支配人さん、新しく支配人になったらしく、役者関係の人らしいので、マイクなしでお客さんに話しても全然OKでした。この人になってからいろいろ改革をしているらしく、料金体系も変わり、割引もできているようで、いろいろ試しているのはいいことだと思います。
ということで、上げたり下げたりしながら、客席の気持ちを「病気だけどがんばっているダニロを暖かく見守る雰囲気」をつくっておいてくれました。さすがです。
内容はいつものとおり、2幕最初のバレエで照明がついてなくって、薄暗い中、バレエが踊ってました。途中でいきなりつきましたが。それ以外は、ダニロ役も声は薄くなってましたが、最後まで乗り切りましたし、ハンナ役も、バレンシエンヌのカンカン(この役は、バレエダンサー並にバレエやカンカンを踊ります)もとてもよかったです。
では、来年こそは、テロとか戦争のない、いい年でありますように。(こっちにいると、ワイドショーがなくって、ニュースをちゃんとやるので、そういうニュースにどうしても関心が行ってしまいますし、身近に理解できます。なので。)
そしてみなさんも私も健康にすごせる一年でありますように!
指揮Rudolf Bibl
バレンシエンヌMartina Dorak
ハンナUrsula Pfitzner
シルヴィアンヌSelma Fasching
オルガManuela Culka
プラシコビアMirjana Irosch
ツェータSándor Németh
ダニロFrank Larsen
ニェグスGerhard Ernst
カミーユPavel Cernoch
カスカーダDaniel Strasser
ブリオッシュThomas Tischler
ボクダノビッチHeinz Fitzka
クロモフGerhard Rak
プリチッチAlfred Werner