アミューズブログ(←ここをクリック)にも、感想が上がってきていますが、
私の方に来た感想も少し混ぜながら反省会をば・・・
抜粋ですが・・・
「はにうプロデュース!といった楽しさあふれる演出」
「終わったあと皆さんがあんな清々しい顔してるなんて」
「前半の合唱では必死に食らいついていくという気力が感じられた」
というような、感想をいただいています。ありがたいことです。
私も今回は満足行く内容で終わりました。
その要因を考えてみました。
■客席が身内と友人で250席が埋まったこと。
(それ以上大きなホールだと、知らない人が来るので、評価が変わったと思われる)
■お客さんの「合唱」「ママさんコーラス」のイメージを崩したこと。
(立ちっぱなし、きれいな声、眠くなる曲ではなかったこと)
■普段と違う一面を見てもらえたこと
(普段と舞台の上と全く違うキャラクターを演じた皆さんのおかげ)
■スタッフさん、舞台さん、多くの人の協力があったこと(メイク・ヘア・照明などの力は大きい!)
■2回目と言うことで、前回経験者が、初心者をフォローできたこと。
■ぎりぎりのラインですが、歌や踊り、流れやちょっとした所作、大道具が「素人が調子に乗ってる」ラインを脱出できていたこと。
(実はこれ、最後まで心配でした。)
などなど、いろいろな要素が上手く回ったと思います。
そうでなければ、こんなにたくさんの人に喜んでもらい、出演者もみんなが「よかった」という結果にはならなかったと思います。
そして、団員さんに言われた「先生今回リハーサルで切れなかったですよね?新人さんに『リハもっと怖いから覚悟しとき』って言ってたのに」
という・・・そうです、私今回一度も切れませんでした。わざとそうすることもありますが、今回その気もなかった。
要因は、
■私は自分のしたいようにする。したいように言う。それをどうとらえるかは相手の勝手。というスタンスで動けたから。
人の顔色見るの得意です。今も見えます。でも、顔色を気にするのをやめました。だから春に数人やめた時は、すごく落ち込みましたが
落ち込まなくてもいいのだ!と何度も自分に言い聞かせました。)
また、「こうしてほしい」と言って、相手が「それはできない」と言った時、できないからできないと言っているのだと思うことにし、
代案を出すか、他の人に頼むか、他の人に頼んでもらうか、それでもやりたいなら自分でするという道を探せたこともよかったと思います。
もうひとつ、いままでになかったのは、
■曲作りに置いて、毎日自分の中からどんな解釈がわき出てきても、OKにしたこと。
(今回の曲は、詩の解釈がむつかしく、曲も難解で、途中解釈できなくて苦労しましたが、あるときから、「いいや、毎回違って。答えが出なくてもいいや」と思ったら、すごく楽になり、いろいろな感情を手にしながらの指揮になりました。)
指揮者であり、指導者なので、方向を示さないといけないという思いはありましたが、曲を練習していく過程で、私自身の環境も大きく変わり、心境の変化がありました。そのどの立場の自分にも対応してくる歌詞に、最初すごく振り回されましたが、途中であきらめたら楽になりました。もうまるで、お釈迦さんの手の上にいるきぶん?
■できない仕事を他の人にお願いしました。
できるんだけど、するとストレスがたまる仕事ってあります。ほとんどできてしまうので、なおさらなんです。で、いつも最後に「こんなのしたくなかった」と文句がでる私です。
なので、今回は、できるけどしたくない仕事や、がんばったらできるけど得意ではない仕事は、他の人にお願いしました。得意なひとが得意な事をやってくださったので、助かりましたし、ストレスなく、自分のやるべき仕事に集中できました。
そんなこんなが、本当に上手く回り、いい感じで本番が迎えられたのだと思います。
これから数週間、いろいろな感想があちらこちらから聞こえてくると思いますが、いいものも悪いものも、楽しみにしていたいと思います。