Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

今日はクッキーを焼きました

2008年01月29日 02時57分37秒 | Weblog
昨日テレビで見たのが、カタリーナ・ビット(元オリンピック選手)がでている番組で、「芸能人フィギュアスケート」みたいな番組。「芸能人社交ダンス」よりずっと危険度が伴うので、大変だと思うんですが、みなさん真剣そのもので見ていて泣きそうになりました。すでに骨折して出れなくなった人、こけて恐怖感と戦って復帰した人などなどいろいろあり、見所満載でした。なのに途中でユリゲラーがゲストで出てきてよけいなことをするので、その部分だけ他の見てました。

さて、今日は最年長Doさんとタンデム。昨日のお花もきれいだし、家の昨日掃除したので、今日は特別なにもしなくていいいし、お昼はゆったりとホットケーキなど焼いてしまいました。残りの種にもう少しバターや粉、レーズンにくるみをまぜてクッキーを焼いて出したら「レシピなし、その上量らないでなんでこんなのできるの?」と感動されてしまいました。私としては60点くらいの出来だったのですが、こうも感動されるとびっくりです。

今日もDoさんには日本語をドイツ語にするのを手伝ってもらったんですが、最近私にも「すっきりとしたドイツ語」「なんだかすっきり落ち着かないドイツ語」の差がわかってきました。「これはいい感じでドイツ語になったなぁ」と思っているものは、やはりDoさんも「これいいじゃない」と言ってくれます。(と自分のことのように書いていますが、もちろん他の学生さんのおかげ)

私がDoさんに見せる前に、学生さんの前でしているのは、まず自分の訳したドイツ語を見せて、その上でしゃべりながら、まるでゼスチャーゲームのようにその状況を説明しているだけ。この前なんか「キェーキェー」とカモメの鳴きまねしてましたし、「おててひきひき」では手をつなぐかっこうして家の中スキップしてましたもん。「めだかのかあさん小石の影で」は石の影にこっそりかくれているめだかのお母さんを演じてしまいました。やってる自分を見たら笑うしかないんですが、これはこれでたいへんなんです。恥掻き捨ててその詩の言葉だけでなく、情景や感情を伝えないといけない。

それでも今日は大笑いされました。山田耕筰の「かえろかえろ」で「なんでカエルが鳴くと家に帰らないといけないの?」そんなの誰もわかんないよ、と。「かえろがなくからかえろ」なんですよね。日本人はすぐわかる。「かえる」と「かえろ」をかけているところ、カエルは真昼は鳴かないから、夕方になってきたこと、お手つないで帰って来るのは小学低学年だからそろそろ家に帰る時間であることなどなど、即座に思いつく。でもそれを詳細にドイツ語にしていると、長くなりすぎて、歌に追いつかない。う~ん難しいです。(でも最近ちょっと楽しい)

さて、明日コンサートのチラシができあがります。その足で大学の日本語学科に貼りに行ったりしようと思います。ホールが親切で作ってくれるチラシなので、簡単な形式ですが、自分で作ることを考えると(日本語と違いいくつも手間がかかるので)本当に助かっています。こっちのホールにしてよかったです。

それから最近よく「ちゃんとしたドイツ語をもう少し習いたい」「読めるようにしたいなぁ」と思います。これはかなり時間と忍耐と、そして習わないといけないので、お金もいります。もう少し先になりそうですが、なにか方法を考えようと思います。でないといつまでたっても友達とはしゃべれるけど、公では使えないドイツ語だけで終わってしまいそうで、嫌になってます。普通の敬語は話せますが、長文は苦手だし、伝聞や、仮定法など使える文法に限りがあって、不便はしないものの、かなりいい加減かもと反省してます。(日本の忙しさにまぎれてもこれを忘れないでいれたらいいんだけど、歌い手にとって発音は一番だけど、読み書きは二の次になってしまいがちなんですよね。)
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