漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
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いい坂夢気分 第5話 秩父甲州往還を栃の木の渡しへ ①

2012-02-21 06:38:54 | 秩父往還 野次馬道中記

今週も飽きずに秩父甲州往還の旧道を辿るポタに出掛けた。

今回の目標は、前回の到達地点である道の駅あらかわ付近から先にある荒川の渡河地点まで辿ることだ。

具体的には白久駅を越えたところにある栃の木坂を降りたところの「栃の木の渡し」の荒川水際まで行くのだ。

当然ながら回を重ねる毎に往復距離が伸びて脚力面でキツくなっていく。単独走の空気抵抗もばかにならない。

でも今回は大丈夫。チームAのエースが同行してくれるのだ。これは激坂ロケも愉しめるぞ^^

 

エースとは道の駅はなぞのに午前8時待合わせ。

ルートは親鼻までは旧道を基本的に選択、そこから大野原手前までは往還に関係なく走ることにしました。

 

【いい坂夢気分シーン1】

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先ずは第一の難所である寄居の子持瀬の渡し跡の先にある坂であります。

「エース、今日はアウター縛りでお願いします!」と要請をしておいたのであります。

えっ?そうスイスイ上らずに、ちょっとはヨロけるとかしてくれないとネタにならないなあ。

まあ、チャンスはまだまだあるからいいか^^

 

【旧道情緒を味わう】

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矢那瀬から野上下郷までR140号と荒川を左手に見降ろしながら走る旧道はやっぱり良い雰囲気だなあ。

 

【皆野と黒谷で寄り道】

親鼻からは暫く旧往還と関係なく美の山公園上り口辺りからR140号の脇道を走る。

こっちの方が大型車とかを気にせずにのんびり走れるんですわ。

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なんと「気楽流柔術」ですと?! 説明を読むと名前に反して激しい稽古が繰り広げられたみたいであります。

この日は拙等モットオエットも気楽流ペダリング術の稽古に励むのであります^^

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和銅の内田家住宅に寄り道。もっと手を掛けてもよいのではと思うが、そう簡単にはいかんのでせうね。

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そしてオシャンクリサマ。

祠を見るなり「負けた・・・」とエースが呟いたのを拙は聞き逃さなかったのであります(と記憶している)。

あれはどういう意味だったのか。いまだに謎のままなのですが何故か問い質し難いなあ^^

 

【浦山川の渡河地点を探す】

秩父往還を辿るにあたり拙が参考にしている文献が二つある。

『秩父往還いまむかし(飯野頼治)』と『歴史の道調査報告書第六、及び十一集(埼玉県教育委員会)』であります。

浦山川の渡河地点を前者は『諸下橋で橋立川を越え、すぐに浦山川へと下って対岸へ・・』と記している。

後者は『左に光西寺があり、その少し先で橋立川を渡り、さらに浦山川を渡る・・・その橋の跡が残っている』とある。

う~ん、一体どこなんだろうか。

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この日は諸下橋を渡って一番近い川への降り口(キャンプ場かな)を見にいってみました。

どうも違うみたいな気がします。関係ないけど向こうに見える鉄橋はSLが通る季節は見ものでしょうね。

もっと上流の漁協のある近辺に木の板を渡しただけのような橋があったと聞いたがそれが渡河地点かしら。

後日もっと調査せねばであります。

 

【いい坂夢気分シーン2】

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『路面が一部凍結していますが、ここもアウター縛りで上って全国の貧脚野郎をびっくりさせて下され^^』

うわあ!ホントにアウターで登っていったわ・・・しかもリア23T。こりゃドーピング検査が必要かも^^

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にゃんとも剛脚であることであるにゃあ^^

 

つづく