【安谷川の辺りは古道情緒たっぷりなのだ】
R140号を進み、武州中川駅を過ぎて秩父市役所支所の手前を右に入る(12:51/55.7km)。
「歴史の道 秩父甲州往還道」の標識が建てられているので、この小路が旧道で間違いないのだ^^
往年の風情を感じることが出来る良い道であります(ロードバイクで来るような道じゃないとも言える^^)。
急傾斜を下り始めてすぐ。ここにも「翁塚 芭蕉句碑」が(12:58/56.0km)。
句碑には『むかし幾計 秩父殿さへ すまふとり』と刻まれているらしい。秩父殿は畠山重忠公でありますね。
重忠が源頼朝の前で関八州随一の強力といわれた長居を相撲で負かした故事に因んだ句碑らしい。
ちなみにこの坂、一旦下ったら自転車漕いで登り返す気にならない位の体感傾斜であります。
翁塚から100メートル程下って安谷川を渡る。橋下の水深は浅いけど落ちたら寒さで震え上がりそうであります。
もはや自転車を漕いで上れるような斜度ではないのであります。舗装路だとしても拙には限界を越えた斜度なり。
往年の雰囲気たっぷりで嬉しいやらしんどいやらでもう大変^^
自転車担いで上っていくが、果たして先が通じているかどうか不安が募るのであります。
でも引き返しはしないのだ!漢は黙って進むのみ!!
次に来る時は『いい坂夢気分』のロケをここでするのであります^^
【いよいよ荒川村】
安谷川を渡って自転車担いで歩いてから5分程で民家のある場所に出ました。前方に荒川中学校が見えます。
中学校前で二又に分かれる道を右手に進む(左に進むとじきにR140号に出ます)。
道沿いに荒川村歴史民俗資料館があったので旧道の情報を尋ねる(13:23/56.6km)。
どうやらこの道で間違いないみたい^^。色々と親切に教えて頂き有難うございました。
先へ進むとR140号に合流(㈱アルファという工場の正面)、ガードレールの間に馬頭尊がありました(13:27/57.2km)。
R140号を三峰方面へ上っていく。
道の駅あらかわの表示手前の登拝碑がある場所(右上写真)で左の旧道に入る(13:30/57.5km)。
碑は道標も兼ねており「右三峰山新道 左旧道」と刻まれている。新道とは現在の国道のこおでありますね。
旧道に入って直ぐ路傍に「夜泣き石」と記された石があった。由来が書かれていないので気になりますなあ。
予測よりだいぶ遅れたが、道の駅あらかわに着(13:37/58.2km)。
なんと出走から既に5時間を経過であります・・・自分でも呆れる位の遅さなり。ここから先はまた次回ですな。
つづく