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ぽかぽか春庭「六義園」

2024-08-03 00:00:01 | エッセイ、コラム
20240803
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2024二十四節季日記真夏(2)六義園

 7月22日、猛暑日。帰り道、駒込の駅の中で救急隊3人が駅員に誘導されて駅の中に入っていく姿を見ました。ああ、熱中症で駅で気分が悪くなった方がいたのかなあ、と思いました。猛暑日に高齢者はうそうそと出歩くなと、ニュースでは言っていました。不要不急な用事で外にでるなと。出かけてきました。不要不急のお出かけ。

 東洋文庫の「アジア人物伝」観覧と六義園散歩。月曜日午前中。さすがにこの猛暑の中を散歩しようというのは、日本の夏の怖さを知らんのか、よほど暑さに強いのか、園内で出会った数少ない散歩客のほとんどが外国人でした。私は帽子の頭部分を園内水道の水でぬらして気化熱防暑。もちろん日傘も。

 真夏の六義園 園内

 出口で3人組の観光客が帽子もかぶらず日傘も持っていなかったので、入り口に置いてあった貸し出し用の和傘をさして、園内で利用できますよと伝えました。3人組のひとりは私のつたない英語をわかってくれたようで、あとのふたりにスペイン語で伝えました。3人は大喜びで和傘をさしたので、撮りましょうかと申し出てスマホの3ショットをとりました。サンキューサンキューと感謝され、園側が用意した和傘を紹介しただけなのに、えらく感謝されました。もとでいらずの親切押し売り。いい散歩になりました。

 

 猛暑日とはいえ、木陰は周囲に比べてひんやりして、歩く時間より休んでいる時間のほうが長かったかも。池の対岸にある吹上茶屋で麦茶を買って一休み。

 午前中、1時間ほどの散歩でしたが、月曜日だし猛暑だし、ほとんど人のいない園内を独り占めした気分ですごせました。月曜日は都立の施設のほとんどはお休みですが、公園は年末年始の休みのほかは開園。やっててよかった。

 帰りにはお気に入りの古本屋「青いカバ」で百均本と250円と300円で1250円の「暑い中がんばって歩いたご褒美」を買いました。
 百均本700円購入したあと、青いカバのスタンプを押したカバーは百均本にはつけない、と店主が言うので、300円辻邦生と250円原田マハを買ってカバーをもらう。店主小国貴司 さんは、リブロ店長などを経て2017年に現在の地で独立開業。売る本の量より、買い込む量が多いので、どんどん棚が増え、店がますます狭くなっているというブログ記事を読みました。百均文庫を買う程度の客だけれど、応援してます。志ある本屋さん。厳しい本屋稼業と思いますが、がんばってほしい。

 駅前の滝の家で天ざる750円を食べました。てんぷらは、エビ、かぼちゃ、さつまいも。天ぷらついて750円は安い。駒込、いい街です。

<つづく>
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