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HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1396話≪無料で学べる大学講座(MOOC)⇒日本初の大規模公開オンライン講座(gacco)開設≫

2014年02月21日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

             
          XXII Olympic Winter Games   7-23 February 2014

 みなさん、大規模公開オンライン講座「MOOC(ムーク)」(Massive Open Online Courses)は、2012年に既に米国で始まっており、既に世界中から1000万人以上が受講しており、ついに日本でも4月から開設します。

 最初にスタンフォード大学の複数の教員がネットで講義の公開を始め、多くの支持を集めたため、起業し、オンライン教育のネットサービスを開始し、それが「Coursera」や「Udacity」です。

 その後、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学も非営利法人を設立し、「edX」を開始しています。

 ◆「Coursera」 Stanford University、Princeton University、The University of Tokyo東京大学
 ◆「edx」   Harvard University、Massachusetts Institute of Technology 、Kyoto University 京都大学、The University of Tokyo東京大学、
 ◆「Udacity」  教員が個人で参加

 日本の大学では、東京大学が2013年9月に「Coursera」で講義の配信を開始し、2014年春には、京都大学が「edX」で配信を始めています。


 そして、ついに日本での開講に追いつき、2/3にNTTドコモ、NTTナレッジ・スクウェアが≪日本初の大規模公開オンライン講座(MOOC)サイト「gacco(ガッコ)」を開設~ 本日2014年2月3日から受講生を募集 ~≫を報道発表しています。


 NTTドコモ、NTTナレッジ・スクウェアは、日本オープンオンライン教育推進協議会公認の、日本初の大規模公開オンライン講座「gacco(ガッコ)」を開設し、2014年4月から開講します。

 既に、2月3日から受講生の募集を開始しています。

 即ち、「gacco(ガッコ)」は、大学教授陣による本格的な講義を、学生に限らず幅広い方がパソコンやスマートフォン、タブレットによりオンラインで無料受講できるサイトです。

 ◆4月14日開講:東京大学 本郷和人教授の「日本中世の自由と平等」
 ◆5月19日開講:慶應義塾大学 村井純教授の「インターネット」
 ◆6月16日開講:早稲田大学 栗崎周平准教授の「国際安全保障論」

 による3講座で、受講生を募集しています。


 その後、準備中の講座の1部は、

 ◆「オープンエデュケーションと未来の学び」
 ◆「マンガ・アニメ・ゲーム論」
 ◆「経営(マネジメント)入門」
 ◆「化学生命工学が作る未来」

 

 さて、これらを受講したい方は、

    ・会員登録 ⇒ 受講登録
    ・インターネットに接続されたパソコン、スマートフォン、タブレットを準備

 そして、受講生は、10分程度の講義動画を1週間に10本前後視聴し、自己学習や他の受講生との掲示板を通じたディスカッションにより理解を深め、進行に応じて提示される選択式テストやレポートなどの課題に取り組む。

 すべての講義を受講後、最終テストなどに取り組み、修了条件を満たすと「修了証」を取得。

 「反転学習コース」(有料)

 東京大学の本郷和人教授の講座は、世界初の試みで、オンラインで学習した内容をもとに対面で発展的な講義を行います。

 「反転学習コース」は、大学レベルの講座にチャレンジしたいという学習意欲の高い高校生を対象に、一般の受講生とは別の無料枠を設けています。

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第1388話≪東京大学「推薦入試」で「スーパー高校生」を求める概要発表≫

2014年02月03日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、東京大学が昨年3/15に「東京大学の学部入試方法の変更について」を公表していましたが、1/29にその概要「平成28年度推薦入試について(予告) [その他] (本部入試課)」が発表されました。

 平成28年度の入試から導入し、学力試験一辺倒だった入試を一部見直し「人物重視」を取り入れた新しい入試方法です。

 即ち、「スーパー高校生」を面接で決める内容ですが、レベルが高すぎるとの評価もちらほら出ています。

 即ち、求める学生像を「卓越した能力を持つ者」として、国際数学オリンピックでの顕著な成績などを推薦要件に挙げています。入学後は特別にアドバイザー役の教員をつけ、「スーパー高校生」の能力を最大限引き出したい考えです。

 具体的には、出願には高校などの校長の推薦が必要で、特定の学問分野に強い関心を持っていることが条件です。推薦枠は各高校から男女1人ずつの計2人(男子校、女子校は1人)まです。入試は学部ごとに実施し、定員は計100人。

 参考までに旧帝国大学での推薦入試(学校長推薦必要)、AO入試(学校長推薦必要なし)を予定を含め一覧にしますと、(詳細は大学名をクリックして確認を)

   ◆北海道大学:推薦入試⇒既に廃止
          AO入試⇒2001年度開始、1部学部で開始

   ◆東北大学:推薦入試⇒過去農学部のみ、2014年度で廃止
         AO入試⇒2000年度開始、2009年度から全10学部で開始

   ◆東京大学:推薦入試⇒過去なし、2016年度から開始

   ◆名古屋大学:推薦入試⇒全9学部で実施
          AO入試⇒なし

   ◆京都大学:推薦入試⇒「特色入試」を2016年度から全10学部で開始

   ◆大阪大学:推薦入試⇒基礎工学部のみ、2016年度から開始
         AO入試⇒2002年度開始、1部学部で開始

   ◆九州大学:推薦入試⇒既に廃止
         AO入試⇒2000年度開始、1部学部で開始



 さて、東京大学推薦入試内訳は、

     ◆工学部 ⇒ 30人
     ◆法学部、経済学部、文学部、理学部、農学部 ⇒ 各学部から10人
     ◆教養学部、薬学部、教育学部、医学部 ⇒ 各学部から5人


 1次選考の書類審査(11月)は、

   ◆高校の成績
   ◆留学経験
   ◆世界の高校生らが競い合う国際科学五輪での成績
   ◆TOEFLや英検の英語能力試験の点数(120点満点中100点以上)
   ◆ボランティア活動

 などが対象条件のようです。(詳細の募集要項は2015年7月公表)


 注)「国際科学五輪」に関しては下記を参照してください。

  HageOyaji通信:第1308話≪「2013年国際科学オリンピック」の朗報(´・ω・`)マジカョォ(7/21、7/24、7/27、8/5、9/20)≫


 1/29の入試企画室長の記者会見では、志願者数について「最大で1000校2000人」の応募を見込んでいると話されています。

 入試前年の11月に出願を受け付け、2次試験の後期日程は廃止する方針。

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第1376話≪「大学入試センター試験(1/18、1/19)」の準備は完璧ですか?≫

2014年01月06日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、あけましておめでとう!

 しかし、受験生のみなさんには、入試センターを終え、更に目的の大学に決まりました時に「おめでとう」を・・・・・・

 正月返上で、「大学入試センター試験」の最後の準備が整いましたか?

 ◆平成26年度試験実施期日:平成26年1月18日(土)、19日(日)
 ◆平成26年度追・再試験実施期日:平成26年1月25日(土)、26日(日)

 の2週間後にせまりました。

 既に受験生の皆さんは、≪受験案内(平成26年度)≫を何回も読みなおしていることでしょう。


 その中から、重要項目を抜粋しておきます。

 ≪受験教科事前登録制≫
  Point1
   出願時に志願票で次の事項を登録。
    ① 受験する教科名
    ② 地理歴史、公民と理科は受験する科目数
    ③ 別冊子試験問題の配付希望(数学②、外国語のみ)

  Point2
   確認はがきが届いたら、Point1 の①~③の内容が正しく登録されているか確認。

  Point3
   試験当日は、
    登録していない教科は受験できない
    登録した地理歴史、公民と理科の受験科目数は変更できない


 ≪試験時間中の所持品の取扱い≫
  ◆辞書・電卓等の機能の有無が判別しにくい「時計」は、使用できない
   【時計として使用できないもの】
    辞書や電卓等の機能があるもの、
    それらの機能の有無が判別しづらいもの
    秒針音のするもの
    キッチンタイマー
    大型のもの

  ◆試験時間中に次のものを使用すると不正行為とは
   【使用すると不正行為となるもの】
    「定規(定規の機能を備えた鉛筆等を含む。)」「コンパス」
    「電卓」「そろばん」
    「グラフ用紙」「電子辞書」
    「携帯電話」「スマートフォン」「IC レコーダー」



 お知らせ
 さて、HageOyaji通信11/11の第1355話の中で「お知らせ」を記載し、昨年度末で「HageOyaji通信」を終了すると記載しましたところ多くの高校生から新たに掲載するプログを教えてほしいとの連絡がありましたが、HageOyajiの勘違いで、「gooメール(無料版)」の提供終了であって、「gooブログ(無料版)」は継続すると連絡がありましたので、当分このまま「HageOyaji通信」を継続します。
 今後とも愛読のほど、よろしくお願いします。

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第1371話≪海外大学進学コースを開設した高校「新潟県立国際情報高等学校(愛称KJ)」とは≫

2013年12月18日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、「海外大学進学コース」を設置し、世界を舞台に活躍できる生徒の育成と高校教育そのもののグローバル化を目指すユニークな高校が話題になっていますね。

 その高校とは新潟県南魚沼市に存在する「新潟県立国際情報高等学校」であります。

 「新潟県立国際情報高等学校」の歴史は、

  ◆1992年 ⇒ 新潟県立国際情報高等学校として開校
  ◆1993年 ⇒ アメリカ、イリノイ州エヴァンストン市の学校と姉妹校提携
  ◆2004年 ⇒ オーストラリア、南オーストラリア州アデレード市の学校と姉妹校提携
  ◆2011年 ⇒ 創立20周年記念式典
  ◆2013年 ⇒ 海外大学進学コース開設。

 新潟県の大学進学率は全国平均を下回り、その対策の一つとして新たなモデルとなったのが、この「新潟県立国際情報高等学校」のようです。

 「新潟県立国際情報高等学校」の教訓は「学ぶ青春 意気高く」で、学科は「国際文化科、情報科学科」です。基本的なカリキュラムは普通科とほぼ同様ですが、設置名目上は専門教科「英語」を中心に履修する「国際文化科」と、専門教科「理数」を中心に履修する「情報科学科」です。


 最近、リクルート進学総研からも「先進校WEB視察」として取り上げられていますので、併せてお読みください。その中身は、公立高校において画期的なコースを設置した平田校長先生が紹介する≪2013年度より「海外大学進学コース」を設置≫の開設準備、実践内容などが記載されていますよ。

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第1369話≪「第15回エコプロダクツ展2013」の中で、『「環境」就職・進路相談会』があります≫

2013年12月13日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、国内最大級の環境展示会「エコプロダクツ2013」が昨日から始まっています。

   ◆日時:12月12日(木)~14日(土)  10:00~18:00
        但し、最終日は17:00まで<事前登録制:無料>

   ◆場所:東京ビッグサイト(東京・江東区)


 1999年から開催している「エコプロダクツ展」も今年で15回目となり、今年の出展規模750社・団体/1,750小間(2012年度出展実績: 711社・団体/1,735小間))と毎年規模が拡大しています。

 更に今年の来場者見込は、185,000人(2012年度来場実績:178,501人)と予想しています。

 「エコプロダクツ展」の目的は、地球環境問題を解決し持続可能な社会を実現するために、環境立国日本の「企業」と「市民」の力を結集して、日本から世界へ、そして未来へ向け、新たな環境価値を発信する役割なのです。

          


 特に「テーマゾーン」は下記の通り拡大しています。

   ◆スマート&グリーン 新たなエネルギーが拓く日本の未来
   ◆ニッポン・エコビジネス
   ◆森林からはじまるエコライフ展2013
   ◆水でつながる森・川・海エリア
   ◆NPO・NGO/大学・教育機関コーナー
   ◆生物多様性ゾーン
   ◆会場装飾の木質化
   ◆「環境未来都市」構想ゾーン
   ◆バイオプラスチックパビリオン
   ◆エコビジネス特区
   ◆商工会議所エコビジネススクエア
   ◆環境ビジネスフォーラム
   ◆eco japan cup & REVIVE JAPAN CUP
   ◆エコラボレーションプラザ
   ◆環境に配慮した「食」を楽しむ
   ◆グリーンストアーズ
   ◆環境コミュニケーションスクール
   ◆自転車Eco学園
   ◆エコプロ ゴミゼロ大作戦
   ◆エコカー乗車体験
   ◆「環境」就職・進路相談会
   ◆日経コーナー
   ◆エコツアー

 この「テーマゾーン」の中で見逃せないのは≪「環境」就職・進路相談会≫です。12/14の土曜日には第1部、第2部と相談会が開催されますので、ぜひ興味が湧いた方は参加しては如何でしょうか?

 詳細は上記をクリックしてお読みください。

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第1320話≪高校生を国際人養成に「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」、即ち「SSH」から「SGH」へ≫

2013年08月21日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、高校生が在学中に国際人として養成するシステムが着々と進行していますよ。

 文部科学省は、来年度から更に海外でも活躍できる「グローバル人材」を育成するために「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」として、全国の高校から100校指定し、英語力だけでなく、幅広い教養や問題解決力も身につけた生徒の育成を促します。

 既にみなさんはご存知の通り、2002年度に文部科学省が始めた、先進的な教育をする高校を選んだ支援策「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業があります。理数系教育を支援する目的で、指定校は現在201校で、年約30億円の予算が組まれています。

 この8/7~8/8にも文部科学省と独立行政法人科学技術振興機構は、「平成25年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会表彰校」を、パシフィコ横浜で開催しています。

 詳細は、「平成25年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会表彰校の決定について」をくりっくしてお読みください。茨城県立水戸第二高等学校に文部科学大臣表彰を授与し、43校に表彰を行っています。

    ◆文部科学大臣表彰(1校)
      茨城県立水戸第二高等学校
    ◆独立行政法人科学技術振興機構理事長賞(3校)
      福島県立磐城高等学校
      金光学園中学高等学校
      熊本県立第二高等学校
    ◆奨励賞(4校)
      岩手県立盛岡第三高等学校
      石川県立小松高等学校
      滋賀県立膳所高等学校
      大阪府立岸和田高等学校


 政府は更に先を見越し、「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」から、「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」へと舵を切ってきました。即ち、「SSH」から「SGH」へ? 

 さて、今後注目される「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」とは、
 ⇒
 「世界と戦えるグローバルリーダーを育てる新しいタイプの高校」として、安倍政権が6月にまとめた成長戦略に盛り込まれています。

 英語を中心とした外国語力に加え、課題を見つけて解決する能力や歴史・文化などの教養も重視して教え、必要に応じて、学習指導要領によらない教育が可能な「教育課程特例校」にも指定するようです。

 このような取り組みをした背景は、大学受験向けの教育に偏りがちな進学校に対する危機感が考えられます。



 文部科学省が、100校の指定を前提に、留学経費や人件費などを支える国費として、20億~30億円程度を来年度予算の概算要求に盛り込む予定のようです。


 特に有識者によりますと、「高校2年で文系と理系に分かれ、例えば理系では歴史や公民教育がおざなり。それでは幅広い教養が求められる『グローバル人材』は育たない」と言われております。

 「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」対象校は、来年初めから募集し、学校から提出されたカリキュラム案を文部科学省が審査し、地域バランスも考慮して指定します。

 既にHageOyaji通信で配信した、

 第1303話≪世界中で通用する大学入学資格「国際バカロレア資格」の可能性に光明?≫

 のように、海外大学の入学資格が得られる教育課程「国際バカロレア」を採用している高校が対象にもなり、進学実績が高い高校がも対象になってくるでしょう。

 みなさん、来年度から高校の選択幅が大きく変わってきますし、じっくり今から自分の進むべき進路を考えておきましょう・・・・・

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第1289話≪「防衛医科大学校・医学科学生採用説明会」(オープンキャンパス)の情報≫

2013年06月03日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、「防衛医科大学校」のことは知っていますね。

               

 この防衛医科大学校・医学科は、昭和48年に開設し、今年で創立39周年です。

 先月卒業した第33期生までに、医学科卒業生は2144名を輩出しており、その医学生は既に全国で活躍中です。

 医学科学生は一般の医科大学と同様の医学教育に加えて、将来幹部自衛官となるために基礎的な教育訓練を受け、独自の防衛医学を学びます。

 更に研究をするなら博士課程の大学院に相当する医学研究科が設置されています。医学研究科の卒業生は362名で、全員が 大学評価・学位授与機構から医学博士の学位を授与されています。

 防衛医科大学校には昭和50年に開設した高等看護学院があり、防衛医学の最先端を探る総合研究機関となっています。

 そして、平成8年に防衛医学研究センターを設立し、自衛隊医療に即した質の高い基礎的研究を行っております。

 この「防衛医科大学校・医学科学生採用説明会(オープンキャンパス)」の案内が出ていますので、是非医学関連に進学しようと思っているみなさん、覗いて見、 医学科学生採用説明会(オープンキャンパス)に参加して見ては如何でしょうか?

 オープンキャンパス参加申込は、みなさんの近くにある「自衛隊地方協力本部」です。

  ◆開催日時:平成25年7月23日(火)13:00~17:00
         (受付時間12:00~16:00迄)

  ◆実施内容:
    全体説明会 ⇒ 入試状況・学生生活等の概要について説明
    模擬講義 ⇒ 医学科の教授による講義が体験
    卒業生による講話 ⇒ 自衛隊医官のやりがい
    在校生との懇談 ⇒ 在校生がみなさんの質問に
    卒業生との懇談 ⇒ 卒業生がみなさんの質問に
    個別相談会 ⇒ 入校に関するみなさんの質問に
    広報ビデオ上映 ⇒ 防衛医科大学校の広報用ビデオ
    訓練見学 ⇒ 自衛隊員としての訓練風景
    学生舎見学 ⇒ 学生が実際に居住している部屋見学
    図書館見学 ⇒ 解体新書(復刻版)などの珍しい本
    装備品展示 ⇒ 害派遣等で活躍する衛生器材


 最後に防衛医科大学校のHPから平成24年に実施した「医学科第40期学生採用試験問題等」を覗いてみてください。

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第1266話≪「4月から高校生3年」に進級する君へ≫

2013年04月01日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、今日からいよいよ4月ですね。

 新しく進級する高校3年生のみなさん、直ぐに進路説明会が開催されるでしょう。
 既に、自分の進むべき道が決まりましたか?

 このHageOyaji通信も既に約1200回以上の配信がありますが、新3年生に是非、再度目を通しておいて欲しいのは、下記の10話のみです。


   ◆創刊≪人財になれ≫

   ◆第2話≪企業が求める人財とは≫

   ◆第3話≪クイズ&パズル≫

   ◆第4話≪知識&智恵≫

   ◆第5話≪マイナス思考&プラス思考≫

   ◆第6話≪もっとテンパらねば!≫

   ◆第7話≪学校教育と企業教育≫

   ◆第8話≪正社員&フリーター≫

   ◆第9話≪ニートとは≫

   ◆第10話≪今、意識を変えるチャンスだ≫



 是非、時間のあるときに上記をクリックして読み返してください。

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第1259話≪就活を目指す生徒を脅す3大危険用語「ブラック企業」「圧迫面接」「追い出し部屋」≫

2013年03月15日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、最近就職活動(就活)を目指す生徒への危険用語がたびたびマスコミで取り上げられていますね。


 最近、HageOyajiのところに相談メールで一番多いのは、

  ≪内定を頂きましたが、○○会社は「ブラック企業」ではないでしょうか?≫

 との内容が圧倒的に増えています。


 次に多い相談は、

  ≪面接を受けてきましたが、「当社は激務で、残業が多いけど付いていけますか?」とか「貴方のエントリシートを読みますと当社には向かないと思います、どう思いますか?」と面接で言われた≫

 などの圧迫面接で悩んでいるメールが来ています。


 更に、

  ≪有名な大手○○会社に内定を受けましたが、ここの会社は厚生労働省が指摘している「追い出し部屋」があると報じられていますが、今から心配です・・≫

 の内容メールが届いています。


 そこで、この3点に関し、いろいろな方が執筆していますので、絡めて配信しておきます。


 ≪ブラック企業

 元来、「ブラック企業」という呼びかたは暴力団などの反社会的勢力との結びつきが強いフロント企業を指す隠語でありましたが、最近の意味は、従業員に対して、劣悪な環境での労働を強いる企業のことで広い意味では入社を勧められない企業のことになってきています。

 そして、最近の学生が持っている「ブラック企業」のイメージは、

  「就職難で学生が一生懸命仕事を探しているので、そこを利用し、大量に採用し、こき使って利益を上げ、使いつぶして辞めさせる」

 です。

 確かに厚生労働省労働基準局監督課が発表した≪平成23年度に監督指導により支払われた割増賃金の合計額は、約146億円≫を見ましても「ブラック企業」即ち、労働基準法違反で是正指導した企業数は1312社あります。


 更に就活を目指すみなさんに追い打ちをかけたのは、昨年7/9に厚生労働省記者クラブで行われた、ブラック企業大賞2012受賞式及びシンポジウム開催に関する記者会見が開かれ、ノミネート企業が発表されたことです。

 その中に、「ワタミ」「ウエザーニューズ」「すき家(ゼンショー)」「SHOP99(現ローソンストア100)」「すかいらーく」「フォーカスシステムズ」「陸援隊」「ハーヴェスト・ホールディングス」「丸八真綿」「富士通SSL」「東京電力」の10社があったことです。

 ノミネート企業は、労働法を守らなかったり、過労死事件を出したり、労働組合を敵視したりした「実績」のある企業ばかりなのです。


 そこで、外部からの見分け方として、「一般的な労務体質の企業」か「異常なブラック企業であるか」を見極める簡単な方法は「離職率」「平均勤続年数」「および社員の待遇」と考えられます。

  日経ビジネス On Line に、

   ≪「若者を食いつぶす?!」 学生がおびえるブラック企業の“正体”
      問題を解決するカギの1つは、斜めの人間関係の構築

 をクリックしてお読みください。


 ≪圧迫面接

 最近の就職活動を行っている学生を悩ませるものに「圧迫面接」があります。

 しかし、以前からこの内容が異なりますが、「圧迫面接」らしきものが存在していました。

 最近の傾向として、企業側から見れば、折角入社頂いても、わずか数ヶ月で退職してしまう新入社員が多く生じていることです。

 そこで、企業側は、入社前の段階でストレス耐性の見極めを実施する方法として、「圧迫面接」を使っていました。

 しかし、この「圧迫面接」がきっかけで、対人恐怖症や就活うつを発症してしまう就職活動学生が実は年々増加しているというケースも散見されています。
 
 圧迫面接を乗り越え、せっかく内定を獲得したものの、「あんなひどい対応をされてまで、入社したくない」と内定を辞退する、といったように会社のイメージダウンに繋がる可能性も少なくありません。

 3/3付けの産経ニュースから、

  ≪うつ、対人恐怖…就活生追い込む圧迫面接の真意

 をクリックしてお読みください。


 ≪追い出し部屋

 「追い出し部屋」とは、会社の正式な名称ではなく、「人材開発センター」が正式な部署名で、リストラ対象として狙われた社員は、上司から、会社が募集する希望退職に応じるか「人材開発センター」への異動を受け入れるかの、二者択一を迫られる方式に使われている隠れた用語です。

 今年の1/8の「田村厚生労働省大臣閣議後記者会見」で、記者の質問に対し、早急に「追いさし部屋」の実態調査をすると明言されました。その後、5社に実施した「先行調査」の結果を公表し、「明らかに違法であったとはいえない」と結論づけたが、しつこく退職を迫れば違法になるとして、5社に注意を呼びかけたことを明らかにしています。

 しかし、3/3の朝日新聞の記事では、

   ≪朝日生命「追い出し部屋」廃止へ 問題の発覚後初

 の記事が出ていますので、クリックしてお読みください。

 又、DIAMOND OnLine や日経BP net にも配信されている
    
   ≪「追い出し部屋」の背景と対策

   ≪「追い出し部屋にPIP、会社が押す「不要」の烙印」

 のも併せてお読みください。

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第1182話≪「平成25年度国公立大学入学者選抜の概要」が9/7に公表されました≫

2012年09月10日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、文部科学省から9/7に「平成25年度国公立大学入学者選抜の概要」が公表されました。

 既に受験生のみなさんは下記の日程の「平成25年度大学入試センター試験」

     平成25 年1 月19 日(土)&1 月20 日(日

   注)既に「1月13日以降の最初の土曜日及び翌日の日曜日」と決まっています。

 に併せ、更に準備を進めていることでしょう。


    平成25年度国公立大学入学者選抜日程の概要
   
   ◆大学入試センター試験関係
    大学入試センター試験出願受付 ⇒ 平成24年10月1日(月)~10月12日(金)
    大学入試センター試験 ⇒ 平成25年1月19日(土)&1月20日(日)

   ◆個別学力検査等関係
    各大学出願受付 ⇒ 平成25年1月28日(月)~2月6日(水)
    ・前期日程試験 ⇒ 2/25から 
      前期日程合格発表 ⇒ 国立 3/6~3/10、公立 3/1~3/10
      入学手続 ⇒ 3/15まで
    ・後期日程試験 ⇒ 3/12以降
      後期日程合格発表 ⇒ 3/20~3/24
      入学手続 ⇒ 3/27まで
    ・中期日程試験 ⇒ (公立のみ)3/8以降
      中期日程合格発表 ⇒ 3/20~3/23
      入学手続 ⇒ 3/27まで

 又、大学入試センターのHP「平成25年度大学入試センター試験に関する情報」からも情報が見られます。


 「平成25年度国公立大学入学者選抜の概要」の中から主な点を下記に抜粋しておきます。

  ◆「入学者選抜実施大学・学部数」
    国公立全体 162大学 554学部(161大学 552学部)
     国立 82大学 381学部(82大学 381学部)
     公立 80大学 173学部(79大学 171学部)

  ◆「募集人員」
    国公立全体 124,491人(124,092人)
     国立 96,310人(96,319人)
     公立 28,181人(27,773人)

  ◆試験教科数(一般入試)
    1 大学入試センター試験
      国公立とも、5教科を課す大学・学部が最も多い
       5教科を課す国立大学・学部数 
           80大学(97.6%) 353学部(92.7%)
       5教科を課す効率大学・学部数
           54大学(67.5%) 104学部(60.1%)
    2 個別学力検査
     ・2教科を課す国立大学・学部数
           61大学(74.4%) 183学部(48.0%)
     ・1教科を課す国立大学・学部数
           63大学(76.8%) 164学部(43.0%)
     ・1教科を課す公立大学・学部数
           36大学(45.0%)  64学部(37.0%)

  ◆「選抜方法別の状況」⇒( )内は、入学者選抜実施大学・学部数に占める割合
    1 AO入試及び推薦入試
     ・AO入試
         70大学(43.2%) 172大学(31.0%)
     ・推薦入試
       154大学(95.1%) 430大学(77.6%)

    平成25年度から新たにAO入試を実施する大学・学部
     国立大学:
      群馬大学(理工(昼))、大阪大学(理、工、基礎工)、
      高知大学(土佐さきがけプログラム生命・環境人材育成コース)
     公立大学:
      鳥取環境大学(環境、経営)、高知工科大学(マネジメント)

    2 その他
     ・帰国子女入試
      95大学(58.6%) 257大学(46.4%)
     ・ 社会人入試
       98大学(60.5%) 191大学(34.5%)

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第1180話≪教育改革「高大接続」に関する一体化した問題として諮問されました≫

2012年09月05日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、やっと本腰を入れた教育改革のスタートが文部科学省を中心に動き始めようとしています。

 前回配信した、第1179話≪「平成24年度学校基本調査(速報値)」から見えてくる問題(大卒ニート)とは?≫を読まれたみなさんも多分教育改革の必要性を感じ取ったことでしょう。

 20世紀から続いていた「良い大学、良い高校」へと受験戦争を潜りぬけることが出世の近道と考えられてきた弊害教育から受験競争がない「高大接続」の基、高等学校教育の質保証、大学入学者選抜の改善、大学教育の質的転換を進めることが喫緊の課題ではないでしょうか。

 中央教育審議会は第82回総会(8/28)で「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ~(答申)」を取りまとめています。

 同時に(8/28)文部科学省は、中央教育審議会に対して「大学入学者選抜の改善をはじめとする高等学校教育と大学教育の円滑な接続と連携の強化のための方策について」を諮問しました。これを受けて中央教育審議会は「高大接続特別部会」の設置を決めて、新しい教育改革のスタートが始まるようです。


 教育ジャーナリスト渡辺敦司氏は自身のプログ「高大接続諮問 受験競争が無になる大改革だ」の中で「第四の教育改革」が始まらざるを得ないと記していますし、今までの教育改革の経過が判り易く書かれています。詳細をクリックしてお読みください。


 さて、文部科学省は、中央教育審議会に対して「大学入学者選抜の改善をはじめとする高等学校教育と大学教育の円滑な接続と連携の強化のための方策について」を諮問した理由は、

 ◆社会構造が大きく変化し、先を見通すことの難しい時代には、生涯を通じ不断に主体的に学び考える力、予想外の事態を自らの力で乗り越えることのできる力、グローバル化に対応し活力ある社会づくりに貢献することのできる力などの育成が特に重要。

 ◆この力を学校教育で、各学校段階における質の高い教育と相互の有機的な連携を通じて育むべきものであり、そのために多くの関係者が努力を重ねているが、特に高等学校教育と大学教育との接続・連携については、大学入学者選抜制度の在り方を含め様々な課題が指摘されており、国民からの期待に十分には応え切れていないと言わざるを得ない。

 ◆高等学校教育、大学入学者選抜、大学教育は相互に密接に関連し合うものであり、そのいずれかに責任を帰すことによっては問題を解決することはできない。

 ◆我が国の将来を担う生徒・学生が、これからの時代に求められる力を確実に身に付け、それぞれの持つ可能性を最大限に伸ばすためには、高等学校教育、大学入学者選抜、大学教育の在り方を一体としてとらえ、その円滑な接続と連携のもとに、高等学校教育の質保証、大学入学者選抜の改善、大学教育の質的転換を進めることが喫緊の課題。

 ◆国内外の様々な教育の質保証のための仕組みや構想、高等学校教育及び大学教育に関する課題についての検討状況等を踏まえつつ、大学入学者選抜の改善をはじめとする高等学校教育と大学教育の円滑な接続と連携の強化について、高等学校及び大学の関係者を含め、早急に議論を深める必要。≫


 上記の諮問理由からも判るように、高校教育の質保証、大学入学者選抜の改善、大学教育の質的転換を「一体化した問題グループ」として捉え、改革することを求めています。
 即ち過去の諮問での教育改革は、「高校教育改革」「大学教育改革」をそれぞれに別個の問題として解決しておりました。それを今回の諮問では「一体化した問題」として捉え、質的改善を要求しています。

 みなさん、21世紀の教育改革が今から始まろうとしています。1日も早い結果報告を期待したいですね。

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第1165話≪大学入試問題で役に立つ英文記事(「The Japan Times」、「週刊ST」)≫

2012年07月25日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、「2012年国際科学オリンピック」を

 第1163話≪「2012年国際科学オリンピック」一部結果報告が入ってきました≫7/24追加

 で、配信していますが、「国際物理オリンピック」の結果が24日早朝に入り、金メタル2個、銀メタル3個のニュースが入っていますので、クリックして結果を確認してください。


 さて、下記のHageOyaji通信で、  
 
 第1153話≪大学入試問題(例:小論文、レポート)は新聞記事から出題されていますよ≫

 この中で、大学入試問題を新聞記事から多くの出題例があることを配信しましたが、今度は下記の「The Japan Times」を先週新聞の折り込みチラシの中で見かけませんでしたか?

         

 大学英文入試問題で、「The Japan Times」各紙の英文記事が採用されています。

   ◆2011年度 115の大学・144の入試問題
   ◆2012年度 93の大学・171学部・147の入試問題


 このチラシ記事の中身を見ますと、

  出題例① 2012年度 一橋大学商学部(前期)
        (「週刊ST」2011年9月2日号より出題)

  出題例② 2012年度 慶應義塾大学医学部
        (「週刊ST」2006年3月31日号より出題)

  出題例③ 2012年度 上智大学外国学部
        (「2007年4月1日付「The Japan Times」より出題)

  出題例④ 2010年度 大阪工業大学工学部、情報学部、知的財産学部
        (「2008年10月7日付「The Japan Times」より出題)

  出題例⑤ 2011年度 高知大学教育学部(前期)
        (「週刊ST」2009年10月9日号より出題)

 以上の出題例が掲載されていますが、次の6頁と7頁に記載されてある、

   ◆英字新聞の記事に特有な語法と表現(6頁)
   ◆週刊STを授業で役立てるためのヒント(7頁)

 が非常に大事な部分です。

 是非、この折り込みチラシを手に入れて大学英文入試問題に役立ててください。

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第1157話≪「都立高校生らの海外留学を支援する制度「次世代リーダー育成道場⇒合格者決定」(東京都)≫

2012年07月06日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、東京都が今後10年間で戦略的に取り組むべき重点課題を抽出し、「2020年の東京」計画で8つの目標を達成するために、それぞれの課題を解決するために下記のような≪「2020年の東京」を支える12のプロジェクト≫を選定しているのを知っていますね。 

  1:耐震化100パーセントプロジェクト
  2:木密地域不燃化10年プロジェクト
  3:防災共助プロジェクト
  4:東京産電力300万キロワット創出プロジェクト
  5:スマートシティプロジェクト
  6:水と緑のネットワーク実現プロジェクト
  7:陸海空交通ネットワーク強化プロジェクト
  8:アジアのヘッドクォータープロジェクト
  9:東京の保育力強化プロジェクト
  10:生涯現役プロジェクト
  11:かわいい子には旅をさせよプロジェクト
     1万人の海外留学支援で若者の内向き志向を打破する
       ・都独自の高校生海外留学支援制度を創設
       ・大学生等の留学や若手の職人等の海外武者修行を支援
  12:四大スポーツクラスタープロジェクト


 この中に「かわいい子には旅をさせよプロジェクト」があり、1万人の海外留学支援で若者の内向き志向を打破することを目的に、「都独自の高校生海外留学支援制度を創設」しているのを知っていますか?

 東京都教育委員会は「Let'stry! 自分を、世界で鍛えてみないか Make your dreams come true!」のポスターを作成し、専用電話も開設し、海外留学にチャレンジする都立高校生を支援していました。

 この今年度から始まった新支援制度に都立高校の海外留学を希望する生徒は「次世代リーダー育成道場」に5月末の締め切りまで642人応募し、その中から東京都教育委員会は、合格者150人を決定し、6月末までに各校に通知しています。


 是非、このような企画(次世代リーダー育成道場)を他の教育委員会でも行って欲しいと思っているのはHageOyajiだけではないと思います。


 今回は「特別推薦枠」で8割以上が占めており、希望がかなわなかった生徒も多く出たようです。定員に対して4倍以上の応募があったこの制度は、倍率以上に狭き門だったようです。

 決定した150人には東京都が事前研修を行った上で留学先も確保しますが、この制度の特徴は、何といっても費用負担は非常に安く(約25万円~85万円)、応募者が増えた原因です。

 応募した生徒は面接などにより、150人の結果でしたが、全員が横並びで選考されたわけではなかったようです。

 東京都教育委員会の話しでは。日比谷、西、国立、八王子東などの進学指導重点校7校と中高一貫教育校10校に対しては「指定校学校特別推薦枠」として、各2人の枠を設け、その他の高校に対しては1校1人の「学校特別推薦枠」を設け、96人がこの枠で決まったとのことです。

 これにより定員の8割以上の130人が、特別推薦枠で占められたことになったようです。

 指定校枠を設けた理由を「世界や日本の将来を担う次世代リーダーの育成を目指すという、事業の趣旨に合った生徒の応募が期待できる」と説明しています。


 最初に費用負担が安く済むと記載しましたが、一般的に留学には年間で300万~400万円かかるのが相場ですから、約25万円~85万円というのは親の負担が非常に楽になります。


 「かわいい子には旅をさせよプロジェクト」を始めた一つの理由は、

  3か月以上の留学を経験した都立高校生は、
     1990年度 ⇒ 577人
     2011年度 ⇒ 115人
  に激減しているのも大きな原因です。

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第1153話≪大学入試問題(例:小論文、レポート)は新聞記事から出題されていますよ≫

2012年06月27日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、大学入試問題が新聞記事から出題されている傾向が強くなっていますね。

 昨日の朝日新聞の折り込みチラシの中に、下記のような「2012年大学入試・採用記事数で朝日新聞が他紙を圧倒!」が入っています。

          

 その中身を見ますと、
  朝日新聞が「全国241大学、398問題、450記事で採用!!」
 と、なっており裏面には採用された大学名、学部・学科、問題、記事掲載日、掲載面、記事内容が事細かく記載されています。

 特に朝日新聞の中から、2012年度に採用された記事のテーマに大きな特徴があり、

   ◆東日本大震災による記事(52大学、59記事)
   ◆原発関連の記事(26大学、34記事)

 が多くを占めており、更に「日本のエネルギー政策について、意見を述べなさい」もあったようです。他紙を足すと多くの比率で上記の記事が使われているとHageOyajiは思います。

 是非、2013年受験を目指しているみなさん、日頃から新聞の「社説」「オピニオン」「天声人語」などを理解しておき、小論文やレポート対策に必ず役立ててください。

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第1098話≪平成23年度第10回サイエンスカフェの開催「物理オリンピックって何?日本の教育の挑戦」≫

2012年02月13日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、文部科学省が「情報ひろばラウンジ」で各種のイベントを開催しているのを知っていますか?

 「情報ひろば」とは、文部科学省が、平成20年1月の庁舎移転を機会に、国民との双方向コミュニケーション機能を強化する取り組みの一つとして、登録有形文化財となっている旧文部省庁舎を活用し、「情報ひろば」を整備しています。

 2/7に「平成23年度第10回サイエンスカフェの開催」案内が告示されました。

 今回の「第10回サイエンスカフェ」は、東京理科大学科学教育研究科・北原和夫教授を講師に迎えて、テーマ:『物理オリンピックって何?日本の教育の挑戦』です。

 北原和夫教授は、
  ≪2004年から仲間たちと日本の若者たちに物理学の課題に挑戦し、若者同士の交流を深める国際的活動として「物理オリンピック」に取り組み、日本の理科教育の中にある課題も見えてきました。「物理オリンピック」に参加した参加した若者達は、さらに飛躍して活躍をし始めています。
 一方で、若者たちの才能を伸ばすためには、学術的な戦略的研究も必要です。このカフェでは、各国の事例、オリンピックの実際などを示して、大いに理科教育を語り合いたいと考えています。≫

    ◆日時:平成24年2月24日(金曜日)19時00分~20時30分
    ◆場所:文部科学省旧庁舎1階「情報ひろばラウンジ」
    ◆テーマ:『物理オリンピックって何?日本の教育の挑戦』
    ◆講師:北原和夫(東京理科大学科学教育研究科教授)
        ファシリテータ 室伏きみ子(日本学術会議会員、お茶の水女子大学大学院教授)
    ◆参加申込:Eメール ⇒ stw@mext.go.jp
      氏名及び「2月24日サイエンスカフェ参加希望」を記入
      登録は定員になり次第締め切り。申込みは1人1通。

 是非、物理に興味あるみなさん、早めに申し込みましょう!!

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