HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第247話≪大学生の就職活動に関する自己評価と企業の学生評価のギャップ≫

2006年06月30日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 進学を希望する高校生のみなさん、大学生が就職活動をする際の自己分析や業界・企業研究に対して、大学生自身の自己評価と企業側の学生評価にはどの程度ギャップがあるのかを知っておきたいでしょう。

 リクルート社『就職ジャーナル』編集部は「大学生の就職活動に関する自己評価と企業の学生評価のギャップ」調査をしています。詳細はクリックしてお読みください。

       
 就職ジャーナル版『就職白書2005』~就職・採用活動状況のまとめ~より

 その結果、
  ◆自己分析について、(「十分」+「どちらかというと十分」)
      学生は ⇒ 56.3%
      企業は ⇒ 36.0%
  ◆業界研究について、(「十分」+「どちらかというと十分」)
      学生は ⇒ 41.3%
      企業は ⇒ 26.5%
  ◆企業研究について、(「十分」+「どちらかというと十分」)
      学生は ⇒ 46.7%
      企業は ⇒ 34.9%
  ◆仕事研究について、(「十分」+「どちらかというと十分」)
      学生は ⇒ 43.2%
      企業は ⇒ 20.2%

 と軒並み学生の自己評価の方が高い結果となっている。


         ≪調査概要≫
  実施者:リクルート社『就職ジャーナル』編集部
  回答数:大学生1691人、企業891社
  実施時期:2005年9~10月

               

第246話≪景気動向:戦後日本の好景気名&期間とは≫

2006年06月28日 | 時事用語
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、2006年06月26日付きの朝日新聞朝刊一面トップに≪景気拡大「最長に」97社 本社アンケート≫の記事が出ていましたね。

 そこで、今回の時事用語に≪景気動向:戦後日本の好景気名&期間とは≫を配信します。

 既にみなさんは知っておられると思いますが、「景気」とは、社会全体にわたる経済活動の活発さの程度、即ち好況と不況の間を変動する経済状態のことですね。

 景気動向とは、長期的には上昇と下降を繰り返しているのである。こうした変動を景気循環と呼ばれています。その循環の中で、景気が上昇している状態を「好景気」や「景気の回復」と呼び、逆に景気が下降している状態を「不景気」や「景気の悪化」と呼ばれています。

 景気変動は、以下の要因を持っています。
  ◆傾向変動 ⇒ T (Trend)
  ◆循環変動 ⇒ C (Cycle)
  ◆季節変動 ⇒ S (Seasonal)
  ◆不規則変動 ⇒ I (Irregular)
 但し、統計を用いて景気をみる際には季節変動は除くことが多い。

 毎月公表される個々のデータを見ても、経済活動の一側面からしか景気の状態を把握できません。景気動向指数は、生産、雇用など様々な経済指標の中から、重要かつ景気変動に密接な動きをする指標を取り出し、統合化した景気の総合指標です。


 戦後日本の景気拡大は何度も過去に高度成長期を経験し、世界一の経済大国に成長したのです。その景気名と期間は

   ◆神武景気    (昭和29年12月~) 31ヶ月間
   ◆岩戸景気    (昭和33年07月~) 42ヶ月間
   ◆オリンピック景気(昭和37年11月~) 24ヶ月間
   ◆いざなぎ景気  (昭和40年11月~) 57ヶ月間
   ◆列島改造景気  (昭和47年01月~) 23ヶ月間
   ◆半導体景気   (昭和58年03月~) 28ヶ月間
   ◆平成・バブル景気(昭和61年12月~) 51ヶ月間
   ◆現在の景気   (平成14年02月~) ??ヶ月間


 そこで、今回朝日新聞社が全国の主要企業100社に実施したアンケートで、現在の景気拡大の長さが戦後最長の「いざなぎ景気」を超えるという回答が97社であったことを記載しています。

 現在続いている景気拡大は平成14年2月に始まっていますが、上記の戦後日本景気経過表からみても、政府は平成・バブル景気の51ヶ月間を超えたとの認識です。この景気が今年の10月まで続けば「いざなぎ景気」の57ヶ月間と並び、そして戦後最大の景気持続となるでしょう。

 現在の景気拡大を支えているのは各企業の好調な設備投資ですが、今後の懸念材料アンケートでは、「米国経済の先行き」と「原油価格の上昇」が指摘されています。

 今回の調査で、国会などで議論になっている「格差」問題は、所得や雇用などの面で「広がっている」が半数以上で、その理由に小泉政権の政策の影響が「大いにある」「少しはある」との回答は3割弱を占めとります。 また国内地域間の格差は「広がっている」が7割でした。

 詳細は朝日新聞≪景気拡大「最長に」97社 本社アンケート≫をクリックしてお読みください。
 
 現在の景気名は何と付くのでしょうか?

               

第245話≪早稲田大学:文化構想学部、文学部が入試サンプル問題公開≫

2006年06月26日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、既にご存知のとおり、2007年4月から早稲田大学は、一部の学部を再編、即ち第一文学部と第二文学部を新たに文化構想学部と文学部を誕生させ、理工学部を基幹理工学部と創造理工学部 と先進理工学部を開設予定ですね。

       

 文化構想学部は従来の枠にとらわれない新しい文化研究の創出を、文学部は伝統的な人文科学や社会科学を継承し発展させることを目指します。このどちらの学部で勉学するにせよ、外国語、国語、地歴の基礎的な知識を獲得する学力が必要で、両学部とも、外国語、国語、地歴の3科目を入試科目にしています。
 2007年度、新たに行われる「早稲田大文化構想学部、文学部入試のサンプル問題とその解答例」(外国語、国語、日本史B、世界史B)が、ホームページで公開されました。クリックしてみてください。

 ホームページで公開しているのは、実際の入試問題がこれとまったく同じ領域や形式を踏襲するとは限りません。また問題の分量も変わる可能性があります。しかし、当面はサンプル問題を作成した方針に準拠して入試問題を作成する予定とのことです。

 みなさんの中で、早稲田大学文化構想学部や文学部を目指す方があれば、各科目の出題内容には、それぞれの学部の特色がある程度反映されるようにしてあるとのことですので、是非トライしてみてください。
 
               

第244話≪科学者をめざす女子高校生のためのサマースクール参加者募集(東京農工大学)≫

2006年06月23日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、今日は特に女子高校生のみなさん、東京農工大学が始めて、現役の女子大生と女性教員が研究内容や活動、キャンパスライフを案内するサマースクールを開催し、進路選択の参考にしてもらう企画ができ、参加者を募集しています。

 農学・工学分野の研究に関心を持つ女子高校生のみなさんに、大学が取り組む最先端技術の内容を紹介する内容で、文部科学省の「理系女性のエンパワーメントプログラム」の一環です。東京農工大学は女子学生の比率が約25%で、他の理系大学に比べて非常に高く、半数を超えている専攻もあります。

 東京農工大学は、「研究者を目指す高校生に参考にしてもらい、科学技術分野への女性進出のすそ野を広げたい」としています。

           

 「東京農工大学サマースクール」の詳細はクリックしてください。

    日時:8月8日(火曜日)10:00~15:00
    場所:東京農工大学府中キャンパス 2号館 多目的教室
    内容:10:00~10:15 大学紹介
       10:15~12:00 女性教員による先端研究紹介
       12:00~13:20 ランチ体験と情報交換
       13:20~15:00 現役女子学生が紹介する研究活動・キャンパスライフ
    申込:7月18日までに
        ①往復ハガキ
        ②メールアドレス nyusi8@cc.tuat.ac.jp

  女子高校生のみなさん、ランチ体験時には、「農工大アイス」付ですよ!!

               

第243話≪平成18年度夏期文部科学省インターンシップ(就業体験)の実施について≫

2006年06月21日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、文部科学省では毎年、学生のみなさんに文科省での実際の文教・科学行政事務に接する機会を提供することにより、学生のみなさんの職業意識の向上、学習意欲の喚起、文教・科学行政に対する理解を深めることを目的に、インターンシップ(就業体験、但し中学生については職場体験)を1999年から実施しています。

 「平成18年度夏期文部科学省インターンシップ(就業体験)の実施について」は6月5日に報道発表があり、13日に新報道を更新しました。

 学生の対象者は「大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校、高等専修学校、高等学校、中学校の学生・生徒」ですが、引き受ける部門により「募集学校種」を指定していますが、高校生のみなさんが応募できる部署は下記のところです。

 応募は学校を経由して行うことになっているので、興味がある人はこの機会に学校に相談してみよう、そして、学校からの推薦状を貰い、トライしてみませんか? 応募締切は平成18年6月30日(金曜日)までです。


   受入部署      受入人数     受入期間
  ◆大臣官房 
    総務課広報室    2名     7月24日(2週間程度)
    会計課       1名     7月24日~7月28日
    国際課       1名     8月上旬~9月中旬
    文教施設企画部   3名     7月24日~8月4日
  ◆生涯学習政策局
    生涯学習推進課 
    民間教育事業推進室 2名     8月14日~8月25日
  ◆高等教育局
    専門教育課     4~6名   7月24日~9月15日(2週間程度)
  ◆科学技術・学術政策局
    原子力安全課 
    防災環境対策室   1名     7月24日~9月15日(2週間程度)
  ◆研究振興局      
    情報課       2名     8月中旬~下旬
    ライフサイエンス課 若干名   7月24日~9月15日(3週間以上)
  ◆研究開発局(詳細検討中)
  ◆スポーツ・青少年局(詳細検討中)
  ◆文化庁
    文化広報推進室   2名     8月21日~9月1日


 尚、応募方法等に関しては文部科学省「平成18年度夏期文部科学省インターンシップ(就業体験)の実施について」をお読みください。

 提出書類の作成に当たっては、記入要領を参照し、推薦申込書(様式1)、推薦者一覧(様式2)、教育機関調査票(様式3)、学生・生徒調査票(様式4)を所属する学校を経由し、FAXまたは郵便により各担当窓口に提出。学生・生徒個人からの直接の申込は受け付けません。

               

第242話≪定時制課程及び通信制課程を置く単位制によるフレックス・ハイスクールとは≫

2006年06月19日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、文部科学省は高等学校教育改革に関連する諸制度の一つとして、多様な特色ある学校づくりを進めていますね。
 現在、高等学校への進学率は97%を超えており、生徒の能力・適性、興味・関心、進路等が多様化する中、各学校においては、生徒一人ひとりの個性を最大限に伸長させるために、学習の選択幅をできる限り拡大して、多様な特色ある学校づくり諸制度を検討しています。

 新しいタイプの学校の設置、その一つにフレックス・ハイスクール:単位制による定時制、通信制独立校であるフレックス・ハイスクールを設置する。

 栃木県立学悠館高等学校は、栃木県栃木市河合町にある、栃木県唯一の昼夜間開講の定時制課程及び通信制課程を置く単位制によるフレックス・ハイスクールで昨年開校しました。

 既に、HageOyaji通信:第130話≪私立単位制、通信制高校「水戸平成学園高校」開校≫で みなさんに現在の高等学校の分類を配信してありますが、再度掲載しておきます。

   ◆教育課程による分類
     全日制課程(通常の課程)
     定時制課程(夜間その他の特別の時間又は時期において授業を行う課程)
     通信制課程(通信による教育を行う課程)
   ◆学科による分類
     普通科(普通教育を主とする学科)
     総合学科(普通教育及び専門教育を選択履修を旨として総合的に施す学科
     専門学科(専門教育を主とする学科)
   ◆学年による教育課程の区分の有無による分類
     学年制による教育
     単位制による教育

 注)単位制高校は、学年による教育課程の区分を設けず、決められた単位を修得すれば卒業が認められる高校です。昭和63年度から定時制・通信制課程において導入され、平成5年度からは全日制課程においても設置が可能となっています。

 栃木県内初の「フレックス・ハイスクール」として昨年4月に栃木県立学悠館高等学校のその後を配信しておきます。

 栃木県立学悠館高等学校 定時制過程(普通科・商業科) 通信制過程(普通科)

 大学のように、自分の進路や興味に合わせて履修科目を選べる単位制を採用したため、定時制普通科では、自分のライフスタイルに合わせて、午前、午後、夜間の授業時間帯を選ぶこともできます。

生徒は、15歳から50歳代まで幅広く、第1期生は、定時制普通科201人、同商業科40人、通信制普通科303人の計544人。

 定時制は、1部(午前)、2部(午後)、3部(夜間)に分かれており、1部の生徒は、午前8時40分の授業開始に合わせて登校し、午後0時20分の4時限目が終われば下校時間です。しかし、多くの生徒は、3年間で卒業単位を取りきろうと、他の時間帯の選択科目も履修する。このため、1、2部には、1時限目に合わせて登校し、午後4~6時の部活動まで在校する生徒もかなりいるようです。

 日々の時間割も生徒によってまちまちだ。英語、国語などの必修科目はクラス単位で受けるが、他の科目は、それぞれが作成した時間割に従って教室を渡り歩く。全日制のように、朝から夕まで同じ顔ぶれで授業を受けることはない。

 全員が学ぶ必修科目のほか、希望する進路や、興味・関心、習熟度に応じた多彩な選択科目が用意されている。3年以上在籍して、計74単位以上を取得すれば卒業できる。

 今年度は、学習指導要領で定められた科目以外に、トレーニングやアウトドアスポーツ(ともに保健体育)、ガーデニング(農業)などが設けられた。来年度からは、声楽(音楽)やフードデザイン(家庭)、彫刻(美術)なども始まる予定だ。


 通信制過程(普通科)の生徒は、「スクーリング」といって、週に1度(日曜または火曜)登校し、6時限の授業を受けることになっている。しかし、通常は自宅で、各科目ごとに課されたレポート作成に取り組む。夏休みなどの長期休暇は設けられていない。

 試験は、定時制と同様に、前期、後期の計2回。レポート、スクーリングの出席、試験の結果によって単位が認定される仕組みだ。

 HPには「従来の定時制、通信制高校をがらりとモデルチェンジしたのが本校。意欲的に学ぶ生徒のニーズに最大限応えられるような教育を行っていきたい」と・・・

       

 4階建て校舎は冷暖房完備。この校舎や、渡り廊下でつながれた体育館はバリアフリーとなっており、自動ドアやエレベーターなども設置されている。入学式(4月)、体育祭(6月)、学校祭(11月)などの学校行事は、定時制と通信制の合同で開催。部活動は、サッカー、陸上、バスケットボールなどの運動部11部と、演劇、美術、吹奏楽など文化部11部の計22部が活動する。

               

第241話≪「海外プロジェクト探検隊」高校生リポーター募集≫

2006年06月17日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、「海外プロジェクト探検隊」高校生リポーター募集をしているのを知っていますか?

       

 三菱商事が海外で展開するプロジェクト現場に高校生を派遣し、現地の模様や感じたことなどをweb新聞を通じてリポートする体験ツアーで、主催は読売新聞東京本社広告局、協賛は三菱商事協賛、後援は中華人民共和国駐日本国大使館で行われています。

 既に「海外プロジェクト探検隊」の第1回目は「夏休み:ブルネイLNGプロジェクト体験ツアー」、第2回目は「冬休み:タイ自動車プロジェクト体験ツアー」でした。

 第3回目となる今回の訪問先は中国・上海。「夏休み:中国繊維・物流プロジェクト体験ツアー」。ツアー内容として、衣類生産工場や物流施設、中国最大の近代製鉄所の見学のほか、生活文化体験や現地学生との親睦交流会などを予定。このツアーに参加できる高校生リポーター8名を募集しています。

  応募要綱
   ◆ 応募人数:4組8人を募集
   ◆ 期  間:8月7日~11日の5日間の日程で参加できる人
   ◆ 締め切り:6月23日
   ◆ 応募フォーム

 尚、
 「夏休み:中国繊維・物流プロジェクト体験ツアー」の応募の詳細はクリック
    
 問い合わせ先 ロフト内「海外プロジェクト探検隊」事務局
       TEL:03-3564-1350

 是非、ものづくりに興味あるみなさん、応募してみてください。そして自分の目で、中国・上海の発展状況を確認するチャンスです。

               

第240話≪高校生が漫画の日本一を競う:全国高等学校漫画選手権大会「まんが甲子園」≫

2006年06月16日 | 雑学話題
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、高校生が漫画の日本一を競う≪全国高等学校漫画選手権大会「まんが甲子園」≫を知っておりますか? 「まんが甲子園」のブログも参照してください。

      

 高知県から有名な漫画家を輩出しており、この漫画を高知県にとっては貴重な文化資源であると考え、高知県民に漫画に親しんでもらおうと、昭和61年より「まんがフェスティバル」を開催してきましたが、この「まんがフェスティバル」に、地元高知県の高校漫画研究部も参加し、高校生たちの「自分たちがさらに積極的に参加できるような催しにしてほしい」という声を受けて、平成4年から≪高校生が漫画の日本一を競う:全国高等学校漫画選手権大会「まんが甲子園」≫となり、「まんがフェスティバル」と共催し、現在に至っています。

 今年は、第15回目を迎えており、応募作品が6月7日で締め切られ、13日から応募作品の開封作業が高知県庁で始まり、職員らが応募書類を1通ずつ丁寧に確認しているようです。

 主催は、高知県、「あったか高知」まんがフェスティバル実行委員会、財団法人自治総合センターで、高知県文化推進課によると、今回は46都道府県の330校が参加し、初参加校は前回より30校増えた。予選テーマは「わたしの宝物」と「パートナー」で、パートナーが全体の約6割を占めているという。 作品は27日に審査され、通過した約30校が8月5、6日に高知市文化プラザで開かれる本選に出場する。

 応募作品は、第1次予選審査で100校に絞り込まれ、第2次予選審査で本選出場校30校が決定します。本選大会は、全国から招待した30校によって競技します。(参加校は5名1チームで構成)

  1日目は30校に統一のテーマを出題し、約5時間で作品を描く。1日目の作品の審査を行い、決勝出場校15校を選ぶ。選ばれなかった15校については、 敗者復活戦を行い翌日の9時までに作品を会場に搬入してもらい、審査を行い15校の中から5校選び、決勝出場校とし合計20校で2日目の競技を行う。

  決勝戦は1日目と同じように作画テーマを出題し、10:00~16:00までの間に作品を描いてもらい審査後、入賞校を決定。 表彰式、閉会式を行い参加30校と地元高校生の交流会を行う。


  ≪第15回 全国高等学校漫画選手権大会「まんが甲子園」≫

  ・期間 2006年 8月5日(土)第一次競技&敗者復活戦
      2006年 8月6日(日)決勝戦 最優秀賞決定&表彰式

  ・場所 高知市文化プラザ[かるぽーと]高知市九反田2-1
  ・審査員 やなせたかし 牧野圭一 いがらしゆみこ 中山星香
       くさか里樹Moo.念平 ひのもとめぐ 
       高知県内アマチュア漫画家(3名)予定

               

第239話≪子育て中の親子と高校生が触れ合う「親子たんとん郡高広場」≫

2006年06月14日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、奈良県大和郡山市は、「子育て支援交流事業」の一つとして、こおりやま子育てステーション「親子たんとん広場」を開催しています。

 ホームページには、「みなさんの子育てを応援する広場です」

   親と子が 子と子が 親と親が ふれあって (たんとん して)
   ほっこり してみませんか。
   みんなで 子どもたちの 良いところ探しを してみませんか。
   親は未熟でいい みんなで 子育て 親育ち しましょうよ。
   親子でいつでも気軽に来てください。 
   先輩ママたちが待っています。 


 この子育て支援の輪に、子育て中の親子と高校生が触れ合う「親子たんとん郡高広場」が、大和郡山市の県立郡山高校の空き教室にオープンし、生徒たちはさっそく乳幼児と手遊びしたり抱っこしたりして交流を楽しんだのです。

      

 大和郡山市が4年前からスタートさせ、最初は中央公民館だけでしたが、同市南部公民館と県立郡山高校でもスタートしたのです。


 「親子たんとん」はもともと大和郡山市が、親子と地域のふれあいや育児不安の解消など子育て支援を目的に開設。保育士や託児ボランティア2人が常駐し、子育ての相談なども受け付けている。

 3カ所目となる県立郡山高校広場は、高校生に乳幼児と触れ合うことで育児の楽しさを体験してもらおうという狙いも込めて空き教室を改装してオープンした。
毎週水曜日の午前10時半~午後1時に親子に開放し、ボールプールやすべり台などの遊具や絵本で遊んだ後、休み時間には生徒が交代で訪れると、子どもたちは、昼休み中の生徒ら約10人と歌ったりボールで遊んだりして大はしゃぎ。

               

第238話≪高校卒業者に占める就職率・30年間推移≫

2006年06月12日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、前回≪平成17年度高校卒業者の主な産業別・職業別就職者数の比率≫を配信しましたが、この文部科学省が、毎年学校に関する基本的事項を調査している中に、「高校卒業者に占める就職率の推移」があります。


この「高校卒業者に占める就職率の推移」は、過去30年間の就職率の推移をグラフにまとめたものです。(各年3月卒業者のうち、就職者の占める割合です)

              計      男      女
    昭和25年----44.9%----47.9%----35.7%
    昭和30年----47.6%----54.1%----38.6%
    昭和35年----61.3%----63.7%----58.6%
    昭和40年----60.4%----57.9%----62.9%
    昭和45年----58.2%----55.4%----61.2%
    昭和50年----44.6%----41.1%----48.0%
    昭和55年----42.9%----40.2%----45.6%
    昭和60年----41.1%----38.7%----43.4%
    平成02年----35.2%----34.2%----36.2%
    平成07年----25.6%----27.9%----23.4%
    平成12年----18.6%----20.7%----16.5%
    平成17年----17.4%----19.8%----14.9%

 高校卒業生の就職率推移は男性が昭和35年をピークに現在は 1/3以下、女性が昭和40年をピークに 1/3以下になっております。 

       

               

第237話≪科学五輪に最多の高校生 理科離れの救世主⇒朝日新聞「時時刻刻」から≫

2006年06月09日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、7日朝日新聞朝刊「時時刻刻」欄に「科学五輪に最多の高校生 理科離れの救世主?」が特集されており、HageOyaji通信:第216話≪「国際物理オリンピック」へ初めて日本代表の高校生5人出席決定≫では一部の物理部門を配信しましたが、「国際科学オリンピック」(数学、物理、化学、情報学、生物、天文学)に日本は過去最も多い23人の高校生選手団を送り出すのである。


以下、朝日新聞から一部抜粋しておきますので、お読みください。

 科学の独創性と発想力を育てる数学や化学などの国際科学オリンピックに今夏、日本は過去最も多い計23人の高校生選手団を送り出す。物理五輪には初参加だ。大人も子どもも理科離れが加速する日本で、理数好きのすそ野を広げるきっかけになると文部科学省は期待する。だが、日本は独創性と発想力を育む教育をしているのか。科学技術立国の基盤が問われている。 

 日本の子どもたちの理科離れが止まらない。

       

 国際学会の03年の学力調査では、中学校の理科は日本は6位。70年の1位から調査ごとに順位を落としている。

 文科省が学力の低下以上に心配するのが興味の低下。経済協力開発機構の03年の調査では、数学が楽しいと答えた高校生は、日本ではたったの33%。40カ国・地域の平均53%を大きく下回った。

 この10年ほどの間に中学高校で理数科教育を受けた人たちは、成人後も関心が低い。内閣府の調査では、科学技術ニュースに関心がある人の割合は、20歳代は約40%。科学技術で国を支えてきた時代の人たちを含めた全年齢平均より10ポイント以上低い。

 「試験テクニックが中心」との批判もあった理数科教育を改めるため、文科省は02年度、やっと重い腰を上げた。自然とのふれあいや実験を充実させ、興味を深めてもらう新たな取り組みだ。スーパーサイエンスハイスクールに指定された全国約100校では、大学と連携し、研究実習にも参加する。

 成績上位を誇る各国は、国を挙げた支援をしている。

 数学五輪でトップクラスを維持する中国やロシア。組織的な選抜や数カ月にわたる訓練など、国の威信をかけた英才教育が行われているという。近年、力を入れ始めた韓国は躍進がめざましい。

 文科省は「日本を代表する研究者を育成するのも目的」とエリート養成の一面があることを否定しない。一方で「目標を設け、多くの生徒が参加することが、理数好きのすそ野を広げる」(基盤政策課)と期待する。

 米政府は、エリートよりむしろ普通の高校生の底上げを主眼に置く。高校で受けた大学レベルの勉強を、試験に合格すれば大学の単位として認めるアドバンスト・プレースメント(AP)制度の拡充だ。10年までに受験者を150万人に増やし、合格者を現在の3倍の70万人にまで引き上げる。高校教員7万人の訓練も計画に含まれる。

 文科省は来年度、生徒の合宿訓練を支援するほか、大会の存在を広く知ってもらう普及活動にも乗り出すという。

               

第236話≪高校生によるインドネシア・ジャワ島中部地震の被災者支援活動≫

2006年06月07日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、5月27日にインドネシア・ジャワ島中部を中心に発生した大地震により、周辺地域で1万人以上の死傷者が出ていると報道されていますね。このジャワ島には世界遺産「ボロブドール遺跡」「プランバナン遺跡(ロロ・ジョングラン)」や世界的に有名な文化財、伝統芸能、工芸である「ワヤン(影絵芝居)」「ガムラン(音楽)」「バティック(ろうけつ染め)」などが有名です。

       

 早速翌日に、日本政府は、「昨日のジャワ島中部における大規模地震により被害に見舞われたインドネシア共和国に対して、総額1千万ドル(11億1千万円)の無償資金協力の実施、約2千万円相当の緊急物資援助の提供、及び25名からなる緊急援助隊医療チームの派遣を決定」しました。


 高校生のみなさんも街頭募金活動に立ち上がっています。毎日新聞によると、6月1日には出雲西高の生徒が街頭募金、読売新聞によると、6月4日には京都市内の高校生らが街頭募金活動を行ったという記事を配信しています。

 日本のあちこちでも「ジャワ島中部地震災害救援金募集」が行われ、一部を抜粋しておきます。
  ◆日本赤十字
   郵便振替口座番号 00110-2-5606 通信欄「ジャワ地震」
  ◆ユニセフ
   郵便振替口座番号 00110-5-79500 通信欄「ジャワ島」
  ◆AMDA
   郵便振替口座番号 0120-2-40709 通信欄「ジャワ島中部地震」
  ◆日本インドネシア協会
   郵便振替口座番号 00130-9-196710 
  ◆インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)
   郵便振替口座番号 00140-5-37561 通信欄「ジャワ地震」
  ◆テレビ朝日ドラえもん募金
  ◆明学ボラセン・お知らせ・ご案内

   
 読売新聞の記事によると、インドネシア・ジャワ島中部地震の被災者支援のため、京都府が友好提携を結んでいるジョクジャカルタ特別州の高校生らと昨年交流した京都市内の高校生ら44人が日曜日に、四条河原町交差点で募金活動を実施し、海の向こうの友人のためにも、声をからして協力を呼びかけ、 買い物客らでにぎわう交差点に2か所に分かれて立ち、「ジャワ島地震義援金に協力をお願いします」と書かれたのぼりを掲げて、「ご協力よろしくお願いします」と大きな声で訴えた。

 このように高校生がボランテア活動を通してキャリア教育の一環になっていくことをHageOyajiは期待しています。

               

第235話≪平成17年度高校卒業者の主な産業別・職業別就職者数の比率≫

2006年06月05日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、文部科学省は、毎年学校に関する基本的事項を調査しております。「平成17年度学校基本調査報告書」の中から「卒業後の状況調査」を引き出してみます。

 平成17年3月の高等学校(全日制課程・定時制課程)卒業者数は120万3千人(男子60万7千人、女子59万5千人)で、前年より3万2千人減少しています。

 その中の卒業者の進路は、
   ・「大学等進学者」56万8千人
   ・「専修学校(専門課程)進学者」22万9千人
   ・「専修学校(一般課程)等入学者」8万8千人
   ・「公共職業能力開発施設等入学者」9千人
   ・「就職者」20万9千人

その中に、(詳細は文部科学省の上記ホームページを)
 ◆高等学校卒業者の男女別にみた主な産業別就職者数の比率

          

 ◆高等学校卒業者の男女別にみた主な職業別就職者数の比率

     

 就職状況は、就職者総数は、20万9千人(男子12万人、女子8万9千人)で、前年とほぼ同数となっています。就職率は17.4%(男子19.8%、女子14.9%)で、前年より0.5ポイント上昇している。

 就職者総数を産業別にみると、
  「製造業」が8万2千人(就職者総数の39.2パーセント)
  「卸売・小売業」2万9千人(同14.0パーセント)
  「サービス業(他に分類されないもの)」2万2千人(同10.7パーセント)
 等となっている。

 就職者総数を職業別にみると、
  「生産工程・労務作業者」が9万3千人(就職者総数の44.5パーセント)
  「サービス職業従事者」3万7千人(同17.8パーセント)
  「販売従事者」2万5千人(同12.0パーセント)
  「事務従事者」2万4千人(同11.4パーセント)
 等となっている。

 就職者総数のうち、県外(出身高等学校が所在する県以外の県)へ就職した者は3万8千人(前年3万7千人)で、就職者総数の18.4パーセントを占めており、前年より0.9ポイント上昇している。

               

第234話≪平成19年度センター試験実施要項発表:大学入試センター≫

2006年06月03日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、大学入試センターは1日に、来年度の大学入試センター試験の実施要項を発表しました。
今年の10月2日~13日まで出願を受け付け、来年の1月20日&21日に試験を実施すます。

 受験生のみなさん、詳細は下記をクリックして研究しておいてくださいね。特に、外国語では、昨年から取り入れた英語の「リスニングテスト」の基本的な実施要項は読んでおいて下さい。

      ≪平成19年度センター試験

    ◆ 平成19年度センター試験実施要項(PDF 426KB)
    ◆ 平成20年度センター試験出題教科・科目等
    ◆ 平成19年度センター試験利用大学
    ◆ 平成19年度センター試験利用短期大学
    ◆ 平成19年度センター試験実施期日

               

第233話≪苫小牧工業高校がひまわりの燃料化プロジェクト始動≫

2006年06月02日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、このHageOyaji通信で、全国の「ものづくり教育」を紹介してきた。

 今回は、昨年の9月に、北海道苫小牧工業高等学校が「出張!工業高校」を開催し、一人乗り用レーシングカートの展示し、「ひまわりでカートを走らせる」『ひまわりプロジェクト』の取り組みを市民に紹介した。

  ◆バイオカート展示&体験搭乗会
    日時:9月19日(月)敬老の日
    場所:イトーヨカドー苫小牧店 
      

 昨年度新設した環境化学科の研究成果を広く知ってもらおうと実施。同科では、農業メーカーのヤンマーと産学連携、家具販売業のニトリの「北海道応援基金」からの支援と地元鉄工業の武田技研工業の技術協力などを受け、BDF製造とその活用を研究してきたのである。

 BDFとは、廃食用油を化学反応させて製造した燃料。同科はヒマワリの種の搾油後、廃食用油を回収し、BDFを製造する計画だ。

 即ち、苫小牧工業高校がひまわりの燃料化プロジェクト始動を本格的に始動し、「畑を油田に」を合言葉に、エネルギー作物としてヒマワリを利用した「ひまわりカートプロジェクト」を立ち上げたのです。収穫した種から燃料を製造してカートを走らせるほか、残った茎から紙を作るなど捨てる
ところなしの計画で、ヒマワリ活用のモデル化を目指しているのである。

 プロジェクトは「石油に代わる燃料を北海道で作ろう」と、道内の気候に適したヒマワリに着目。品種も、道内で油用として開発された「ひまわり農林1号(ノースクイーン)」にこだわった。

 計画では、6月に苫東地区や厚真町などに約2万2000本を植え、9月下旬に種を収穫。絞った油から、環境に優しいバイオマス燃料(BDF)を精製し、課題研究で製作した簡易型ハイブリッドカー「バイオカート」の燃料として使用する。残った茎での和紙製造も、すでに試験段階で成功している。

 プロジェクトには一般市民の参加も受け付けており、植え付けや収穫のほか、ヒマワリの観賞、撮影、バイオカート体験試乗などを行う「ひまわり祭」も計画されている。

 指導する新山雄士教諭は「環境について身近なところで考えてもらいたい。ヒマワリで北海道を元気づけられたら」と話している。