HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第418話≪大学3年生を対象に「インターンシップ制度」に関する調査≫

2007年06月29日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、「インターンシップ制度」は既に知っていますね。

 今回、株式会社マクロミルが≪インターンシップ制度に関する調査≫を行っています。詳細はクリックしてお読みください。

 その結果、

  ◆ インターンシップの認知度は96.5%

     

  ◆ 浸透するインターンシップ制度
    「インターンシップは就職活動の入り口」と考える大学3年生は78.9%

      

  ◆ インターンシップへの参加理由は
    「働くことがどのようなものかを知るため」68.4%

      
      
  ◆ 実践的な経験ができるプログラムが人気
    「実践に近い形で、業務の一部を体験する」83%
      (希望するプログラムの中で)

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第417話≪2007年度「新入社員の意識調査」アンケート結果(共立総合研究所)≫

2007年06月27日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、共立総合研究所が、2007年度「新入社員の意識調査」アンケートの結果を纏めていますので、一部抜粋して配信します。詳細はクリックしてお読みください。

           <調査概要>
  調査対象:岐阜・愛知・三重・滋賀県所在の企業271 社の新入社員1,498 名
  調査時期:2007 年3 月22 日~4 月10 日
  調査方法:大垣共立銀行主催の新入社員研修会の会場で、参加者に無記名方式で依頼
  回答者数:1,413 名(有効回答率94.3%)


 ◆今年の新入社員像
  ≪働き方にも、上司にも、求めるは「自分らしさ」≫

 ◆就職先の選定基準
  ≪雰囲気・イメージ≫

 ◆将来、就きたい地位
  ≪肩書きよりスキル≫
  「スペシャリスト志向」さらに強まる

 ◆理想の上司像
  ≪篠原涼子≫
   女性の回答率トップ

 ◆初給与の使い道
  ≪まずは「預金」と「家族に感謝」≫
   「自分の物」は後回し

 ◆上司・先輩との人間関係
  ≪義理を欠かない程度≫
   3年連続トップ

 みなさん、いかがでしたか?

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第416話≪「ブログ&SNS」に関する閲覧方法調査(株式会社インフォプラント)≫

2007年06月25日 | 雑学話題
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、今回の雑学話題は、株式会社インフォプラントが行った、≪「ブログ&SNS」に関する閲覧方法調査≫ を配信しましょう。

 iモードサイト「とくするメニュー」上で行ったオープン型調査で、全国のiモードユーザー3,709人が対象です。

 主な質問内容は、
  ・あなたが普段、ブログやSNSでご覧になる内容を以下からお選び下さい。
  ・あなたは普段、どのような方法でブログサイトをご覧になりますか?
  ・あなたは普段、どのような方法でSNSサイトをご覧になりますか?
  ・普段、【PC】からブログやSNSをご覧になる頻度をお知らせください。
  ・普段、【携帯電話】からブログやSNSをご覧になる頻度をお知らせください。
  ・あなたは、ご自身で開設されているブログへの書込みを、どのような方法で行いますか?

          

 その調査結果では、
 ◆ブログとSNSの閲覧方法
   (どちらも「携帯電話からのみ」が最も多い)
     ブログ:31.5%、SNS38.7%

 ◆ブログやSNSでの閲覧内容
   「日記・コラム」69.2%
   「映画/テレビ/音楽」30.8%
   「ニュース」23.1%

 ◆ブログやSNSへの書き込み
  「携帯から」の回答が「PC」を上回る。
  今後の携帯からの利用意向、「増える計」61.8%


 詳細は、【第276回調査結果】をクリックしてお読みください。

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第415話≪「セキュリティキャンプ2007」に参加してみませんか!!≫

2007年06月22日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、今年の夏は「セキュリティキャンプ2007」に参加してみませんか?

   

 経済産業省と文部科学省は、情報セキュリティ関わる次代を担う青少年の早期育成を図るため、満22歳以下の若者を対象に、セキュリティ技術の仕組みの理解と安全な保守運用に対する実践のスキルを獲得・向上する場として、2004年から、毎年夏にキャンプをし、今年も「セキュリティキャンプ2007」を開催します。但し、このキャンプは、キャンプファイアーやバーベキューもない、情報セキュリティのキャンプです。

 これは、若年層の情報セキュリティ意識の向上、優れたセキュリティ人材の発掘と育成を目的として、4泊5日の合宿形式でセキュリティ技術の講習と演習を行います。

   主催:経済産業省 財団法人 日本情報処理開発協会(JIPDEC)
   後援:文部科学省 NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
   開催日:平成19年8月13日(月)~8月17日(金)4泊5日
   開催場所:財団法人 海外職業訓練協会(OVTA)
     (千葉市美浜区、JR京葉線 海浜幕張駅下車)
   応募締切:平成19年7月2日(月)
   問合せ:財団法人 日本情報処理開発協会「セキュリティキャンプ2007事務局」
   参加申込先 〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8(機械振興会館内)
          TEL : 03-3432-6964 FAX : 03-3432-9389
          E-mail : camp@res.jipdec.jp

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第414話≪高校生の先進的科学技術体験合宿「サイエンスキャンプ2007」参加者募集中≫

2007年06月20日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、≪高校生の先進的科学技術体験合宿「サイエンスキャンプ2007」参加者募集中≫を知っていますか?

         

 この企画は、科学技術振興機構が主催し、先進的な研究テーマに取り組んでいる大学(12会場)、公的研究機関(30会場)、民間企業(3会場)の研究所などを会場として、なかなか出会うことのない、実際の研究開発現場などの第一線で活躍する研究者や技術者から3日間直接指導を受けることができる、実験・実習を主体とした科学技術体験合宿プログラムです。

 内容は、ライフサイエンス、情報通信、環境、ナノテクノロジー・材料、エネルギー、社会基盤、製造技術、(宇宙・海洋等の)フロンティア、農学、地球科学等の分野において第一線で活躍する研究者・技術者等による本格的な実験・実習を行うプログラムです。

 例えば、私たちの健康に貢献するバイオテクノロジーについて遺伝子レベルの実験をしたり、産業を一変させてしまうナノテクノロジーとはどういうものか、ナノレベルで何が起こっているかを電子顕微鏡で目撃したり、分析機器を使ってものの性質を調べその有用性を確かめたりします。

 そして、基礎的な研究がどんな風に産業や社会に応用されていくのかを知ったり、これからの情報化社会のあり方はどんなものなのかを開発中のネットワークの仕組で体験したり、今地球ではどんなことが起こっていて将来どんなことが起こりうるかなど地球規模で環境やエネルギーについて考えてみたりします。

 もしわからないことがあった時は、現役の高校理科教員がアドバイザーとして皆さんをサポートしますので、わからなかったことをいつでも聞くことができます。


 みなさんの中で、科学分野への関心や興味を持っている人、将来大学に入ったら理系の学問を追及してみたいという人は、是非チャレンジしてみてください。

  ◆ 主催:独立行政法人 科学技術振興機構
  ◆ 応募対象:高等学校、中等教育学校後期課程 または高等専門学校(1~3年)等に在籍する生徒
  ◆ 開催日:2007年7月25日~2007年8月25日の期間中の2泊3日。
  ◆ 参加申し込み: http://ppd.jsf.or.jp/camp/2007/mousikomi.pdf
  ◆ 応募締切日:2007年6月27日(水)
  ◆ 参加費:無料

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第413話≪東北大学が「平成19年度入学試験学力検査出題意図」を公表≫

2007年06月18日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、東北大学は今年で創立100周年を迎え、伝統を誇る杜の都、仙台で大学生活を送ることを望んでいる受験生に、入学試験の出題の意図を理解してもらうよう、6月1日に同大学は「平成19年度 入学試験学力検査 出題意図」をホームページ上で公開した。

       

 今後、入学試験学力検査出題意図を公開してくる大学が増えてくるでしょうし、増えることをHageOyajiは期待したいですね。

 この「平成19年度 入学試験学力検査 出題意図」ホームページには次のように書かれています。

 ≪創立100周年を機に、世界最高水準の研究・教育をめざし、その成果によって平和な社会の実現に貢献するために、そしてすばらしい人生の基盤づくりのために、意欲と情熱にあふれる皆様に是非とも東北大学の門をくぐっていただきたいと考えています。入学試験はそのような皆様の意欲と能力を測るものでありますが、この試験に取り組むことが充実した自己実現の機会となりますことを心から願っています≫


 東北大学を受験するにあたり有用な情報が満載で、その内容は、各設問ごとの出題意図だけにとどまらず、教科によって異なりますが、その教科において求める力や、どのようなところで受験生が間違えやすいか・・・・・など記載されています。

 <講評>から一部を抜粋すると、

  ◆「解答は例に従って丁寧に書いてほしい。きわめて判読しにくい表記や構造式の一般的表記法に従わない解答が目立った。」
  ◆「必ず解答の見直しをして、ケアレスミスをなくしてほしい。」
  ◆「接続詞や関係代名詞を伴う従属節の表現の仕方をもっと勉強しなければなりません。」
 「問題に“結果だけでなく、考え方や計算の過程も記せ”と書いてあるにもかかわらず、式だけ書いて説明のない答案がある」
  ◆「符号の間違いが目立つ」
  ◆「記述問題では、物理用語の誤用、論理的でない表現、あいまいあるいは言葉足らずな表現が多数見受けられた」

 みなさん、大いに参考になりますね。

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第412話≪平成18年度ものづくり基盤技術の振興施策(経済産業省)≫

2007年06月15日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、経済産業省は、5月29日「平成18年度ものづくり基盤技術の振興施策」即ち「平成18年度 ものづくり白書」をリリースしました。詳細はクリックしてお読みください。

 下記の目次の中から、一部抜粋しますと、
<目次>
第1部我が国のものづくり基盤技術の現状と課題
 第1章グローバル経済下における国内拠点の強化に向けた課題と展望
   第1節我が国製造業の概況と経済における位置付け
   第2節我が国製造業の海外展開の現状と国内拠点の役割
   第3節国内拠点の機能強化に向けた課題と展望
 第2章ものづくり人材育成環境の再構築
  第1節ものづくり労働者の雇用・労働の現状
  第2節団塊世代の大量退職に備えた人材育成
  第3節多様な人材が支えるものづくり基盤
 第3章ものづくりの基盤を支える研究開発・学習の振興
  第1節産業力強化のための研究開発の推進
  第2節ものづくり人材の育成
第2部平成18年度においてものづくり基盤技術の振興に関して講じた施策


 <若年者の確保・育成のための課題と取組
  ・製造業における新規高卒者の求人充足率は依然として高い水準にあるものの、低下傾向が見られ、業種間にもばらつき。
  ・若年者への確保に向け、工業高校以外の高校との関係を築いていくなど新規学卒者の採用に引き続き努力。
  ・若年者確保に当たり、新卒採用と並び中途採用は既に大きな比重。即戦力のみ念頭におくのではなく、年長フリーター等、より幅広い年齢層から未熟練者を受け入れ、育成する姿勢を強めることが必要。

 <ものづくりにおける女性人材の育成
  ・近年、産業全体における女性就労者数・女性比率が増加・上昇する中で、製造業では逆に大幅に減少・低下。
  ・製造業における職業ごとの女性就労者数を見ると、男性に比べ、「生産工程・労務」で1/2、「専門的・技術的職業」や「管理的職業」では1割前後と男性を大きく下回る。
  ・管理職登用の差や同じ職業の中でも、より高度な職務・責任ある立場に就く機会、技能向上の機会の差が、賃金差につながっていることが推測される。

 <正社員以外の人材の育成
  ・パートタイム労働者の確保・能力発揮のためには、労働者の事情を十分考慮して、労働時間・労働日の設定などに努めることが重要。
  ・さらに、正社員との均衡待遇、正社員登用や責任ある地位への登用などパートタイム労働者の人材活用が進んでいる他の産業と比べ遅れ。
  ・これらに対する積極的な取組によるキャリア形成の促進や計画的な能力開発を行っていくことが重要。

 <ものづくり人材の育成
  ・小中高等学校などの各教科におけるものづくり教育
  ・キャリア教育の推進
  ・科学技術・理数教育の充実
  ・専門高校などにおけるものづくり教育の推進


 <学校教育におけるものづくり教育
  ◆スーパーサイエンスハイスクール(14億4,500万円)
   科学技術、理科・数学教育を重点的に行う高等学校などをスーパーサイエンスハイスクールとして指定し、将来の国際的な科学技術関係人材の育成のための取組を着実に推進するとともに、高大の接続の在り方について大学と連携した研究やカリキュラムの作成の研究などについても推進する。
  ◆目指せスペシャリスト(「スーパー専門高校」)(2億1,100万円)
   地域の産業界、大学、研究機関などとの連携による、先端的な技術・技能などを取り入れた教育など特色ある取組を支援し、専門高校の活性化を図るための事業を実施。
  ◆インターンシップの推進
   大学・高等専門学校において、学生の高い職業意識や創造性を育成するため、企業などの現場におけるインターンシップを推進。
   ①インターンシップを実施している大学などに対する支援のうち、私立大学等に対しては私立大学等経常費補助金において措置(2006年度予算額7億6,700万円)。
   ②一層の推進を図るための調査研究などの実施。

 <国際協力> 
  ◆国際機関等を通じた技術協力(1億5,400万円)
   アジア太平洋地域の職業訓練の水準の向上等を目的とした地域プログラムであるアジア太平洋地域技能開発計画(APSDEP)を通じた協力として、APSDEPと共催で職業訓練の振興、技術向上のための専門家会合セミナー等を開催した。さらに、アジア太平洋経済協力(APEC)域内の人材養成分野の活動に対する協力として、域内の開発途上国を対象に機械器具整備等ものづくり基盤技術に関する分野を含め、地域住民に基礎的な技能を付与する人材養成技能研修事業等を行った。また、東南アジア諸国連合(ASEAN)を通じた人材養成分野への協力として、ASEAN新規加盟4カ国(CLMV諸国:カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム)の職業訓練の促進、向上等を図る人材養成基盤整備支援のための研修等を実施した。

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第411話≪何故、この数年の間に家庭学習しない高校生が急増しているのか?≫

2007年06月13日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、最近「高校生の家庭学習時間」の調査報告が相次いで、二ヶ所から出てきました。

 一つは、Benesse 教育研究開発センターの「調査データ クリップ! 子どもと教育」の中で、偏差値中位の高校生の勉強時間が激減している報告、もう一つは、鳥取県高校教育振興会が行った「PTA保護者会員意識調査研究委員会」の中で、家庭学習をする生徒としない生徒に二極化されてきている報告があります。詳細は下記の表題をクリックしてお読みください。


 ◆Benesse 教育研究開発センターの「調査データ クリップ! 子どもと教育ー生活時間ー
  この第1回「生活時間」の中で、「高校生の睡眠時間、半数が6時間以内」「幼児の保護者に「早寝、早起き」の重要性が浸透?」「最も勉強するのは中学生、4割近くが2時間以上」「偏差値中位の高校生の勉強時間が激減」など、就寝・起床時間や睡眠時間、勉強時間などを学校段階別に過去データと比較しながら紹介。

 特に、「偏差値中位の高校生の勉強時間が激減」がHageOyajiは気になります。

     

 平日の平均家庭学習時間(学習塾、予備校、家庭教師を含)を、在学する高校の偏差値帯別でみると、大きくは、1996年、2001年と減少傾向にあったが、2006年には増加に転じているとの報告。

 高校生は、在学する高校の偏差値帯別に平均家庭学習時間が大きく異なっていて、「偏差値55以上」の高校の生徒と「偏差値45未満」の高校の生徒では、学習時間に2倍以上の開きがある。
 又、「偏差値50以上55未満」の高校の生徒の学習時間の減少が著しく、1990年は「偏差値55以上」とほぼ同じ112.1分であったのが、2006年には60.3分と約半分に減っている。

 この原因を、2002年に学校週5日制が完全実施され、子どもの学習時間の減少が問題として取り上げられたことや大学を選ばなければ誰でも入学できる「大学全入時代」のことが、偏差値中位の高校生の家庭学習時間に、影響を与えていると分析。


 ◆家庭学習しない高校生が急増
  鳥取県高校教育振興会の「PTA保護者会員意識調査研究委員会」の報告では、家で毎日勉強する子としない子は半々である・・・・と。

 調査は、県立、私立高2年生の保護者に「進路指導」「生活指導」「学習」「保健・安全」の4分野で、計76問を用意して実施。
 2006年12月、高校2年生の子どもを持つ保護者約1000人に行った「家庭生活に関する意識調査」で、各分野から約800人ずつからの回答で下記の結果がわかった。

 2002年の前回調査では「日常的に勉強をする」が半数で、「ほとんどしない」は2割程度。残りは「時々」などだったが、わずか4年間で「勉強をする」と「しない」がほぼ同率になっており、家庭学習をする生徒としない生徒に二極化されてきていることをうかがわせた。

 家庭での1日の学習時間は、
   2002年 ⇒ 50.6%の保護者が「毎日している」と答えたのに対し、
   2006年 ⇒ 39.2%
 に下がっていた。

 「試験の前だけ」+「ほとんどしない」
   2002年 ⇒ 21.9%
   2006年 ⇒ 35.3%(「試験の前だけ」25.4%、「ほとんどしない」9.9%)

 「日常的に勉強する」と「しない」がほぼ同数になっていた。残りは「時々」「知らない」など。

 家庭学習をする生徒の勉強時間は、
  「2時間程度」が16.1%
  「1時間程度」が15.5%
  「3時間程度」が 5.9%
 でした。

 学校外学習は、
  「学習塾」を挙げた保護者  19.6%(前回24.0%)
  「通信添削」を挙げた保護者  6.1%
  「家庭教師」を挙げた保護者  1.6%
 などを合わせても27.8%(前回45.3%)


 みなさん、この二つの報告を読んで、勉強時間が激減している理由が他に思い当たることがありますか?

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第410話≪平成20年度大学入学者選抜大学入試センター試験実施要項発表≫

2007年06月11日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、大学入試センターは6月4日に、「平成20年度大学入学者選抜大学入試センター試験実施要項」と「平成21年度大学入試センター試験出題教科・科目の出題方法等」を発表したので、受験生は、充分に今から調べておいてください。
 
 平成20年度センター試験利用大学は、
   ◆ 国立大学 83大学(全大学)
   ◆ 公立大学 74大学(全大学)
   ◆ 私立大学467大学1286学部
 です。

 過去からの大学入試センター試験利用大学数の推移は、
   年度  国立大学 公立大学 私立大学  計
  平成2年   95    37      16   148
  平成5年   95    41      56   192
  平成10年  95    57     180   332
  平成15年  93    74     351   518
  平成20年  83    74     467   624

 のように、合計採用大学は増加していますが、国立大学は減少し、私立大学が増加していますね。

 
 ◆「平成20年度大学入学者選抜大学入試センター試験実施要項
   (詳細はクリックしてお読みください)

  ◎1月19日(土曜日)
  公民  「現代社会」「倫理」「政治・経済」9:30~10:30
  地理歴史 「世界史A」「世界史B」    11:15~12:15
       「日本史A」「日本史B」
       「地理A」「地理B」
  国語   「国語」             13:30~14:50
  外国語  「英語」「ドイツ語」「フランス語」【筆記】
       「中国語」「韓国語」      15:35~16:55
                        【リスニング】
                       17:35~18:35
  注)リスニングテストは、試験時間は60分であるが、解答時間は、音声問題を用い30分間、その他の時間は、ICプレーヤーの作動確認・音声調節時間


  ◎1月20日(日曜日)
  理科1  「理科総合B」「生物I」    9:30~10:30
  数学1  「数学I」「数学I・数学A」  11:15~12:15
  数学2  「数学II」「数学II・数学B」  13:30~14:30
       「工業数理基礎」「簿記・会計」
       「情報関連基礎」
  理科2  「理科総合A」「化学I」    15:15~16:15
  理科3  「物理I」「地学I」       17:00~18:00  


 ◎ 出願期間:2007年10月1日(月)~12日(金)


 ◆「平成21年度大学入試センター試験出題教科・科目の出題方法等
   (詳細はクリックしてお読みください)
  平成20年度とあまり変更はないようです。要確認を!!!

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第409話≪動画で見る「100人の村」・・・NPOオアシスのHPから≫

2007年06月08日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさんが、高校を卒業して進学や就職するとして、住みなれた場所を離れ、親や親戚という頼りになる大人の支えも無く、たった一人で生活を始めなければならないとしたら・・・・その前に是非読んでおく単行本(マガジンハウス)、

   ◆「世界がもし100人の村だったら」
 更に
   ◆「世界がもし100人の村だったら ② 100人の村の現状報告」
   ◆「世界がもし100人の村だったら ③ たべもの編」
   ◆「世界がもし100人の村だったら ④ 子ども編」

 を既に読んでおられることでしょう・・・・

       

 この「世界がもし100人の村だったら」をNPOオアシスが、動画で見る「100人の村」を作成しています。

 未だ見ていない人は、是非≪動画で見る「100人の村」≫をクリックしてください。


       翻訳:なかのひろみ
  ■ 世界がもし100人の村だったら ■

  もし、
  現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、
  全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう。

  その村には・・・

  57人のアジア人
  21人のヨーロッパ人
  14人の南北アメリカ人
  8人のアフリカ人がいます

  52人が女性です
  48人が男性です

  70人が有色人種で
  30人が白人

  70人がキリスト教以外の人で
  30人がキリスト教

  89人が異性愛者で
  11人が同性愛者

  6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍

  80人は標準以下の居住環境に住み
  70人は文字が読めません

  50人は栄養失調に苦しみ
  1人が瀕死の状態にあり
  1人はいま、生まれようとしています

  1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け
  そしてたった1人だけがコンピューターを所有しています

  もしこのように、縮小された全体図から私達の世界を見るなら、相手をあるがままに受け入れること、自分と違う人を理解すること、そして、そういう事実を知るための教育がいかに必要かは火をみるよりあきらかです。

  また、次のような視点からもじっくり考えてみましょう。

  もし、あなたが今朝、目が覚めた時、病気でなく健康だなと感じることができたなら・・
 あなたは今いきのこることのできないであろう100万人の人たちより恵まれています。

  もしあなたが戦いの危険や、投獄される孤独や苦悩、あるいは飢えの悲痛を一度も体験したことがないのなら・・・あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています。

  もしあなたがしつこく苦しめられることや、逮捕、拷問または死の恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことができるなら・・・あなたは世界の30億人のひとたちより恵まれています。

  もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上に屋根があり、寝る場所があるのなら・・・
あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています。

  もし銀行に預金があり、お財布にお金があり、家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら・・・あなたはこの世界の中でもっとも裕福な上位8%のうちのひとりです。

  もしあなたの両親がともに健在で、そして二人がまだ一緒なら・・・それはとても稀なことです。

  もしこのメッセージを読むことができるなら、あなたはこの瞬間二倍の祝福をうけるでしょう。

  なぜならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて,その上あなたはまったく文字の読めない世界中の20億の人々よりずっと恵まれているからです。

  昔の人がこう言いました。 わが身から出るものはいずれ我が身に戻り来る、と。

  お金に執着することなく、喜んで働きましょう。
  かつて一度も傷ついたことがないかのごとく、人を愛しましょう。
  誰もみていないかのごとく自由に踊りましょう。
  誰も聞いていないかのごとくのびやかに歌いましょう。
  あたかもここが地上の天国であるかのように生きていきましょう。

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第408話≪高校生の85.8%が「だるい」「かったるい」(Benesse調査)≫

2007年06月06日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、子どもたちの健康の実態調査のいくつかを、Benesse教育研究開発センターが選び、「調査データ クリップ! 子どもと教育」として纏めています。
 “過去と比較して虫歯の子どもは減っている”“視力低下に悩む子どもは増えている”“喫煙する中高生はここ数年減る傾向を見せている”など・・・・・

 第1回調査
  1.中学生の身長、祖父母世代より男子20cm、女子14cmアップ
  2.10歳の子どもの体格は、祖父母世代の13歳の体格
  3.女子より男子に肥満傾向、中学生女子にヤセ願望?
  4.小学生の14%、高校生の50%がとても「だるい」
 第2回調査
  1.むし歯の子どもは、ここ10年で約2割減少
  2.低年齢の視力が低下、テレビゲーム等の低年齢化が影響?
  3.乳幼児の3割が皮膚、小中学生の3割が目鼻のアレルギー
  4.男子高3生の2割が喫煙、ここ数年は減少傾向

 上記の中から、みなさんの高校生に関心がある、二つを取り上げてみましょう。


 ◆小学生の14%、高校生の50%がとても「だるい」
  出典「第4回学習基本調査報告書」Benesse 教育研究開発センター(2007)
  調査対象 小学5年生、中学2年生、普通科高校2年生

          

 心や身体の疲れに関して、小学生~高校生にたずねたところ、「だるい」と感じることがあるかという問いに対し、小学生の13.6%、中学生の37.5%、高校生の49.8%が、「とてもそう」と回答している。「少しそう」も加えると高校生の85.8%が「だるい」と答えていて、心や身体の疲れを感じている子どもが非常に多いことがわかる。なお、学年が上がるほど「疲れて身体に力がない」という意味に加え、「かったるい」という意味の回答も加わっていることが推測される。
 「目が疲れやすい」「朝、なかなか起きられない」「いらいらする」という問いに関しても、小学生の2~3割、中学生・高校生の3~4割が「とてもそう」と回答している。
 特に、「目が疲れやすい」と答えている子どもは、学校段階が進むにつれて大きく増加している。勉強やテレビゲーム等で年齢とともに子どもの視力が低下している(第2回【2-2】「裸眼視力1.0未満の者の割合」を参照)ことが、「目の疲れ」というかたちでも表れていると思われる。


 ◆男子高3生の2割が喫煙、ここ数年は減少傾向
  出典「未成年者の喫煙および飲酒行動に関する全国調査」厚生労働省(2004)
  調査対象 全国の中学校、高等学校

          

 中高生の喫煙率を調べたところ、男女ともに学年が上がるとともに月喫煙者(この30日に1日でも喫煙経験があるもの)が増加している。高校3年生では、男子の21.7%、女子の9.7%は喫煙者で、毎日喫煙しているものが男子の13.0%、女子の4.3%に上っている。また、中学3年生でも、男子の2.2%、女子の1.2%が毎日喫煙している。
 平成8年、平成12年、平成16年の調査結果を比較すると、平成8年と平成12年が同じような値であるのに対し、平成16年は喫煙者が大きく減少(どの学年でもほぼ4~5割減)している。学校等における喫煙防止教育の成果とともに、平成14年に「健康増進法」が制定され、喫煙可能な場所が大きく制限され、一般成人の喫煙率の減少が大きく進んだ(平成16年に成人の喫煙率が30%を割る)ことなどが影響していると考えられる。

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第407話≪平成21年4月に「横浜サイエンスフロンティア高校」開校≫

2007年06月04日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、横浜市教育委員会は、平成21年4月に横浜市鶴見区小野町に開校する横浜市立科学技術高校(仮称)の名称が、「横浜サイエンスフロンティア高校」に決定しました。

 横浜市教育委員会が昨年12月からことし1月にかけて校名を公募したところ、159案が寄せられ、学校の特色や京浜臨海部の「横浜サイエンスフロンティア地区」に立地することなどを考慮し、決定した。カタカナ入りの公立校名は神奈川県内初で、全国にも4例しかないという。

 ◆「横浜サイエンスフロンティア高校」のテーマは「驚きと感動による知の探究」
 ◆「横浜サイエンスフロンティア高校」の定員は1学年240人
 ◆「横浜サイエンスフロンティア高校」の分野は、生命科学、ナノテクノロジー、環境、情報

 専門知識や技術に触れる機会を増やし、横浜から優れた理数系の人材を育てていくのが狙いです。カリキュラムも理数系に重点を置いていく。

 理数系の人材育成を目指す横浜サイエンスフロンティア高校では、技術顧問として先端科学技術分野で功績のある大学や企業に参画してもらうのが特徴で、これは、PFI(民間資金活用による社会資本整備)方式といわれている。民間企業から講座運営費の寄付を受ける「スポンサー講座」が順次開講予定で、既に横浜市西区の発電会社「扇島パワー」が開校後7年間にわたる寄付を決めている。

 ノーベル物理学賞受賞の小柴昌俊さんや元文部大臣の有馬朗人さんら5人の「スーパーアドバイザー」に加え、慶応大学や東京大学などの大学や企業、研究機関などの研究者らを技術顧問に迎え、教育内容や施設・設備のあり方などのアドバイスを受けていく。技術顧問による出張講座や、研究機関での実験体験なども行う予定とのこと。

 開校に向けて横浜市教育委員会は、先進的な教育指導や進学指導を行っている都立両国、慶応、桐蔭学園の3高校に教諭3人を1年間派遣してもらうことが決まっているようです。

 このような「ものづくり教育」を支援できる体制が、日本全国に開校していくことを、HageOyajiは期待しています。

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第406話≪「Web2.0」というキーワードを理解してますか?≫

2007年06月01日 | 疑問質問
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、HageOyajiのところへ次のような質問メールが届きました。

  「最近、Web2.0という言葉を耳にしますが、具体的にどのようなことか教えてください

 既に、若干下記のHageOyaji通信で触れていますが、

 ◆HageOyaji通信:第266話≪ロングテール現象(long tail)≫
 ◆HageOyaji通信:第354話≪図書紹介:『これから何が起こるのか-我々の働き方を変える「75の変化」』≫

 上記の『これから何が起こるのかー我々の働き方を変える「75の変化」』を読まれた方は「ウェブ2.0革命」を理解できたことでしよう・・・・・

 最近は、あちこちでWeb2.0というキーワードを聞く機会が増えています。

 そこで今回の質問メール内容を判りやすく、HageOyajiが理解している範囲内で「Web2.0とは?」を配信しましょう。

 HageOyajiの時代は「Web」という言葉より、インターネットやホームページという言葉がピ~~ンときますが、今のみなさんのような若者は「Web」を使っています。HPとWebサイトは、少し違うという面もありますが、硬いことは言わないでおきましょう。

 今回の説明で出てくるWeb2.0のWeb=インターネットということで理解し、進めましょう。


 インターネットの世界の進歩は凄いですね。過去は、各企業が、Webデザイナーに依頼し、高い金を払いHPを作成していました。そのHPに商品や企業のPRなどを並べ、情報を発信するのを、一般の方は、ブラウザーを使って、情報を受け取っていました。

 ところが現在は、いとも簡単に、更に無料で、ホームページを持ち、書き込んで、情報を発信出来るようになりましたね。みなさんもブログやSNSを持っていることでしょう。

 個人のホームページでは、日常の出来事、趣味、エッセイ、意見、などを書いて世界に公開し、それを読んだ他の人からコメントをもらって心の交流をするというのがブログで、同じ日常の出来事や趣味などでも全世界に公開しないで友達の輪の中で公開するのをSNS(ソーシャルネットワークサービス)といいます。 また、企業やグループ内で発信するのをイントラブロクとか企業内ブログといいます。

 ホームページの商品も、単なる広告宣伝であったものが、今では、それを見て、直接インターネットで買えるようになりました。それが、在庫も倉庫も持たない、オンラインショッピングサイトです(図書ならamzon.com、オークションならヤフオクなど)。

 パソコンのOSが、Windows95 ⇒ Windows98 ⇒ Windows2000 ⇒ WindowsXP ⇒ WindowsVista へとバージョンが上がっていったように、ソフトも進歩するとバージョンも上がりますね。
 このようなインターネットの世界の進歩した現象を見て、「隔世の感があるな、一つの時代が変わった。今は、第二世代だな」というわけですね。

 そこで、米国の出版社「O'Reilly Media」の社長、O'Reilly氏が「最初の頃をWeb1.0とすると、今はWeb2.0だね」と例え話を提案しました。これは例え話なので、実際にWebというソフトがあってバージョンの1.0と2.0があるわけではありません。即ち、進化するWebのワンシーンを捉えたのが「Web 2.0」ですね。2005年9月にO'Reilly氏が発表した論文「What Is Web 2.0」があります。

 次回にでも時事用語で解説しますが、Webの進化により(Web2.0)マーケティング戦略が大幅に変わってきております。最近の≪クロスメディア戦略≫です。


 初期のホームページは、一般のパソコンユーザーは見るだけでした。それが、オンラインショッピングやネット上で種々な予約やチケットを購入、更に、グーグルアースのように世界中を衛星写真で見ることができますね。

 このように進んだ高機能のWebサービスをWeb2.0だとHageOyajiは思います。理解できましたか?


 最後に≪参考資料≫として、
 BPnetスキルアップメールが「Web2.0、その実際の認知度は?」調査を、実施期間は、2007年02月28日~2007年03月15日に行っていますので、参考までにお読みください。

 .あなたは“Web2.0”という言葉をどの程度ご存じですか。

 Web2.0の意味が詳しく分かっている****19*****4.0%
 Web2.0の意味が大体分かっている*****118****24.8%
 Web2.0の意味が少しは分かっている***173****36.3%
 Web2.0という言葉を聞いたことはあるが、*129**27.1%
 意味が分からない
 Web2.0という言葉を聞いたことがない*****35***7.4%
 無回答**********************************2****0.4%
 *********************************合計**476**100.0%


 Web2.0について、詳しくあるいは、大体分かっている回答者は、まだ、28.8%に過ぎず、Web2.0という言葉は、書籍やメディアでよく見る割には、その理解があまり進んでいないのが現状のようだ。

 年齢別に、Web2.0の理解度(詳しくあるいは、大体分かっている回答者の割合の合計)を分析してみると、20歳代では、60.0%、30歳代では、27.5%、40歳代では、30.5%、50歳代では、19.5%とはっきりとした傾向が出た。20歳代が圧倒的に高く、30歳代と40歳代は、ほぼ同じ割合だが、50歳代になるとその割合が落ちている。


 .“Web2.0”という言葉を聞いて、不安に思われること、心配に思われることがありましたら、どのようなことでも結構ですので、ぜひご記入下さい。

 1.その言葉の意味や定義、実体がよく分からない(83件/25.2%)
 2.セキュリティー面、個人情報の漏洩が不安(48件/14.5%)
 3.不安はない(40件/12.1%)
 4.デジタルデバイド(情報格差)が不安(27件/18.2%)
 5.IT業界の変遷や技術的な面が心配(22件/6.7%)
 6.ビジネス、実生活に及ぼす変化(21件/6.4%)
 7.PC、ITの利用環境やサービス面が心配(20件/6.1%)
 8.情報の過多、信憑性、偏りなどが不安(19件/5.8%)
 9.社会的モラルが保たれるか、犯罪につながらないか心配(18件/5.5%)
 10.マスコミ報道に不安、不満(10件/3.0%)
 11.初めて聞いた言葉(3件/0.9%)

 ◆1番の不安:
  Web2.0に対する具体的な不安や心配の前に、
  ○言葉そのものに実体がない
  ○用語が一人歩きしている
  ○対象が広く実体が分かりづらい
  ○意味が分からない

 など、Web2.0について、その実体がない、分からないという意見が多数(25.2%)寄せられた。 「これがWeb2.0だ!」というものが出てくると、Web2.0に対する理解度、関心度がもう少し高まるのかもしれない。

  ◆2番目の不安:
   Web2.0に対する不安は、セキュリティ・情報格差・技術進歩
   具体的な不安点としては、「セキュリティ面、個人情報の漏洩」がトップ(14.5%)になっている。セキュリティに関する問題は、インターネット全般でも大きな問題であり、Web2.0でも看過できないようだ。

  ○個人情報をどのように守るのかが不安
  ○インタラクティブな環境は魅力があるがセキュリティ面で不安
  ○セキュリティ技術がWeb2.0にて提供されるサービスにどの程度適用されているか

  次に不安に思われているのは、デジタルデバイド(情報格差)。情報を上手に利用できる人と、そうでない人の差が大きくなっていくことだ。技術進歩の流れが早く、高齢者にとって難しい時代になっていくことを予想している人もいた。

  ○情報収集の格差
  ○ITのリテラシーが低いと損をする
  ○流れが早くついて行くのが大変
  ○高齢者は難しい技術にはついていけない

  ◆3番目の不安:
  インターネット技術の進歩(6.7%)。技術がどの程度進歩するか予想がつかないし、その技術に追いついていくのも大変というのが、不安に思われている点だ。

  ○インターネットの仕組みがどのくらい変わっていくのか不安に思うことがある
  ○インターネット技術がどんどん発達し、新たな仕組みやツールができてくる。情報技術者はどこまで、それらの技術を習得し活用しなければならないのか
  ○コンテンツ制作にあたってもっと勉強が必要になると思うが、何をどのように勉強すれば良いのかが、よく判らない

  ◆4番目の不安:
  ビジネス、実生活にどのような変化(6.4%)が起こるかについてだ。既存のビジネスモデルが破壊されたりしないか、ネットを使わないビジネスが今後どのような方向に進むのかなどが不安点のようだ。

  ○既存の商売体系がなくなり、新しい流通販路によって競争が激しくなる
  ○旧来型の営業が効かなくなる
  ○生の現場主義、現物主義に戻ってほしい
  ○何でもネットで処理されてしまう

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