HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1288話≪6/1&6/2は「エコライフ・フェア2013」に出かけてみよう≫

2013年05月31日 | 雑学話題
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、環境省主催の「エコライフ・フェア」は、毎年6月の環境月間に全国各地で展開する様々な行事の中の主たる行事の一つで、1990年から、環境省(環境庁)、関係地方公共団体、関連法人、業界団体、企業及びNGOが連携し実施続けています。

                           

 そして、環境の日(6月5日)前後の土曜日、日曜日の2日間、東京・渋谷の代々木公園ケヤキ並木・イベント広場を会場でも盛大に開催しています。

 6月5日は環境の日です。これは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。国連では、6月5日を「世界環境デー」と定めています。日本では平成5年に制定された「環境基本法」が「環境の日」を定めています。

 今年の「エコライフ・フェア2013」は明日と明後日に下記の日程で開催します。

 震災からの復旧復興、地球温暖化対策、生物多様性の保全などを始めとした環境問題について取り上げていますので、是非受験勉強の合間に見に行っては如何ですか?

  期間:平成25年6月1日(土) 11:00~17:00
            6月2日(日) 10:00~17:00
  場所:代々木公園 ケヤキ並木(NHKホール前)/イベント広場

         

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第1287話≪「2014年卒マイナビ大学生就職意識調査」(マイナビ)≫

2013年05月29日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、大学生の就職に関する意識調査はいろいろな研究所や調査会社で行われています。

 先日のHageOyaji通信でも、

 第1284話≪「大学生の将来イメージ~大学生価値意識調査より~」就職みらい研究所≫

 配信していますが、今回は、就職・転職情報サービスを行う「マイナビ」は、1979年以来、大学生の就職意識(大手企業志向、企業選択のポイント、就職希望度など)を調査を引用して見ます。

 今回「2014年卒マイナビ大学生就職意識調査」の結果が出ていますので、要点のみを下記に抜粋して見ます。


 ≪調査概要≫

  ◆職業観は「楽しく働きたい」がトップ。国公立と私立で若干異なる職業観
   学生の就職観については「楽しく働きたい」が例年と変わらず30.1%でトップ。
   女子学生で比率の高い「個人の生活と仕事を両立させたい」が前年比0.9pt増の21.5%。
   4年連続で増加「人のためになる仕事をしたい」は、前年比1.5pt減の17.7%
   「社会に貢献したい」は前年比0.8pt増の7.6%と4年連増加
   国公立と私立比較:
    国公立は「個人の生活と仕事を両立させたい」や「プライドのもてる仕事がしたい」「社会に貢献したい」
    私立は「楽しく働きたい」や「人のためになる仕事をしたい」

  ◆大手企業志向回帰の兆し
   ここ数年大手企業志向は減少傾向
   1年先輩の内定率が前年を上回った事や、株価好転の報道などを受けて、大手企業志向(「絶対に大手企業がよい」+「自分のやりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」の合計)は前年比5.1pt増の41.2%と、増加に転じる結果となる(2012年卒の水準に近い)
   中堅中小企業を志向する学生(「やりがいのある仕事であれば中堅・中小企業でもよい」+   
「中堅・中小企業がよい」)は未だに過半数を越えていることから(54.2%)、大手に触手を伸ばしつつ、幅広く活動していると推察
  文理男女別:
    文系男子⇒前年比5.9pt増の43.4%
    理系男子⇒前年比5.5pt増の51.3%
    文系女子⇒前年比4.5pt増の33.8%
    理系女子⇒前年比4.2pt増32.9%
  国公立私立別:関東国公立⇒57.0%、関西国公立⇒57.2%

  ◆企業選択のポイントで「安定している会社」や「給料の良い会社」が増加
   大手企業志向の回復に伴い、企業選択のポイントにも変化
   「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」⇒(前年比1.9pt減の42.6%)
   「安定している会社」⇒(前年比2.7pt増の22.1%)
   「給料の良い会社」⇒(前年比1.6pt増の9.0%)
   「勤務制度、住宅など福利厚生の良い会社」⇒(前年比1.0pt増の10.8%)

  ◆行きたくない会社は「暗い雰囲気」「ノルマきつい」「休日・休暇が取れない」が上昇
   「暗い雰囲気の会社」⇒前年比1.8pt減の41.8%
   「ノルマのきつそうな会社」⇒(前年比2.5pt増の32.6%)
   「仕事の内容が面白くない会社」⇒(前年比0.3pt増の23.4%)
   「休日・休暇がとれない(少ない)会社」⇒(前年比2.2pt増の22.1%)
   「残業が多い会社」⇒(前年比0.8pt増の7.6%)

  ◆就職希望度、「なにがなんでも就職したい」はやや減少、前年比0.4pt減の87.8%
   「なにがなんでも就職したい」⇒前年比0.4pt減の87.8%と
   就職しなかった場合の進路、
   「進学(留学、大学院進学)」⇒46.3%
   「就職留年」⇒25.1%
   「フリーター」⇒23.4%
    国公立私立別:
      国公立⇒「進学」や「就職留年」
      私立⇒「フリーター」

  ◆志望職種で近年増加傾向にあった「営業企画・営業部門」が減少に転じる
   「営業企画・営業部門」⇒前年比1.7pt減の23.6%
   「総務・経理・人事などの管理部門」⇒前年比1.4pt増の16.6%
   文理男女別:
    文系男子⇒「営業企画・営業部門」が減少
    文系女子⇒「営業企画・営業部門」4年連続で増加
         「総務・経理・人事などの管理部門」も増加
    理系男女⇒「研究・開発部門」が増加

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第1286話≪農林漁業者が主体で推進させる「第6次産業」(1×2×3=6)とは≫

2013年05月27日 | 時事用語
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、最近「第6次産業」又は「第6次産業化」という言葉を耳にするようになりましたね。

 農林水産省は、「農山漁村の6次産業化」即ち、雇用と所得を確保し、若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため、農林漁業生産と加工・販売の一体化や、地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど、農山漁村の6次産業化を推進し、更に平成22年度あたりから法制化をし、農林漁業者による加工・販売への進出や地域農林水産物の利用を促進する「地産地消等」を推し進めるキーワードで、農林漁業者の「第6次産業化」のことです。

 即ちこの「第6次産業」言葉は、農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開し、拡張する経営形態を表しており、東京大学名誉教授である今村奈良臣氏(農業経済学者)が15年以上前から提唱していた造語なのです。

 そして、平成22年12月3日に、「第6次産業化・地産地消法」が公布されています。

  この法律は、

    ◆農林漁業者による加工・販売への進出等の「6次産業化」に関する施策
    ◆地域の農林水産物の利用を促進する「地産地消等」に関する施策

 を総合的に推進することにより、農林漁業の振興等を図ることを目指しています。


 さて、みなさんは既に知っている通り、

  「第1次産業」 ⇒ 「農業、漁業、林業」
    いわゆる自然との関わりの中で直接的に富を得る産業

  「第2次産業」 ⇒  「製造業、建設業、工業、鉱業」
    第一次産業が生み出した原材料を加工して富を生み出す産業

  「第3次産業」 ⇒ 「卸売業、小売業、情報通信業、輸送業、電気・ガス・水道業、教育、医療、福祉、金融、不動産、etc」

 ですね。


 本題の「第6次産業」とは、

 農業や水産業などの「第1次産業」が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態を表した経営の多角化のことです。

 農林漁業者は「第1次産業」に留まることなく、「第2次産業」の食品加工や「第3次産業」の流通販売まで総合的に、積極的に関わっていき活性化をする取り組みのことです。

 即ち、「第2次産業」や「第3次産業」の事業者が得ていた付加価値を、農林漁業者自身が得ることによって農林漁業を活性化させようというものである。

 最初はこの「第6次産業」を(1+2+3=6)の足し算でしたが、「第1次産業」がゼロになったら結局ゼロにしかならないという意味で、(1×2×3=6)の掛け算で表すようになってきました。


 農林水産業の「第6次産業化」の推進が始った背景に、加工食品や外食の浸透に伴って消費者が食料品に支払う金額は増えてきたものの、それは原材料の加工や調理などによって原料価格に上乗せされた付加価値分が増えただけで、農林水産物の市場規模はほとんど変わらなかったことです。

 付加価値を生み出す食品製造業や流通業、外食産業の多くが都市に立地し農山漁村が衰退していく中、農家などが加工や販売・サービスまで行って農林水産物の付加価値を高めることで、所得向上や雇用創出につなげることが目的なのです。

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第1285話≪部門最優秀賞受賞は日本人初「インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2013」≫

2013年05月24日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、半導体と言えば、インテルという会社を思い起こしますね。

 そのインテルは先進的な技術と製品を開発し、主要製品として インテル® Core™ i7 プロセッサー、インテル® Core™ i5 プロセッサー、インテル® Xeon® プロセッサー、インテル® Atom™ プロセッサー などのマイクロプロセッサー製品、およびフラッシュメモリー製品などを販売しています。

 この「インテル教育支援」が「インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF=Intel International Science and Engineering Fair)」を主催していることをみなさんは知っていましたか?

 「Intel ISEF」は1950年に米国ペンシルベニア州フィラデルフィアにて第1回大会が開催され、その後米国で毎年開催されており、2013年は64回目の開催でした。

 日本は、1958年から参加を開始し、2013年は55回目の参加でしたが、 2013年5月12日(日曜日)~17日(金曜日)(米現地時間)に行われた「インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2013」(アリゾナ州フェニックス)に参加した生徒が、日本人で初めて、部門最優秀賞等を獲得したとの連絡が入りました。

 昨年のペンシルベニア州ピッツバーグ大会は、68か国・地域、1,549名の生徒が参加し、日本の成績は特別賞佳作1組でしたが、今年は、70以上の国・地域から約1,600名の生徒が参加しています。

 日本からは≪Intel ISEF 2013 ファイナリスト研修会≫へ6組8名の生徒が参加し、優秀賞1等及び部門最優秀賞1組1名、特別賞(米国物理探査学会賞及び米国音響学会賞佳作)1組2名でした。
 試験方法は、自由研究の成果をまとめた展示パネルを使用し、審査員の口頭試問を受け、審査は研究の課題設定、計画と手法、実施、創造性、プレゼンテーションを基準に行われています。


 部門最優秀賞受賞は日本人初で、受賞者詳細は、

 ≪個人研究≫

   田中 堯さん 千葉県立千葉高等学校(千葉県)2年(16歳) 千葉県
  
   テーマ:「微小貝は古環境指標として有用か」

  ≪地層の古環境解析において、これまで活用されていなかった微小貝の化石を指標とすることを提案した研究。千葉県市原市の下総層群薮層から産出する微小貝の種類と保存状態を調べ、古水深の指標となりうることを示しました。≫

   受賞内容:地球惑星科学部門 優秀賞1等及び同部門最優秀賞


 ≪チーム研究≫

  佐藤 友彦さん 広島県立府中高等学校(広島県)3年(17歳) 広島県
  四茂野 貴大さん 筑波大学(茨城県)1年(18歳) 広島県

  テーマ:「動く棒が水面に描く波模様の研究」

  ≪水面を動く棒が描く2 段階に折れ曲がるくさび型の波模様がなぜ形成されるのか、そのメカニズムを検証した研究。丁寧な観察と幾何学的な考察、および計算シミュレーションにより、くさび型の波模様が表面張力波と慣性力に起因していることを突き止めました。≫

  受賞内容:物理学・天文学部門 米国物理探査学会賞及び米国音響学会賞佳作

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第1284話≪「大学生の将来イメージ~大学生価値意識調査より~」就職みらい研究所≫

2013年05月22日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、株式会社リクルートキャリアの中にあります、就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所は、大学生の生活・価値観の実態を明らかにするため、大学1年生~4年生を対象に調査≪大学生の将来イメージ~大学生価値意識調査より~≫を実施しています。

 その中で、「将来の明るさ」と「将来の進路について考えるときの気持ち」をわけて調査していますので、下記の結果を抜粋しておきます。詳細は上記をクリックしてお読みください。


 将来の明るさ

  ◆社会人になるころの社会の明るさ

     「明るい」「やや明るい」の合計 ⇒ 16.7%
     「明るくない」「あまり明るくない」の合計 ⇒ 46.8%

     学年別では、
      大学4年生「明るい・計」 ⇒ 21.8%
      大学1~3年生に比べ6ポイント以上高く、学年間で差がみられる

  ◆自分自身の将来の明るさ

     「明るい・計」 ⇒ 36.1%
     「明るくない・計」 ⇒ 27.9%

     学年別では、
      大学4年生「明るい・計」 ⇒ 45.0%
      大学1~3年生に比べ11ポイント以上高い

  ◆社会人になるころの社会の明るさと自分自身の将来の明るさ

    「明るい・計」と思っている大学生のうち、91.0%は自分自身の将来も「明るい・計」と思っている。
     社会人になるころの社会が「明るくない・計」と思っている大学生のうち、53.3%が自分自身の将来も「明るくない・計」と思っている。
    18.9%は自分自身の将来は「明るい・計」と思っており、社会人になるころの社会が「明るくない・計」からといって自分自身の将来も「明るくない・計」と思うわけではないということがわかる。



 将来の進路について考えるときの気持ち


  ◆大学卒業後の将来の進路について考えるときの気持ち
     「楽しい気持ち」「どちらかというと楽しい」の合計 ⇒ 23.5%
     「不安な気持ち」「どちらかというと不安」の合計 ⇒ 58.3%

  ◆大学卒業後の将来の進路について考えるときの気持ち:「楽しい」と思う理由
       「新しいことをたくさん経験できそうだから」⇒73.5%
       「仕事を通して学べることが多そうだから」⇒65.7%
       「自分の可能性の広がりを感じられるから」⇒64.1%

  ◆大学卒業後の将来の進路について考えるときの気持ち:「不安」と思う理由
       「仕事に就くことができるかどうか(就職できるか)心配だから」⇒81.0%
       「社会・経済情勢が不安定だから」⇒54.3%
       「社会人になる自信がないから」⇒48.9%

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第1283話≪「平成25年3月高等学校卒業者の就職状況(平成25年3月末現在)」≫

2013年05月20日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、先週(5/17)末に文部科学省と厚生労働省の同時報道発表で「平成25年3月高等学校卒業者の就職状況(平成25年3月末現在)に関する調査について」がありました。

 高校生は都道府県教育委員会などを通して全員を調査し、17.5%が就職を希望していました。

 就職率が95%を超えたのは1994年以来19年ぶりで、男子96.9%(前年同期比0.6ポイント増)、女子94.2%(前年同期比1.4ポイント増)でした。

 都道府県別では福井県、富山県、石川県、新潟県の北陸方面が99%超の高率ですね。


 又、同時に両省は、今春卒業した大学生や短大生の就職率(就職希望者に占める就職者の割合)も発表しています。

 ・大学生は93.9%(前年比0.3ポイント増)と2年連続で改善しており、5年ぶりに女子が男子を上回っています。

 ・短大生は1997年春の統計開始以来最高となる94.7%でした。

 このように大学生、短大生、高校生共に回復しているのは、文部科学省では「明るい景気見通しに支えられ、学生が諦めずに就職活動をしている結果などが理由ではないか」と説明しています。


 以下に「調査内容」及び「結果の概要」を抜粋しておきますので、詳細は上記をクリックしてお読みください。


  ≪調査内容≫

    調査対象:国立、公立、私立の高等学校(全日制・定時制)
    調査項目:学科別(国立、公立、私立の別)の就職状況
         都道府県別(県内・県外別)の就職状況


  ≪結果の概要≫
   ◆就職希望者数・就職者数等
      卒業者:約109万2千人
      就職希望者:約19万1千人、
      就職者:約18万3千人
      未就職者約8千人(男子:約3千人、女子:約4千人)

   ◆就職率(就職者の就職希望者に対する割合)
      95.8%(前年同期比1.0ポイント増)
        男女別就職率
      男子96.9%(前年同期比0.6ポイント増)
      女子94.2%(前年同期比1.4ポイント増)

   ◆学科別就職率(就職率が高い順)
     「工業」⇒98.2%、「福祉」⇒97.7%、「水産」⇒97.5%、
     「農業」⇒97.4%、「商業」⇒96.7%、「情報」⇒95.7%、
     「家庭」⇒95.5%、「総合」⇒95.1%、「普通」⇒93.2%、
    尚、「看護」及び「その他」の学科は除く。

   ◆都道府県就職率
      就職率が高い県:
       福井県⇒99.7%、富山県⇒99.6%、石川県⇒99.3%、
       新潟県⇒99.2%、徳島県⇒98.7%、
      就職率が低い県:
       沖縄県⇒85.1%、和歌山県⇒89.9%、兵庫県⇒92.1%、
       東京都⇒92.4%、千葉県⇒92.7%、

   ◆東日本大震災における被害が甚大な3県の就職率
      岩手県⇒97.9%(前年同期比0.1ポイント増)
      宮城県⇒98.5%(前年同期比1.4ポイント増)
      福島県⇒98.5%(前年同期比1.2ポイント増)

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第1282話≪「第2期教育振興基本計画について」の答申がでました」≫

2013年05月17日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、平成23年6月の諮問以来、中央教育審議会にて検討してきた「第2期教育振興基本計画」の策定が4/25に答申が纏められています。


     ◆教育行政の4つの基本的方向性

        1.社会を生き抜く力の養成
        2.未来への飛躍を実現する人材の育成
        3.学びのセーフティネットの構築
        4.絆づくりと活力あるコミュニティの形成

 です。


 詳細はクリックしてお読みください。

 答申では、≪今正に我が国に求められているもの、それは、「自立・協働・創造に向けた一人一人の主体的な学び」である≫と始まっています。

 第1部では、我が国の危機的な状況を回避するための社会の方向性として「自立・協働・創造モデルとしての生涯学習社会の構築」を掲げ、この実現に向けた教育の方向性として、「社会を生き抜く力の養成」など四つの基本的方向性を打ち出しています。

 第2部においては、四つの基本的方向性に基づく八つの成果目標と30の基本施策を掲げ、「4のビジョン、8のミッション、30のアクション」として体系的に整理されています。


 今回の答申のポイントをいくつか挙げるとすれば、

 ◆我が国社会が置かれている現状についてより広い視点から分析した上で、今後の教育の方向性を導き出していること

 ◆教育の四つの基本的方向性について、各学校段階間の連続性を重視し、縦割りではなく、横断的な視点から整理されていること

 ◆PDCAサイクルの実践を図る観点から、具体的な成果目標・指標が多数掲げられていることなどが挙げられます


 今後は、この答申を前提に、文部科学省が計画の閣議決定に向けた作業を進めていくでしょう。

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第1281話≪「平成24年度中 国際収支状況(速報)の概要」≫

2013年05月15日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、財務省から5/10「平成24年度中 国際収支状況(速報)の概要」が報道発表されています。

 国際収支の数字はとてつもなく大きく、ピーンとこない方もいるでしょうが、日本の個人金融資産は約1547兆円と世界の個人金融資産の13.6%を占めており、更にとてつもない大きな金額です。

 そして、日本の個人金融資産の半分以上が現金、預金なのです。次の機会に欧米各国と比較してみますが、世界各国と比較しても突出した数字なのです。

 さて、国際収支状況内容は、「所得収支」の黒字幅は前年度比で拡大し、経常移転収支が赤字幅を縮小したものの、「貿易・サービス収支」が赤字幅を拡大したことから、経常収支の黒字幅は2年連続で縮小しています。



 しかし、統計として連続性のある昭和60年度以降では、最少の経常黒字です。


 詳細は上記をクリックしてお読みください。


          平成24年度中 国際収支状況(速報)の概要

              金額           前年度比
  ◆貿易・サービス収支 ▲9兆4,759億円  ▲4兆1,795億円(赤字幅拡大)
     貿易収支    ▲6兆8,947億円  ▲3兆4,250億円(赤字幅拡大)
     サービス収支  ▲2兆5,812億円    ▲7,545億円(赤字幅拡大)
  ◆所得収支      14兆7,245億円    +7,176億円(+5.1%黒字幅拡大)
  ◆経常移転収支     ▲9,556億円    +1,371億円(赤字幅縮小)

   経常収支   4兆2,931億円    ▲3兆3,248億円(▲43.6%黒字幅縮小)

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第1280話≪「2013年度新入社員 春の意識調査」~ジェネラリストとして成長したいは最高水準≫

2013年05月13日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、公益財団法人日本生産性本部の調査で、今年の「新入社員のタイプ」を「ロボット掃除機型」と下記のHageOyaji通信で配信しましたが、今度は「2013年度新入社員春の意識調査」を発表しています。

  ◆第1271話≪平成25年度 新入社員のタイプは「ロボット掃除機型」(日本生産性本部)≫

 この「2013年度新入社員春の意識調査」は今回で24回目です。

 副題に≪~「ジェネラリストとして成長したい」過去20 年で最高水準~≫と記載されており、「SNS」を就職活動に利用したか」に対して、「はい」との回答は20.4%。全体として会社へ、カイシャへの動向が如実。「ビジネス上、有益な情報を入手しました。そのときあなたは、・・・」とする設問に対し、「上司、先輩に提供する」と答えた数値が過去最高に。また世紀の変わり目当りから、スペシャリスト志向はピークを打ち、下降トレンドへ。そして2005年が分岐点だったのが、「今の会社に一生勤める」かへの回答。


 以下に主なポイントのみを抜粋しておきますので、詳細は上記をクリックしてお読みください。

  ◆「いろいろな仕事や持ち場を経験してジェネラリストとしてきたえる職場」を希望する回答が過去20 年で最高水準(58.4%)
   ・自身のキャリアの考え方に近いものを選択する設問で、「いろいろな仕事や持ち場を経験させて、ジェネラリスト(会社全般の仕事が見渡せるような人)としてきたえる職場」の割合が、過去20 年で最高水準(58.4%)

  ◆「海外勤務のチャンスがあれば応じたい」が継続して過半数を上回る(55.0%)
    ・「海外勤務のチャンスがあれば応じたい」に対して、「そう思う」とする回答が2011 年の設問開始以降、継続して過半数を上回った(55.0%)

  ◆「今の会社に一生勤める」とする回答が前年比4.6 ポイント減少(55.5%)
    ・転職について問う設問で、「今の会社に一生勤めようと思っている」とする回答が前年比4.6 ポイント減少(55.5%)

  ◆就職活動について、訪問社数・内定社数は増加、SNS利用は20.4%
    ・就職活動についての設問で、「訪問社数」は「6 社~70 社」とする回答が前年比より増加
    ・「内定社数」については複数社とする回答が前年より増加
    ・「SNSを就職活動に利用したか」に対して、「はい」とする回答は20.4%

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第1279話≪「第2回大学生の学習・生活実態調査報告書」(Benesse教育研究開発センター調査資料)≫

2013年05月10日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、Benesse教育研究開発センターは、全国の大学1〜4年生 4,911名(留学生、社会人経験者を除く)を対象に「第2回大学生の学習・生活実態調査報告書」資料を公表しています。

               

 この資料では、

 ◆高校時代に勉強していた層も、大学では授業以外の学習時間が少なくなる
 ◆「読書(マンガ、雑誌を除く)」時間が1週間で「0時間」との回答が2008年の20.3%から2012年は28.3%と8.0ポイント増加(平均週2.4→1.9時間)
 ◆「インターネットやSNS」の平均時間は8.6時間
 ◆サークルや部活動への所属は57.2%(週4.8時間)、アルバイトは63.8%(週10.2時間)
 ◆大学で過ごす時間がもっとも長いのは「医・薬・保健」、短いのは「社会科学」系統。


 調査項目は多岐にわたっていますが、ポイントの1部をダイジェスト版から抜粋しておきましょう。

  ◆大学受験対策を始めた時期
    受験対策を「高校2年生」から開始した人の比率は、2008年から2012年にかけて4.9ポイント減少。「高校3年生」から開始した人の比率が5.1ポイント増加し、約6割となった。月別にみると高校3年生の8月~10月に開始した人が、4.4ポイント増加している。

  ◆大学受験で経験した科目
    受験で経験した科目は、「英語」(75.9%)、「国語」(71.1%)、「数学」(58.5%)の3つがもっとも高い。平均受験科目数は4.1科目だが、「学力試験は受けていない」人も14.7%存在する。学部系統別には「理工」系統で「数学」の受験比率がもっとも高いが、「理工」以外では「英語」が高い。また、入試方法別の平均受験科目数は、「一般・センター入試」5.3科目に対し「一般推薦入試」2.6科目、「AO入試」1.6科目、設置者別には、「国公立」5.8科目に対し「私立」が3.2科目である。

  ◆高校までの知識・理解が不足している科目
    大学で学ぶ上で、知識・理解の不足を感じている高校までの科目をたずねたところ、全体では「英語」が48.4%でもっとも高く、どの学部系統でも最多である。知識・理解不足の科目として選択された科目数の平均値は2.7科目であり、入試方法別では、「一般・センター入試」受験者で2.5科目、「AO入試」では3.6科目となっている。

  ◆大学選択で重視した点
    6割台が「興味のある学問分野があること」、5割弱が「入試難易度が自分に合っていること」を重視しており、この4年間で大きな変化はみられない。学部系統別では「社会科学」系統で「興味のある学問分野があること」が5割程度と相対的に低い。また、「医·薬·保健」「教育」系統では、「取りたい資格や免許が取得できること」が「興味のある学問分野があること」に次いで高くなっている。

  ◆学習時間
    「授業の予復習や課題」を1週間あたり「1~2時間」以上している割合(「1〜2時間」〜「16時間以上」の合計値、以下同)は全体で2008年51.2%→2012年57.0%と5.8ポイント増加。平均時間でみると2.2時間→2.8時間となった。学年別には履修科目数の少なくなる4年生で時間が少なく、学部系統別では「社会科学」系統で「1時間未満」(「1時間未満」+「0時間」)が5割を超える。一方、「大学の授業以外の自主的な勉強」については、経年での変化はみられず、学年別には高学年になると平均時間は若干増加する。高校時代と大学での授業以外の学習時間を比較すると、高校時代に1日「5時間以上」勉強していた層も、大学での「授業の予復習や課題をやる時間」は1週間あたり1時間未満が35.7%(「0時間」+「1時間未満」、以下同)、「授業以外の自主的な勉強」は46.3%と学習時間は減少する。同様に高校時代の勉強の様子をたずねた質問でも、高校時代に予復習をしていたと回答した層(「図14の「あてはまる群」)も大学で「授業の予復習や課題をやる時間」は1時間未満が約3分の1、「授業以外の自主的な勉強」は約5割が1時間未満である。

  ◆課外活動・生活時間
    サークルや部活動に所属している割合は57.2%、1週間あたりの平均活動時間は4.8時間である。一方、アルバイトをしている割合は63.8%で、2008年調査の63.7%からほとんど増減はなく、平均活動時間は10.2時間となっている。

  ◆海外留学
    在学中に「海外留学をしたい」と思っている学生の割合(「とてもあてはまる」+「まああてはまる」の%)は全体の38%、「すでに海外留学をした」(2.9%)と合わせると4割が留学を肯定的に考えている。留学したいと思う理由については、「語学力を身につけたいから」(80.8%)、「海外生活を経験してみたいから」(71.7%)の2つが高かった。
希望する留学期間は全体の39%が1ヶ月以下(「数週間」+「1ヶ月程度」の%)のショートステイ型である。希望する留学時期は「2年生」がもっとも多い。学年別では、本調査の実施時期が11月だったこともあり、当該学年の次の学年を希望している割合が大きい。4年生では「2年生」が33.9%ともっとも高くなっており、振り返ってみれば「2年生」で留学するのが適していたと感じている人が多いことを表しているものと思われる。

  ◆大学卒業後の進路
    進路のための準備・活動の開始時期(予定含む)は、4年生の回答をみると、40.1%が3年生の後期に開始している。1・2年生では早期から準備を開始しようと考えている様子がうかがえるが、現実的にはそうなっていないようである。1・2年生の回答で低学年次からの開始の割合が大きい傾向は2008年調査でもみられたので、とくに低学年次で早期化しているとはいえない。また、進路支援の活用状況をたずねたところ、「大学での、単位の出ないキャリア形成支援」を3年生の約5割が利用しており、もっとも多い(「よく活用している」+「たまに活用している」の%)

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第1278話≪高校生向け「統計学」に入るには先ず、「統計用語辞典」から・・≫

2013年05月08日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、「昨日内閣府は、3月に公表した名目国内総生産(GDP)改定値(2012年10月~12月)が民間エコノミストから指摘を受け、計算ミスがあったと発表」しています。

 公表値(季節調整値)(2012年10月~12月)は、

    誤)0.3%減(7月~9月比)(年率1.3%減)

    正)0.1%減(7月~9月比)(年率0.5%減)

 内閣府によりますと、輸出入の季節調整値を算出する際、計算を間違え、計算し直した結果、輸出を前期比0.3%減から1.7%減に、輸入を3.0%増から0.5%増に訂正した。


 さて、みなさん「統計の日」があるのを知っていますか?

 「統計の日」は、日本最初の近代的生産統計である「府県物産表」に関する太政官布告が公布された明治3年9月24日(太陰暦)で、現在の太陽暦に換算して、10月18日にあたります。

 さて、最近の高校生に欠かせないものとして、統計の基礎知識、統計はどのようにして作られるのか、グラフの作成方法、データの解析方法などが重要になってきています。

 「統計学」と聞くだけでとっつき難いですが、多くのサイトから簡単に入れるシステムが出来つつあります。

 そのためにはまず、「統計思考力」「統計リテラシー」が必要になります。

 ◆統計思考力とは、
  近年のコンピューターによる計算処理能力の向上は、統計による課題解決や工程管理に必要な計算を容易なものとし、かつては処理できなかったような大量のデータからこれまでに知られていない新たな事実を浮き彫りにしつつあります。今や国際的な会議における合意の形成、企業の経営方針の決定、科学的な実験による仮説の検証、スポーツの戦略決定や健康管理に至るまで、統計は社会のありとあらゆる場面で使用されるようになりました。今、こうした統計の広がりから、様々な業界で、課題解決の能力として、統計を有効に活用できる力が求められてきています。

 ◆統計リテラシーとは、
  日々の生活の中で、統計から的確に情報を読み解き、合理的な意思決定のために余すことなくその力を活用することこそ、ウェルズのいう「統計的な思考」であり、情報化社会を生き抜く、「統計リテラシー」なのです。


 そして統計について学ぶ環境が揃いつつあります。

 統計学は実はとても身近なところで活用されており、社会学、自然科学、医療、行政やビジネスなどの様々な場面で使われていあす。

 総務省は過去から「How to 統計」を高校生向け学習サイトとして提供していましたが、平成25年5月末で閉鎖し、新たに「なるほど統計学園高等部」を平成25年4月5日(金曜日)開校しています。


 更にその他の高校生向けサイトとして、

   「e-Stat統計教育(高校生向け)」(鳴門教育大学)

   「科学の道具箱」(科学技術振興機構)

   「かんたん便利なe-Statで統計を楽しもう!」(総務省)

 なども参考になります。

 先ずは「統計用語辞典」から入ってみては如何でしょうか?

 また、統計情報研究開発センターは、統計知識の普及と統計の表現技術の研さんに資するため、全国の小学生、中学生、高校生、大学生及び一般から統計グラフを募集し手織り、「第61回統計グラフ全国コンクール募集要領」が発表されています。

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