HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第883話≪「学校における教育のICT(情報通信技術)化の実態」とは??≫

2010年07月30日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、 みなさん、高校、大学を卒業し21世紀の企業社会で力を発揮する必須条件は、ICT(情報通信技術)を使いこなして仕事をすることが当たり前のこととして要求されてきます。そのためにも教育予算の問題、特に(地方)自治体の財政事情が大きく左右してきます。

 文部科学省の調査「平成21年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」を(速報値として平成22年6月公表)見ましても、教育の情報化にはまだまだ地域格差が存在し、急速に伸びてきた「電子黒板」は平成22年3月末では約5万6,000台と1年前より3倍に増えてきましたが、政権交代に伴う予算の執行停止によりストップとなったことを覚えていますね。

 (注)ICT(Information and Communication Technology)とは、情報・通信に関連する技術一般の総称で、従来使用されていた「IT」とほぼ同様の意味で用いられるもので、「IT」に替わる表現として日本でも定着しつつある。


 「平成21年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」の項目は、

  学校におけるICT環境の整備状況
   1 学校におけるICT環境の整備状況の推移
     ①コンピュータ1台当たりの児童生徒数
     ②教員の校務用コンピュータ整備率
   2 都道府県別のICT環境の整備状況
     ①コンピュータ1台当たりの児童生徒数
     ②教員の校務用コンピュータ整備率
     ③普通教室の校内LAN整備率
     ④超高速インターネット接続率(30Mbps以上)
     ⑤電子黒板のある学校の割合
   3 上位・下位都道府県(学校におけるICT環境の整備状況)
   4 都道府県別 学校におけるICT環境の整備状況

  教員のICT活用指導力
   1 教員のICT活用指導力の推移
   2 教員のICT活用指導力の状況(18小項目別・全校種)
   3 上位・下位都道府県(教員のICT活用指導力・全校種)
   4 都道府県別 教員のICT活用指導力の状況(都道府県別・全校種)
   4 都道府県別 教員のICT活用指導力の状況(都道府県別・小学校)
   4 都道府県別 教員のICT活用指導力の状況(都道府県別・中学校)
   4 都道府県別 教員のICT活用指導力の状況(都道府県別・高等学校)
   5 研修の受講状況(全校種)
   (参考)教員のICT活用指導力チェックリスト(小学校版、中学校・高等学校版)

 みなさんの学校の都道府県別での普及率は如何でしたか?

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第882話≪習い事・スクール・講座は?男性のトップは「現在の仕事でスキルアップできそう」≫

2010年07月28日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、ネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、≪ 2010年「習い事・スクール・講座」の受講目的は趣味?仕事?≫の調査を行っています。

    ≪調査対象≫
     有効回答数:521名
     調査日:2010年4月21日~26日
     男女比:(男性51.2% 女性48.8%)
     年代比:(20代27.8% 30代36.5% 40代35.7%)

          

 この中で、習い事・スクール・講座が気になる理由は男女で差があり、男性では「仕事」、女性では「趣味」と受講目的が異なっています。

   「現在受講している」人 ⇒ 6.9%(36名)
   「過去に受講したことがある」人 ⇒ 54.5%(284名)
   「受講したことがない」人 ⇒ 38.6%(201名)

 ◆今年気になっている習い事やスクール・講座が
   「ある」人は ⇒ 23.6%
    その中で、
      男性は ⇒ 19.5%
      女性は ⇒ 28.0%
      20代は ⇒ 16.6%
      30代は ⇒ 28.4%
      40代は ⇒ 24.2%

 ◆「現在受講している」人のうち、気になっている習い事やスクール・講座が
   「ある」 ⇒ 52.8%

 ◆「過去に受講したことがある」人のうち、気になっている習い事やスクール・講座が
   「ある」 ⇒ 27.5%

 ◆「受講したことがない」人のうち、気になっている習い事やスクール・講座が
   「ある」 ⇒ 12.9%

 ◆上記で「ある」とした123名で、
   「趣味に役に立ちそう」 ⇒ 51.2%
   「現在の仕事でスキルアップできそう」 ⇒ 32.5%
   「自分に自信を付けられそう」 ⇒ 32.5%
   「転職の武器にできそう」 ⇒ 25.2%
   「仕事で独立する武器にできそう」 ⇒ 15.4%
   「交友関係を広げられそう」 ⇒ 13.8%

 ◆女性では、
   「趣味に役に立ちそう」 ⇒60.6%
  
 ◆男性では、
   「現在の仕事でスキルアップできそう」 ⇒ 48.1%
   「転職の武器にできそう」 ⇒ 30.8%
   「仕事で独立する武器にできそう」 ⇒ 25.0%

 ◆受講形態は、
   「スクール」 ⇒ 69.9%
   「eラーニング(インターネット学習)」 ⇒ 35.0%
   「通信教育」 ⇒ 32.5%

 ◆今気になっている習い事は、
   「英会話」「中国語」などの語学関連
   「税理士」「社会労務士」「簿記」「医療事務」などの資格関連
   「ヨガ」「ダンス」「音楽」「着付け」などの趣味

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第881話≪「第57回NHK杯全国高校放送コンテスト」終了結果は?≫

2010年07月26日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、夏休みに入り日本の優秀な高校生が参加する「国際科学オリンピック」、甲子園を目指しての高校野球、文化活動を競う甲子園など高校生の祭典が多くなってきていますね。

 今年57回目を迎える「NHK杯全国高校放送コンテスト」も7/24(土曜日)に決勝が行われました。

 これを共催する日本放送教育協会(JAEB)は、高校放送コンテスト中学放送コンテストなどを応援しています。

    主催: 全国放送教育研究会連盟/NHK
    共催:社団法人全国高等学校文化連盟/財団法人日本放送教育協会
    後援:文部科学省・全国高等学校長協会・日本私立中学高等学校連合会
       財団法人NHKサービスセンター・社団法人日本放送作家協会

 「NHK杯全国高校放送コンテスト」とは・・・をHPから抜粋しますと、

  現代に生きる高校生の豊かな人間性の育成と、未来への展望をもつ人間としての成長をめざし、校内 放送活動をメディアリテラシーの実践として位置づけ、情報発信としての放送活動の発展をはかるために開催しています。

 ◆美しく豊かな日本語を大切にする心情を育て、あわせて話す力、表現する力を高める。
 ◆情報発信者としての自覚を高め、あわせて創造性を育てる。
 社会との関わりに目を向け、放送の果たす役割を学ぶ。
 ◆人間尊重の心を培い、国際理解を深める放送の働きを確かめる。
 ◆学園生活の中にうるおいを育て、心のふれあいの場をつくる。


 「第57回NHK杯全国高校放送コンテスト結果」優勝者は、

   (1) アナウンス     土佐女子高等学校  佐藤 友美さん
   (2) 朗読        東明館高等学校   齋藤 優佳さん
   (3) ラジオドキュメント    島根県立飯南高等学校
   (4) テレビドキュメント    北海道旭川東高等学校
   (5) 創作ラジオドラマ     兵庫県立小野高等学校
   (6) 創作テレビドラマ     埼玉県立松山高等学校

各都道府県大会参加数   全国大会参加数   
   参加校数      1,602校       539校

 尚、このコンテストの結果放送予定は下記の通りです。

  ◆テレビ番組部門優秀作品の紹介
   「ティーンズビデオ2010」 9時30分~10時15分 教育テレビ
     8月16日(月) テレビドキュメント部門
     8月17日(火) 創作テレビドラマ部門
 
  ◆ラジオ番組部門優秀作品の紹介
   「ティーンズラジオ2010」 9時30分~10時00分 ラジオ第2
     8月19日(木) ラジオドキュメント部門
     8月20日(金) 創作ラジオドラマ部門

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第880話≪2010年「Fortune Global 500」ランキング≫

2010年07月23日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、世界企業のランキング≪2009年の売上高(ドルベース)≫で有名なFortuneから≪2010年「Fortune Global 500」ランキング≫が2010年7月8日に公表されました。

 2010年の最大の特徴は、中国企業の大幅な躍進で、ついにドイツを抜いて、世界第3位に躍り出ました。

 2010年「Fortune Global 500」を国別に見ますと、
     米国  139(前年より1社
     日本   71(前年より3社
     中国   46(前年より9社)(←香港企業3社含む)
     ドイツ  37(前年より2社
     韓国   10(前年より4社
     印度    8(前年より1社
     ロシア   6(前年より2社
     ブラジル  7(前年より1社

 で、日本の企業は健闘しています。


 ランキング・トップ10には、欧州3社、中国3社(7位の中国石化、8位の中国国家電網、10位の中国石油)、米国2社、日本2社(5位のトヨタ、6位の日本郵政)で、欧州勢の退潮は明らかです。

     第1位:Wal-Mart Stores(米国)
     第2位:Royal Dutch Shell(Netherlands)
     第3位:Exxon Mobil(米国)
     第4位:BP(Britain)
     第5位:Toyota Motor(日本)
     第6位:Japan Post Holdings(日本)
     第7位:Sinopec(中国)
     第8位:State Grid(中国)
     第9位:AXA(France)
     第10位:China National Petroleum(中国)

 
 
 ベストテン以外の日本企業の1部(100位内)を抜粋しますと、

    第31位:Nippon Telegraph & Telephone
    第47位:Hitachi
    第51位:Honda Motor
    第69位:Sony
    第75位:Nippon Life Insurance
    第89位:Toshiba


 中国企業の大幅な躍進の原因は、43社中、新規にランクインした企業は10社もあり、前年ランクインした33社中、31社は順位を上げています。企業内容を分析しますと、国が管理する大型国有企業、国有銀行、保険会社、総合企業などが入っています。

 みなさん、今後も中国企業から目を離せないですね。

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第879話≪10代の「海が嫌い」が増加(日焼け、海や砂が汚い)⇒「海に関する国民意識調査」から≫

2010年07月21日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、先日は「海の日」でしたね。

 しかし、日本海事センターの調査によりますと、10代では昨年の調査結果より好意度が低下し6割を割り込んでおり、特に「嫌い」と回答した割合は14.7%〔全体の値(6.5%)の2倍強〕に拡大しています。

 又、船員、海運業のイメージは、「なかなか家に帰れない」、「重労働/過酷」などのネガティブなものが多いようです。

 下記に「海に関する国民意識調査(2010)」の結果からポイントを抜粋しておきますので、詳細はクリックしてお読みください。

  ◆海との関わり
   7割が海が「好き」。一方では若年層の海離れ傾向が拡大。
    ⇒全体の7割の人が「海が好き」と回答しているが、10代では昨年の調査結果より好意度が低下し6割を割り込んでいる。特に「嫌い」と回答した割合は14.7%〔全体の値(6.5%)の2倍強〕に拡大。若年層の海が嫌いな理由(日焼け、海や砂が汚い)を深刻に受け止め海事教育の充実や海洋の環境の改善など積極的な取り組みが必要である。
  「海」の著名人は3年続けて「加山雄三」がトップ。
   ⇒「海=加山雄三」のイメージは根強く、特に60代の支持が高い。一方、10代は答えが分散傾向にあることから、新しい「海のイメージ」をもつシンボル的な著名人の出現が待たれる。

  ◆「海の日」や「海の月間」に対する意識
   「海の日」、「海の月間」の行事・活動については、さらに効果的な広報活動が必要。
    ⇒「海の日」、「海の月間」の多くの行事・活動については、依然として「花火大会」(58.4%)以外は認知度が低いことから情報発信が十分ではないと考えられる。

  ◆海事教育に対する意識
   地域社会が中心となり海事の現場体験・見学等の機会を増やすことが望ましい。
    ⇒海事教育の体験は、全体で2割程度とかなり低い。若年層は「学校での授業」が多く、学校教育のみならず、地域社会が中心となって海や海事の現場にふれる体験・見学等の機会を増やしていくことが望まれる。

  ◆日本の海運に対する意識
   約9割の人が海運が「重要だと思う」と認識しつつも、海運の現状に関する知識は不足。
    ⇒年代が高くなるほど“海運が重要”との意見が多くなるが、全体での重要性の認識度は低下傾向にある。一方、日本の貿易量に占める海運の割合については、「ほぼ100%」という正解の回答率は僅か3%程度にとどまっている。

  ◆海の職業と施策に関する意識
   「海の職業」のイメージ改善が必要。
    ⇒船員、海運業のイメージは、「なかなか家に帰れない」、「重労働/過酷」などのネガティブなものが多いことから、職業としてのイメージ改善を図ることが重要である。身近な人が船員になることを希望する場合、賛成と反対が拮抗しており、性別でみると、男性では賛成派、女性では反対派の方が多くなっている。
   約9割の人が日本籍船、日本人船員増加のための施策は必要と認識。
    ⇒国の取り組みとしての日本籍船や日本人船員を増加させるための施策の必要性については、9割近くの人が必要だと認識している。また、海に関する取り組みについては、海の安全確保、船舶の安全航行など安全面の確保が最優先課題とあげられている。

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第878話≪今年も日本の優秀な高校生が参加する「国際科学オリンピック」が行われています≫

2010年07月19日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、今年も日本の優秀な高校生が参加する「国際科学オリンピック」が始まっていますね。

 昨年の様子は、下記のHageOyaji通信をクリックしてください。
  第738話≪高校生「2009年度国際科学オリンピック」参加生徒の「金メダル」は過去最高数獲得≫

 「国際科学オリンピック」の歴代メダリストたちと体験する「国際科学オリンピックシンポジウム」が下記の通り開催されます。
        
   開催日時:2010年8月18日(水) 13:30~17:00
   開催場所:東京大学安田講堂 
   参加対象:中高校生とその保護者、教育関係者
   内  容: 
    第1部 基調講演 「憧れと感動、そして志」
        パネルディスカッション
    第2部 (1)サイエンスショー「宇宙観る(そらみる)」
        (2)ワークショップ(定員制)
           ◆中・高校生向けコース
           ◆教育関係者・保護者向けコース
 を開催します。


 文部科学省は、この「国際科学オリンピック」即ち、「数学」「物理」「化学」「生物学」「情報」の5科目を支援しており、今年も約7,000人以上が国内予選に参加しています。

 今日現在、既に「数学」「生物学」が終わっており、日本の高校生が優秀な成績を残しています。

 ◆「第51回国際数学オリンピック」 
   開催場所:カザフスタン
   開催日時:2010年7月6日~13日  
   参加生徒の成績:受賞状況(金メダル2名、銀メダル3名)
    金メダル
     井上 秀太郎さん  灘高等学校(兵庫県)3年
     岸川 滉央さん   久留米大学附設高等学校(福岡県)3年
    銀メダル
     北村 拓真さん   灘高等学校(兵庫県)1年
     越山 弘規さん   甲陽学院高等学校(兵庫県)2年
     清水 元喜さん   灘高等学校(兵庫県)2年

 ◆「第21回国際生物学オリンピック」 
   開催場所:韓国・昌原(チャンウォン)市
   開催日時:2010年7月11日~18日
   参加生徒の成績:受賞状況
    金メダル 
     栗原沙織さん  北海道札幌西高2年(札幌)
    銀メダル 
     坂本莉沙さん  渋谷教育学園渋谷高3年(東京)
     水口智仁さん  開成高3年(東京)
     三上智之さん  ラ・サール高2年(鹿児島)

 ◆「第41回国際物理オリンピック」 
   開催場所:クロアチア(ザグレブ)
   開催日時:2010年7月17~25日
   参加生徒:
    澤 優維さん   灘高等学校(兵庫県)3年
    濱崎 立資さん  栄光学園高等学校(神奈川県)3年
    益田 稜介さん  大阪星光学院高等学校(大阪府)3年
    真野 絢子さん  南山高等学校女子部(愛知県)3年
    山村 篤志さん  灘高等学校(兵庫県)2年

 ◆「第42回国際化学オリンピック」 
   開催場所:東京
   開催日時:2010年07月19日(月)~28日(水)
   参加生徒: 
    浦谷 浩輝さん   滋賀県立膳所高等学校 2年
    遠藤 健一さん   栄光学園高等学校 3年
    片岡 憲吾 さん  筑波大学附属駒場高等学校 3年
    齊藤 颯さん    灘高等学校 2年

 ◆「第22回国際情報オリンピック」 
   開催場所:カナダ オンタリオ州のウォータールー(Waterloo)大学
   開催日時:2010年8月14日~21日
   参加生徒:
    今西 健介さん  八千代松陰高等学校 1年
    原 将己さん   筑波大学附属駒場高等学校 1年
    村井 翔悟さん  開成中学校 3年
    山下 洋史さん  灘高等学校 2年

 今行われている「化学」「物理」、来月行われる「情報」からもよい便りが届くでしょう。

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第877話≪日本では「電子書籍市場」はどのように進むのだろうか?≫

2010年07月16日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、先週末(7/8~7/10)は、「第17回東京国際ブックフェア」が東京ビッグサイトで開催され、世界30カ国より1000社が一堂に出展した日本最大のブックフェアでした。

 今回は、総来場者数も87,449人で過去最高で、殆どが「電子書籍」に関する話題に終始しましたね。

 「電子書籍」に関しては日本には電子書籍市場が全然成立していないと言う人もいるようですが、確実にこの市場が広がってきています。

 この「電子書籍」に関するデータや発表資料が多く書かれていますので、若干ピックアップしておきますので、時間があるときにお読みください。

  
  ◆「2009年の電子書籍市場規模は前年比23.7%増の約580億円
   株式会社インプレスR&Dのレポートの「電子書籍の市場規模の推移と予測」(2009年度の電子書籍市場規模は前年比23.7%増の約580億円 ~2014年度には2009年度比約2.3倍の1300億円と予測~)PC、ケータイ経由は微減。これから増えるのはスマートフォン・板型端末・読書端末経由のコンテンツ閲覧。市場は質的に変化する。

  ◆「20年後の出版をどう定義するか
   今している腕時計を、ついこの間まで「電子時計」と呼んで、あれは「歯車ゼンマイ時計」ではないと言っていた。ただし「本」が、「電子出版」「電子書籍」と呼んでいる間は、電子出版が出版に入り込んでいない証拠であり、学術出版のフィールドから、出版、編集、読書、電子書籍を語った。

  ◆「電子書籍市場~iPadの日本上陸で生まれる新たなビジネスチャンス
   大和総研のレポートで「iPad・電子書籍に関する各社の動向」は各社の動きが解りやすい。今後も電子書籍参入の報道が相次いでおり、常に新しい報道に注目。

  ◆「ドコモ、電子書籍事業に本格参入=来年3月までに、携帯端末向け配信
   NTTドコモは2011年3月までに電子書籍事業に本格参入する方針を明らかにした。10月にも発表する冬モデルで、スマートフォン7機種を投入する計画で、画面の大きいタッチパネル型や小型ノートパソコン型など電子書籍が読みやすい端末も発売。これで通信3社揃った。

  ◆「大日本印刷 CHIグループ 国内最大級の電子書店を今秋開設
   生活者が「読みたい本に必ず出会える」「読みたい本を読みたい形で読める」を実現したい。それと同時に、紙の書籍の制作から、PODによる製造、電子出版コンテンツの制作・配信までをワンストップで
提供する「ハイブリッド制作ソリューション」体制を強化。

  ◆「電子書籍ビジネスをサポートするプラットフォームを構築すると宣言
   トーハンは「紙と電子のエージェントとして事業を確立、業界発展のため不退転の決意」。出版社から書籍の電子データを預かり、電子書籍端末や携帯電話、パソコンなど、それぞれの形式に加工したうえで、アマゾンやアップルのような電子書籍配信会社に送付する。

  ◆「電子書籍販売「Googleエディション」、日本で年明けスタート
   グーグルも参入だ。特定の書籍販売の仕組みや機器に依存せず、ネットに接続できる環境とブラウザーがあれば利用可能。そして他を圧倒するコンテンツの数が「売り」。

  ◆「廣済堂、iPhone/iPad向け電子書籍の書店アプリ「Book Gate」
   51社が参加。発売予定タイトルは、「女のマナー ちゃんとレッスン」「140文字でわかるツイッター入門」「1分で大切なことを伝える技術」「朝日キーワード2009→10」「デジモノ×ステーション」「にっぽん列島車両図鑑」など。

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第876話≪第2回目の「高校生英語エッセーコンテスト」の募集が始まりましたよ≫

2010年07月14日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、下記のHageOyaji通信で昨年7/13に高校生英語エッセーコンテストを募集している記事を配信しましたのを覚えていますか?

  HageOyaji通信:第726話≪高校生英語エッセーコンテスト「考えてみよう。世界のこと、日本のこと」募集≫

 昨年第1回目の応募総数は、2143作品(団体応募は67校)という大変な作品が集まっていますね。その中から、最優秀賞作品をはじめとした受賞作7作品が決定しています。

    最優秀賞受賞作品  ≪The Screaming Eyes≫
       石渡 ありささん(渋谷教育学園渋谷高等学校2年)

 関西学院大学・国際学部(国際学科)が2010年4月に開設したことに伴い、関西学院大学と読売新聞、デイリー・ヨミウリは、グローバル社会で活躍できる「国際力」を日本の将来を担う高校生に身につけてもらうことを目的に、「高校生英語エッセーコンテスト」作品募集を昨年から行っていますが、今年の「第2回高校生英語エッセーコンテスト」作品募集が始まりましたよ。

  ◆メインテーマ
   「考えてみよう。世界のこと、日本のこと

  ◆募集部門
   《一般部門》
    世界で起きていること、普段の生活での身近な出来事などについて
   《海外経験部門》
    海外から見た日本について、あなたの考えや思うことを自由に

  ◆応募資格(原則、英語を母国語としない高校生)
   《一般部門》海外経験部門に当てはまらない高校生
   《海外経験部門》海外の小中高で1年以上の在学経験がある高校生

  ◆応募方法 (応募は郵送)
   上記テーマの英文300~400words程度のエッセー
   未発表で、本人のオリジナル作品に限る
   《個人での応募》
     専用応募用紙に必要事項を記入
   《団体での応募》
     人数分の専用応募用紙(Word版)に、団体応募用紙(Word版)を添付

  ◆募集締め切り
    2010年9月15日(水)必着     

  ◆後援:兵庫県教育委員会、西宮市教育委員会

 ≪昨年の優秀作品はここをクリックしてお読みください。

 さ~~~ぁ、みなさんチャレンジしてください。21世紀の企業(例えば、楽天やユニクロ)の社内公用語が英語になってきてますよ・・・・

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第875話≪平成22 年度新入社員の「働くことの意識」(日本生産性本部調査)≫

2010年07月12日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、下記に今年の新入社員の「夢」を配信しましたが、

  第865話≪新社会人の夢 「27歳結婚、35歳マイホーム購入、36歳課長昇進、貯金1000万円」≫


 今回、公益財団法人日本生産性本部から≪平成22 年度新入社員の「働くことの意識」≫が発表されていますので、併せてお読みください。

 平成22年度新入社員を対象に実施した「働くことの意識」調査結果をとりまとめたもで、この意識調査は、既に42回目の調査です。


 詳細はクリックしてお読みください。主な「働くことの意識」調査の主要結果を抜粋して見ますと、

  ◆第一志望の会社に入れたか?
      55.2%(平成21年62.3%)

  ◆就職先の企業を選ぶ基準
     「自分の能力、個性が生かせるから」 ⇒34.8% 
     「仕事がおもしろいから」 ⇒ 24.8%
     「技術が覚えられるから」 ⇒ 9.0%
     「会社の将来性」 ⇒ 8.3%(調査開始当初1位)

  ◆仕事中心か生活中心かでは、
     「仕事と生活の両立」 ⇒ 82.8%
     「仕事中心」 ⇒ 9.2%
     「生活中心」 ⇒ 7.9%

  ◆デートか残業かでは、
     「残業」 ⇒ 85.3%(男性81.9%、女性88.8%)
     「デート」 ⇒ 14.2%

  ◆就職活動で利用された情報源では、
     「会社説明会」 ⇒ 90.3%(昨年は2位)
     「インターネットの企業ホームページ」 ⇒ 89.6%(昨年1位)

  ◆第二新卒として転職を考えているか?
      「いいえ」 ⇒ 83.6%
      「はい」 ⇒ 13.9%


 以上の結果から、今年の新入社員の8割以上が、「デートより残業を優先する」と考えていますね。逆に第1志望の会社に入った人は前年比7ポイント減少していることは寂しいですね。やはり雇用環境の悪化で就職難を如実に反映しており、私的な時間よりも会社の仕事に力を入れる傾向が強まっていますね。

 最後の少し安心できるデータは、

 「いずれリストラされるのか不安だ」 ⇒ 41.0%(前年比5.1ポイント減
 「いずれ会社が倒産するのか不安」 ⇒ 26.4%(前年比1.3ポイント減

 と、少しは雇用不安はなくなっていると思います。

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第874話≪進学塾産業では業界再編が進んでいますよ(全国私塾情報センター)≫

2010年07月09日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、日本における少子化の影響、家計収入の伸び悩みもあり、進学塾産業界では、業界再編が進んでいます。塾に通う生徒の割合も中学生は、1993年の59.5%から2007年には53.5%と下降し、既にピークを過ぎ下降線を辿っているのが現状です。

 全国私塾情報センターのホームページ内の「塾ニュース」に「生き残り正解探し再編加速 業界超えた融合へ」(2010年6月20日掲載)記事が配信されています。

 受験産業では、少子化に伴う人口減少の影響を受け、「業界内の統廃合」「異業種との提携」の模索が始まっております。

 例えば、集客力のある立地に校舎があれば、コンビニなどの小売り事業や金融機関などとの連携などです。

 既に、
    代々木ゼミナール & SAPIX
    東進ハイスクール & 四谷大塚
    河合塾 & 日能研
    栄光ゼミナール & 増進会(Z会)

 統廃合の目的は、「有名小学校のお受験から、大学を出て就職の世話まで」一括でできる体制を考えていることです。
 現在は企業で言う初歩段階の「統廃合」に焦点があたっていますが、少子化トレンドは更に押し寄せてきますので、小手先の統廃合より、一歩も二歩も前進した異業種との提携に踏み込んでいく必要が出てきています。

 その他の手段として海外への「成長」、海外に駐在する子どもたちの日本人学校の補助など・・・に手を伸ばしてみるのもいいでしょう。

 「生き残り正解探し再編加速 業界超えた融合へ」記事から一部を抜粋しますと、

  ≪年齢を網羅する垂直統合でこそ、グループ内でそれぞれの進路設計を提供でき、通信衛星授業や通信添削の強化など、教育スタイルの選択肢拡大を目指す。インフルエンザなど対面教育が難しくなった場合の備えにも対応できる。
 今後の再編の行方は『4メガ』である代ゼミ、河合塾、駿台予備校、ナガセが再編を先導するのではないかとの見方が有力だ。
 尚、 再編は業界外、例えば集客力のある立地に校舎があれば、コンビニなどの小売り事業や金融機関などと連携を模索する。
 又、情報通信産業(例えば、マイクロソフト社)との連携も活発化する可能性がある。≫

 最後の情報通信産業の連携は、下記の

 第863話≪「イノベーティブ スクール プログラム」日本で初めて横浜サイエンスフロンティア高校実施≫

 に記載したようなことが、進学塾でも起こってくるでしょう・・・

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第873話≪「iPad利用実態調査」2題(マクロミル、ビルコム)から≫

2010年07月07日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、既に「iPad」ユーザーになっていますか?

               

 「iPad」とは、
   アップルによって開発及び販売されているタブレット型コンピュータで、今年1月にサンフランシスコで開かれた製品発表会で発表されました。この製品はポータブルメディアプレーヤーであるiPod touch、携帯電話であるiPhoneと同じく、マルチタッチによる操作方法やユーザインタフェースのデザインなど多くの機能が共通化されています。特に異なる点は、「iPad」では電子書籍の購読ができることが新たな機能です。販売されるモデルはWi-Fi(無線LAN)のみと、Wi-Fiと携帯電話事業者が提供する通信網である第3世代移動通信システム(3G)の機能を搭載した二種類のモデルがあります。日本においてはiPhoneを販売しているソフトバンクモバイルが3G回線の提供を行っています。


 「iPad利用実態調査」をしたデータが2題ありますので、みなさんに配信しておきます。
 
 一つは、株式会社マクロミルが行った調査で、「iPad 」を実際に購入した人300名を対象に、「iPad に関する調査」を実施しています。

 もう一つは、ビルコム株式会社が行った調査で、「iPad 」所有者412 名を対象に、「iPad 利用実態」に関するリサーチです。



 その1 株式会社マクロミル≪iPadユーザ300人 利用実態調査
    調査期間:2010 年6 月14 日(月)~6 月15(火)
    有効回答:300 名
    調査手法:インターネットリサーチ
    調査結果:
     ◆iPad の使い方、「web サイト閲覧」88%、「電子書籍」74%、「メール」65%
     ◆満足点は「デザイン」「画面の見やすさ」7割超、「iPad 独自の操作性」6割
     ◆自分で電子書籍化したことがあるiPad 所有者は約2割
       「電子書籍が普及しても、好きな本は実物が欲しい」7割超

  「iPad」購入でゲームの利用時間が減った人は約3割で、自分で「電子書籍化」したことがあるiPad 利用者は既に約2 割とはすごいですね。逆に「電子書籍が普及しても、好きな本は実物が欲しい」と答えた人も7割超とはまだまだ図書の世界は安泰ですね。


 その2 ビルコム株式会社≪「iPad 利用実態」に関する調査を実施

    調査期間:2010 年6 月18 日(金)〜20 日(日)
    有効回答:412 名
    調査手法:インターネットリサーチ
    調査結果:
     ◆「iPad 」所有者3 人に1 人は女性である
        女性所有者32.8%、専業主婦も1 割以上が所有
     ◆「iPad 」接触時間はネットに匹敵
        1 日のiPad 利用時間1 時間以上 56.3%

 このちょうさでは、明らかに、これまでと違う端末で、
       ・主婦層を引き付けている
       ・男性は子供部屋で、女性はキッチンで使う傾向
       ・家でパソコンを触る時間が減った


 みなさん、詳細はタイトルをクリックしてお読みください。

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第872話≪海外にある日本人学校として初の高校が来春、上海に開校(asahi.com)≫

2010年07月05日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、海外に駐在したときに一番の問題は子どもの教育機関のことですね。

 HageOyajiも海外駐在していたときに、中学を終えた子どもを現地の「アメリカンスクール」に入れるか?日本に一人戻し「日本での海外子女受け入れ高校」に入れるか?悩みました。

 6/23付けの朝日新聞一面に「日本人学校初の高校、上海に来春開校 有名私大と提携も」の見出しを見つけ、大変嬉しく思いました。

 その内容は、海外にある日本人学校として初の高校が来春、上海に開校するとのことです。そして、日本の高校卒業資格が得られるよう文部科学省に申請するとのことです。

 更に、芝浦工業大学、明治大学、法政大学、上智大学、東京理科大学、立教大学、同志社大学など多くの日本の有名私立大とも提携し、大学の付属高校からも教師を派遣してもらうようです。

 来年(2011年)4月に「上海日本人学校高等部」を開校し、しばらくは小、中学部がある日本人学校の施設を利用し、1年生70人(35人の2クラス)程度を募集。授業料は年150万円前後。

 詳細が決まった時点で、再度配信しますが、上海に長期滞在する日本人は約4万8千人、上海に2校ある日本人学校の生徒数も2428人と世界で2番目に多いエリアです。 

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第871話≪「プロボノ(pro bono)」という新しい社会貢献活動手法に注目≫

2010年07月02日 | 時事用語
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、昨夜(7/1)のNHK「クローズアップ現代」にゲスト・コメンテーターとして出席した田坂 広志氏(多摩大学大学院 教授) ≪プロボノ~広がる新たな社会貢献のカタチ~≫を見ましたか?


 過去に「社会貢献活動」とは、

     ◆ 寄付 ⇒ お金を提供
     ◆ ボランティア ⇒ 時間を提供

 でしたが、新たに知識労働者が持っているスキルで「公益のために無償で仕事を行う」

     ◆ プロボノ(Pro bono) ⇒ スキルを提供

 という新たな社会貢献活動手法が出てきています。


 プロボノ(Pro bono)とは、

   弁護士など法律に携わる職業の人々が無報酬で行う、ボランティアの公益事業あるいは公益の法律家活動を言っていました。即ち、弁護士による無料法律相談、無料弁護活動などですね。

  しかし、現在では、法律分野に限らず各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般を指すようです。

 このプロボノ(pro bono)という新しい社会貢献活動手法が注目されてきましたので、NHK「クローズアップ現代」は大きく取り上げた次第です。

 最初は米国でこの新しいボランティア手法「知識労働者とNPOとを結び付けてNPO支援を行う」仕組みを考案し、マーケティングやシステム開発など、幅広い分野の知識労働者がプロボノ活動に取り組めるようになったのです。
 同じ「社会貢献活動」であるボランティアとプロボノとの違いは、従事者の職能を生かすかどうかなのです。

 即ち、ボランティアは、従事者の能力を問わず「時間」のみを提供し、プロボノは、その人が自分の職業を通じて身につけた「職能」を提供することです。

 プロボノの社会貢献活動は、これまで弁護士やコンサルタントなどの限られた分野で一般的でしたが、日本のビジネスマンにとって、社会とつながる、社会的に行動を起こす方法として、従来のボランティアはいま一つ魅力が足りなく、又社会起業家は大変ハードルが高すぎるため、新しい社会貢献活動として、また自分のフイールドで出来る社会貢献として「プロボノ」が・・・生まれたのであり、「プロボノ」の大きな魅力は現在の仕事を辞めずに続けられることなのです。

 是非、21世紀の新しい「社会貢献活動」である「プロボノ」を米国では企業側が全面的にバックアップしてきており、今後日本の企業でも(NHK「クローズアップ現代」では日本IBMが取り上げられていましたね)増えてくるでしょう。

 下記に「プロボノ」に関する発表記事を抜粋しておきますのでクリックしてお読みください。

  ◆プロボノ ~職能を生かす新ボランティア | BPnet

  ◆シアワセ最大化~新しい働き方「プロボノ」とは?:日経ビジネスオンライン

  ◆プロボノを成功させる、3つのキーワード

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