HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第808話≪「変化する日本人の生活価値観」の(NRIデータ)から≫

2010年01月29日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、野村総合研究所(NRI)研究創発センターが、昨年末に「生活者1万人アンケートにみる日本人の価値観・消費行動の変化」の調査を発表しています。

 この調査は、1997年から3年ごとに実施しており、今年で5回目です。

 この中の「調査結果の概要」で「変化する日本人の生活価値観」において気になったヶ所を抜粋して見ますと、

 ◆景気は「悪くなる」と考えている人は全体の29.2%
   ⇒2003年度の景気悪化と同水準
 ◆家庭の収入が「悪くなる」と考えている人は全体の40.2%
   ⇒2003年度の景気悪化と同水準
 ◆「雇用・失業」や「収入や資産価値の低下」に不安を感じる人は
   ⇒2006年度と比較し増加
 ◆老後の暮らしについて「非常に心配である」と思う人は増加
   ⇒60歳~64歳の人たちはマネープランを検討していない
 ◆自分の生活レベル「上、または中の上」と捉えている生活者が増加
   ⇒2006年度比較し、+6.4ポイント増加
 ◆自分の生活レベル「中の下、または下」と捉えている生活者は減少
   ⇒2006年度比較し、-8.7ポイント増加
 ◆起業家志向は減少
   ⇒起業よりは、一流企業に勤めたいという意識がどの年代でも強い
 ◆公的な組織・機関や職業に対する信頼度は低下
 ◆コミニュケーションや人間関係、絆を求める傾向


 その中の「起業家志向は減少」を朝日新聞は、1/16付けで「起業家志向が低下、10代は27% 野村総研1万人調査」で取り上げています。

               

 その記事から一部を抜粋して見ますと、

 ◆世代別では10代の起業家志向が最も低かった
  仕事をしている人の約6割が「転職は考えていない」⇒景気低迷のなか安定志向

 ◆「一流企業に勤めるよりも、自分で事業をおこしたいか」との質問
   「そう思う」「どちらかといえばそう思う」⇒ 計35%(1997年49%から14ポイント低下)

 ◆2009年の世代別
  30代の起業家志向⇒39%  10代の起業家志向が27%

 ◆「転職は考えていない」と答えた人は、前回調査より3ポイント増の59%

 ◆「有名な大学や学校に通った方が、将来は有利になると思う」との質問
  「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた人⇒過去最高の56%

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第807話≪第51回科学技術週間(4月12日~18日)~発見したいな まだ誰も見つけてないこと~≫

2010年01月27日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、文部科学省が実施している今年の「第51回科学技術週間」が4月12日~18日に行われますが、今年の標語が下記の通り、決定しています。

               

 全国の小・中・高校生から応募のあった7,546点の作品の中から、

       「発見したいな まだ誰も見つけてないこと
      愛知県 弥富市立弥富北中学校 2年 瀬川 志保さん

 この科学技術週間は「一家に1枚」シリーズを発行していることですね。
 今までに作られた「一家に1枚」は、

       

    


 この「一家に1枚」作成意図は、(HPから引用)
   ◆大人から子供まで部分的にでも興味を持たせるもの
   ◆見た目がきれいで、部屋に貼っておきたくなるもの
   ◆基礎的・普遍的な科学知識を中心とするもの
   ◆身近な物や事象との関連付けをして、親しみをもてるもの


 さて「科学技術週間」を普及させる目的は、

  ◆科学技術について広く一般の方々に理解と関心を深めてもらうこと
   期間中に各種科学技術に関するイベントなどを実施

  ◆日本が「教育・文化立国」を実現するため
   即ち、「科学技術創造立国」の実現を図ること

  ◆質の高い優れた科学技術系人材の育成
   科学技術に対する一般の方々の理解と関心を高めていくこと

  ◆次代を担う青少年の「科学技術離れ」「理科離れ」も指摘されている
   青少年の科学技術に親しむ機会を充実する

  ◆科学技術週間を利用して、
   全国各地の科学館、博物館、大学、試験研究所などで、講演会、展覧会、映画会、座談会、施設公開など開催

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第806話≪平成21年度高校新卒者の就職内定状況(平成21年11月末現在)≫

2010年01月25日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、先ずは、昨日(1月24日付)の朝日新聞「天声人語」欄に、≪今年の大学受験は「安・近・少」なのだという。授業料の安い国公立。自宅から通える近場で、出願は少なく。≫と記載されていますので、クリックしてお読みください。


 さて、厚生労働省が14日に「平成21年度高校・中学新卒者の就職内定状況等(平成21年11月末現在)について」と「平成21年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(平成21年12月1日現在)について」を発表しています。

 その中から、「高校新卒者」の状況を抜粋して見ますと、
  
  ◆就職内定者数は11万4千人(前年同期比23.1%減)
      就職内定率は68.1%    ⇒ 前年同期を9.9ポイント下回る
      就職内定率を男女別では ⇒ 男子:73.1%(前年同期を10.0ポイント下回る)
                         女子:61.7%(前年同期を9.9ポイントを下回る)
  ◆求人数は17万5千人(前年同期比43.7%減少)

  ◆求職者数は16万7千人(前年同期比11.9%減少)

  ◆求人倍率は1.05倍(前年同期を0.59ポイント下回る)


 末決定の生徒は「高校生対象就職面接会、企業説明会等開催予定表」をクリックし、早速足を運んでくださいね。

 尚、「高校新卒者の就職内定率の推移」はクリックしてお読みください。

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第805話≪「暮らしを豊かにするロボットたち」(METI Journal 平成22年1・2月号)≫

2010年01月22日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、産業ロボットや福祉ロボットに興味を持っている人が多くなっていますね。

 経済産業省広報誌「METI Journal」の平成22年1・2月号に「暮らしを豊かにするロボットたち」を特集しています。

               

 是非、興味ある生徒は、二通りの方法、「電子ブックで読む」か?、「PDFファイルで読む」か?からkurikkusite
お入りください。

 産業ロボットや福祉ロボットは、我が国の総人口の減少とともに労働力人口も減少し、少子高齢化が進むとますますこれらロボットのの活躍が期待されています。特に、介護や福祉などの生活分野におけるロボットが重要です。

 上記の特集で、私たちの暮らしに役立つロボットの使用現場や開発現場などを紹介しています。

 その内容は、
  ◆ロボットの活用事例を見てみよう (現場レポート)
   -「自分で好きなものを食べる」を叶える「マイスプーン」
   -ギネスブックにも認定!アザラシ型癒しロボット「パロ」

  ◆実用化に向けて動いています!~さらなる安全・安心のために~

  ◆生活支援ロボットと共に生きる世の中を目指して

 です。


 読み終わったら、「アンケート」にも応えてみましょう。

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第804話≪工業系高校生の技術知ってもらうための「未来を見つめる高校生の作品展」≫

2010年01月20日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、工業高校(例、機械科、電気科、建築科、土木科など)で学んだ生徒の技術を見るのは、「学校祭」くらいでしょうね。

 この工業高校で学んだ高校生の制作品を集めた電動装置や工芸品などを「未来を見つめる高校生の作品展」として一般に公開している県があります。

 このような企画が日本全国の都市で行われるとよいですね。

 福岡県が久留米市の福岡県青少年科学館で、福岡県高校工業クラブ連盟などが主催し、14校の48作品を展示しています。
 この中には、コンテストへの出品作品、授業で取り組んだ作品、環境に配慮した電気自動車「エコデンカー」、木工、鋳造品などが展示されています。

          

 既に終わりましたが、17日(日曜日)⇒田川科学技術高等学校の電動ミニSLが登場しましたが、24日(日曜日)には、特別企画「鋳造教室」を実施し、オリジナル表札づくりを行いますので、近くのみなさんは参加してみては如何ですか。 


            「未来を見つめる高校生の作品展

  期間:H22年1月16日(土)~24日(日)AM9時半~PM4時半(土、日曜PM5時まで)
  目的:未来の日本を担う工業を学ぶ高校生が、自分たちの手で企画・設計、製作まで行ったロボットや乗り物、木工製作などを紹介。
  場所:福岡県青少年科学館(久留米市東櫛原町1713)
  休館:月曜日
  入館料:大学生以上400円、高校生以下200円、3歳以下65歳以上無料、

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第803話≪「新高3生必見! 得意科目の有無で1年後の伸びに差」(朝日新聞教育欄)≫

2010年01月18日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、2010年1月7日の朝日新聞教育欄に「新高3生必見! 得意科目の有無で1年後の伸びに差」が出ている記事を読みましたか?

 未だ読んでいないみなさんのために、朝日新聞から引用し、抜粋しておきます。

 資料は二つのグラフで説明しており、

 ひとつめのグラフは、
   ◆高2の2月、「得意科目あり」が断然伸びる!

 ふたつめのグラフは、
   ◆英語が得意な人は、1年間で225.5点伸びる!

 です。

 資料1のグラフ(朝日新聞から引用)は、

          

 ・センター試験本番の3教科3科目の得点を、高2の2月時点で得意科目があった人と無かった人に分けて比較。ここで指す「得意科目」とは、単純に得点がほかの人より高い科目ということではなく、自分の得点の中で突出していた科目を指す。
 ・高2の2月に英、国、数学I・Aいずれかに得意科目があった人(1科目あり・2科目あり)は、無かった人と比べて、センター試験本番での3教科合計得点でそれぞれ9.7点、22.9点の差。

 ・高2のこの時期に突出した得意科目があると、入試までの一年でよく伸びる。

 ・この時期に一つ突出した得意科目をつくることで、ほかの科目も伸びる。これは、「学習の転移」と呼ばれる現象によって説明できる。



 資料2のグラフ(朝日新聞から引用)は、

          

 ・同じく高2の2月に英語、国語、数学I・Aそれぞれについて得意だった人とそうでなかった人の1年間の成績の伸び(5教科7科目合計)を比較。

 ・主要3科目いずれの場合も、得意だった人のほうがそうでない人よりも5教科全体の伸びが大きい。また、注目したいのは、英語を得意科目とした人が一番成績を伸ばしていたということ。全科目勉強することはもちろん大切だが、まずは主要科目を早期に完成させておきたい。特に英語は、どの学部を受験するにあたっても入試の鍵を握る科目である。

 ・新高3生は、1カ月後の「第1回 2月 センター試験本番レベル模試」(2/21)に向けて一つでも得意科目を作れるよう、まずは昨日、一昨日の「平成22年度センター試験問題と回答」を受けて自分の実力を把握し、取り組むべき課題を見つけること。

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第802話≪進路指導中、「確定拠出年金」とはなんですか?の質問がありました≫

2010年01月15日 | 時事用語
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

  みなさん、今年も「おみくじ」を引いてトラ年の運勢を占いましたか?

    大吉 >中吉 >小吉 >吉 >末吉 >凶

 どのランクを引き当てましたか?


 HageOyajiは、昨年も例年通り、高校3年生への進路指導(就職希望者には受験企業の状況及び面接指導、進学希望者にはAO入試への対策及び面接指導)を行いましたが、その中で、就職希望者から次のような質問を受けました。

 ハローワークの「高校用求人票」の第12項補足事項の欄に「当社は確定拠出年金制度を採用」との記載がありますが、「確定拠出年金」とは何ですか?の質問が多くありました。

 「確定拠出年金制度」及び「確定拠出年金の施行状況」をどのくらいまで学校で習いましたか?


 そこで、是非就職を希望しているみなさんは一度「確定拠出年金の施行状況」を理解しておいてもらうため、取り上げてみましよう。


 今、JAL(日本航空)の経営状態が破綻し、OBの退職後の生活資金ひとつである企業年金を30%カット要望が出ていますように、退職後の生活資金は「公的年金と企業年金で大丈夫」であると考える時代は終わったと思ってください。

 総務省「家計調査年報」(平成19年)によると、世帯主が60歳以上の無職世帯で夫婦2人の生活費(消費支出)は、1ヵ月平均約25万円かかるそうです。不足分をまかなう方法は、企業年金か?、自分の蓄えか?しかありません。この二つを補うシステムとして、「確定拠出年金制度」が、新しい形の年金制度として注目されています。
  
         下記の表は、「三菱東京UFJ銀行」のHPより抜粋
          

 これから押し寄せる高齢少子化による現役世代の負担が増加する中で受取金額の減少は避けられず、今までの年金システムではその保障が十分と言えなくなっているのが現実です。

 その退職後の生活資金のひとつであった企業年金問題の解決手段のひとつとして「確定拠出年金制度」が2001年(平成13年)10月から登場してきました。この制度では各個人が自分の資金を運用する必要がありますが、運用次第でより多くの退職後生活資金を確保できるのです。


  ◆確定拠出年金の特徴

   ・拠出された掛金が個人ごとに明確に区分され、掛金とその運用収益との合計額をもとに年金給付額が決定される年金制度

   ・自営業者等が各個人で掛け金を支払う「個人型年金」と、企業が掛け金を支払う「企業型年金」の二通りがある

   ・公務員と専業主婦等(第三号被保険者)は加入できない


  ◆確定拠出年金の必要性は、

   ・現行の企業年金制度は中小零細企業や自営業者に十分普及していない。
   ・離転職時の年金資産の持ち運びが十分確保されておらず、労働移動への対応が困難。



 厚生労働省のホームページ上から、確定拠出年金の施行状況についてみますと、
         ≪平成21年11月30日現在≫

   企業型年金の規約数等
   企業型年金承認規約数   3,177件
   企業型年金加入者数   約3,396千人(平成21年10月末)(速報値)
   実施事業主数         12,315社
   個人型年金の加入者等(平成21年10月末現在)
    第1号加入者        39,931名
    第2号加入者        66,799名
                計106,730名(資格喪失者を除く)
   事業所登録         61,346事業所
   登録運営管理機関          197社


 尚、現在加入している企業は「確定拠出年金企業型年金承認規約代表企業一覧」をクリックして見てください。

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第801話≪受験生のみなさん、いよいよ今週末は力を発揮するときがきましたね!≫

2010年01月13日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、今週末にセンター試験がやってきましたね。
 センター試験が終わると各大学の試験が本格的に始まります。

                  

 今年は「お箸」までが「合格箸=五角箸」としてみなさんを応援していますよ。

      

 充分に学力、体力、全ての面でベスト状態に持ってきましたか?
 普段の力を発揮することを、HageOyajiは祈っています。
               

 万が一、急に新型インフルエンザなどや、ケガなどで受験できなくなった場合、各都道府県に試験場を設置して追試験を実施していますからね。
  実施期日は、平成22 年1 月30 日(土)& 31 日(日)です。


  ≪センター試験時間割内容
 
  ◆第1日平成22 年1 月16 日(土)
    試験日   試験教科・科目                試験時間
    公 民    「現代社会」、「倫理」、「政治・経済」     9:30~10:30
    地理歴史  「世界史A」、「世界史B」、         11:15~12:15
        「日本史A」、「日本史B」、「地理A」、「地理B」
    国 語    『国語』                    13:30~14:50
    外国語   『英語』、『ドイツ語』、『フランス語』  【筆記】15:35~16:55
         『中国語』、『韓国語』
                              【リスニング】『英語』のみ
                                  17:35~18:35
   ◆第2日平成22 年1 月17 日(日)
    理科①    「理科総合B」、「生物Ⅰ」           9:30~10:30
    数学①    「数学Ⅰ」、『数学Ⅰ・数学A』         11:15~12:15
    数学②   「数学Ⅱ」、『数学Ⅱ・数学B』         13:30~14:30
          「工業数理基礎」、『簿記・会計』
          『情報関係基礎』
    理科②    「理科総合A」、「化学Ⅰ」           15:15~16:15
    理科③    「物理Ⅰ」、「地学Ⅰ」             17:00~18:00

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第800話≪今日は成人式:新成人人口(男性⇒65万人,女性⇒62万人)総務省統計局≫

2010年01月11日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、今日は「成人式」ですね。

 総務省統計局は、平成22年1月1日現在の「新成人」の人口(前年に20歳になった人口)と「寅(とら)年生まれ」の人口を推計しています。
 
     ◆「新成人人口」は127万人

       男性⇒65万人,女性⇒62万人
       成人に達した平成生まれ⇒125万人
       新成人人口は減少,初めて130万人を下回る

       ≪新成人人口及び総人口に占める割合の推移(各年1月1日現在)≫
          

     ◆「寅年生まれ」の人口は1034万人

       男性⇒505万人,女性⇒530万人
       昭和25年生まれ⇒最も多い
       十二支中⇒9番目

       ≪十二支別人口≫
          

       ≪男女,出生年別寅年生まれの人口≫
          

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第799話≪「ACアダプター」何故必要なのか?「宅内直流給電アライアンス」を立ち上げた理由≫

2010年01月08日 | 時事用語
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、パソコンをはじめ、精密電子機器の電源ケーブルには、「ACアダプター」が付いていますね。HageOyajiのパソコンにも「ACアダプター」が当然付いており、「交流式電源対応機」と記載されています。

          

 何故、必要なのか深く考えたことがありますか????

 みなさんの家に送電線が入っていますが、送電技術には「直流送電」と「交流送電」があり、世界標準は、「交流送電」になっていますが・・・・・・当然、日本も「交流送電」です。

 今、この「直流送電」と「交流送電」が大きな問題になってきています。

 みなさんの家庭で使われている多くの電気製品、テレビ・冷蔵庫・電子レンジ・エアコンは「直流」で作動しており、必ず、各機器内で「交流」から「直流」に変えて使用されています。

 そうです。「ACアダプター」は交流⇒直流に変えるもので、「ACアダプター」が付いていない製品は必ず、機械の内部で変換されています。

 何故、この問題が最近クローズアップされているのか?

 実は、「交流」から「直流」に変えるときにエネルギーが発生し、正規品でも一般に5~10%損出するのです。「直流」で流れてきます太陽光発電が普及してきますと、「直流」⇒「交流」⇒「直流」と大きなエネルギー損出が発生します。

 そのため、「交流」を介さずに流すアイデアが生まれ、発電効率を上げる研究プロジェクトが進んでいます。このプロジェクトが「宅内直流給電アライアンス」です。詳細はクリックしてお読みください。

 「直流送電と交流送電の違いについて」「交流送電と直流送電の特徴と違い」は、クリックしてお読みください。

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第798話≪「未来の交通社会システムをつくる実験」から(つくば市構想)≫

2010年01月06日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
                
 みなさん、昨年から地球環境に対する問題、特に「低炭素社会」の実現に向けて多く配信してきましたが、今年も冒頭に、「未来の交通社会システムをつくる実験」がどうなっているかを紐解いてみましょう。

 この「未来の交通社会システムをつくる実験」は、2005年日本国際博覧会協会とトヨタ自動車が、「愛・地球博は、21世紀における新しい地球社会のモデルを提示」して以来、その後各企業や大学などを通して研究が続けれています。

  例えば、
   ◆京都大学と日本IBMによる共同プロジェクトによる「未来の交通社会をシミュレーション

   ◆茨城県つくば市と民間企業のつくば市「実験低炭素タウン」の展開
 
 などがあります。

 米国のオバマ大統領が「スマートグリッド(次世代送電網)構想」以来、低炭素社会インフラが急激に起こってきています。

 特につくば市での構想は電力の最適利用を図る実験が気になります。

               

 このプロジェクトは、伊藤忠商事が基軸になり、自動車会社・コンビニエンストア・ガソリンスタンド・リース会社などが参加し、研究を今年の3月から1年間実験を本格化させます。

 その主な研究は、
  ◆電気自動車を太陽光発電とつなぎ、CO2を排出させない自動車利用の仕組み
  ◆マツダ「デミオ」3台を電気自動車に改良し、つくば市の公用車として、コンビニの営業車両として、カーシェアリング向けとして実験
  ◆車載用電池の二次利用
 

 詳細は、つくば市の事案要≪「つくば環境スタイル」の取り組みクリーンエネルギーを活用した低炭素交通社会システムの共同実証プロジェクトの実施について≫をお読みください。

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