高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
みなさん、みなさんの学校でも近くの大学から先生方がこられ、出前授業が行われていることと思います。
さて、6月27日付けの Sankei Web の教育欄に、下記の出張授業及び特別授業の記事が掲載されておりましたので複写して掲載してみます。特に、経済同友会メンバーの出張授業は参考になりますね。
これらは、みなさんの進路選択には非常に良い生の授業ですね。是非、みなさんの学校でも開かれることをHage Oyajiは期待しています。
◆財界人が環境問題など指南 経済同友会メンバーが出張授業 2005.06.27 (Sankei Web)
経営者が高校の教壇に-。経済同友会は現役・OBメンバーによる出張授業を行っている。財界人の生の体験を聞けて進路選択の参考にもなると、生徒、教員ともに好評だ。
千葉県八街市八街の千葉黎明高で八日行われた出張授業は、一年生を対象にした進路ガイダンスの一環として毎年行われており、今年で三回目。
普通科や生産ビジネス科など三つの科の約百二十人を対象に、伊藤建彦日本精工顧問▽岡田民雄日本ルツボ社長▽岡本和久バークレーズ・グローバル・インベスターズ会長-の三人がそれぞれの専門知識や経験をもとに話した。
伊藤氏は「グローバル時代とあなたの役割や進路について考えてみよう」と題し、一年生三十四人を前に環境問題や食糧問題について話し、「日本は世界に比べさまざまな点で恵まれている。可能性を生かしてほしい」と締めくくった。
講義を受けた赤石沢信哉君(15)は「不法投棄のことなど環境問題には興味があったが、オゾン層の破壊など知らないことが多く、ためになった。自分たちが真剣に考えていかなければ」と話していた。
経済同友会は「日本社会を支えていく人材の育成や指導のため、企業経営者はどう貢献できるか」をテーマに平成十一年から全国の学校に企業経営者を派遣。東京の高校を中心に五年間で延べ約六百人が派遣され、約三百六十回行われている。
◆数学の法則に「すご~い」 大学教授が小学生に特別授業 2005.06.27 (Sankei Web)
「じゃんけん確率」や「あみだ」知的好奇心を刺激
数学を専門とする大学教授が小学生に算数の授業を行った。じゃんけんで勝つ確率を高める方法、誕生日をぴたりと当てるゲーム、思い通りの結果を出せるあみだくじ…。高度な数学の法則を利用した身近な現象を、小学生に理解できる平易な言葉で説明し、児童からは感嘆の声。教科書を使った通常の学習とは一味違う“特別授業”を受けた子供たちは「どうしてこうなるのか、家で考えてくるね」と、知的好奇心を大いに刺激されたようだった。(田中万紀)
茶農家が点在する静岡市内の閑静な住宅地に位置する市立清水有度第一小に、東京から数学の専門家がやってきた。
望月史郎校長が、「数学教育に試行錯誤を取り入れよう」と訴える芳沢光雄東京理科大教授の寄稿に感銘し、六年生三十一人への“特別授業”が実現した。
教員ら約二十人が見学する中、芳沢教授は開口一番、「じゃんけんで勝つ可能性を上げる方法があります」と切り出した。約一万千五百回のじゃんけんを調べると、グーが約四千回、パーが約三千八百回、チョキが約三千六百回だったと解説。「チョキが少なくグーが多い。何を出せば有利かな」と問うと、児童はすかさず「パー」。
「確率とは、あくまでも可能性の話。実際にはグー、チョキ、パーが出る割合は、ちょうど三分の一ではないのです」。机上の理論ではない日常生活での“確率”について、印象深く教えた。
さらに、児童が自分の誕生日を元に計算した数字を知らせると、誕生日をぴたりと当ててみせたり、目的の所へ必ず到達できるあみだくじを作成したり。児童からは「合ってるよ」「すごーい」と感嘆の声が上がった。
芳沢教授は「今回は『なぜ』という答えは言いません。全部数学の法則を使っているので、不思議だと思ったら、考えてください」と試行錯誤を促して、四十五分の授業を締めくくった。
休み時間になっても子供たちは、あみだくじや誕生日当てクイズの理屈について真剣に考え、「僕、明日までにどうしてそうなるのか考えてくるよ」と担任に約束した児童もいた。
感想文には「算数の不思議が分かった」「驚くことがたくさんあった」「算数が嫌いだったけど、少しだけ好きになった」などと記されていた。
望月校長は「先生たちも、子供にとって何が楽しい授業なのか分かったと思う。面白おかしく話すのではなく、日常に密着した興味をひく話題を分かりやすく教えることが、子供の知的好奇心を刺激する」と評価。「子供はこの四十五分で算数の面白さを随分学んだと思う。これをきっかけに、将来数学者を目指す子供が現れてくれれば」と期待していた。
芳沢教授は「数学の力とは、不思議に思ったことを少しずつ考えること。計算力だけが学力ではない。まずは数学の現象に感動し、考えてほしい。機会があれば全国各地で授業をしたい」と話していた。
みなさん、みなさんの学校でも近くの大学から先生方がこられ、出前授業が行われていることと思います。
さて、6月27日付けの Sankei Web の教育欄に、下記の出張授業及び特別授業の記事が掲載されておりましたので複写して掲載してみます。特に、経済同友会メンバーの出張授業は参考になりますね。
これらは、みなさんの進路選択には非常に良い生の授業ですね。是非、みなさんの学校でも開かれることをHage Oyajiは期待しています。
◆財界人が環境問題など指南 経済同友会メンバーが出張授業 2005.06.27 (Sankei Web)
経営者が高校の教壇に-。経済同友会は現役・OBメンバーによる出張授業を行っている。財界人の生の体験を聞けて進路選択の参考にもなると、生徒、教員ともに好評だ。
千葉県八街市八街の千葉黎明高で八日行われた出張授業は、一年生を対象にした進路ガイダンスの一環として毎年行われており、今年で三回目。
普通科や生産ビジネス科など三つの科の約百二十人を対象に、伊藤建彦日本精工顧問▽岡田民雄日本ルツボ社長▽岡本和久バークレーズ・グローバル・インベスターズ会長-の三人がそれぞれの専門知識や経験をもとに話した。
伊藤氏は「グローバル時代とあなたの役割や進路について考えてみよう」と題し、一年生三十四人を前に環境問題や食糧問題について話し、「日本は世界に比べさまざまな点で恵まれている。可能性を生かしてほしい」と締めくくった。
講義を受けた赤石沢信哉君(15)は「不法投棄のことなど環境問題には興味があったが、オゾン層の破壊など知らないことが多く、ためになった。自分たちが真剣に考えていかなければ」と話していた。
経済同友会は「日本社会を支えていく人材の育成や指導のため、企業経営者はどう貢献できるか」をテーマに平成十一年から全国の学校に企業経営者を派遣。東京の高校を中心に五年間で延べ約六百人が派遣され、約三百六十回行われている。
◆数学の法則に「すご~い」 大学教授が小学生に特別授業 2005.06.27 (Sankei Web)
「じゃんけん確率」や「あみだ」知的好奇心を刺激
数学を専門とする大学教授が小学生に算数の授業を行った。じゃんけんで勝つ確率を高める方法、誕生日をぴたりと当てるゲーム、思い通りの結果を出せるあみだくじ…。高度な数学の法則を利用した身近な現象を、小学生に理解できる平易な言葉で説明し、児童からは感嘆の声。教科書を使った通常の学習とは一味違う“特別授業”を受けた子供たちは「どうしてこうなるのか、家で考えてくるね」と、知的好奇心を大いに刺激されたようだった。(田中万紀)
茶農家が点在する静岡市内の閑静な住宅地に位置する市立清水有度第一小に、東京から数学の専門家がやってきた。
望月史郎校長が、「数学教育に試行錯誤を取り入れよう」と訴える芳沢光雄東京理科大教授の寄稿に感銘し、六年生三十一人への“特別授業”が実現した。
教員ら約二十人が見学する中、芳沢教授は開口一番、「じゃんけんで勝つ可能性を上げる方法があります」と切り出した。約一万千五百回のじゃんけんを調べると、グーが約四千回、パーが約三千八百回、チョキが約三千六百回だったと解説。「チョキが少なくグーが多い。何を出せば有利かな」と問うと、児童はすかさず「パー」。
「確率とは、あくまでも可能性の話。実際にはグー、チョキ、パーが出る割合は、ちょうど三分の一ではないのです」。机上の理論ではない日常生活での“確率”について、印象深く教えた。
さらに、児童が自分の誕生日を元に計算した数字を知らせると、誕生日をぴたりと当ててみせたり、目的の所へ必ず到達できるあみだくじを作成したり。児童からは「合ってるよ」「すごーい」と感嘆の声が上がった。
芳沢教授は「今回は『なぜ』という答えは言いません。全部数学の法則を使っているので、不思議だと思ったら、考えてください」と試行錯誤を促して、四十五分の授業を締めくくった。
休み時間になっても子供たちは、あみだくじや誕生日当てクイズの理屈について真剣に考え、「僕、明日までにどうしてそうなるのか考えてくるよ」と担任に約束した児童もいた。
感想文には「算数の不思議が分かった」「驚くことがたくさんあった」「算数が嫌いだったけど、少しだけ好きになった」などと記されていた。
望月校長は「先生たちも、子供にとって何が楽しい授業なのか分かったと思う。面白おかしく話すのではなく、日常に密着した興味をひく話題を分かりやすく教えることが、子供の知的好奇心を刺激する」と評価。「子供はこの四十五分で算数の面白さを随分学んだと思う。これをきっかけに、将来数学者を目指す子供が現れてくれれば」と期待していた。
芳沢教授は「数学の力とは、不思議に思ったことを少しずつ考えること。計算力だけが学力ではない。まずは数学の現象に感動し、考えてほしい。機会があれば全国各地で授業をしたい」と話していた。