高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
みなさん、前回の≪クイズ&パズル≫でも若干触れたように、人間の左脳を使うことで「知識」が豊富になり、その知識を利用して新しいアイデアの発想をするのが右脳で、その中に「智恵」が蓄積されるのである。
「21世紀は知識社会」と言う言葉を聞いたことがあるでしょう・・・
≪知(ナレッジ)≫とは知識と智恵の総称と考えてください。
この重要な資源である≪知≫とはいったい何か? データや情報とどう違うのか?
データは、POS(販売時点情報管理)やアンケート調査結果の数字の羅列のようなものであり、生のままでは意味を持ちません。データを分析することによって出てきた意味が「情報」であり、言葉を変えればメッセージで、この情報が我々が既に持っている情報体系としての知識に変化をもたらすことで、我々の判断や行為のよりどころとなります。
データ ⇒ 情報(メッセージ) ⇒ 知識 ⇒ 智恵 ⇒ ゴール
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↓
≪知=ナレッジ≫
知識と智恵の違いは、「この子は最近智恵がついた」と言いますが「知識がついた」とは言いませんね。この違いだと思います。また、異業種交流会に出かける目的は、他人の智恵を借りるためであり、従来の「お智恵拝借」的な人脈とは異なり、「智恵の等価交換」の原理にもとづく関係です。相手から貴重な智恵を借り、自分は別の智恵を返すという関係でなければなりません。それ故に、このナレッジ・リターンを最大化するためには、何よりも、まず自分のナレッジを蓄えておかなければなりません。
わかり易い例では「自転車に乗ること」が一般的にはよく使われます。自転車に乗れない人が、口で説明されたり、説明書を読んで乗れるようにはなれませんね。「感覚」「感性」「洞察力」「判断力」と言った、言葉や文字で表せない「智恵」の部分を体得する以外にないのではないかと思います。
(専門用語では「知識」=形式知、「智恵」=暗黙知)
田坂広志著(注:参照)「知的プロフェッショナルへの戦略」P170-P171から引用すると、
日々の仕事において、「ナレッジ・リターン」を最大化するためには、「探索力」「傾聴力」と「反省力」という「メタ・ナレッジ」を身につけることが大切です。 「メタ・ナレッジ」とは、「知識や智恵を学ぶための方法」(方法知識)です。そして、それは、さらに「3つの方法」があります。
◆一つ目には、書物や画像などの「知識や智恵を伝える媒体」から、その知識や智恵を学ぶための「探索力」です。
◆二つ目には、見識者や師匠などの「知識や智恵を持った人物」から、その知識や智恵を学ぶための「傾聴力」です。
◆三つ目には、仕事や生活などの「自分自身の主体的な経験」から、その知識や智恵を学ぶための「反省力」です。
最後に、道元禅師(どうげん・ぜんじ)(注:参照)の言葉を書き留めておきましょう。
「仏道を習うは自己を習うことなり」とある。己を知る悟りの智恵を育てることである。学識があって優れた人でも己を知らぬ人を智者とは言わない。世間では知識者を智恵者と言うが、智恵と知識とは違う。学問や見聞によって知り得たものが多い人を知識が有る人と言うのであって、これを一般社会では智恵のある人と言っているが、実は智恵は悟ることであり、知識は知ることである。悟る事と知る事の違いがあるのである。
今日の話題は難しかったかな・・・・・・(゜゜)(。。)ペコッ
田坂広志氏のHP
道元禅師
みなさん、前回の≪クイズ&パズル≫でも若干触れたように、人間の左脳を使うことで「知識」が豊富になり、その知識を利用して新しいアイデアの発想をするのが右脳で、その中に「智恵」が蓄積されるのである。
「21世紀は知識社会」と言う言葉を聞いたことがあるでしょう・・・
≪知(ナレッジ)≫とは知識と智恵の総称と考えてください。
この重要な資源である≪知≫とはいったい何か? データや情報とどう違うのか?
データは、POS(販売時点情報管理)やアンケート調査結果の数字の羅列のようなものであり、生のままでは意味を持ちません。データを分析することによって出てきた意味が「情報」であり、言葉を変えればメッセージで、この情報が我々が既に持っている情報体系としての知識に変化をもたらすことで、我々の判断や行為のよりどころとなります。
データ ⇒ 情報(メッセージ) ⇒ 知識 ⇒ 智恵 ⇒ ゴール
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≪知=ナレッジ≫
知識と智恵の違いは、「この子は最近智恵がついた」と言いますが「知識がついた」とは言いませんね。この違いだと思います。また、異業種交流会に出かける目的は、他人の智恵を借りるためであり、従来の「お智恵拝借」的な人脈とは異なり、「智恵の等価交換」の原理にもとづく関係です。相手から貴重な智恵を借り、自分は別の智恵を返すという関係でなければなりません。それ故に、このナレッジ・リターンを最大化するためには、何よりも、まず自分のナレッジを蓄えておかなければなりません。
わかり易い例では「自転車に乗ること」が一般的にはよく使われます。自転車に乗れない人が、口で説明されたり、説明書を読んで乗れるようにはなれませんね。「感覚」「感性」「洞察力」「判断力」と言った、言葉や文字で表せない「智恵」の部分を体得する以外にないのではないかと思います。
(専門用語では「知識」=形式知、「智恵」=暗黙知)
田坂広志著(注:参照)「知的プロフェッショナルへの戦略」P170-P171から引用すると、
日々の仕事において、「ナレッジ・リターン」を最大化するためには、「探索力」「傾聴力」と「反省力」という「メタ・ナレッジ」を身につけることが大切です。 「メタ・ナレッジ」とは、「知識や智恵を学ぶための方法」(方法知識)です。そして、それは、さらに「3つの方法」があります。
◆一つ目には、書物や画像などの「知識や智恵を伝える媒体」から、その知識や智恵を学ぶための「探索力」です。
◆二つ目には、見識者や師匠などの「知識や智恵を持った人物」から、その知識や智恵を学ぶための「傾聴力」です。
◆三つ目には、仕事や生活などの「自分自身の主体的な経験」から、その知識や智恵を学ぶための「反省力」です。
最後に、道元禅師(どうげん・ぜんじ)(注:参照)の言葉を書き留めておきましょう。
「仏道を習うは自己を習うことなり」とある。己を知る悟りの智恵を育てることである。学識があって優れた人でも己を知らぬ人を智者とは言わない。世間では知識者を智恵者と言うが、智恵と知識とは違う。学問や見聞によって知り得たものが多い人を知識が有る人と言うのであって、これを一般社会では智恵のある人と言っているが、実は智恵は悟ることであり、知識は知ることである。悟る事と知る事の違いがあるのである。
今日の話題は難しかったかな・・・・・・(゜゜)(。。)ペコッ
田坂広志氏のHP
道元禅師
広辞苑を見ると、「辛抱すれば必ず成功するという意」と書かれている。
ところが昨今の就職事情においては、どうやらこの言葉の存在意義が失われつつあるようですね。
世間では、「石の上にも三年未満派」のことを≪第二新卒≫と呼ばれている。人材紹介会社大手リクルート・エイブリックによれば、「第二新卒」求人数は前年比で2倍以上の伸びをみせているという。
この問題はHageOyaji通信であらためて取り上げることにします。
「考える力・気づく力」のTBありがとうございます。今回の記事は経営学を学ぶ私にとって良く目にする話題でした。
データ~知恵の話は、大学になってから経営情報学において学んだのですが、これは高校生あたりから持っておくべき知識ではないでしょうか。少なくとも、社会にでたり、大学に入学する頃には持っておきたいですね。
このコメントを書く前に、配信一覧を見せていただきました。私はまだブログを始めて間もないのですが、メッセージやコンセプトが似ています^^; これから少しづずつ過去ログを熟読し、勉強させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。