高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
みなさん、「教育振興基本計画」とは何のことか判りますか?
平成18年法律第120号「教育基本法」に示された理念の実現と、我が国の教育振興に関する施策の総合的・計画的な推進を図るため、政府として策定する計画が、「教育振興基本計画」です。
「第2の教育振興基本計画」(対象期間:平成25年度~平成29年度)が平成25年6月14日付けで、閣議決定していますので、その中から一部を下記に抜粋して見ましょう。
「第2期教育振興基本計画(概要)」の中でも、今後の社会の方向性を、
◆「自立」
自立や協働を通じて更なる新たな価値を創造していくことのできる生涯学習社会
◆「協働」
個人や社会の多様性を尊重し、それぞれの強みを生かして、ともに支え合い、高め合い、社会に参画することのできる生涯学習社会
◆「創造」
一人一人が多様な個性や能力を伸ばし、充実した人生を主体的に切り開いていくことのできる生涯学習社会
の3つの理念の実現に向けた生涯学習社会を構築するとあります。
「教育」こそが日本が直面する様々な危機を回避させるものであり、今回の第2期計画はそのシナリオを描いたものです。
◆危機回避に向けた四つの基本的方向性
① 社会を生き抜く力の養成
~多様で変化の激しい社会での個人の自立と協働~
その施策:
・世界トップレベルの学力や規範意識の育成に向けた取組の推進
(全国学力・学習状況調査の全数調査の継続実施、道徳教育教科化の検討、土曜日の活用促進、6・3・3・4制の検討etc)
・学生の学修時間の増加に向けた大学改革の推進
・高校段階での到達度テストの結果活用を含めた大学入試の抜本的改革
・大学等への社会人入学者倍増に向けた取組の推進
②未来への飛躍を実現する人材の養成
~変化や新たな価値を主導・創造し、社会の各分野を牽引していく人材~
その施策:
・小学校における英語教育の教科化の検討
・国際的素養を身に付けさせる教育を行うスーパーグローバルハイスクール創設
・日本人の海外留学生数倍増に向けた官民が協力した新たな仕組みの構築
③学びのセーフティネットの構築
~誰もがアクセスできる多様な学習機会を~
その施策:
・幼児教育無償化への取組の推進
・低所得者への給付型奨学金の検討など、高校段階に係る教育費負担軽減策の見直し
・平成27年度までの国公立学校施設の耐震化の完了
④絆づくりと活力あるコミュニティの形成
~社会が人を育み、人が社会をつくる好循環~
その施策:
・全学校区に学校と地域の連携・協働体制を構築
・コミュニティ・スクールを全公立小中学校の1割に拡大
「第2期教育振興基本計画(本文)」は、第1部~第3部の3部構成で纏めています。
第1部:我が国における今後の教育の全体像
第2部:今後5年間に実施すべき教育上の方策
~四つの基本的方向性に基づく,8の成果目標と30の基本施策~
第3部:施策の総合的かつ計画的な推進のために必要な事項
即ち、第1部は、「自立・協働・創造を基軸とした生涯学習社会の構築」の実現に向けた生涯の各段階を貫く四つの基本的方向性について、第2部では、PDCAサイクル確立に向けた四つの方向性に基づく8つの成果目標とそれらを測る成果指標及び達成するための30の基本施策について、そして、最後の第3部では、各施策の総合的かつ計画的な推進を図るための的確な情報の発信と国民の意見等の把握や反映、計画の進捗状況の点検及び見直しの必要性についてシナリオが描かれています。
みなさん、「教育振興基本計画」とは何のことか判りますか?
平成18年法律第120号「教育基本法」に示された理念の実現と、我が国の教育振興に関する施策の総合的・計画的な推進を図るため、政府として策定する計画が、「教育振興基本計画」です。
「第2の教育振興基本計画」(対象期間:平成25年度~平成29年度)が平成25年6月14日付けで、閣議決定していますので、その中から一部を下記に抜粋して見ましょう。
「第2期教育振興基本計画(概要)」の中でも、今後の社会の方向性を、
◆「自立」
自立や協働を通じて更なる新たな価値を創造していくことのできる生涯学習社会
◆「協働」
個人や社会の多様性を尊重し、それぞれの強みを生かして、ともに支え合い、高め合い、社会に参画することのできる生涯学習社会
◆「創造」
一人一人が多様な個性や能力を伸ばし、充実した人生を主体的に切り開いていくことのできる生涯学習社会
の3つの理念の実現に向けた生涯学習社会を構築するとあります。
「教育」こそが日本が直面する様々な危機を回避させるものであり、今回の第2期計画はそのシナリオを描いたものです。
◆危機回避に向けた四つの基本的方向性
① 社会を生き抜く力の養成
~多様で変化の激しい社会での個人の自立と協働~
その施策:
・世界トップレベルの学力や規範意識の育成に向けた取組の推進
(全国学力・学習状況調査の全数調査の継続実施、道徳教育教科化の検討、土曜日の活用促進、6・3・3・4制の検討etc)
・学生の学修時間の増加に向けた大学改革の推進
・高校段階での到達度テストの結果活用を含めた大学入試の抜本的改革
・大学等への社会人入学者倍増に向けた取組の推進
②未来への飛躍を実現する人材の養成
~変化や新たな価値を主導・創造し、社会の各分野を牽引していく人材~
その施策:
・小学校における英語教育の教科化の検討
・国際的素養を身に付けさせる教育を行うスーパーグローバルハイスクール創設
・日本人の海外留学生数倍増に向けた官民が協力した新たな仕組みの構築
③学びのセーフティネットの構築
~誰もがアクセスできる多様な学習機会を~
その施策:
・幼児教育無償化への取組の推進
・低所得者への給付型奨学金の検討など、高校段階に係る教育費負担軽減策の見直し
・平成27年度までの国公立学校施設の耐震化の完了
④絆づくりと活力あるコミュニティの形成
~社会が人を育み、人が社会をつくる好循環~
その施策:
・全学校区に学校と地域の連携・協働体制を構築
・コミュニティ・スクールを全公立小中学校の1割に拡大
「第2期教育振興基本計画(本文)」は、第1部~第3部の3部構成で纏めています。
第1部:我が国における今後の教育の全体像
第2部:今後5年間に実施すべき教育上の方策
~四つの基本的方向性に基づく,8の成果目標と30の基本施策~
第3部:施策の総合的かつ計画的な推進のために必要な事項
即ち、第1部は、「自立・協働・創造を基軸とした生涯学習社会の構築」の実現に向けた生涯の各段階を貫く四つの基本的方向性について、第2部では、PDCAサイクル確立に向けた四つの方向性に基づく8つの成果目標とそれらを測る成果指標及び達成するための30の基本施策について、そして、最後の第3部では、各施策の総合的かつ計画的な推進を図るための的確な情報の発信と国民の意見等の把握や反映、計画の進捗状況の点検及び見直しの必要性についてシナリオが描かれています。