HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1204話≪「平成24年度3R推進功労者等表彰の受賞者中、受賞した高校)」≫

2012年10月31日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、3R(リデュース:発生抑制、リユース:再使用、リサイクル:再生利用)のことは何度もHageOyaji通信で配信していますので知っていますね。


 最近では、

 第1191話≪10月は「3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進月間」です≫

 を配信しています。


 行政・消費者・産業界等が連携してリサイクルを推進することを目的として、平成3年9月に「リサイクル推進協議会」が設立されています。

 「リサイクル推進協議会」は毎年、3R(リデュース:発生抑制、リユース:再使用、リサイクル:再資源化)に率先して取り組んだ団体を表彰しています。

 平成4年にスタートしたこの表彰は平成24年で21回目を迎えていますが、「平成24年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰の受賞者」で高校から3校受賞しています。

   ◆内閣総理大臣賞 (2件)
   ◆文部科学大臣賞 (3件)
      山形県立山形工業高等学校
   ◆厚生労働大臣賞 (1件)
   ◆農林水産大臣賞 (1件)
   ◆経済産業大臣賞 (3件)
   ◆国土交通大臣賞 (5件)
   ◆環境大臣賞 (1件)
   ◆リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞 (82件)
      長野県中野西高等学校
      岐阜県立大垣養老高等学校 環境科学科 造園専攻生


 詳細は、以下の通りです

   ◆山形県立山形工業高等学校

     受賞テーマ
    「山形工業高校リサイクル・ECO 活動から広がる地域連携と環境保全意識の向上」

    環境システム科の生徒が中心となって、近所の飲食店や生徒、教職員から提供いただいた廃食油を原料として、年間約800 リットルのBDF(バイオディーゼル燃料)と約20kg の粉石鹸を製造している。製造したBDF は本校室内プールの燃料の一部として利用される他(H18~)、ディーゼル発電機用燃料として、本校での恒例事業「桜のライトアップ」(H18~)や山形市村木沢地区で開催されている「あじさい祭り」でのライトアップ(H20~22)、そして文翔館(旧県庁)前広場で毎年開催されている「とっておきの音楽祭in やまがた」での環境啓発活動(H20~)などに利用されている。また、粉石鹸は、市内で開催される様々な環境啓発イベントに参加した際に、本校生徒が製造方法などについて説明しながら無料配布を行っている。

  ・廃食油を活用したBDF、石鹸の製造と利用および環境啓発活動(H18~)
  ・廃食油キャンドルの製作とキャンドルナイトでの環境啓発活動(H19~)


   ◆長野県中野西高等学校

     受賞テーマ
    「学校行事としてのオリエンテーリングと併せて行う空き缶・ペットボトルの回収活動」

    生徒が次の主旨でオリエンテーリングをしながら落ちている空き缶・ペットボトルを拾い集める活動「Clean Orienteering(略してCOL)」を行っている。


   ◆岐阜県立大垣養老高等学校 環境科学科 造園専攻生

     受賞テーマ
    「私たちが提案するリサイクルループ ~剪定枝のリサイクル商品化~」

    授業の一つとして校内樹木を中心に緑地の維持管理方法を学んでいる。そのため、樹木の「剪定」実習では、毎年約4 立米ほどの剪定枝が発生するが、以前はすべて焼却処分されていた。
平成19 年度から、これら剪定枝の処分は焼却して終わらせるのではなく何かに利用できないかと試行錯誤してきた。同校に樹木を破砕する機械が導入されていたため、破砕して利用する方法を考えた。その結果、破砕直後の状態で使用すればチップの分解が進んでいないため、農地等に施すと植物の発生を抑制する現象の「窒素飢餓」が起こり、植物は発芽が抑制される。この現象を利用し、緑化樹木の下や園路などに施して、雑草の抑制に利用した。この事により除草剤の使用も年5 回ほど行っていたものが2 回程度で済むようになった。

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第1203話≪「第58回学校読書調査」10/26公表(毎日新聞&全国学校図書館協議会合同調査)≫

2012年10月29日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、毎年毎日新聞と全国学校図書館協議会(SLA)が合同で調査している「学校読書調査」も58回目となり、10/26に公表されました。

 「第58回学校読書調査」は、全国の公立学校に通う小中高校生を対象に6月に実施し、11,313人からもらった回答を纏めたものです。


 ◆30人の作家から好きな作家を聞いたところ、

   1位:中学生⇒山田悠介(18%)、高校生⇒山田悠介(22%)
   2位:中学生⇒あさのあつこ(8%)、高校生⇒東野圭吾(12%)


 ◆小学生には30冊の本から一番好きなものを選んでもらったら、

   1位:「かいけつゾロリ」⇒(25%)
   2位:「妖怪レストラン」⇒(14%)
   3位:「魔女の宅急便」⇒(11%)

 更に詳細は毎日新聞が下記の特集を組んでいますので、クリックしてお読みください。

  特集:第58回学校読書調査 本の貸し借り通じ、友達と楽しさ共有(その1)

  特集:第58回学校読書調査 本の貸し借り通じ、友達と楽しさ共有(その2止)

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第1202話≪2012国際シンポジウム「グローバル化時代に大学入学者選抜の未来を考える」大学入試センター≫

2012年10月26日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、大学入試センターが主催する≪≪2012国際シンポジウム≫

    「グローバル化時代に大学入学者選抜の未来を考える
    ~日本の21世紀ビジョンと高等教育マスタープランの策定~

 が、下記の日程で開催されます。



  ◆日時:2012 年 11 月18 日 (日) 13:00~17:10
  ◆場所:有楽町朝日ホール
      東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階

  ◆内容:
   13:00  開会の挨拶   吉本 高志 大学入試センター理事長

   13:10~16:40    基調講演

   13:25 California Idea and American Higher Education and its 1960 Master Plan
       カリフォルニアの高等教育 -過去50年の総括と未来への展望
        Dr.John Douglass(ジョン・ダグラス)
        カリフォルニア大学バークレー校高等教育研究所上級研究員
   14:10 California Idea and American Community Colleges
        カリフォルニアのコミュニティカレッジ -ビジョン、過去、現在、そして未来へ
        Dr. Jack Scott(ジャック・スコット)
        カリフォルニア州コミュニティカレッジ・システム総長

   14:55  休憩
   15:10  我が国の戦後高等教育の総括とマスタープランの可能性
       佐藤 禎一 氏(国際医療福祉大学院教授)
   15:55  21世紀、日本の高等教育の構想(大学改革ワーキングチームの基本構想)
         鈴木 寛 氏(参議院議員、元文部科学副大臣)

   16:40~17:05     指定討論
        常盤 豊 氏(文部科学省官房審議官:高等教育担当)

   17:05  閉会


 既にHageOyajiは申し込みましたが、是非聴講したい方は大学入試センターのウェブページから申し込んでください。

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第1201話≪「平成25年版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール」の要項発表(文部科学省)≫

2012年10月24日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、「平成24年度版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール」の受賞結果を下記のHageOyaji通信で配信したばかりですが、既に「平成25年版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール」の実施について要項が発表されています。

   HageOyaji通信:第1155話≪「平成24年版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール」の受賞作品決定≫



 「平成25年版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール」の作品テーマは、

          「くらしに生きる科学と技術」
 
 です。

               

 高校生のみなさんは、「一般部門」(中学校卒業以上に相当する方)で参加することになりますが、平成24年度も最優秀賞は高校生でした。


  ◆募集期間:平成24年10月15日(月曜日)~平成25年1月25日(金曜日)必着

  ◆最優秀賞(両部門を合わせた全作品から1点)
     平成25年版科学技術白書の表紙に採用
     文部科学大臣名の賞状、楯を贈呈
     記念品(受賞作品のイラスト入り置き時計 他)を贈呈

  ◆優秀賞(部門ごとに数点ずつ)
     平成25年版科学技術白書の中扉等に採用
     文部科学大臣名の賞状、楯を贈呈
     記念品(受賞作品のイラスト入り置き時計 他)を贈呈

  ◆佳作(部門ごとに数点ずつ)
     文部科学大臣名の賞状を贈呈
     記念品を贈呈

 詳細は、10/15発表の文部科学省のホームページ「平成25年版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール」の実施についてを参照願います。

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第1200話≪復元した「東京駅」をやっと見てきました≫

2012年10月22日 | 雑学話題
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、日本の玄関である「東京駅」ができましたのは1914年ですので、まもなく100年ですね。

     
                
 ついに、、一日38万人の乗客が往来する東京駅は、威風堂々とした外壁で平成24年10月1日に復元が完了しオープンしましたね。

     

 このニュースはマスコミなどで流されていたので、みなさんは当然知っていたことでしょう。


 復元公開後、3週間たちましたので、観光客の減ったことと思い、HageOyajiも視察に出かけてみましたが、なんのなんの未だ新装になった「東京駅」を見学に来ている方は多く、また、東京駅をモデルに筆を走らせている方も見受けられました。

     

 この東京駅は、1914年(大正3年)は、辰野金吾氏により設計され、その堂々たる姿で、多くの人々に愛されてきました。しかし、1945年(昭和20年)、戦災により南北のドームと屋根・内装を焼失。戦後、3階建ての駅舎を2階建て駅舎に復興し、現在の姿になっていました。


 「保存・復原工事」を請け負ったのは、鹿島ですが、外観を創建時の姿に忠実に再現するのはもちろんのこと、さらに、未来へ継承するため、鉄骨煉瓦造の下に地下躯体を新設し、機能拡大の工事を行いました。


 そして、巨大地震にも耐えうる建築とするため、「免震工法」で施工しています。


 東京駅開業(1914年)から急激に鉄筋コンクリート造の建物が作られはじめました。特に1923年(大正12年)2月には東京駅の皇居側に丸の内ビルヂング(通称:丸ビル)が誕生しましたが、この年の9月1日に関東大震災が起こり、東京は相当なダメージを受けています。

    

 震災復興の機運が高まる中、1930年代に入ると東京中央郵便局(1933年)や明治生命館(1934年)など、次々にアメリカ式のオフィスが誕生しました。


 東京駅が実質的に中心的な駅になり始めたのは、東海道新幹線の東京~大阪間が開通した1964年頃ではないでしょうか?


 この年にはみなさんご存知の東京オリンピックが開かれ、首都高速道路も開通し、新しい時代に向かって進み始めましたね。


 やはり観光客のみなさんは、南口に位置する赤煉瓦駅舎内の東京ステーションホテルも10/3にリニューアルオープンし、ロビーから2階のレストランは相当な人でしたが、HageOyajiは2階の「TORAYA」でお茶をし、テーブルの真正面に見える皇居の眺めは最高でした。


 この東京ステーションホテルの改装は大規模なものであり、目玉は3階部分のあります1泊約80万円の広さ173平方メートルのロイヤル・スイートを筆頭に全150室の客室を備えています。

     
             東京ステーションホテルのトイレ


 最後にYOU Tubeの「TOKYO STATION VISION 東京駅 復原記念しCG映像投影 赤れんがに浮かぶ」をご覧ください。

 帰りに東京駅北口に新設された「東京ステーションギャラリー」を覗き、東京駅をモチーフに作品活動をなされている5人の作品を見てきました。

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第1199話≪「BYOD(Bring Your Own Device)」の時代はやってくるのか?≫

2012年10月19日 | 時事用語
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、最近「BYOD」(Bring Your Own Device)という略号を目にすることが多くなりましたね。

 IT関連の専門誌 nikkeibp「ITpro」はこれを「私的デバイス活用」と訳されています。

 そのnikkeibp「ITpro」にも、

    ◆≪NTTコム、社員の私物携帯を活用、通信費1億円超削減へ
    ◆≪NTTコミュニケーションズが「BYODソリューション推進室」新設、事業強化

 の記事が目につきますし、

 AERA 2012年10月15日号の「IT」関連記事に

    ◆≪私物スマホで通信費75%減「BYOD」って何だ≫

 が特集されていました。


 さて、「BYOD」(私的デバイス活用)とは、会社の従業員が、自分の持ち物である情報端末(スマホやタブレット)などを持ち込んで業務で利用することです。

 特にクラウドサービスが発達し、私物のスマホやタブレット端末を業務で利用する「BYOD」が新しい展開を見せるでしょう。

  注)「BYOD」(Bring Your Own Device)の名称は、パーティーなどで「飲み物は各自持ち寄り」を意味する「BYOB」(Bring Your Own Booze/Bottle)という英語表現をもじったものらしいです。


 即ち、個人で購入したスマートフォンやタブレット端末などから企業の情報システムにアクセスし、必要な情報を閲覧したり入力したりすることで自分の会社の仕事を進めることです。

 今までは、スマートフォンやiPadのようなタブレット型コンピューターなどの情報機器は会社側が調達して支給するのが一般的でしたが、「BYOD」を導入することにより、企業側の端末購入費や通信費の一部などのコストを削減することができます。

 又、社員、特に営業マンは会社用と個人用の端末を「2台持ち」する必要がなくなり、普段から使い慣れた端末で仕事ができるというメリットもありますが・・・。

 ここで問題になるのは、「使用した経費」が社員の持ち出しになるのではないか?

 しかし、会社によっては、通信費の一部を会社が補助するといった方法をが取られています。


 上記に取り上げたAERAの記事で≪私物スマホで通信費75%減「BYOD」って何だ≫という見出しが目に入りますが、企業側にとっては大きな経費節減になりますが、会社が支給する端末と異なり、端末の設定や導入するソフトウェアの種類などを企業側が完全にコントロールするのは難しいため、多くの問題がありそうです。

 例えば、nikkeibp「ITpro」の記事から抜粋して見ますと、

   ◆情報漏洩・ウイルス感染などへの対策
   ◆紛失・盗難時の対応
   ◆業務中に利用できる機能やアクセスできるサイトを制限対応
   ◆プライバシーとの両立の問題(通信履歴や保存したデータ)



 「BYOD」を推奨している企業例として、「NTTコミュニケーションズ」の動きは、「BYOD導入とワークスタイル変革に向けたNTTコミュニケーションズの取り組み」クリックしてお読みください。


  ・1999年7月の設立以来、携帯電話を社員に支給
  ・現在の貸与機種はいわゆる「高機能ケータイ」のフィーチャーフォン
  ・2011年9月にBYODを開始
  ・2012年10月1日「BYODソリューション推進室」を新設
  ・年間1億円以上のコスト削減を見込み
  ・社員にはBYODを勧めつつ、会社支給を続けるか、BYODにするかは社員の意思を尊重
  ・「BYOD」を選んだ社員は、通話料は会社持ちになる
     スマホ向けの複数番号使い分けアプリ「050 plus for Biz」
     携帯電話向けの通話料金公私分計サービス「0035ビジネスモード」
  ・削減額は年間で約1億3千万円(従来比の75%削減も可能)

          
       NTTコミュニケーションズにおけるBYOD導入
         (同社の発表資料より引用)


 「BYOD」による私物解禁の時代が本格的にやってくる前に多くのシステムを乗り越えなければなりません。でも、確実にやってくるでしょう・・・・

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第1198話≪「第5回 ロボット大賞」が決まりました(一般展示会10/17~10/19)≫

2012年10月17日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、非常に興味がある「第5回 ロボット大賞」の受賞ロボットが決定しました。

 その前に、10/8~10/12開催の「第6回国際地学オリンピック」の報告で2012年度の全報告が入ってきましたので、10/13に更新しておきました。下記をクリックしてください。

 HageOyaji通信:第1163話≪「2012年国際科学オリンピック」結果報告が入ってきました≫7/24、7/30、8/28、9/29、10/13追加


 東京ビッグサイトで表彰式(10/17)に続き、一般展示会(10/17~10/19)で受賞ロボットを紹介されますので、入場無料ですので、東京ビッグサイト東3ホールで実物を是非見てください。
 (一部ロボットについては、ロボット本体の展示に代わり、映像等による紹介をする場合があり)

 ◆「第5回 ロボット大賞」(経済産業大臣賞)は、
   「生活支援ロボットソリューション事業の推進」
   開発者等:パナソニック(株)、松下記念病院
   概  要:薬剤関連ロボットや自律搬送ロボット等を、病院を模擬した環境に展示することで、顧客に導入イメージを形成し、コンサルティングによって病院の現場と経営の課題を総合的に検討した上でロボットを用いたソリューションを提案し、病院へのロボット導入に繋げるビジネスモデル。

  ◆「最優秀中小企業・ベンチャー賞」(中小企業庁長官賞)は、
    「ロボット用3次元ビジョンセンサーTVSシリーズ」
    開発者等:(株)三次元メディア
    概  要:バラ積みピッキングやアライメント(位置合わせ)用途の3次元ビジョンセンサ。各メーカーのロボットに接続可能なインタフェースや連携プログラムを用意しており、導入が容易である。

  ◆「日本機械工業連合会会長賞」は、
    「知能化組立ロボットーFシリーズ」
    開発者等:三菱電機(株)
    概  要:知能化技術を実装したロボットに、力覚センサや3次元ビジョンセンサなどを組み合わせた知能化ソリューションとして提供することで、力覚制御やバラ積みピッキングなどを利用しやすくした。また同社では、これらを活用したサーマルリレー組立セルなどを構築し、導入を進めている。

  ◆「特別賞」(次世代産業特別賞)は、
    「フレキシブルな自動組立ラインを実現するヒト型ロボットーNEXTAGE」
    開発者等:グローリー(株)、川田工業(株)
    概  要:可動式頭部カメラ及び双腕を備えた、人間と同程度の大きさのヒト型産業用ロボット。手作業の高い柔軟性を再現するため、道具や装置を利用して、多種の作業や製造方法の変更に対応できる。ケーブルやゴムバンド等の柔軟物を扱う貨幣処理機組立工程に活用されている。

  ◆「特別賞」(社会貢献特別賞)は、
    「原発対応ロボットーQuince/Rosemary」
    開発者等:千葉工業大学
    概  要:東京電力福島第一原子力発電所事故の収束及び今後の廃止措置に向けた作業に導入されているモニタリングロボット。高い走行性能によって様々な条件の段差や階段に対応し、現地の状況に合わせて通信方法や操縦性に改良を加えられている。

  ◆「部門別優秀賞」(5件)は、

   ◎サービスロボット部門「優秀賞」
     「球面超音波モータを使用したー管内検査カメラロボット」
    開発者等:(株)キュー・アイ、東京農工大学
    概  要:水道管や工場配管等の管内を検査するロボット。先端部に球面超音波モータを用いることで、カメラ部小型化と視野拡大を同時に達成し、これまで不可能であった小口径・曲がり管の詳細検査を可能としている。

   ◎産業用ロボット部門「優秀賞」
     「ロボットの自在性を活かしたー3次元鋼管曲げ(3DQ)ロボット」
    開発者等:新日鐵住金(株)、住友鋼管(株)、日鉄住金プラント(株)、(株)安川電機
    概  要:鋼管に対する3次元的な熱間曲げ焼き入れ加工を一工程で実施する産業用ロボット。既に複数の自動車部品の生産で活用されており、鋼管による車体構造を実現し、自動車の軽量化と高強度化を両立。

   ◎公共・フロンティア部門「優秀賞」
     「自律型海中ロボットーTuna-Sand」
    開発者等:東京大学生産技術研究所 浦研究室、(株)海洋工学研究所、(独)海洋技術安全研究所
    概  要:ケーブルに移動を制限されることなく広範囲の海底面を全自動で探査することが可能な自律型海中ロボット。2010年に富山湾においてベニズワイガニの生態を解明。水産資源や海底鉱資源調査への活用が期待される。

   ◎部品・ソフトウェア部門「優秀賞」
     「次世代ロボット向けRTシステムーSEED Solutions」
    開発者等:THK(株)
    概  要:FA向けの小型の分散ネットワーク制御システムを構築するための相互通信機能、モータ等の制御機能、ドライバ及び開発・設定環境等を一体化した小型のモジュール。

   ◎ロボットビジネス/社会実装部門「優秀賞」
     「災害現場で活躍するー次世代無人化施工システム」
    開発者等:鹿島建設(株)、(株)熊谷組
    概  要:有人での復旧作業が困難な大規模災害現場において、建設機械等を遠隔操作して工事を行うシステム。2011年、東京電力福島第一原子力発電所での瓦礫撤去や、台風12号による奈良県の天然ダム対策等において、迅速に施工システムを構築して対応した。

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第1197話≪「2012年度グッドデザイン賞」10/1にベスト100を発表し、11/25に特別賞決定≫

2012年10月15日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、毎年HageOyaji通信で「グッドデザイン賞」の話題を提供していますが、既に2012年度の候補作品「グッドデザイン・ベスト100」が10月1日に決定しており、11月上旬に発表するグッドデザイン大賞候補の中からグッドデザイン大賞、グッドデザイン金賞、サステナブルデザイン賞、特別賞を始め、各賞が11月25日に「GOOD DESIGN EXHIBITION 2012」で発表されます。

    日時:2012年11月23日(金/祝)ー11月25日(日)
         10:00 ー 19:00  入場は30分前まで/最終日のみ16:00終了
    場所:東京ビッグサイト 東4ホール


 「グッドデザイン賞」は、家電やクルマなどの工業製品から、住宅や建築物、各種のサービスやソフトウェア、パブリックリレーションや地域づくりなどのコミュニケーション、ビジネスモデルや研究開発など、人間による「ものづくり」から生み出されるあらゆるものや活動を対象です。

 8月24日~26日の3日間、2012年度のグッドデザイン賞 二次審査会が幕張メッセにて開催され、10月1日に発表されましたのが「グッドデザイン・ベスト100」です。


 「グッドデザイン賞」は、1957年当時の通商産業省によって創立された「グッドデザイン商品選定制度」を母体とした唯一の総合的デザイン評価・推奨制度です。
 そして、1998年(42回目)、財団法人日本産業デザイン振興会の主催する「グッドデザイン賞」として新たに生まれ変わって今日まで続いています。



 特に2012年度の「グッドデザイン・ベスト100」の中から、自動車業界に目を向けてみましょう。

 ◆トヨタの「ポルテ/スペイド
  広い室内空間や低く設定されたフロアなどは、子どもや高齢者、体の不自由な方、さらには盲導犬なども楽に乗り降りできるように配慮が行き届いています。
          

 ◆超小型電気自動車「コムス
  自然環境や日常生活に配慮された省エネ、省スペースの超小型EVで、軽自動車と自動二輪車の間に位置するような新たなジャンルとしての価値を期待されています。
          

 ◆ホンダの「NBOX
  燃料タンクを前方に搭載しているためラゲージが広く深く、重い荷物や車いす、自転車など大型なものも容易に積めるように設計、幅広いユーザーに使い勝手の良いユニバーサルデザイン。
          
     
 ◆スバルの「インプレッサXV
  車本来の価値である「走る楽しさ」がデザインに表現されていることが高く評価。
          

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第1196話≪森記念財団「Global Power City Index」世界の都市総合力ランキング(2012年版)発表≫

2012年10月12日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、森ビルが設立した森記念財団「Global Power City Index」が2008年から調査しています「世界の都市総合力ランキング(2012年度版)」が10/11に発表されました。

 2008年調査開始以来4年連続第1位の座にありました「ニューヨーク」から2012年度がトップの座に「ロンドン」が躍進しています。

             ≪2012年度≫
         第1位:「ロンドン」(昨年:2位)
         第2位:「ニューヨーク」(昨年:1位)
         第3位:「パリ」(昨年:3位)
         第4位:「東京」(昨年:4位)
         第5位:「シンガポール」(昨年:5位)
         第6位:「ソウル」(昨年:7位)
         第11位:「北京」(昨年:18位)
         第17位:「大阪」(昨年:15位)
         第33位:「福岡」(昨年:28位)

     
        「Global Power City Index」資料より転載

 2012年度から調査対象都市が5都市(バルセロナ、ストックホルム、イスタンブール、ワシントンD.C.、メキシコシティ)増えて、最終的に調査対象が40都市です。


 調査方法は、下記の6分野から評価しています。

   「経済」「研究・開発」「文化・交流」「居住」「環境」「交通・アクセス」

 同時に現代の都市活動を牽引する4つのグローバルアクター

   経営者」「研究者」「アーティスト」「観光客」

 に都市の「生活者」を加えた合計5つのアクターで評価


 今回「ロンドン」がトップに立ちましたのは、2012年ロンドン五輪開催に向け、国や市として国際会議や五輪関連のプレイベント等の開催に取組んだことや、それに併せて宿泊施設の整備や海外旅行者の誘致を行ったことが、データに表れています。

 結果の詳細は「世界の都市総合力ランキング(2012年版)」概要をクリックしてお読みください。

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第1195話≪「2013年以内に消滅する重要な米国の10ブランド」(24/7 Wall St.)≫

2012年10月10日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、米国にありますオンラインメディアの一つ「24/7 Wall St.」は「2013年以内に消滅する重要な米国の10ブランド」を選び出し、公表しています。

 2013年のリストを選択した理由は、下記のように毎回同じ判断基準で決めています。この判断基準に一つでも触れるところを選んでいるようです。

   ◆「a rapid fall-off in sales and steep losses」
     (売上高の急激な落ち込みと大幅な損失)

   ◆「disclosures by the parent of the brand that it might go out of business」
     (ブランドの親会社による撤退の可能性の開示)

   ◆「rapidly rising costs that are extremely unlikely to be recouped through higher prices」
     (商品の値上げで埋め合わせるのが非常に難しいコストの急増)

   ◆「companies that are sold」
     (売却される企業)

   ◆「companies that go into bankruptcy」
     (倒産する企業)

   ◆「companies that have lost the great majority of their customers」
     (顧客の大多数を失った企業)

   ◆「operations with rapidly withering market share」
     (市場シェアが急激に低下している事業)



 そして、今年の予想企業「24/7 Wall St. Ten Brands That Will Disappear In 2013」は、下記の企業です。   

     10. Avon エイボン(化粧品)
      9. MetroPCS メトロPCS(携帯電話事業者)
      8. The Oakland Raiders オークランド・レイダース(プロフットボールチーム)
      7. Salon.com サロン・ドット・コム(オンラインマガジン)
      6. Suzuki アメリカン・スズキ・モーター(スズキの米国法人)
      5. Pacific Sunwear パシフィック・サンウェア(スポーツ衣料小売り)
      4. Research In Motion リサーチ・イン・モーション(「ブラックベリー」を製造)

      3. Current TV カレントTV(ゴア元副大統領が発足させたニュース専門ケーブルテレビ局)
      2. Talbots タルボッツ(婦人物衣料チェーン)
      1. American Airlines アメリカン航空(米航空業界3位)



 「24/7 Wall St.」は、アメリカン航空が2013年に消えると予想。アメリカン航空は30年近くにわたって米航空業界トップであり、多くの航空会社が破綻した時期を生き延びてきましたが、ノースウエスト航空とデルタ航空、コンチネンタル航空とユナイテッド航空が合併したことで、アメリカンはきわめて重要だったスケールメリットを失い、この2年の間に中規模航空会社になってしまった。


 「24/7 Wall St.」は毎年の予想の中で的中しているリストもあれば、このリスト上に乗った企業でも生き延びているところもあります。

 今回、日本の企業「Suzuki」アメリカン・スズキ・モーター(スズキの米国法人)が6位にリストアップされていますが、今年の最初の5カ月間で1万695台の乗用車と軽トラックを販売していますが、2011年の同期比で3.9%の減少なのです。「Suzuki」販売台数は米国市場の0.2%しかないのです。

 販売台数が伸びない理由の1つに車の評判の悪さがあり、2012年の米調査会社のJDパワー・アンド・アソシエーツによる米自動車信頼性調査で「Suzuki」は、パワートレイン、ボディと素材、特徴的な機能とアクセサリーといった分野で他のほとんどのメーカーの得点を下回ったのであります。

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第1194話≪Times Higher Education(THE)調査「World University Rankings 2012-13」≫

2012年10月08日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、HageOyajiのところに「Times Higher Education」から2012年10月05日 01:13:48にメールが届き、「World University Rankings 2012-13」を発表したとの連絡でした。

  件名 :World University Rankings 2012-13
  送信者:THE World University Rankings <the@email.timeshighereducation
  宛先:Mr.HageOyaji@xxx.xxx.ne.jp

      <strong>WORLD UNIVERSITY RANKINGS 2012-13

The Times Higher Education World University Rankings – the most widely cited and authoritative global performance benchmarks in the world – were published at 21:00(GMT+1) on Wednesday 3 October. View the Times Higher Education World University Rankings here.

The rankings are trusted and used by governments, university leaders, industry, faculty, students and their parents. They also provide an unprecedented opportunity for you to showcase your university's strengths to an audience of tens of millions through the official website and free Apple iPhone app plus millions more through news reports in media across the world (362 articles across 37 countries in 2011).

Highlights of this year's results include:

Significant change in the top 10
41 countries in top 400 list
Empirical evidence of a power shift from West to East
Signs that public funding cuts are damaging the US' and the UK's global competitiveness
Evidence that China's heavy investment in world-class universities is paying dividends
Impressive results across Asia – success for leading institutions in The Republic of Korea, Singapore, Hong Kong and Taiwan
Strong performance for Australia, exploiting its geographical advantage in the Asia-Pacific region
Outstanding performance for the Netherlands, but poor results elsewhere in Europe
It's not too late to work with us and make the most of the opportunities presented by one of the most high-profile announcements of the global academic calendar.

To discuss how the World University Rankings can meet the needs of your institution in promoting its global brand across the full range of opportunities – including advertising, sponsorship and enhanced profiles – please contact Matthew Clancy: matthew.clancy@tsleducation.com or on +44 (0) 20 3194 3084.

For editorial enquiries and support with press releases, please email rankings@timeshighereducation.co.uk.

Regards,

               
 この「英タイムズ・ハイアー・エデュケーション Times Higher Education(THE)」は10月3日に「世界大学ランキング2012-13」を発表したとのメールであり、早速中身を覗いてみると、1位は2年連続となるカリフォルニア工科大学、東京大学は3つ順位を上げ27位にランクインしていました。

 数ある大学ランキングの中で「英タイムズ・ハイアー・エデュケーション Times Higher Education(THE)」は最も有名な大学ランキングなのです。


 「THE」の評価指標は、「教育」「国際性」「産学連携収入」「研究」「論文引用」の5項目で評価されています。

 「教育項目評価」 ⇒ 教員当たりの生徒数や教員当たりの博士授与数
 「国際性項目評価」 ⇒ 外国人教員比率と外国人学生比率から評価
 「産学連携収入項目評価」 ⇒ 教員当たりの産学連携収入
 「研究項目評価」 ⇒ 教員当たりの研究収入や論文数
 「論文引用項目評価」 ⇒ 多くの他の論文研究数

 今回のランキングでは、
   1位:カリフォルニア工科大学 ⇒総合得点(95.5点)
   2位:オックスフォード大学とスタンフォード大学 ⇒総合得点(93.7点)
   4位:ハバード大学 ⇒総合得点(93.6点)
   5位:マサチューセッツ工科大学(MIT) ⇒総合得点(93.1点)

   27位:東京大学 ⇒総合得点(78.3点)前年:30位↑
   54位:京都大学 ⇒総合得点(66.8点)前年:52位↓
   128位:東京工業大学 ⇒総合得点(53.7点)前年:108位↓
   137位:東北大学 ⇒総合得点(53.1点)前年:120位↓
   147位:大阪大学 ⇒総合得点(52.0点)前年:119位↓


 特にアジアにおける大学(中国、シンガポール、韓国、台湾)の成長が素晴らしいです。
     北京大学:49位 ⇒ 46位
     清華大学:71位 ⇒ 52位
     シンガポール国立大学:40位 ⇒ 29位
     南洋理工大学:169位 ⇒ 86位

 昨年より3ランクあげた東京大学の問題点は、国際性(27.6点)と産学連携収入(59点)の2項目での差が大きいです。

 その点、29位に躍進したシンガポール国立大学は、国際性(92.3点)を獲得し、東京大学との差が著しいです。

 どこの評価でも指摘されている点は、常に日本の大学が世界ランキングにおける評価を上げていくためには、外国人教員比率と外国人学生比率を上げていくことであります。



 「世界の大学ランキング」調査は主に下記のところが行っています。

 ◆「The Times Higher Education World University Rankings (THE)」
   THE は最も有名な大学ランキング
   (THE のデータは2009年以前がQS から,2010年以後がトムソン・ロイターから提供)
   5つの指標で評価

 ◆「QS World University Ranking(QS)」
   Quacquarelli Symonds Ltd.QS
   6つの指標で評価

 ◆「Academic Ranking of World Universities (ARWU)」
   上海交通大学高等教育研究院
   6つの指標で評価

 ◆「Ranking Web World Universities (RWWU)」
   La Agencia Estatal Consejo Superior de Investigaciones Cientifi cas
    (スペインの国立研究機構)
   4つの指標で評価

 ◆「SIR World Report(SIR)」
   SCImago Research Group
   (スペインのグラナダ大学の情報通信技術学部に設置された研究グループ)
   6つの指標で評価

 が、世界大学ランキングを調査しているところです。

 世界の大学ランキング調査の詳細は「学術知識集積指標と大学ランキングの類似に関する一考察  角田 裕之氏」の文献をお読みください。

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第1193話≪みなさん、「iTunes U」を利用し、講義の無償公開で自分を高めていますか?≫

2012年10月05日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、日本の大学が行っている講義を「iTunes U」利用で無償公開し、学生、一般人が自宅でもみられるシステムができてから約2年が経過しましたね。

 みなさんが既に知っている通り、「iTunes U」は、iTunes Store 内の教育コンテンツ無料配信サービスで、現在世界26か国、1,000以上の学校や団体による50万以上のコンテンツを配信しています。

 日本の大学は、2010年8月25日にアップルの「iTunes U」に参加し、現在参加大学は、東京大学、 京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、中央大学など、計14の教育機関が参加しています。新たに2012年9月19日から立教大学も「iTunes U」に参加し、講義の無料配信をスタートしました。

 変わったところでは、関西大学では高大連携の一つとして、「高校生のためのWEB版模擬講義」が「iTunes U」を利用して15分~30分程度にまとめた高校生向けの模擬講義です。


 「iTunes U」を家庭のパソコンで無料ダウンロードさえしておけば、大学講義を一般の人でも無料で受けれるようになっており、新しい知識、智恵が人生を豊かにし、更に社会人としても豊かになりますね。

 「iTunes U」は、iTunes Storeで音楽を楽しむのと同じくらいの気軽さでアクセスすることができるようになりました。

 例えば、東京大学「iTunes U」では、東京大学で開講される、学生または一般向けの講義ビデオと資料です。その中にはノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊名誉教授、世界的な建築家として著名な安藤忠雄名誉教授による講義も含まれています。その他にも学部生向け教育プログラム「学術俯瞰講義」や、安田講堂で毎年開かれる「東京大学公開講座」など、東京大学で日々開講される優れた講義の数々をビデオで視聴することができます。

 「iTunes U」では、ハーバード大学、MIT(マサチューセッツ工科大学)、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、メルボルン大学、モントリオール大学などの、世界有数の教育機関がコンテンツを提供しており、自分で「iTunes U」の講座に、講義摘要、配布資料、クイズなど、従来の講座で使っていたあらゆるものを組み込むこともできます。

 みなさんが独自に作ったビデオやオーディオの講義や、インターネット、iBookstore、App Store、iTunes Storeのコンテンツやリンクなどのインタラクティブな要素を取り入れるのも簡単です。

 「iTunes U」をダウンロードしている方は、パソコンで、下記のリンクをコピーし、貼り付けると講義が聴けますよ。もちろんiPadやiPhone、iPodでも・・・・

  ◆東京大学:http://itunes.apple.com/jp/institution/id382733273

  ◆慶応大学:http://itunes.apple.com/jp/institution/id383151528

  ◆早稲田大学:http://itunes.apple.com/jp/institution/id383298529

  ◆中央大学:http://itunes.apple.com/jp/institution/id429865852

  ◆明治大学:http://itunes.apple.com/jp/institution/id384120439

  ◆京都大学:http://itunes.apple.com/jp/institution/id439608999

  ◆北海道大学:http://itunes.apple.com/jp/institution/id472530795

  ◆立教大学:https://itunes.apple.com/jp/institution/rikkyo-university/id510680593

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第1192話≪「グリーンカーテンプロジェクト2012」フォトコンテストの結果≫

2012年10月03日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、下記のHageOyaji通信で、

  第1132話≪「グリーンカーテンプロジェクト2012」の応募概要を発表(環境省)≫

 を連絡していましたが、その結果が9/27に公表されています。

               

 「優秀賞」の【フォトアート部門】中に高校が含まれており、HageOyajiも嬉しくなりました。

 その作品は
   応募者:岐阜県岐阜総合学園高等学校 石原麻夏(岐阜県)様
   タイトル:涼しい廊下
               

  ≪コメント≫
  学校の渡り廊下にあるグリーンカーテン。下校時間にちょうど日があたっていたのがグリーンカーテンのおかげでとても快適になり、今では待ち合わせ場所になっています。


 環境省は、夏のCO2削減・節電対策としてゴーヤやアサガオなどの植物を育てて作る「グリーンカーテン」を推進する≪グリーンカーテンプロジェクト2012≫で、「グリーンカーテンフォトコンテスト」を実施しています。


 2012年度は700点近い作品の中から、自分の育てたグリーンカーテンの形、設置場所などにこだわったアイデア部門、グリーンカーテンやその収穫物などをテーマにしたフォトアート部門の中から、アイデア部門5件、フォトアート部門6件が決定しています。



 2012年度の最優秀賞及び優秀賞は「グリーンカーテンフォトコンテスト作品一覧」をクリックして確認ください。


 ◆最優秀賞【アイデア部門】
  タイトル: 竹と麻を織り交ぜた人と地域のつながりのゴーヤーカーテン
  応募者: 向日市立向陽小学校PTA(京都府)様

 ◆最優秀賞【フォトアート部門】
  タイトル:緑のカーテンと太陽
  応募者:NTT東日本 山梨支店 総務部CSR推進室(山梨県)様


 ◆優秀賞【アイデア部門】
  タイトル:天空に映えるグリーンカーテン
  応募者:株式会社そごう・西武 そごう広島店(広島県)様

  タイトル:成し遂げた喜び
  応募者:社会福祉法人 緑友会 みどり園(神奈川県)様

  タイトル:アーチのあるグリーンカーテン
  応募者:野上和彦(大分県)様

  タイトル:めざせ!みどりの校舎!
  応募者:緑のカーテンプロジェクト大崎中学校PTCSA(新潟県)様

 ◆優秀賞【フォトアート部門】
  タイトル:緑の回廊 ~光と影の饗宴~
  応募者:株式会社熊谷組 技術研究所(茨城県)様

  タイトル:涼しい廊下
  応募者:岐阜県岐阜総合学園高等学校 石原麻夏(岐阜県)様

  タイトル:太陽が栄養(エイヨー)
  応募者:ダイキン工業株式会社 滋賀製作所 桜ecoプロジェクト(滋賀県)様

  タイトル:高層ビルを背にゆらぐ朝顔
  応募者:松原美恵子(東京都)様

  タイトル:初めての家庭菜園
  応募者:三澤史絵(大阪府)様

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第1191話≪10月は「3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進月間」です≫

2012年10月01日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、台風17号の影響はいかがでしたか??
 いよいよ今日から10月に入りましたね。

 その前に、9/23~9/30開催の「第24回国際情報オリンピック」の全員メタルの報告が入ってきましたので、9/29に更新しておきました。下記をクリックしてください。

 第1163話≪「2012年国際科学オリンピック」一部結果報告が入ってきました≫7/24、7/30、8/28、9/29追加


 さて、10月は、先ず関係8省庁(財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、消費者庁)による「3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進月間」です。

 既に何度もHageOyaji通信で取り上げていますので当然知っているでしょうし、下記のマークは何度も目に入っていますね。   
 

 3R(スリーアール)とは
  ◆Reduce(リデュース):廃棄物の発生抑制<物を大切に使おう。ごみを減らそう
  ◆Reuse(リユース):製品・部品の再使用<繰り返し使おう
  ◆Recycle(リサイクル):再生資源の利用<再び資源として利用しよう

 
 「3R推進月間における主要行事等のご案内」が全国及び各地で開催されますので、クリックしてみなさんの住んでおられる地区の主要行事を把握しておきましょう。


 尚、「第7回3R推進全国大会」の概要は下記のとおりです。
  
  日時:平成24年10月15日(月)13:00~17:00
  場所:全国都市会館(東京都千代田区平河町2-4-2)
  主催:環境省、3R活動推進フォーラム
  内容:施設見学、3R促進ポスターコンクール表彰、
     循環型社会推進功労者表彰、記念シンポジウム
  定員:250人


  内容詳細:

  第1部 記念式典
     ・主催者挨拶 
     ・表彰式  循環型社会形成推進功労者等環境大臣表彰
          3R促進ポスターコンクール表彰(最優秀賞)

  第2部 記念シンポジウム「循環型社会構築へ向け3Rの推進を考える」
    ・基調講演「循環型社会構築に向けて」
       鳥取環境大学 サステイナビリティ研究所長 田中勝氏

    ・話題提供    
       環境省 廃棄物・リサイクル対策部 循環型社会推進室長 永島徹也氏       
       横浜市 資源循環局総務部 資源政策課長 河井一広 氏     
       3R推進団体連絡会幹事長・スチール缶リサイクル協会専務 酒巻弘三氏
       DOWAエコシステム リサイクル事業部 事業部長 仲 雅之氏

    ・パネルディスカッション
      コーディネーター 鳥取環境大学サステイナビリティ研究所長 田中勝氏
      パネラー 話題提供者

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