車輪とビール

次の人生を模索する日々

高橋媛さん生誕イベントは尊かった 2年目

2024-09-26 21:09:32 | IDOL
 どうやら2か月以上更新が無い本ブログ。実は綴っていたは良いものの「コロナに罹患して思ったこと」を綴ったは良いけど健康を主張するのはだせぇと思ったり、「政治経済は自分のキャラちゃいますわ」で消したり、「米騒動」を中途半端に綴っていたり「仕事の愚痴を題材にしたドロっとしたもの」は一番だせぇな、と気が乗らずにグダっていたらいつも通り放置してしまっていたよ、という至って通常運転でしたまる
 しかし綴りたいときに綴る、このスタイルは続けていきたい。。。この葛藤に風穴を開けるエネルギーがある題材、そうオタクな内容ですね!

 実は8月下旬から毎週何らかの「これは行かねば」というイベントが続いておりまして。
 8月末はアイカレさんの舞台、9月はリーダー海老さんのソロライブ、アイカレさんの中でも歴史上のリベンジマッチという位置づけの東京ドームシティホールでの大規模会場でのライブ、今自分が一番着目+好きなレースである世界耐久選手権(WEC)、そして先週は表記の件、暴力的な可愛さで首を垂れてしまう存在である高橋媛さんの20才生誕祭が開催されました。
 考えうるリスクを事前につぶし切り、誰も文句を言わせない状況を作り当たり前のように年休を取得し、万全の状態で参加させて頂きました。

 ぶっちゃけリアル仕事はそこそこ色々な事柄が重なりまくってやる事のバリエーションも広くて苦労しましたが、オタクを長くやっていると「気合を入れるポイント」が光って見えるというもの。私は自転車競技を昔嗜んでいた訳ですが、一番心に残っている教訓は「今だけ頑張れ」。
 世間では山あり谷ありなんて言葉はありますが、それは俯瞰して自分を制御できる人しかわからない、と思っております。自分のような偏差値2には刺さらないスローガン、、しかし「今だけ頑張れ」は違う。
 確かに「今だけ頑張ったら何とかなった」が大人になると事例が増えてくるわけで「とりあえずやってから考える(※ リソーセスと戦略を練った上で)」が当たり前になってくるわけで。
 頭で考えるととりあえず手を動かすの塩梅がいつの間にか直感と言いますが、感覚的にわかってきた気がしてまして。その精度と言うか打率も高くなっている昨今、世の中では「ライフワークバランス」とかいうゴミワードが言われておりますが、そんな資本家視点のバランスは不要。
 ライフのためにワークがあるだけで、ライフが至上だ。ワークなんざ3,4の次ぐらいだよ。黙らせれば良いだけなので黙らすためのアイテムを真剣に考えるだけで良いんだ。
 上記に綴ったようそこそこの難易度の状況でしたが、詰めるポイントがバチっと決まって今年は「心技体の全てを余裕の構え」で参加することができたのはうれしい。

 東京に向かう新幹線の中で一発酒、昼は寿司とお気にの酒、ライブに向けてグダっと酒、そんな状態で臨んだ高橋媛さんの生誕ライブはどうだったのか?
 どうもこうもない。可愛さ、綺麗さ、楽しさ、嬉しさ、といった一言で凝縮すると「感謝」が高密度で圧縮されたマッスルなイベントだったと言えましょう。
 何度でも綴りますが高橋媛さん最強の魅力は「周りへの感謝」をベースに芯を持った凛とした姿勢にある。魅力が溢れ、ついつい失明直前に追い込まれることもしばしばある訳ですが、この生誕イベントも入ってきた瞬間に「今年もありがとう」で1エモ、状況にあった爽やかな演目に2エモ、自分でキャスティングした演者さんとのわちゃわちゃで3エモ、心の底から愛してやまないユニットであるおむすびコロコロのセットリストをパフォーマンスしてくれた瞬間に4エモ、ラストはアイカレ屈指の感謝バラード調の演目で5エモ、つまり死亡である。
 エモとか簡単に綴っていますが、胸のこみ上げ方、高鳴り方、視界から集約される温度の取得、演者さんの笑顔から得られる謎の成分、、、自分の知っている単語で上記を「尊い」と丸めてしまいました。
 そして会場の空気を咀嚼し消化するに従い「感謝が生まれる」といういつも通りの流れである。

 ちょっと前から神経科学をベースにした人間の反応であったり、五感とホルモンの関係やこれまで蓄積された経験の組み合わせで生まれる感情というものであったり、最近ですと社会学/哲学といった人文の観点も取り入れてこの「感謝」であったり「尊さ」について色々考えている訳ですが今年もその解に触れるまでには至らなさそうである。
 何となくわかりそうで、しかし何かが足りない。考察を考えると共通項のようなものは出てくるけど結局同じことを述べているだけである。
 このループを抜け出す一手に昨年よりは近づいている気はするが決め手がない。

 そんな個人的な頭の中はどうでもよろしい。何が良かったか、ここを主張させて頂くと2点ある。
 両方共共通することとして昨年宣言された内容がもととなる。

 1点目は「先輩/主力メンバー卒業に伴う危機感」である。そこに対してのアンサーは常々「だからこそ盛り上げる」という気立ての良い主張をされておられる訳ですが、先日のTDCもそうですが高橋さんは向上心の塊である。キレイカワイイ以上にその気立てからくる実力の向上が観られるところが大変「良い」のである。昨年は「思い通りにいかなんだ、、、」的な感想がある瞬間もありましたが、今年はそんなシーンをあまり聞きませんし実際観ていてもおお外しみたいなものは無い。かといって守りに入っている感覚も無い。これです、これなんですよ。反骨心ではなく、卒業を踏まえた上でのできることをちゃんとやっていることを示してくれる姿勢に胸を打たれる訳です。

 2点目は言わずもがな、実力、人気、余裕がだんだんついてきた上での魅力である。
 視線の捉え方が何となく広くなっていると思うのです。めっちゃ変なところで沸いていても、広い会場でへらついていてもなんか見つけられる。しかし会場の雰囲気もちゃんと踏まえておられるところから、魅せ方と観方の両面がいい方向に進んでいるんだろうなぁ、と思う訳でして。
 アイカレは色々出入りが激しいのに何故か若干閉鎖的な感じがするわけですが、発信力であったり説得力を付けることはすごく重要だと思いまして。武器にして欲しいと願ってやまない。

 昨年と全く同じことを申し上げますが、高橋媛さんの良いところをガン観できためちゃいいイベントでした。
 やっぱ良い子だなぁ。細々と、ではありますが応援していこう。
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