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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

最後の日は…

2018年04月20日 | 火山・ジオパーク
大成功に終わった為朝神社の改修プロジェクト


きずな深い仲間となったボランティアのみんな


さあ、帰る前に…気がついたらみんな
赤門さんと泊まらせて頂いた新町亭を往復、
たまにベニヤ、しか移動してないぞ!
大島の事何にも知らない~

ということで、お披露目の後は海へ! 子どもたち大はしゃぎ。
楽しい思い出ができたようでよかったです。


そして次の日帰ってしまう前になんとか裏砂漠は見たい見せたい、、、ということで、
希望者で早朝出かけました。

そしたら温泉ホテルから裏砂漠に向かう、見慣れた景色が朝日に照らされて、言葉を失うくらい感動的でした


この場所の一番美しい時間を教えてもらった気持ち。


来てよかったね!


なんかプロモーションビデオのよう?


雄大な自然と我ひとり


棟梁は、今まで人生で感じた中で一番強い!身も心も洗われるよう!!
と言って身を預けていました。


キャニオンに入ると風景は激変し、とたんに風はやみ、
それもまた不思議な感覚。


地球を大島を、味わって帰ってもらえてよかったです。
私も最後まで大きな感動をもらいました。

行けなかった人にも見てほしかったな~
ま、また来るよね!
また会う日まで~

(あい)
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忙しくて楽しい下見

2018年04月19日 | 今日の大島
今日は、6月に予定されている“とあるツアー”の下見で、5時間ほど歩いてきました。

訪れたのは、巨木の多い北東部にある森と…


東側にある切り立った海岸と…


西側にある集落近くの森。


Tシャツ一枚でちょうど良い気温で、見上げる空は青く、新緑も美しくて爽快でした。

空に向かっって写真を撮ったら、なかなか気持ちの良い仕上がりになったので、同僚の柳場に「これ良いと思わない?」と見せたところ…

「僕はあの、ボコッとした出っ張りの方が気になるな」とのこと。
…で、カメラを少しだけ右に向けてもう1枚。

確かに、一部分が出っ張っていますよね。
なぜ?遠い昔にあの場所から溶岩を流して、それが硬かったから残ったのでしょうか??

さらに、右に視線を移すと…
濃い緑のところが出っ張っていて、薄い緑のところは凹んでいます。

色の違いは、生えている植物の違いのようです。
凹んだところは過去に山が崩れて、植物たちがゼロから再生する…という出来事があったのでしょうか??(あくまで想像…)

遠い景色の「?」だけでなく、あまり見晴らしの良くない沢を歩いていても…


「あ!こんなにスコリア(穴だらけの小石)が積もってる!まだ新しいから31年前の噴火のかな?」とか…


「これはどうしてできたんだろう?すごい綺麗だね!火山灰が焼かれたのかな?」とか…


「わ、大小様々な石!土石流が流れたんだね」とか…


「この大きな石、落ちてきたんだよね?すごいなぁ」とか…

目の前に見えるものから過去の出来事を想像しながら歩くので「?」や「!」の連続でした😃
忙し〜(笑)

もちろん、足元に落ちている“石”以外の「?」や「!」も、たくさん見つかりました。
例えば…

赤い大きな蟻が、何匹も歩いているのを見つけました!

どこかで見たような気もしますが、はっきりとは思い出せません。
少なくとも、三原山周辺や自宅付近ではあまり見かけない蟻です。

カメラを向けても、獲物を離しません。(強そう…)

帰宅後調べてみたら“ムネアカオオアリ”という蟻のようで、大島には分布していないことになっていました。(日本産アリ類カラー画像データベース

最近大島に、入ってきたのでしょうか?
それとも知られていなかっただけで、かなり以前からいたのでしょうか?

蟻以外では、柳場が立派な”枯れた実(たぶんサカキカズラかツルモウリンカ )”を見つけました。

なかなか美しい形です。

で、こんなことを…

ヒゲ!!(爆)

ということで、様々な発見が楽しい、ツアー下見だったのでした〜😃

(かな)
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ホオジロハクセキレイ

2018年04月18日 | 
これで出会うのは人生4回目でしょうか。
昨日の朝に海岸で見つけました。
いつも春の渡りの時期です。


セキレイの声がするので見てみると色白のかわいこちゃんでした(男子かも知れんけど)

ん?

なにか見つけて・・・


食べました。

どこから来てどこへ行くのでしょう?



そのうちハクセキレイのように大島で子育てしてくれるかもしれません。

がんま
コメント (4)
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ジオパーク巡り!

2018年04月17日 | ツアー
昨日、神奈川県の二宮町で自然観察をしているグループの皆さんが日帰りで来島。
ツアーに参加してくれました。

リクエスト箇所は、桜株と地層大切断面と赤ハゲ。
ご希望の場所に立ち寄りながら、伊豆大島らしい環境も見ていただこうとコースを考えました。

最初の目的地は桜株でしたが、途中でスダジイの巨木に立ち寄りました。
(大きすぎて根っこしか写っていませんが^^;)

ここで2つの「!」がありました。

1つはイズノシマダイモンジソウの花が咲いていたこと。
(お客様が見つけてくれました)

イズノシマダイモンジソウは秋の終わりに咲く花ですが、この場所では1〜2月になっても花を見ることができます。

でも、4月の半ばすぎに花を見たことはありません。
”これは見に来たお客様を、歓迎しているのに違いない”と不思議な思いで花を見上げました。

2つ目の「!」は、お客様から「ジャゴケはいい匂い」だと教えてもらったことです。
蛇の鱗のようなジャゴケ…指で葉を撫でて匂いを嗅ぐと、爽やかな良い香りがしました。

コケに香りがあるということを考えたことがなかったので、とても驚きました。

道路脇の土手も、熱心に観察されていました。

どこか特別な場所へ行かなくても、どこでも楽しめる方達とお見受けしました😃

そして樹齢800年と言われるオオシマザクラが保護されている「桜株」へ。

ここではまず「マンリョウが大きい!」ということで盛り上がりました。

これは本土からいらした植物好きの方々が、必ず驚かれるポイントです。
(いつか本土のマンリョウを見に行かなくては!)

そして今が旬のウラシマソウも「大きい!」と話題になりました。

花から上に伸びる付属体も「長い!」とのことで、引っ張って観察(笑)
(写真に写っているものの倍ぐらいの長さがありました)

足元の小さな植物から、遠くの風景まで、観察しては教えあっていました。

「このままでは時間が足りなくなるかな?」と思ったら、「さあ、時間ですよ」と声をかけてくださる方が現れて、チームワークに感動しました😃

地層大切断面の小さい版?で、午後の予習をしてから…


三原山へ!

気持ちの良い青空の下、31年前の溶岩流先端までノンビリ歩きました。

コケリンドウや…


フデリンドウなど、小さな花が満開で…


皆さんじっくり観察して、花を愛でていらっしゃいました😃


お昼は、表面が滑らかな溶岩に、思い思いに座って島寿司ランチ❤️


お客様から漬物やデザートを配っていただいて、とても充実したランチになりました😃


下山後は砂防ダムや31年前の元町溶岩に寄ってから、今回の最大の目的である地層大切断面へ!

写真を撮りながら、端から端まで歩かれていました😃

最後は、リクエストの「赤ハゲ」に立ち寄りました。

噴火で積もった「穴だらけの赤い石」を観察したり…

大島の海岸ならではの植物を観察したり…


海を見ながらティータイム❤️

時間がタイトでしたが、最後に余裕を持ってお茶の時間が取れたので良かったです😃

のんびりお茶を飲んでいたら「あ!景色が見える!これ景色が見える石だ!」とお客様。

景色が見える石…なんて素敵な発見なのでしょう!
もちろん私ものぞかせてもらいました。(青空と海が見えました❤️)

そして別のお客様からの「あの植物はなんですか?」という質問で、指さされた方向を見上げてみたら…

黒い丘の上に、小さな緑と赤が見えました。
タイトゴメ(葉っぱがタイ米に似ている草)です。
強い太陽光と海風にさらされながら生きる小さな草が、なんだかとても眩しく感じました。

互いに見つけて教えあう、チームワークの良い皆さんとの半日+αツアー。
とても楽しかったです😃

皆さん「以前は植物メインだったけれど、最近はジオパーク巡りが面白くてたまらない」おっしゃっていました。(これまでに下仁田、銚子に行ったことがあるとのこと)

いつかまた皆さんと、別のジオ物語を楽しんで歩きたいです😃

ツアーにご参加いただき、ありがとうございました!

(かな)
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大空飛ぶ前に

2018年04月16日 | 
こんにちは初めまして

少し元気ない?て!声かけたら


 飛んで行ったけれど 
道路に 横倒れ え!え!大丈夫かな?(道路はダメよ危ないからね)




こっちおいで


この花かいいよ。蜜も吸える(味見はしていないけれどね)


こちらの花は茶色のベタベタ帽子が付いているから注意してね(もう誰か付いている)


ナガサキアゲハもやって来た


綺麗に開羽 うん、これ!フォトジェニック(私の腕?)
太陽の光で羽根を乾かしているのかも


この花お勧めで~す。美味しいよ!(多分?)ストローで吸ってみないけれど


また飛んで、また倒れた(前の子とは違う子です)でも、倒れるんだ!(なら飛ばなければよいのに)
この子は雄でした。前の子は雌です。倒れ方も同じようですが
アサギマダラは羽化したてでは体力無いのかな?


この日羽化した2頭。そろい踏み

2日間に3頭 手乗りに出来るのはほんのひと時、2~3分でも手の上に居てくれてありがとう。今頃どこに飛んでいるでしょうか?強風が心配、雨が心配の母です(しま)
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春の「!」

2018年04月15日 | ツアー
島生まれで現在も島在住のMさんが、大学時代のお友達とツアーに参加してくれました。

目的地は裏砂漠!

かなり怪しげな雲が空を覆っていましたが、視界は開け、海まで見渡せました。

裏砂漠の景色を堪能するため、櫛形山の下の谷まで歩くことになりました。

みなさんに褒められたシマシマの地層。
左側が崩れてきていますが、カーブを描いた模様がオシャレです😃

谷に到着。


壁面からの噴気も出ていて、無事マグマの熱を感じていただくことができました😃


帰りは少しだけコースを変えて、小高いところに登ります。

ちょっと位置を変えるだけで、景色の見え方が違うんですよね。

斜面に鎮座する灰色の丸い石(爆発的な噴火で、地下から飛び出したもの)は…

椅子にしたり…

舞台にしたり…

自由に利用できます!(笑)

いっぱい歩いた後は「裏砂漠レストラン」で少し遅めのランチタイム。

ここで食べるご飯は、本当に美味しいです😃

そして、最初と最後に通る森では、たくさんの春の花が咲き始めていました。

オオシマツツジの明るい優しい色の花を見ると、気持ちが明るくなります。

アオキの花も、ゴージャスに咲いていました!


頭上には、ミツバアケビのシックな紫色の花が、風に揺れていました。

元気な丸い3枚の葉っぱも可愛かったです😃

オオモミジも、若葉と花の蕾を一緒に伸ばしていました。

こういう芽吹き、いいですよね〜。
嬉しくなります😃

そして「え〜〜!」っと驚いたのが、お客様が気づいて教えてくれたハチジョウキブシの花。

ハチジョウキブシは高くなる木なのに、目線の高さで花が見られるので「変だなぁ」と思ったら…

木の幹が折れていました!

一部分が、わずかにつながっているだけです。
そういえば昨年もここで、同じ状態の花を見たことを思い出しました!

…ということは、1年間、ほとんど幹が折れた状態のまま生き続け、今年も立派な花を咲かせたことになります。
たくましさに、かな〜り驚きました😲

そして森の中には、イズホソバテンナンショウ(島ではマムシグサとも呼ばれている)が、次々に咲き始めました!

ちょっと、宇宙人の顔にも見える(ホントカ?)花が目を引きますが…

人の腰ぐらいの高さまで、大きく育ったものもあれば…


10cmくらいしかないものや、まだ葉を伸ばす前のものなど本当に様々で…

ツアー終盤はみんな「マムシグサハンター(?)」と化したのでした(笑)

最後に、とても嬉しかったのが、葉っぱの真ん中に花を咲かせるハナイカダの花のこと。

実はこれ、お客様と一緒に見たものではありません。

ツアー中は蕾の状態のものしか見つからなかったので、終了後に探して、お客様に電話で場所だけ説明したのです。

そうしたら、皆さん自力で見つけて「今、見ています。現場からです!」という連絡をいただきました😃

小さな花束のような、今が旬のハナイカダの花を見ていただけて嬉しかったし、実況中継がさらに嬉しかったです😃😃

ツアーにご参加いただいた皆様、楽しい時間を、ありがとうございました!

(かな)
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早い!アオスジアゲハ

2018年04月14日 | 
12日の昼過ぎに強風の中ハマダイコン(たぶん)で吸蜜しているのを発見、急いで写真を撮りました。
4月の半ばに出現するなんて、驚きです。
私調べでは今までで一番早いです。
例年だったら大型連休のころです。
ひゃー。

一見、羽化したてで綺麗に見えますが・・・


左の翅が大きく損傷しています。
ビークマークとはちょっと違うような。
この日の朝に羽化して翅が伸びて乾ききる前に強風で飛ばされて破けてしまった、というのが私の見解です。


風にあおられながらも懸命に蜜を吸っていました。


このカットでは傷が見えません。

ところでみなさんもうお気付きだと思いますがこのアオスジアゲハ、普通とはちょっと違うんです。
写真を撮っているときに「あ!」と思いました。
翅の先端に斑紋が余計にありますよね。
『ハンキュウ型』というタイプです。(以前はタンノ型をご紹介しています)
昨日も別個体のアオスジアゲハを見かけました。
アオスジアゲハの春型には夏型よりもこういう斑紋異常が多いというのでエサキ型にも出会いたいです。

がんま
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新しい為朝神社、お披露目しました!

2018年04月13日 | 歴史・文化
先週のブログで
棟上げげ完成!までお伝えした為朝神社修復工事、
お披露目会前日の朝、
実はまだこんな感じでした


最後の日、屋根は切りそろえるお化粧作業


萱刈から始まって、みんなでがんばって拭いてきた屋根を
最後きれいにする役を私もさせていただき、感無量でした。

そして同時進行で、神社本体の壁を拭くという大仕事が残っており、
作業が急ピッチで進められました。
基礎を仕上げて

拭いていく

冷たい風の強く吹く寒い日でしたが、
壁面を拭かれた中に入ると暖かく、
茅葺の断熱効果を感じました。


作業は暗くなっても続きました。


そして完成!


お披露目会当日は抜けるようないい天気


美しいフォルム。こんなにきれいに仕上がりました。



そうそうたるメンバーがそろい


魂入れの儀が執り行われました


元町の踊り衆からの踊りの奉納と


明治会からの唄の奉納あり、華やかな門出となることができました




皆様本当にありがとうございました!

ひとつの祭りが終わった安堵感と寂しさを今は感じています。
為朝神社の修復を通じて、様々なテーマを与えられました。
これで終わりではなく、これからにつながっていくもの。
みんなの想いを大事につなげていきたいです。(あい)
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見えないカルデラの縁を探せ!

2018年04月12日 | 火山・ジオパーク
先週の日曜日、超・久しぶりに、ジオパーク研究会のフィールド勉強会に参加しました。

島内の広報誌に載せているので、会員ではない一般の方も参加されていました。

で、出発前に避難壕で、簡単な目的とコース説明がありました。

大島は島の真ん中に、過去の大きな噴火でできた「カルデラ」という大きな凹地がありますが…

複数の噴火でできた凹地なので、少しずつ円が重なったような、いびつな形になっています。
(赤い線の内側がカルデラ。伊豆大島火山地質図より)

カルデラを取り囲む崖は、ゆるいカーブを描いた垂直な崖になっていて一目で「カルデラ壁」だとわかる所もありますが、その後の噴火で溶岩に覆われたり、火山灰や小石が降り積もって、ほぼ消えてしまっている所もあります。

その「見えないカルデラ壁」の跡を辿ろう!というのが今回のテーマでした。

私にとって初めて訪れるコースでもあり、出発前からワクワクしていました😃

風はかなり強そうですが、雨の心配はなさそうです。

都道から細い道を中に入り、しばらく歩いてからみんなで「ペレの毛」さがし。

「ペレの毛」は、粘り気の少ない溶岩が空中で細く引き伸ばされてできるもので、火山灰の層と穴だらけの小石の層の境目で見つかります。

ありました!

かなり短毛!(笑)

キョン(小型の鹿)の骨も、落ちていました。

この辺りでは、所々でキョンの骨が見つかるそうです。

低木と黒い地面が混在する場所を歩いて、開けたところに出ました。

遠くに見える山の左端に、黒と緑に色分けされたような景色が見えます。

ジオ研事務局のT氏によると「下見で歩いたルートのGPSデータを、地質図に落としてみたが、黒と緑の境目が、見えないカルデラ壁と一致するのではないか」とのことです。

色がしっかり分かれているのは前から不思議でしたが、カルデラの内側と外側だからなのでしょうか?(今度、時間を見つけて、地面の様子を調べに行きたいです)

山を左手に見ながら進み、草が点在する場所にやってきました。

すると…

今まで平らだった地面に、溶岩の小山が現れました!


表面はゴツゴツで、何かが積もったようにも、下から溶けた状態でひび割れを作りながら出てきたようにも見えます。


う〜む…

過去にここで、ナニガオコッタノダロウ?

「たぶんここがカルデラ壁だと思うんですよね」とT氏。

そういえば、黒い小石が積もってできた地面に、溶岩が並んでいるような…
(写真は撮れていませんが(^◇^;))

溶岩に囲まれた通路や…


イグアナの頭みたいな岩が出てきて、気分は盛り上がります。


そして「カルデラ壁」と思われる場所よりやや内側(三原山寄り)に、突然2つの小山が現れました。

大きい方(高さ6〜7mぐらい?)と…


小さい方。(高さ3mぐらい?)

(目分量なので、正確な高さではないです(^◇^;))

両方とも、同じような形状の溶岩で覆われていました。

これは一体、何なんでしょう?

ハワイの写真絵本で「音もなく静かに赤々とした山が地面から盛り上がる」写真と文を見たことがありますが、これもそうやってできたのでしょうか?

過去に流れた溶岩の上に、その後の噴火で降ってきたものがつもり、さらにその上に植物が生えて、地形はどんどん変わっていきます。

わずかに残った証拠から過去の出来事を想像するのは、推理小説や難解なクイズに挑戦するような面白さがあります。正解が分からないこともあるので、さらにワクワクします。

「見えないカルデラの縁を探せ!」
楽しいフィールドワークでした😃

ジオパーク研究会は、ほとんどのフィールドワークを一般公開しています。
島内の方はもちろん、島外の方も参加できますので、機会がありましたらぜひご参加ください!
…と言いつつ、週末が多いため私はほとんど参加できませんが(^◇^;)

そして、いつもまとめ役をしてくているメンバーに感謝です。
(下見をして安全を確かめてから、企画してくれています😃)

(かな)

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あったかくなってきて

2018年04月11日 | 
虫どもがじゃんじゃん出てきてますね!
嬉しい限りです。
一昨日と昨日見つけた虫たちをご紹介します(ほんのちょっとですが)

まずはアメンボ。

オオシマザクラの花びらに季節感があります。


次は、

・・・なんかアブ(笑)
調べてもわかりませんでした。
たぶん羽化したばかりで体色が違うんだと思います。
なんとかヒラタアブとか?


葉っぱの裏で休んでいたのはアリグモ。

へぇー、こういう状態の、初めて見ました。


もうこんなに大きくなってる!

クワゴマダラヒトリ。
イタドリを食べていました。


ネコハエトリ男子がケバエを捕まえていました。

かわいいネコちゃん女子に早く会いたいなー。


最後はなんかハムシ。

これもいちお、調べましたけどわかりませんでした。
ハムシってたくさん種類いますから(言い訳)
これからどんな虫たちに出会えるかますます楽しみです。

がんま
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