グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

椿花ガーデンのアジサイたち💕

2020年06月23日 | 植物
先日、兵庫県からいらしたお客様と「椿花ガーデン」を、歩いてきました。

「溶岩と貝と花が好き」というお2人と、ツアー後「椿花ガーデン」の前を通ったら、超ラッキーなことに開園していたのです!(コロナで3 ヶ月近く休園されていました)

休園中も園長の山下さんが毎日、手入れをされてるのをFBで知っていたので、開園が楽しみでした。

園内は期待どうり、美しいアジサイの花々が咲き誇っていました!

今日はその、ごくごく一部を紹介します。

まず私たちが足を止めたのは、鮮やかなブルーの前!

キリギリスの仲間も可愛かったです(そこ?笑)

色が混ざっている花も、綺麗でした。


「くす玉みたい!」と思った花。

大きくて、子供の顔ぐらいのサイズだったと思います。

これは…ガクアジサイでしょうか??

中央の花が変わっていますよね?

これもガクアジサイ?

ここまで変わっていると「あなたは誰?」って言いたくなります😊

飾り花がカップ型しているものもあり…

雨水が残っていて、ビックリしました!

飾り花の縁が、ギザギザのものもあれば…


打ち上げ花火みたいな姿のものも、ありました。


やさしい色使いにホッコリし…


赤い斑の入った白花に見とれ…


あまりの可愛さに、ため息が出ました。


こちらの色使いも捨てがたい!!


白いアジサイ「アナベル」が一面に咲き誇る様子も、それはそれは見事でした!


個人的に興味深かったのは、伊豆諸島で見つかった変種たちが並んで植えられている一角です。


神津島や八丈島、大島の白花を始め…


式根島産。


八丈島産。


大島産などの花々が、並んでいました。


そしてなんと…大島産の緑色の花!(大島緑花)

アジサイには「花が葉に変化し緑化、周囲に感染し枯らしてしまう病気」があるそうですが、この「大島緑花」は、数10年の栽培の歴史の中でも枯れることなく美しく咲き続け、「大島で変化した貴重な緑のガクアジサイ」として注目されているのだそうです。

山下園長の植物への愛情と情熱と探究心が作った『緑の花』

私にはこの花が、病気を逆に個性に変えて美しく輝いて生きる力を、実は全ての生き物が持っている可能性があると、教えてくれているような気がしました。

椿花ガーデンのアジサイは、山下さんが毎年せっせと挿し木をして増やしてきたものなのだそうです。

花が好きで「今までも何箇所かのアジサイ園を見に行ったことがある」というお客様も「こんなに色々なアジサイを見たのは初めて。たぶん日本一では?」とおっしゃっていました😊

「すごく綺麗に咲いてますから、ぜひ楽しんでいってください」と、まるで手塩にかけて育てた我が子を自慢するかのような山下さんの笑顔が迎えてくれる『椿花ガーデン』


大島にいらした際には、ぜひお訪ねください。
きっとパワーをもらえると思います😊

(かな)



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