グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

360度、味わう!

2022年11月03日 | ツアー
月曜日に千葉からお越しのお客様と三原山〜裏砂漠を歩いてきました!

早朝に着く大型船でお越しになり、その日の午後のジェット船で帰るという、
日帰りのタイトなスケジュールでしたが、1日ツアーの行程を全部歩くことができました!

しかし、なんということでしょう...
わたしがスマホを車に置き忘れてしまったのです😭
写真が撮れない...😨

が、なんと滅多に山で会うことのない自分の母親に安永溶岩丘のところで偶然会ったのです。
母も来島したゲストをご案内しに山に来ていたようです。
(母は三原山には登らず、折り返したようですが!)
そんなことってあるんですねー😳
ということで、母に撮ってもらった写真です!




そうなんです。
男性のお客様、とっても背が高く(193cmくらい)、避難壕に入ると、天井がぎりぎりでした!
避難壕の天井は2mなんだな、とわかった瞬間でもありました😉

ご出身がアイルランドのアキル島ということで、
活火山でないものの、島ということで、
あらゆるところが故郷と似ている風景なようで、懐かしんでおられました。

そして英語の文化圏だからか、質問が具体的で...

例えば、アア溶岩の上に登ると、「溶岩はどのくらいの速さで固まるの?」と、
どのくらいの速さで進むかの答えは持っていたのですが、
固まる速さは、正確に応えられず...
調べる課題ができました!

あんこさんが男性を載せていた昔の観光の写真を見せると、

(郷土資料館で撮影)
まず首を振って、ありえないという反応の後に、
「どのくらいの距離を歩いたの?」と、
質問が鋭い!
当時、どのくらいの距離を男性を乗せて歩いたのでしょう。
乗せて記念写真だけ??
うー、誰かに聞かなくては!

こうして、いろいろ質問していただくことにより、
あらゆる角度から物事を見る視野が広がるなーとあらためて感じました。
そう、自分ひとりでは一つの視点になりがちですが、
多様な人の視点が合わさると360度の視点になるように。

そして、伊豆大島の先駆植物であるイタドリは、国が変われば外来種として、
建物を覆い被さり、駆除するのが本当に大変な植物として知られていることを
お伝えいただきました。

(山頂ジオパーク展にて撮影)
この根っこの長さですもんね、ところ変われば大変なことになりますよね。
植物も動物も人間も適材適所がありますね。

そして、今回、女性のお客さまがお持ちになっていた「360度カメラ」というものに、
感動しました✨✨
歩きながら撮影されていたので、どんな風景が撮影されているのか興味津々だったのですが、
後日、その動画を送ってくださいました❣️
快諾いただいていたので、ブログに載せたかったのですが、動画なので掲載できず...
何か方法がありましたら、いつか、360度の世界観をお届けいたします!

今回は、自分のスマホで写真が撮れなかった分、いただく写真・動画に恵まれたツアーでした。
火山の島の伊豆大島、お鉢巡りでは、火口を中心に360度の海が広がる、世界が味わえます。

まさに、伊豆大島を360度、味わう
たくさんの気づきと出会いに満ちた日でした。
ご一緒させていただいたお客様に感謝です✨



(ユリカ)
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