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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ジオガイドスキルアップ研修(大島町郷土資料館+古民家)

2022年12月21日 | 火山・ジオパーク
先週13日、大島町郷土資料館+古民家で行われた「伊豆大島の歴史と民俗を学ぶジオガイドスキルアップ研修」に参加してきました。

講師は、大島町教育文化課の岩崎さん。

この日の参加者は、島で生まれ育った方や、郷土資料館に勤めている方など。
それぞれの体験や知識も披露され、興味深い話もいろいろ聞けました。

私が「面白いなぁ」と思ったことを、少しだけ紹介します。

まずは、これ。

オオシマザクラの実を集めるための、専用の小さなカゴなのだそう。

昔は、桜のタネを売っていたのだそうです。
オオシマザクラの実は熟すと黒くなり、えぐみがあるけれど甘〜い味がして、昔の子どもたちに人気のおやつだったのですが、食べた後のタネも売っていたとか(無駄がない〜😊)

ノコギリの刃の展示の前では、「幅広のものは木を縦に切る時に使い、細いものは木を横に切るときに使っていた」と教えてもらいました。

へ〜!!(初めて知りました💦)

凧揚げのタコも展示してありました。

「昔は子供たちのために、よく凧を作ってあげたなぁ」と懐かしそうに語る皆さん。
凧揚げは全国共通だと思いますが、そういえば最近あまり見かけないような…(私が見ていないだけ?)
風が強い伊豆大島では、せっかく作ってもすぐ壊れてしまう…なんてこともあったのかもしれませんね。

あと、牛小屋の前に置いてある石(溶岩)が、牛をつなぐための物だったと聞いて驚きました。(右側の木の脇にある楕円形の石です)

縄を通すのに便利そうな、丸い穴が3つ…。

穴は自然のものなのでしょうか? それとも人間が開けたもの??
でも人が穴を開けたとしても、マグマからガスや水蒸気が抜けてよく発泡した溶岩を利用したのでしょうね。

火山の島の暮らしがわかる郷土資料館、楽しかったです😊

(かな)
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