グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

私たち、今、溶岩を踏んでいるんだ!

2021年05月02日 | ツアー
昨日は小学4年生の女の子が同級生という二家族と、三原山を歩いてきました。

最初に足を止めたのが、山頂口バス停向かいにあるアジサイの葉っぱ。

お父さんたちが「2種類ある! 本土とちょっと違う!」と観察されているのを見て、ちょっとビックリしました(普通はあまり注目されない葉っぱなので)

子どもたちも好奇心旺盛で元気いっぱい!

まず4歳の妹さんと一緒に、避難壕の中を調査!

溶岩の上に、数回上り下りし


ナニモノカの横顔に見える岩を、教えてくれたりしながら、元気に遊んで…


「私たち今、溶岩を踏んでいるんだ! この靴一生取っておきたい!」と言い合う4年生たち。

この言葉にはシビレました😊❤️

道を歩いている虫も、みんなで集まって観察。
オオヘリカメムシや(名前忘れていて後で調べた)や…

クサギカメムシが歩いていました。

😊

三原神社で、眼下の人たちに向かって「ヤッホー!!」と叫ぶ子どもたち。

200m下を歩いていた人から「ヤッホー」と返ってきたそうです😊

「4歳女子、火口に向かってジャンプ〜!」という写真も撮れました(え?笑)


予想以上に風が強かったので、風の当たらない場所で休憩。

「暖かい〜」と黒い溶岩の熱を、楽しんでいました。

表砂漠にある「幻の池」には、まだ水が残っていました。

(写真中央に見える三角の部分)

「裸足で入るとプクプク泡が出る」と伝えたところ、「裸足で入りたい!」とチャレンジ。

でもまだ水が冷たくて、夏のようにジャグジーを楽しむことはできなかったようです💦

帰りの森では、前日より華やかなハナイカダを見つけました。


そして、サクラの木に大集団で群がる「天幕毛虫」たちには、お父さんが「生まれて初めて見た!」と、感動してくれていました。
都会では、毛虫がウジャウジャ群がる光景は見ることがないとのこと。(私は毛虫を手乗りにしてもらおうと毛虫GETに奮闘していたので写真はありません)

そして最後のアクティビティは、火山灰の斜面滑り!

最初、お父さんと子供たちで登り、やがてお母さんも続いて…

「眺めいい〜!」「最高〜!」「ここでお弁当食べたい!」と大絶賛されていました😊


お客様は、2回目の緊急事態宣言で一度キャンセルをされた方たちです。
が、今回は「対策をしながら行きます」と来島されました。

マスク越しでも、たくさんの笑顔を見られて嬉しかったです😊

(かな)
コメント
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